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August 31, 2008

文学少女シリーズ完結

 昨日、PCのブラウザが吹っ飛びました(笑)
 お狐さんが悪いのではなく、以前に、何か踏んでディスプレイ・デバイスに不調をきたした影響ですね。
 おかげで、色々インストールし直す羽目になり、色々PC待ちの間に、ついに発売になった「文学少女と神に臨む作家」(下)を読みきった後、たまっていた本を読む。

●文学少女と神に臨む作家・下

 最後まで、「関係」と「記憶」の呪いに囚われた人々の心を癒していく物語でありました。
 面白かった!

 外伝が出るそうで、そこもちょっと楽しみであります。

 文学が好きな人、物語を書きたい人(特に、バンタンの生徒!)、あるいは、「深淵」のネタを探している人、シリーズ1巻から読むとよいですよ。うむ。

 ……といいつつ、シギサワカヤ祭りに突入中。

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August 29, 2008

雷雨の夜に思い出す

 関東地方は、絶賛、雷雨中です。現在、落雷地点は、我が家まで約1キロ(体内時計で誤差3秒から換算)。昨夜も、深夜3時頃、停電があったようです。PCで原稿を書いている時はちょっとドキドキですよ。
 早めにセーブ!

 『酒の神話』でウィスキーの話を書いたり、『真・女神転生X』のリプレイを書いたり。雑誌記事の校正ついでに、次号のあらすじとデータをまとめていたら、記事が書き終わってしまった。4~5Pの記事でテキストのみだとよくあることとも言える。まあ、早めに終わったからいいか。

●雷雨の夜に思い出す

 雷鳴が鳴り響き、気圧が低いせいか、ちょっとハイです。
 おそらく、大気中の荷電があるせいか、ちょっと何か来てます。企画書とか、記事とか、スイッチが入ったり、閉じたり。たぶん、環境に敏感な状態なのでしょう。困ったものだ。
 きっと、ホラーの感覚が刺激されているのでしょうねえ。

 今なら、クトゥルフっぽいネタがいくらでも……あ、やべー。

 全然関係ないですが、JGCの際に門倉先生が顔を出されたのに遭遇、ご挨拶させていただきました。多摩さんがなくなってから、どうもご縁がなく、ずいぶん、お会いしていなかったので、懐かしかったですね。最初にお会いしたのは『ウォーロック』の頃でしたねえ。

 あ、何かスイッチが入っている。

 多分、『P4』のサントラをヘビーローテーションしているせいもあるのかもしれません。あのエンディングはずいぶん、個人的な心の琴線に触れますね。
 
●いただきもの:GAME JAPAN10月号

 ホビージャパン社さんから、毎月のいただきもの到着。
 今回は、巻頭特集で「カルドセプトDS」
 昔、これの攻略本を書いたことがあります。
 懐かしいねー。いいゲームですよね。
 今でも、子供が時々、PS版を出してきて遊んでいます。

●ヴァルプルギスの後悔 Fire1.

 『ブギーポップ』の上遠野さんの新作。
 主役は、炎の魔女、霧間凪!
 ついに、来たか、彼女の真実が語られる時が……

●スピタのコピタの 3

 JGCで買ったのに、娘のところに持っていかれたままだった。
 R&Rでおなじみ、アナログ・ゲーム紹介漫画。
 拙著『深淵第二版』も紹介されておりまする。

●となりの801ちゃん3

 ある意味、グダグダな感じですが、まあ、これもよし。
 妹のダメ進化とか、色々思い当たる場所も多く……

 とりあえず、入籍おめでとう~。

●共鳴せよ! 私立轟高校図書委員会2

 なんとなく買い忘れていたコミックを娘が拾ってきた。
 あー。居心地よし。

 微妙に司書の先生がいい感じである。

●図解文集 世界手づくり酒宝典

 どぶろく、柿酒、など自家製酒を造っている現場を紹介する絵と文章の本。
 例によって『酒の神話』の資料。

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●今日の酒:ウィスキーの黒ウーロン茶割り

 酒コミック「BARレモン・ハート」の中で、酒オンチの松ちゃんが愛飲する「ウーロン茶割り」を試してみる。まあ、ウィスキーの香りとか、じんわり愉しみたい人から見れば、邪道ですが、酒に弱い人から見れば、酒っぽく見えて、明日に残りにくいぶん、いいカクテルかも。

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August 27, 2008

ラグナロク、見本誌到着

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 朝一の宅急便で『真・女神転生X』サプリメント「ラグナロク」の見本誌が到着。
 これで、来週には一般店頭でも発売されます。ほっと一安心。あと、JGCで先行発売されていたJIVE製品が一緒に入っておりました。ありがとうございます。

●ラグナロク

 「ラグナロク」は、すでに、本ブログでも紹介いたしました通り、神々同士の大戦争を再現するためのサプリメントで、神族覚醒、大規模戦闘など派手なルールが追加されているほか、ヴァルキリー、クイーン・メイブなどやや収録の遅れていた原作悪魔の残りがほぼ収録されました。キャラクター・シートも最新版がついています。

●密林戦線

 いただきものその1.
 エムブリオ・マシンRPGの新サプリメント「密林戦線」は、舞台をジャングルに移し、ボードゲーム・ライクな感覚で、ジャングル戦と宝探しを楽しむという趣向。複座型EMも登場。

●聖女のちょっとした災難

 いただきものその2.「聖女のちょっとした災難」は、「密林戦線」に対応したエムブリオ・マシンRPGリプレイの新シリーズ。対戦ゲームとしてのロボット戦をうまく使って、色々挑戦的なストーリー展開をしているらしいですよ。これから読ませていただきます。

●輝きのメイルシュトリーム

 いただきものその3.「輝きのメイルシュトリーム」は、RUSH掲載の「トリニティ×ヴィーナス」を原作にした、FEARのSRSシステム・ルールブックに先行するリプレイ。描くは「カオスフレアSC」が発売され、乗りに乗る「魔術師」三輪清宗さん。原作者、是空さん&合鴨さんをプレイヤーに迎え、原作前夜の事件を。しょっぱなから、原作陣が暴走してますが、いかが?

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August 26, 2008

いかのぐい呑み、旅の本

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 エントリーを変えて、酒の話とか雑記を。

●いかのぐい呑みで一杯。

 先日、JGCでいただいた「いかのぐい呑み」で早速、いただいた酒「魂の酒 常きげん 山廃仕込」をいただく。
 イカをコップ型に整えて、干したもので、杯として使えるのは、まあ、4~5杯程度であるが、干したイカの香りをつまみに酒が飲めるという趣向。酒でぐったりし始めたら、火であぶれば、酒の香りがしみこんだ「あたりめ」になる。私はつい、そのままかじってしまったが、これもまた美味。
 日本酒はあまり強いほうではないのだが、今回は、酒がよかったのか、杯がよかったのか、いただいた4合瓶の半分ほどを飲んでも二日酔いにはならなかった。

ジャパン・ビア・フェスティバル横浜2008

 9月6~7日、横浜にて。
 情報感謝!

●人生が変わる旅の本100
 
 月刊PLAYBOY 10月号の特集は、「人生が変わる旅の本100」。
 藤原進也の「全東洋街道」というフォト・エッセイは衝撃的な本で、あと、本田勝一の「エスキモー」とか、妹尾河童の「河童が覗いたインド」とか、若いころに読んで、旅に呼ばれた本は多い。私は国内がほとんどであるが、体験の衝撃は常に新鮮だ。

 そんな風に刺激的な、雑誌「月刊PLAYBOY」だが、来年1月号(10月25日発売)をもって休刊になる。ラグジュアリーでハイセンスな雑誌がまたひとつ消える。さびしいばかりだ。

●鋼の錬金術師 20

 ついに、物語が収斂していく。
 再度、アニメ化も決定。
 さて、どこまでいくのか?

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ロールマスターPDFで復活、イベント

JGC関係の追記

●ロールマスター PDF版で復活

 HobbyJapan社とICEの協力により、9月より順次、日本語版のPDF販売が始まるとのこと。伝説のゲームにしておくには惜しい作品ですので、復活はうれしいところ。

●D&D4th 冬から本格翻訳開始

 D&D4thの翻訳がすばやく始まるようですね。

 お試し版というべき『シャドウフェルの砦』が10月31日。
 『プレイヤーズ・ハンドブック』他が今冬とのこと。
 期待しましょう。

●09年春?

 JGCで、来年春のイベントの打診を受ける。

・2009年3月20-22日 第二回TRPG文華祭

 TRPG上陸27周年記念に、本郷の旅館で2泊3日でTRPG三昧、自主宴会もあり、というイベント。酒を飲みに……いえ、前向きに、ゲスト参加ってことで。9月末あたりから、募集開始らしいですよ。

●その他のイベント・スケジュール

 そろそろ、秋のイベント・スケジュールを整理する方向へ。

 仕事は、年内、単行本と雑誌、学校と色々ありますが、お仕事は随時募集中。まずは、『酒の神話』と『真・女神転生X』リプレイを可及的速やかに。

・学校
 9月前半、前期は火曜日・木曜日・金曜日。後半は合評会とか。
 10月以降、後期は火曜日と木曜日の予定。

9月12日 タナトス6フライデーナイト アトリエサード主催の夜のボードゲーム会 鈴木銀一郎先生とボードゲームをする会。学校が終わってから回る予定。

9月13日 仮押さえ
9月14日 山梨方面へ。
9月27・28日 調整中。仕事かも。

10月4日 クトゥルフ・オンリーCONより打診あり。調整中。

10月12日 東京深淵CON シキサイ
10月13日 仮押さえ
10月25日 仮押さえ

11月1~3日 大分方面。

 11月末以降のスケジュールも調整中。いや、それよりその時期、何の仕事をしているかだねー。

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August 25, 2008

JGC06:新作発表会

 セッションが終了し、最後に新作発表会。西上君と一緒に、『真・女神転生X』『深淵第二版』『シャドウラン』に関する情報を話してきました。

●『真・女神転生X』

ラグナロク

 神々の戦いをテーマにした新作サプリメント。神族覚醒、大規模戦闘などをサポート、『闇のプロファイル』で整理したゲーム・バランスをもう一回、ぶち壊すという、パワーサプリメント。9月5日発売予定。
 朱鷺田は、主に神族覚醒関係のぶっこわれたネタを担当、「天津神」「国津神」「ヘブライ」「オリュンポス」から「クトゥルー」まで、16の神族をサポートしています。とりあえず、「オリュンポス神族」に覚醒し、「しし座のなんとか!」と名乗るのが吉。
 大規模戦闘ルールでは、1万人のメシア教徒VSルシファーとかできますよ。

 その他、年内に、リプレイが2本。
 西上君の「ナイト・テイル2」が11月に出ます。
 続いて、12月に朱鷺田の「退魔生徒会」5巻目、これはハロウィン編の予定。

●深淵第二版

 年内目標で、運命カードのTCGサイズ版を作成予定。
 小さい、柔いという書籍版の弱点をこのあたりでフォローします。『血のごとく赤く』との併用も念頭に置きつつ、さらにひどいカードを企画中。

●シャドウラン

 春頃予定した『オーグメンテーション』他、サプリメント展開が停止し、ご心配をかけております。英語版サイトをご覧の方はご存知かと思いますが、昨年、ヨーロッパで起こりましたゲーム会社Toppoの買収騒ぎが、『シャドウラン』の版権を持つドイツのFanProに飛び火し、シアトルにあるカタリスト・ゲーム・ラボの『シャドウラン』版権更新契約が遅延するという事態に陥りました。その余波が半年遅れで、地球を一周して、この春から『シャドウラン』日本語化にストップをかけております。
 翻訳チームとしては、『オーグメンテーション』の翻訳をブラッシュアップする段階にまで来ていましたが、この関係で、翻訳版権契約手続きが停止している状態であります。ありがたいことに、先月、やっとカタリストのライセンス更新が完了し、今後、翻訳版権契約も進行する見込みです。カタリスト社スタッフも、夏のイベント・シーズンを迎え、さらに、クトゥルフ・テックの刊行、新作の開発開始などがあり、多忙を極めているようですが、間もなく、契約が進むと信じております。

 翻訳チームはすでに、次の武器サプリメント『アーセナル』の翻訳に着手しておりますし、R&Rに連載した西上柾氏のリプレイも最終話を収録済みで、契約関係にGOが出次第、新紀元社、アークライト両社と協力し、刊行を進めたいと思っておりますので、引き続き、ご支援いただければ幸いです。

●JGC2009へ

 そんなこんなで、JGC2008はあっという間に終わってしまいました。久しぶりに再会できた懐かしい顔もいれば、逆に、すれちがったまま、合えなかった参加者の皆さんもいました。皆さんのJGCが楽しく、エキサイティングであったことを願いつつ、この項を終わりにしましょう。

 では、また、来年のJGC2009でお会いしましょう。

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JGC05:最終日:深淵:外交密使

 最終日も朝から『深淵第二版』。

●外交密使

 昨日に続き、『辺境騎士団領』渦型サポート・ツールを使っての渦型セッションで、シナリオ・アーキタイプ「外交特使」を使用する。

選択されたテンプレート
・漂泊の戦姫 エニヤ
 新世界教団に国を滅ぼされ、その幹部シャーディスを敵と狙う姫騎士。「流れ矢の予感」に怖れ戦きつつも、外交特使の任を受ける。

・騎士ダノン
 エニヤに忠誠を誓う騎士。自己犠牲の精神でエニヤ姫に仕える。その手にある剣は、死んだ盟友ゲオルグの形見で彼の死霊が取り付いている。そのためか、毎晩、食屍鬼が迫ってくる夢を見る。

・歩兵シオン
 狼に変身する呪いを受けた歩兵。月光の廃墟に住んでいる隠者アダマス(正体は緑の猟犬の手先)につきまとわれている。

・白馬を連れた娘アン
 死霊の公子スナーダルによって、沈黙の刻印を刻まれ、手駒として送り込まれた娘。いずれ愛する人に出会うという予言だけを心の支えに生きているが……。

●物語

 漂泊の戦姫エニヤは、交易都市タルタスから依頼を受け、「屍の城」を滅ぼすため、「泉の谷間」「炎の大地」「新世界教団の聖堂領」へ同盟を求める外交密使を引き受ける。旅の途中、怪しげな隠者、もとい、商人を名乗る男アダマスから陰謀の誘いを受けるも断り、外交特使として旅を続ける。
 「泉の谷間」では、大国ラルハースの静かな介入を受ける小国の悲しみを感じる。
 「炎の大地」では、東方から攻め寄せた火神教団の蛮族と接触、彼らの野望を知りつつも、魔族と戦うための同盟を締結する。
 そして、「新世界教団の聖堂領」へ。
 ここは、エニヤの故郷であるが、新世界教団のシャーディス卿に奪われたのである。復讐と任務の間で揺れるエニヤ。一見、自由な理想郷に見えた聖堂領であるが、生きる力を浪費していく狂気の社会であることに気づいたエニヤは、外交特使の任に叛き、アダマスの陰謀に加担することを決意する。
 一方、魔族の狂気に身を浸すことを決意したアンは、愛馬シルバーを生贄に捧げ、屍の軍団を呼び寄せる儀式を行う。

 ダノンに後を託した彼女は、シャーディスとの結婚を餌に、シャーディスを暗殺、そのまま、敵陣に切り込んで戦死を望むが、彼女に与えられた一撃を受けて倒れたのは、ダノンであった。
 そして、呆然とする彼女を貫く一本の流れ矢。
 かくして、漂泊の戦姫は、滅び行く故郷に倒れた。

 シャーディス、エニヤ、ダノン、シルバーの死はもはや始まりに過ぎなかった。理想郷の闇に葬られた多くの屍が立ち上がり、生ける住民たちに牙を向いたのである。
 そうして、死者に満たされていく聖堂の中央、アンは自らに刻印を刻んだ、愛しい屍の騎士を待ち受ける。自らも彼と同じ存在になるために。

 生き残った歩兵シオンは、血まみれになった外交密書の返事を握りしめ、タルタスに帰還する。聖堂領は滅び、同盟は先手を取られた。だが、戦いは始まりにすぎない。

 ~終わり~

 運命がくるりと綺麗に納まり、凄絶な結末を迎えたセッションでした。激しい戦闘はほとんど起こらず、狂気に満ちた三カ国を旅していった結果、漂泊の戦姫は狂気と復讐を、騎士は忠誠を、アンは狂気と恋愛を果たしたのであります。
 緑の猟犬アダマス君がなかなかいい味を出してくれ、演じていて楽しいNPCでしたよ。


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JGC04:二日夜:『真・女神転生X』闇のデュエル

Photo

 二日目夜は、『真・女神転生X』のGM。今回は9月初旬発売予定の「ラグナロク」対応のセッション。「ラグナロク」で対応される神族覚醒を済ませた27レベルPCによる悪魔退治物のシナリオをプレイ。

●周摩留市

 今回のシナリオの舞台となるのは、「周摩留(しゅまる)」市。
 日本海沿岸の工業都市で、最近、ギルガメッシュ・プロジェクトによって、ハイテク・タワー「ジッグラト」が建設され、以来、街には定期的に怪しい霧が発生、それに紛れて奇怪な悪魔が出没するようになる。これと密かに戦うデビルバスターがPCたちという設定である。

・龍樹の巫女 勝見ハヅキ
 岬の上にある周摩留市の守り神、神仏習合の海王院神社の巫女。須弥山神族に覚醒した、巫女=魔術師で、PCの身にありながら、BOSS悪魔専用スキル「蜃気楼」を放つ。

・カムドの剣 荒海辰也
 地元の周摩留市立高校に通う18歳の候補者=サマナー。魔獣オルトロス、妖精ハイ・ピクシー、女神アリアンロッドとともに、悪魔と戦い続けてきたが、龍王ヤトノカミに出会い、国津神に覚醒し、火ノ山の加護を受けるようになる。カムドの剣を授かる。

・獅子座の軍神ヘラクレス 神代英雄(かみしろ・ひろ)
 ベトナム戦争の影で、自衛隊によって開発された強化人間=サイボーグ。オリュンポス神族に覚醒、獅子座と火星の加護を得た英雄「ヘラクレス(ヘラ神の誉れ)」となる。

・軍神シグルド 右左衛 時雨(うさい・しぐれ)
 ゲルマン神話の英雄シグルドの転生体である剣士=格闘家。ファーガスの剣を獲得し、気合い+会心で、PC中、最大火力を誇る。命中率200%は越え、最大ダメージは1000点を越えるとともに、防御時には、250点を受け止めることが可能。

・メシア教会の異端審問官 天沼司狼
 なぜか巫女の幼なじみであるメシア教徒=ガンスリンガー。黄金銃を持ち、天使エンジェル2体を引きつれ、悪魔を狩る。途中、黄金銃が魔晶銃に。

●闇のデュエル

 物語は、デビルサマナーTCGの強豪小学生が行方をくらませたことから始まる。
 冒頭で、魔人ゴーストQを倒したPCたちは、小学生デュエリスト失踪事件を解決するべく、小学校や商店街で聞き込みを。すると、デビルサマナーTCGの強豪小学生に、闇のデュエルを挑む「デュエル・キング、ネビュロス」の噂を聞く。
 スラムに潜むヒルコから、入門用デッキをもらったPCは、そのデッキでネビュロスに闇のデュエルを挑む。6ターン後には、即死コンボが発動するという危機的な状況で、ネビュロスの手先、ドールを倒し、ネビュロスを倒すも、実は、ジッグラトを建設したギルガメッシュ・プリジェクトのミスター・エンキドゥこそが真の黒幕であることを知った一行は、新作ブースター「邪神ダゴン:星の叡智」発売に合わせた公式トーナメントに乱入、「デュエル・エンペラー」ミスター・エンキドゥに挑戦する。
 バベル神族の加護を受けた人間型悪魔=剣士=サクセサーである獣人ミスター・エンキドゥは、毎ターン300点オーバーの剣撃に、夜桜の舞いやギロチン・カット、気合いを交える超打撃系キャラクターの上に、誘拐した少年デュエリストを使い魔とし、「謎の即死コンボ」(6ターン経過するか、運判定でクリティカルすると、BOSS専用即死スキルが全体に飛ぶ)や、「バーン・デッキ」(毎ターン、マハラギオン)を放つトンデモBOSSであるが、PCたちは、彼の弱点が「呪殺属性」であることを知るや、呪殺属性の魔界にシーンBGMを変更し、自滅を誘う。飛び交う神威で、宿敵宣言がなされ、火山は噴火する。
 CHARMに弱い英雄という痛恨の弱点を持つメンバーもいたが、仲間の支援で救われ、夜桜の舞い(CHARM付き全体攻撃、「震脚」こみで400点オーバー)の嵐を切り抜ける。飛び交うクリティカルの嵐に、ついにエンキドゥも倒れ、闇のデュエルは終焉を迎えたのである。

 ~終わり~

 コンベンション用のネタ設定シナリオでしたが、神族覚醒と組み合わせ、派手な火力と妄言が飛び交う派手なセッションに。周摩留市もシナリオだけの設定でしたが、凄い勢いで設定が追加されていき、面白かったですね。

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JGC03:二日昼:深淵:外交特使たち

 開けて第二日目。10時からR-CONにて「深淵第二版」のGM。

●外交特使

 昨日に続き、『辺境騎士団領』渦型サポート・ツールを使っての渦型セッション。
 辺境騎士団領の北部を支配する魔族を殲滅を画策する交易都市タルタスの大臣サルディニアの密書を持って、各国を訪れる外交特使という「シナリオ・アーキタイプ」をプレイする。各自の運命を幻視した結果、「屍の城」を滅ぼすために、山奥の小国「ウルル」を訪れることに。

今回、選択されたテンプレート
・盗賊 リゴ・クレイン
 異形の刻印を刻まれ、雪狼の左目を持つ男。先の戦争で屍の城との戦いに参加し、心に傷を負う。

・歩兵 エリック
 タルタスに忠誠を誓う歩兵。ひそかに、雪狼の封印を解放する定めにある。

・傭兵デュアン・マーキス
 死霊の公子スナーダルに復讐を誓う傭兵。自らの目的を果たすために、英雄を探し求める。

・漂泊の若き騎士エドワード・ロイス
 「英雄を探すため、漂泊する」という呪いをかけられ、記憶喪失の恋人アンナを置いて、故郷を旅立ち、タルタスにやってきた若き騎士。タルタスの援助を得るため、外交特使となる。

●物語

 ロイス卿をリーダーとするタルタスの外交特使は、屍の城を滅ぼす戦いへの参加を要請するべく、山奥の小国ウルルを目指す。その途中、屍の塚の近くで、ロイスの恋人アンナが記憶を失った状態で現れる。奇妙な状況に困惑するロイスだが、屍の城から派遣された屍の騎士と屍の弓兵が襲ってきたため、彼女との一時は破られる。
 すでに死なない身となった屍の群れはおそるべき強敵であったが、何とか撃破し、山国へと向かう。
 またもや、屍の塚に遭遇する一行。
 もはや、ウルルは屍の群れに襲われ、敵の手中に落ちていたのである。
 脱出を図る一行は、エリックの夢に導かれ、雪狼の封印へ向かうが、その途上、アンナがすでに屍の怪物と化していることに気づいたロイスは、涙を拭って彼女を切り殺す。

 しかし、アンナは屍の怪物として復活。さらなる力を得て、一行を追いかけてくる。死の大鎌を振るうアンナ。
 封印の前、エリックに封印解放の時間を与えるため、アンナを迎え撃つ一行。ロイスは彼女への愛を乗り越え、怪物と化したアンナと戦う。
 そして、ついに封印が解放され、雪狼の姫との契約を果たしたエリックが帰還する。氷の大槍を食らいつつも、死の大鎌を振るうアンナに、エリックが最後の一撃を放つ。

 屍姫と化したアンナを倒した一行は、雪狼の姫を同盟者として獲得するが、その代償は、山奥の小国ウルルを覆う永遠の冬であった。

 ~終わり~

 英雄譚となりました。

 終了後、担当セッションが終わり、先に帰られる内山さんと軽く一杯。
 一端、部屋に戻ってもう一度仮眠。

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JGC02:初日深夜:月光の廃墟にて

 初日25時からは、毎年恒例「深夜の深淵CON」こと「深淵第二版体験会」
 『深淵』のベテランGM、みはいるさん、在胡さんにご協力いただき、フリープレイルームの片隅を占拠して、3卓で開催いたしました。プログラム上は、25時~28時でしたが、朝6時まで会場使用を延長しての『深淵』大会です。
 なぜか、全卓で『蒼き死の公女ルハーブ』様が出現されたのは、偶然ですよ。たぶん。

●月光の廃墟にて

 私の卓は例によって、渦型。
 現在、R&Rにて連載中の『辺境見聞録』と連動した『辺境騎士団領』渦型サポート・ツールを使ってのセッションでございます。舞台となる「月光の廃墟」につきましては、9月発売のR&Rに掲載する「辺境見聞録」にて詳しく紹介いたします。

選択されたテンプレートは以下の通り。

・死の乙女に従う夢占い師ミルドレッド
 運命の出会い(恋愛)に翻弄される、異端派の占い師。ルハーブ解放の任務と、恋愛の間で揺れ動く。運命の案内人担当として、月光の廃墟へ。

・奇妙な旅人 ヴァルゼン
 死霊の公子スナーダルに国を滅ぼされ、復讐を誓い、なぜか同じ翼人座系統である異端結社「緑の猟犬」に加盟し、魔族解放に命をかける異端者。ルハーブの封印を求め、月光の廃墟へ。開幕早々、ファンブルして、新たな運命「醜悪」を得てしまう。
 GMより怪しい発言が多かったのは秘密。楽しそうに陰謀担当として破滅していきました。

・少年 ジュン
 幻視の力を得た少年。親友マルコを殺してしまう未来を予知してしまい、解決策を求めて、月光の廃墟へ。双魚に食われそうになったり、大変でした。

・龍鱗の退魔師 ライラ
 猟犬の定めを背負った退魔師。ルハーブに会いたいという謎の衝動を抑えきれず、天敵である異端の使徒を案内人に、月光の廃墟へ。今回、唯一の戦闘担当として、ルハーブ瞬殺を計る。

●物語

 月光の廃墟に集う人々。
 ライラは天敵である異端者どもの存在に目をむきつつも、心の中で猛り狂う「猟犬」の定めに追い立てられ、彼らとともに、廃墟の奥へ。
 そして、鐘の音とともに出現する双魚。そして、ルハーブの封印への道。

 巨大双魚の回遊する広場の奥に封印を発見したミルドレッドは、双魚を避けて封印へ突撃し、「死の風からの防御」を唱えて道を開く。ヴァルゼンの支援を受け、ルハーブを解放する。
 一方、少年ジュンは、双魚に追われ逃げ回り、退魔師ライラはこれを撃破するも想定外のダメージを受けてしまう。

 そうして、解放されるルハーブ。
 巨大な魔族は、わずか2歩で広場を横切り、天敵たる退魔師ライラに一撃を振るう。この一撃で、ライラは生命力と精神力を失い、ほとんどの防御を失ってしまう。寿命を残り1年まで削りきった決死の一撃で、ルハーブの生命力を9割削るも、最後の留めに至らず、魔族の第二撃が振るわれる。ここで、サプリメント『血のごとく赤き』から投入された真紅のカードが謎の効果を発動し、ライラを粉々にするはxずのルハーブの大剣は、その手を離れ、かの魔族を一時、解放した『魔法の鐘』を直撃、すべてを閉ざす12とひとつの鐘の音を響かせてしまう。

 深淵の閉鎖とともに、封印に引き戻されるルハーブ。
 人々もまた、ともに吸い込まれそうになる。すでにルハーブの下僕となった異端者ヴァルゼンは、自らルハーブの後を追い、深淵に沈むが、他の3名は必死で生き延びる。

 そして、夜明け前。
 少年ジュンは、自ら運命を解き明かすため、新たな道を求めて旅立つ。
 退魔師ライラは、新たな魔族との戦いに向かう。ミルドレッドはその後を追う。

 ~終わり~

 ライラは、『深淵』初参加ながら、ルハーブ瞬殺を目論む大活躍おつかれさまでした。あと、ヴァルゼンは最初から最後まで怪しい感じで、最後まで楽しそうに破滅していかれました。
 終了6時。やっぱりこうなったか(笑)

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JGC01:初日夜の部:SR4:ZOO 

 22日から24日にかけて、新横浜プリンスで開催されたJGC2008に参加して参りました。

 これは、テーブルトークRPG、ボードゲーム、カードゲームなどアナログ・ゲームの祭典です。今年で13回目、外はあいにくの天気でしたが、我らは、ホテルのイベント・ホールでゲーム三昧ですよ。はっはっは!

 朱鷺田は、関連作品のGM×5回&新作発表会トークショーという流れで行きました。非常に楽しい三日間でした。プレイヤーで来てくださった皆さん、会場で声をかけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 同行した『娘。』は、今回、一般参加者(申し込み開始日にオンラインでぽちっとしましたよ、主にオレが)ということで、セッションやゲームを楽しんだようです。遊んでくださった皆さん、ありがとうございます。

●SR4:ZOO

 開会式は、いつものように、鈴木銀一郎先生のお声からスタート。

 私は、今回、R-CONを中心に、セッションGMを5回です。
 まず、1回目は、「シャドウラン4th Edition」
 シナリオは、「ZOO:ヒューマン・エラー」
 次号のR&R誌に載せるシナリオなので、詳細は避けますが、頭のオカシイ、バイオ・ペット・デザイナー、ミシェル・ウーのラボに、新作バイオペットを強奪に向かうという、典型的なB&Eミッション。

 お楽しみに。

 サンプル・キャラクターは、いつも大火力チームのバージョンUP版を使いましたが、通常のサンプル・キャラクターでもがんばれるでしょうねえ。
 サンプル・キャラクターで選ばれなかった「ヴォーパル・バニー」君のデータは、シャドウラン4th別館にて公開中。サムライ・コンテストのデータも使ってくだされ。

 ちなみに、一般参加した『娘。』が隣の卓で開催されていた『りゅうたま』に当選、色々シュールな気分でしたが、大分、楽しかったようです。GMをされていた岡田さん、ありがとうございました。

●いただきもの

 今回も色々なものをいただきました。ありがとうございます。写真が撮れたものを以下に列挙。

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 「シャドウラン」参加者で、北海道から来た方から、豊浦スイートいちごワイン、いかのぐいのみ、金滴酒造の金滴甘酒丹切飴をいただく。甘口のお酒は大好きです。ありがとうございました。
 写真は取れませんでしたが、ケーキの差し入れ(マウントバーム しっかり芽)をいただきました。その場でいただきました。その他、名古屋名物「エビ&チョコ」、例年恒例の「鳩サブレ」もありがとうございます。

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 「酒の神話」の関係で、お酒を差し入れしてくださる方がさらに。
 こちらは、石川、能登杜氏が作った日本酒鹿野酒造「常きげん 山廃仕込 魂の酒」、こくのある力強い酒でした。ありがたい。

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August 21, 2008

明日はJGC

 明日からJGCです。
 新横浜でお会いしましょう!

●JGCの予定

初日 1900-2400  R-CON シャドウラン
    2500-2800  夜の深淵CON
二日 1000-1500  R-CON 深淵
    1900-2400  R-CON 『真・女神転生X』
三日 0900-1400  R-CON 深淵
    1530-1700  Role&Roll 新作発表会

 今日は準備用の予備日……のはずでしたが、原稿があるなあ(笑)

●戦利品

 昨日は原稿を書き上げ、送信した後、外出。図書館や整体を回った後で、JGC関係などの打ち合わせで、アークライトへ。そのまま、秋葉原を探索していろいろゲット。

・ソード・ワールド2.0 ルールブックⅢ
 ライダー技能ですな。

・ガンドッグゼロ
 色々パーソナリティが広がってますな。どこかでじっくり読んでセッションをば。

・ハチワンダイバー 8
 覚悟、という言葉でしょうかね。これもまた迫力の一冊。

・シグルイ 11
 死人たる生き様、サムライ。
 ガマ編もまた。

・ソムリエール7
 ワインとの愛。
 付録の葡萄クイズがあまり解けなくてちょっとダウン。

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●昨日の酒:ラピュタ

 その後、新宿で飲み会。
 メインは、印南君やB師匠などTRPG仲間だが、マフィア梶田君が来たので、彼の慰労会を兼ねて新宿の「海峡」で居酒屋飲み。渋谷にもあり、バンタンの学生とよく使うチェーン店だが、TRPG系と来るのは初めて、名物の馬鹿でかいフライドチキンが目当て。梶田君とは、もっぱらP4の話をば。
 写真は、ギャグで頼んだスペシャル・カクテル「ラピュタ」。グラスの中でクリスタルが点滅する。

●URLメモ

新作TRPG
大江戸RPGアヤカシ ユーザーサポートページ

マフィア梶田君から進められた映画
スターシップ・トゥルーパーズ3

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August 19, 2008

告知:GoFa:末弥純原画展

 JGCまで後三日。PCはシステム復元で回復したが、相変わらず不調なので、とりあえず告知のみ。

●GoFa:末弥純原画展

 末弥純先生から、青山のオーバル・ビル2Fのアート・スペース、GoFaで行われている原画展のご案内をいただく。8月16日から9月7日まで。
 アートスペースでの直接展示ですので、原画がほとんど目の前で見られます。
 私はJGCが終わるまで、伺う余裕がありませんが、JGC前に東京観光をというゲーム好きの方にお薦めかもしれません。最寄り駅は表参道ですが、渋谷からタクシーという手もあり。

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August 17, 2008

D&D4th、クトゥルフテック、GOSSO

 今度の週末は年に一度のアナログ・ゲームの祭典、JGC(ジャパン・ゲーム・コンベンション)です。新横浜のホテルで、2泊3日のゲーム・イベントです。私はGM5回の予定(深淵×3、シャドウラン、『真・女神転生X』×1)。

 ……という訳で、カウントダウンしつつ、準備中ですよ。
 先週は色々ハードな状況でした。

●D&D4th : ドラゴンボーン・パラディンの挑戦

 知人が、D&D4thのマスターをしてくれるというので、隙を縫って某所へ。日本語訳の決まった「Keep on the Shadowfell」のサンプル・キャラクターを参考に、火力重視で強化した「ドラゴンボーン・パラディン」を作成。1レベルなのに、HP30で火を吹き、グレートソードを抱えて突進、敵の戦術的な中核キャラクターに挑戦状を叩きつけては、殴ったり、殴られたりする係。微妙にバルバルな生き物とやっていることが変わらないような気がするのは、多分、気のせい。カリスマとかウィズダムがダメージ修正に追加される打撃技を濫用する。なんか、ドラゴンに2回、火を吐かれたが、爪爪牙コンボが不発に終わったので、生き残った。

●クトゥルフテック来た

Cttech_comming_soon

 どこで引っかかっていたのか、突然、クトゥルフテック(二刷)とサプリメント「Dark Passions」が到着。二刷が出たということで、ほっとひと息。中、白黒になっちゃったけど。
 「クトゥルフテック」は、以前、ここでも紹介したが、2085年の近未来を舞台に、クトゥルフ神話邪神眷族である凶悪な神話生物や、ミ=ゴの戦術兵器メカと、ロボットで戦うTRPG。参考資料に「ガイバー」「エヴァ」「マクロス」「ラーゼフォン」「MDガイスト」というあたりで色々想像してもらうと分かりやすい。

●退魔生徒会、京都へ

 収録。修学旅行中です。
 そういえば、P4の修学旅行ネタは、あそこでしたね。

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●今日の酒:GOSSO

 大阪屋三代目女将が選ぶ宮崎焼酎GOSSO。チャーリー役のプレイヤーさんから、背の低いミニボトル三つを好きに積み重ねられるという趣味満開の焼酎三点セットをいただく。栗、芋、米の3種でございます。ありがたい。
 色々組み合わせができるらしい。梅酒もあるとか。

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August 14, 2008

JGC2008:予定

 お盆ですが、仕事中。色々忙しいです。
 生存確認代わりに、JGCの予定とか書いておきましょうか。

●JGC予定

初日 1900-2400  R-CON シャドウラン
    2500-2900  夜の深淵CON
二日 1000-1500  R-CON 深淵
    1900-2400  R-CON 『真・女神転生X』
三日 0900-1400  R-CON 深淵

 深淵3回、シャドウランと『真・女神転生X』を1回ずつです。

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●今日の酒:シャンディ・ガフ

 ビア・カクテル。ビールをジンジャー・エールで割ったもの。

   

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August 11, 2008

別冊図書館戦争2、暑い日はウォッカ

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 色々作業中です。
 お盆休みとか、よく知りませぬ。何それ、美味しい?

 何か間違って踏んだらしく、ちょっとディスプレイ・デバイスが劣化中。SPAMにやられたようです。あとで何か対策ソフトを導入しますが、更新が2、3日あくかも。急ぎの方は携帯まで。

●暑い日はウォッカ

 あまりに暑いので、製氷室で半ばシャーベット状になるまで冷やしたウォッカをショットグラス代わりのお猪口でくいっと一杯。これ、やりすぎると胃袋が凍傷になるとか言いますが、はてさて?

●別冊図書館戦争2

 読了。ある意味、完結。
 まさに外伝で、あの人たちにも決着がつき、ALL OK。

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August 09, 2008

R&R47、ミドンヘイムの灰燼

 ビールに一区切りつけて、スピリッツ編へ。
 並行してリプレイ作業中。

●いただきもの:『ミドンヘイムの灰燼』

 岡和田晃さんから、初の翻訳書『ウォーハンマーRPG冒険シナリオ ミドンヘイムの灰燼』をいただきました。ありがとうございます。エピック・キャンペーン『呪われし道』の第一部ですが、中身はマップとNPCがびっしり込められた肉厚のシティ・アドヴェンチャーであります。
 『ウォーハンマー』は、新版になってから遊んでいなかったので、これはいい機会でありますね~。

●R&R47号発売

 RPG総合誌「Role & Roll」の47号が発売。見本誌が到着。
 今回、朱鷺田関係の記事は三つ。

「深淵第二版」
 辺境を旅する伝書使アンウェンの物語「辺境見聞録」の第二夜。今宵は、交易都市タルタスの闇に潜む夢占い師ゲフィアンに、手紙を届けます。追加テンプレートは「『死の乙女』に従う夢占い師」。田口先生の華麗なイラストがいつにも増してカッコイイですよ。

「シャドウラン4th」
 未訳のプロットブック「エマージェンス」から「トラロック事件」について。
 2070年8月、アズテクノロジーの軌道上製薬実験ステーション「トラロック」がハイジャックされた。シャドウラン世界に新たな要素を加える大事件とその背景を紹介します。
 あと、新作情報で英語版の『ランナーズ・コンパニオン』が間もなく発売するらしい、と書いたら、もうPDF版が出てしまいました(笑)。

『真・女神転生X』
 新サプリ「ラグナロク」に関する紹介を、西上柾氏が書いてくれました。最終戦争のための「シネマティック・バトル」ルールの解説です。

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●今日の酒:たぶん、カクテルというべきもの

 ベースはウォッカ。冷凍室から取り出した。ミント・ジュレ、BOLSの金、薬草リキュール、あと、シロップを混ぜ、適当にステア。何となく寂しいので、上にシャンツァイを乗せて見ましたが、ミントとハーブ・リキュールに負けていますね。まあ。うまい。

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August 08, 2008

アルジェのワインとか、P4とか

 状況はハードですが、前向きに進行することで。

●P4の話

 原稿作業&P4進行中。とりあえず、全部見た(はず)。
 コミュによるキャラクターの連携強化というのは面白いね。

 個人的に、あのエンディングはかなり来る。
 友の前から去る瞬間は、色々複雑だが、そこで前を向ける若さこそ素晴らしい。

 サントラをヘビーローテーションしながら、原稿を書いていますが、エンディング曲にときおり、ぐっと来るものがありますね。

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●アルジェのワイン

 色々修羅場なのだが、大月さんが韓国経由で、日本未入荷のアルジェリア・ワインを持ち帰ったというので、急遽、トライブスへ出撃。
 どっしりした、ハードなワイン。濃厚なタンニン分が歯茎にくる感じ。肉の強さをガンと受け止めてくれる代物である。
 しばし、関係者でアフリカのビールや串焼きを堪能した後、マスターが「実は……」とか言い出すので、私だけカウンターに残って謎の酒に挑戦。

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 ナイジェリア、ガーナ近辺から帰ってきた旅人からのお土産とのこと。醤油みたいなペットボトルに入った酒「オゴゴロ」。ヤシ酒を蒸留した現地のスピリッツである。
 現地の人がかっと飲む酒である。
 キツイ。
 アマルーラのクリーム・リキュールで口直しをして退散する。

 ところで、南極の氷って、今でも買えるのかな?

●センゴク天正記 2

 最新考証に基づく本格戦国絵巻。
 伊勢長島の一向一揆殲滅の一件。

●DMC6

 ついに初代クラウザー出現!

●タモリの弔辞

 赤塚不二夫さんがなくなられた。
 その弔辞をタモリが読む。
 Mixiで弔辞の話を読み、つられて、ふと懐かしくなった。
 人、棺を閉じて初めて、という言葉がよぎる。

グイン・サーガ アニメ化

 ある意味、感慨がありますな。

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August 07, 2008

自宅でミントジュレ

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 色々作業中。生存報告代わりの日記更新。
 P4ラスト・ダンジョンとか、GoogleStreetViewがウチの前まで来ていたとか、部屋の隅からやたら、危険な過去の遺物が発掘されたとか、ジャックポットの生水茄子が美味かったとか、色々あるんですが、またいずれ。

●自宅でミントジュレ

 酒日記。
 キリンの「世界のキッチンから」シリーズの新作は、「水出しミントジュレップソーダ」。とりあえず、こいつにケンタッキー・バーボンを入れれば、ミントジュレだ!とか思ったが、ケンタッキー・バーボンがなかったので、代わりにウォッカを入れたら、色が出ない。
 あとで、フォア・ローゼスを発掘し、「ケンタッキーのバーボン・ウィスキーだぜ!」と突っ込んだら、2枚目の写真のようになった。なんとなく、いい感じ。
 レシピは守ろうぜ、俺。

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August 04, 2008

酒とダイスの日々

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 色々作業中。

●今日の酒:ミント・ジュレ

 邪悪寺院の入り口で一杯。
 ラム・ベースでたっぷりのシロップとミントの葉を入れ、サイダーで割る。
 強いが、美味しい。
 この派生系のケンタッキー・ジュレを競馬場でガバガバやるのは、どうかと思うねー。

 ええ、入り口ですよ。
 よっぽど次元界のほうが近そうに感じるのですが……。

●酒の神話

 何とかビールの結末が見えたと、思ったら、自遊人がビール特集をしておる……。
 自然発酵ビールのランビックは、辛い思い出しかないのであるが、いかにも美味そうに書いておる。どこかで、素でうまいランビックを探さねば。

●ゲーム関係
 
 そろそろJGC向けのシナリオ準備。
 「深淵」は、例によって、夜中の「深淵」CONも含めて、3回もあるので、2本ほどネタを作るが、たぶん、作成中の「辺境騎士団の渦型サポート」(仮称)+「強化追加カード」で、旅にでていただくことになるだろう。
 「シャドウラン」は、アンワイアードとランナーズ・コンパニオンを解析して、AIキャラとか作らないと。どこまで先に行こうか?
 『真・女神転生X』は、ラグナロク対応で行きますが、どこかで、「P4」と「葛の葉ライドウ対アバドン王」を入れたいねー。「P4」「は12月GoodENDを見たと思ったら、まだ何かあるらしい。ぐわ。

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●春雨カリーを飲みながら、クトゥルフとポ=ニョを語る。

 泡盛の一種。
 特に、カレー味とかしませんので、ご安心を。

 某所でクトゥルフのテスト・プレイに駆り出されたので、打上の一杯。ネタが「深かった」ので、「ぽ=にょ」話をしたくてたまらないが、キーパーが「まだ見てないから~」と叫ぶ。いや、そのシナリオ、絶対、「ポニョ」を見て調整した方がいいって……。
 少なくとも、プレイヤーはポニョ反応をしますね。

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SR4:ランナーズ・コンパニオンPDF発売

 カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン公式サイト(英語)で、「ランナーズ・コンパニオン」のPDF販売が始まりました。

 これは主に、キャラクター作成関係の追加ルールが拡張されたもので、あらゆるメタバリアント、チェンジリング、ドレイク、HMHVV感染種、知性クリッター(ナーガ、ケンタウロス、サスカッチ、ピクシーなど)、AI(!)、自由精霊(!)のPCが作れるようになる(!)他、コンタクトやライフスタイルにさらなるバリエーションが広がるものである。

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August 02, 2008

グルジアの小籠包

 ビールの神様とか、色々作業中。結構、書いたつもりだったが、まだ残りが意外に多い。オレ、ガンバレ。

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●今日の酒:八坂ビール

 京都三年坂の途中で、買ってきた酵母入りビール。
 味わいは濃い目ですが、喉越しがいい感じです。

 昼間っから、ビールを飲みながら、原稿を書いていました。

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●グルジアの小籠包

 夜はMixiというか、トライブスつながりの知人てらCさんのお誘いで、五反田のグルジア料理店「ガンバルジョ」へ。グルジアというのは、ワインの故郷とされている。5000年ほど前の王の墓から、葡萄の小枝が、銀で装飾され、副葬品として発見されたこともある。いずれ、グルジアのワインを飲んでみたいと思ったところ。
 「ガンバルジョ」は、五反田駅東口から、キャッツ・シアター方面へ4分ほどあるいた場所。予想以上におしゃれな店で、全面オープングラス。
 その場、その場でワインを選びつつ、マリアージュと推奨されたつまみを合わせていく。
 やがて、赤ワインを飲んでいたはずの目の前に、小籠包が……いえ、グルジアの水餃子ヒンカリである。中身の味わいは中央アジア風。

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 スパークリング・ワイン「ゴールデン・ツクリアラ」。
 ツクリアラとは、グルジア語でスパークリング・ワインの意味ですから、「黄金の発泡酒」ということですね。その名に恥じないセミスウィートでフルーティな味わいが日本人にもおいしく飲める一品。

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 バグラティオニ。
 グルジア固有種の葡萄ツツィカを中心にいくつもの品種をブレンドして作った発泡ワイン。濃厚な赤ワインを思わせるタンニン分のある発泡酒。

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 ガンバルジョ
 「乾杯」という意味の名前を持つ、グルジアを代表するセミスウィートの赤ワイン。甘く、非常に飲み口がよい。女性に受けがいいというが、飲みすぎると危険なタイプ。
 個人的には、好きなタイプですが、甘すぎるかも。

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 カヘチアン・ロイヤル
 カへチア地方の伝統方式で作られた赤ワインで、琥珀のような色合いを持つ。赤というより、熟成したウィスキーのような美しい色合いである。その色合いから濃厚な味わいを想像しながら、口に含むと水のようにあっさりした味わいに驚く。「上善水の如し」という風情。

 ここで大分、回ったのと、仕事があるので、私は退散。

●魔法使いの妹

 レンタルマギカ最新刊。短編集。
 タイトル通り、妹様登場。
 義妹出現で、ついに……。

●ナイーヴ 完全版

 二宮ひかるさんの不思議なラブロマンス・コミックの復刻版。
 1998年の作品です。
 OLとサラリーマンのある意味、さらりとした、それで奇妙な恋の物語。

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