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October 30, 2008

めじろん、Scorpio

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 原稿中。原稿中。
 ネット環境その他の不備より復帰中。
 たぶん……。

●いただきものその1

 少し日付が経ってしまいましたが、大分から届いたお菓子めじろん。かわいいので掲載。大分のゆるキャラらしい。他に梨とか、いただきました。ありがとうございます。

●いただきものその2

 恒例、ホビージャパン社より、GAME JAPAN誌をいただく。
 そういえば、今月はもう、D&D4thのお試し版「シャドウフェル城の影」の日本語版が出るのである。楽しみ、楽しみ。

●スケジュールのようなもの

 とりあえず、11月30日は、熊谷で行われる関東深淵CONへ行く方向で調整終了。
 ネタは、どこまで行こうか?

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●今日の酒:さそり入りウォッカ:Scorpio

 「酒の神話」に一区切りついたので、肝臓に悪い生活から脱却中……のはずですが、写真整理中。
 中にサソリ入りのウォッカ「SCORPIO」。ギルビーズのウォッカがなくなったので、買ってみた。本当に、虫の味がする。サソリだ。

・酒のメモ
 焼酎佐藤 佐藤酒造HP
 桃果肉酒 桃たわわ

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October 29, 2008

11/2は大分、アーセナル2刷PDF、目の芝居

 原稿とか、新規仕事とかで11月は大騒ぎの予定。色々調整中。気になる人はメールください。

●いただきもの

 JIVEさんより今月末の新刊2冊をいただく。

・ゲヘナ・アナスタシス 幻洋綺譚
 ゲヘナで、海洋大冒険をしちゃうというサプリメント。鯨とか出来て、ドキドキ。

・トリニティ×ヴィーナス SRS
 SRSをベースにした、原作物RPG。原作は是空とおるさんの、現代超能力バトルもの。すでにリプレイ「輝きのメイルシュトローム」も出ておりますので、そちらもどうぞ。

●11/2 イフコンベンション’08Autumn

 11月最初の三連休は、大分の「イフコンベンション’08Autumn」にお邪魔して、『真・女神転生X』をGMしてくる予定。九州方面で興味のある方は、主催者の葉岳清さんのブログを参照のこと。

●SR:アーセナル2刷PDF版発売中

 カタリスト・ゲーム・ラボの公式サイトは、新作TRPG「エクリプス・フェイズ」に向けて、毎日更新体制ですが、同時に、来年のシャドウラン20周年に向けて、さまざまな動きが見えます。その一環が、以前の契約更新問題で膠着していたエラッタ関係で、シャドウランのサプリメントのエラッタやそれを適応したPDF版の更新が今後も続くものと思われます。
 という訳で、武器装備関係サプリメント「アーセナル」のエラッタ適用版である二刷のPDFが販売中です。

●活字倶楽部 2008/12

 「図書館戦争」の有川浩さん、「文学少女」の野村美月さんのインタビューあり。

●月刊PLAYBOY 2008年12月号

 次号をもって終刊となる、月刊PLAYBOY.、プレ終刊号の今号では、33年の歴史を振り返る特集。インタビュー傑作選には、25年前のヤサグレたタモリとか、映画監督になる前のタケシとか。

●目の芝居

 バンタンの授業メモ。

 月刊PLAYBOYのインタビュー特集から顔写真を多数見せて、目の動きや表情を観察させる。人の描写の基礎の確認。姿勢、目線、口元。
 さらに、Fellowsから森薫さんの「乙嫁語り」の狩のシーンのうち、台詞のない7ページほどを抜き出し、描写だけで、原稿用紙3枚以上の物語を拾い上げる課題。

 描いてないものは、書いてはいけない。
 描いてあるものなら、どれだけ書いてもよい。

 描線を拾い、空白を読む。

●コミック

・ガンスリンガーガール10
 迫る寿命を前に、少女たちとその保護者は悩み、惑う。
 初回限定版には、イタリアガイドつき。

・つぶらら 4
 アイドルに憧れ、地方アイドルになった少女の顛末。

・新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 6
 新キャラ「霧島マヤ」とか出てますねー。

●トライブス7周年

 お世話になっている神楽坂のアフロ・フレンチ「トライブス」さんが7周年で、11/4からの週は7周年記念で、ビュッフェ・スタイルになるそうです。

 11/6 ウガンダ★ナイト
 ウガンダの料理やお酒が体験できる。

 11/7 コンゴ★ナイト
 ゴスペルが聞けたり、現地で話題のカルチャー「サップ」の紹介があります。

 できれば両方、顔を出したいところですが、どうなりますやら。某所で校正のような気がします。ハイ。

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October 27, 2008

SR:ゴースト・カルテル PDF発売


 カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン公式サイトによれば、謎の麻薬「テンポ」を巡るキャンペーン・ブック「Ghost Cartels」のPDF版が発売になりました。

 世界各地を巡るキャンペーンとなります。
 いずれ記事でも紹介したいと思いますので、お楽しみに。

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October 23, 2008

ウォーダンス、ライドウVSアバドン王

 先週以来、色々ばたばた中です。
 おかげさまで「酒の神話」とか、雑誌記事とか脱稿しましたが、リプレイ執筆とか、新規の仕事で大騒ぎ中です。来月からは、アフリカ本とか、色々な企画が動く予定。

●ライドウVSアバドン王

 ……とはいえ、まずは「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」を遊びますよ。付録の「真・女神転生ⅢNocturne クロニクル・エディション」に着手、変更点確認中。とりあえず、東京受胎して、ゲストが登場したところ。今回、人間キャラクターの名前が全部変えられるのですな。これは恐ろしい(汗)

●ウォーダンス

 来月からの仕事で、アフリカの神話を扱うことになり、下調べ開始。とりあえず、11月1日公開のアフリカ映画ウォー・ダンスの試写会に行ってきました。
 ウガンダ北部の紛争地帯。反政府軍による虐殺を逃れ、難民キャンプで暮すアチョリ族の人々。そこに暮す子供たちは、家族を殺されたり、反政府軍に誘拐され、少年兵として戦闘を強制されたりと悲惨な過去を持っていた。しかし、小学校が全国音楽大会に出場することになり、音楽に深く取り組んでいく。
 2005年の音楽大会を追ったドキュメンタリー。
 少年少女たちの過去や現実の生活は厳しいものですが、音楽のシーンは明るく楽しいものです。後半、音楽大会の迫力は圧巻というべきでしょう。

●タイタス・クロウ表紙公開

 来月発売予定の「タイタス・クロウの帰還」の表紙が、創元推理文庫のウェブページで公開されています。

●エクリプス・フェイズ

 カタリスト・ゲーム・ラボ(英語)のサイトで、新作RPG「エクリプス・フェイズ」のコーナーが公開になっています。遠い未来を舞台にしたSF-RPGです。

●オンラインゲーム:ゲーム内離婚でID盗用し、元・夫キャラを消す

 ニュース「ゲーム内離婚」に立腹!? 不正アクセスで男性のキャラ消す

 ネットの世界に長らく住んでいると、ネットゲームの世界で結婚や離婚というのは、当たり前に感じます。
 今回の問題点は、解決が現実の警察によってなされたことです。男も女もその問題をゲーム内で解決できず、女性はIDを盗用して元・彼のキャラクターを消してしまう。男は、一方的に、離婚した上、管理会社に解決をしてもらえず、警察署に元・彼女を通報してしまう。男女の関係はどこまでだったか分かりませんが、どっちも大人気ない気がしますね。ゲーム内のことはゲーム内で解決してくだされ。

●コミック

・Fellowes!
 森薫新作は、中央アジアの若妻の話。うむ~。

・おおきく振りかぶって 11
 ベスト16の戦い。戦いがまた大きく変わっていく。

・ねこむすめ道草日記
 「ゆうやけこやけ」のいけさんのコミック。かわいいです。

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October 21, 2008

SR:ゴースト・カルテル プレビュー

 カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン公式サイト(英語)で、新作ソースブック「ゴースト・カルテル」のプレビューが始まりました。謎の新ドラッグを巡る物語です。

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October 19, 2008

SR:アーセナル・エラッタ

百年三万六千日 一日三百杯を傾けるべし。BY 李白。

さすが、中国の酒仙詩神は違うな。
何とか、中国の酒が終わり、あとはマッコルリの話を書いて終わるよーな気がする。

●SR:アーセナル・エラッタ

 カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン公式サイト(英語)で、武器・装備サプリメント「Arsenal」の二版プリントの告知とともに、エラッタが公開されました。

●あさりちゃんにクトゥルー?

 森瀬さんより入電。実態確保。うーむ。

●学校メモ:AV女優、フクロウ男

 金曜日は、学校。
 ライティングのテキストは、インタビュー集「AV女優」と、朱川湊人さんの小説「フクロウ男」。
 「AV女優」は一番優しいところを。少女漫画家からホモマンガ書いて、コミケに出ていたAV女優さんの話とかもあるのですが、まあ、それは自分で読んでくだされ。
 ちなみに、別の人ですが、「AV男優」というインタビュー集もありますので、左のサイドバーにおいときます。

 「フクロウ男」は都市伝説もの。

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●飲み記録

 金曜日は、卒業生が二人も来たので、久しぶりに本格的な飲みに……。

 まず、恵比寿のジャックポットへ。
 6時半までに入れば、千円で飲み放題、という上に、食べ物が美味しい! 実はチェーン店が色々あるので、ありがたい。最近、予約がないと、入れないことも。
 電話番号をどこかに記録すべきか、毎回、悩むところ。

 その後、新宿南口へ移動し、「デリダイニング 写楽 新宿」。以前、ゲームをしたプレイヤーさんから紹介してもらったお店。いずれ攻略しようと思っていたので、飲み足りないとか言っていたN君を連れてアタック。海外ビールの品揃えがよく、つまみに頼んだ塩マーボーがやたら美味しかった。タヒチのヒナノ・ビール一本、サウザテキーラを一杯もらって大満足。
 N君はバンタンを卒業して、GAME JAPANとかでコンシューマー・ゲームやTCG関係の記事を書いている。色々そちら方面の話を聞く。

 なぜか隣の外人カップルにポケモンの説明をしていたよーな気がする。

 さて、上がろうと思って、ふと、来栖美憂さんが、西口の特撮カラオケバー「Amigo」で、特撮アニメカラオケ歌声喫茶イベント「ぽんしゃぶ外伝」をやっているのを思い出し、まだ飲み足りないとかいうN君を連れて西口へ。
 上の、酒の写真はそこで飲んだサツマイモ焼酎。

 「キャプテン・フューチャー」とか「シャイダー」などの懐かしい曲から、最新の「マクロスF」まで、アニメ映像を見ながら、みんなで歌うというイベントでございます。かなりマニアックで、オレもついていけなかった瞬間があったのに、普通に対応しているN君は、年齢詐称かと思いますぞ。

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 あと、その場にいたかわいい恐竜ロボット。目がクリクリして、さわるとかわいらしく甘える。口の開き方とか、目のぱちくりしかたとか、もう、愛らしい。人工物ペットの実力を見ました。

 

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October 15, 2008

君、当に酔人をゆるすべし

「初恋の色は何色ですか?」
「嵐の前のどんよりとした曇り空の色」

 +++++++

 再起動中。陶淵明の酒の詩を傍らに、リプレイ起こしの一方で、来月の仕事のための情報収集中。月内のイベントがこれでほぼ終わったのがありがたい。

 来月は、11月1-3日の大分と、末の関東深淵CONかな?
 月末は状況次第。

●ポップ・アフリカ

 アフリカの現代文化を扱う「ポップ・アフリカ」。11月15.16日 国士舘大学世田谷梅が丘キャンパスにて開催。二日目の「ヒンドゥー神としてのマーメイド:ガーナにおけるマーミ・ワタの図像と信仰をめぐる謎」 とか、タイトルを聞いただけで、どきどきしますな。ちなみに、ガーナは、アフリカでも大西洋側ですな。

 アフリカの神話関係をチェイス中。

●君、当に酔人をゆるすべし

 中国の酒文化の本。
 酒の歌とか、鴻門の会とか。

 その他、アマゾンさまから色々到着。
 ・アニメ版「ペルソナ」のノベライズとか、グラフィック・ブックとか。

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●デーツ焼酎15年

 先日、結婚された友人夫妻が、池袋のオイル屋さんで発見したという、デーツ焼酎(15年)と、特殊なお酒もう一品。メモがなくなったので、2品目が不明。
 デーツとは、アラブや北アフリカで栽培されているナツメヤシのこと。干した実は甘くて美味しい。これは15年の熟成できりりと辛口の焼酎になっています。

 デーツ焼酎は、九州南部などで作られているようで、ざっと検索したら、宮崎県のデーツ焼酎「孤独な天使」という銘柄を発見。

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October 14, 2008

R&R49、深淵CON:初恋、傷跡、結婚祝い

 おそらく金曜日の雨に当たったのが、ダメだったのでしょう。
 土曜日は38度近い熱を出して倒れておりました。
 そんな訳で、再起動中です。

 土曜日は、せっかくの結婚祝いの宴にいけなくてごめん>M君、Kさん。
 こんど、美味しい店を紹介しますので、飲みましょう。

●R&R49

 TRPG雑誌R&R49号発売中。
 「深淵第二版」の記事、「辺境見聞録」の第四話が乗っております。レディアスという、初版の小説版「火龍面舞」の主役であった仮面の獣師と、彼を巡る女性たちの話でございます。テンプレートは内容と連動して、「白き仮面の獣師」です。陰謀系を回したいプレイヤー用ですかね?

●深淵CON:初恋

 土曜日、身動きができず、ヤバイなと思ったので、ルルとビタミン剤をしこためぶちこんで何とか日曜日の朝には、熱も下がった上、猫に朝からたたき起こされたので、「深淵CON」へ。
 あー、GMしている間は元気だ(笑)

 今回のシナリオは、「初恋/秋祭り」。
 ピュアな少年が、初恋の少女と再会するべく、秋祭りに行ったら、少女が神様の嫁にされつつあったので、さあ、大変という話。いずれ記事にしますので、細かいところは、省略しますが、運命「誓いの言葉」がついた少年は、セッション中に、17回ほど、「誓いの言葉」を言いました。
 プレイヤーさんのがんばりとピュアな心のおかげで、何とかハッピーエンドに。ありがとうございます。最後の最後まで、ヤル気の「奇妙な猟犬」の存在がスリリングでしたよ。

 翌日もセッションが入っていたので、打ち上げは参加せずに帰宅。もう少し体調のいい時によろしく。

●傷跡

 今、額に3本の斜め傷があります。
「いや、昨日、熊と戦って」とか言っても通りそうな傷ですが、猫に引っかかれただけです。

 猫の王の刻印ではありません。たぶん。

●月曜日もゲームと宴会

 月曜日は、朝から某所でシャドウラン。

「サブマージョンしたテクノシャーマンの実力を見せてやる!」とか、
「イニシエイトした汚染メイジには、汚染術という……」とか
 ひどいことをいいながら、バトル。

 夜から某夫妻の結婚披露パーティでしたが、その1時間前まで、新郎はハッキングを、新婦はトロールと格闘をしていました。

 そんなご夫婦へのお祝い。

 ご結婚おめでとうございます。
 次回の主催コンベンションも呼んでください。
 また、遊びましょう。

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October 09, 2008

緒方拳、アルカーナム

 締め切り進行中。週末は深淵CONとセッションと知人の結婚パーティ×2なので、今、ガンバレ、オレ。

●緒方拳、死す

 ご冥福をお祈りいたします。
 いい役者さんでした。昨年の「風林火山」では、明らかに別次元に行ってしまいそうな上杉Gackt謙信と渡り合い、ドラマ全体を盛り上げていらっしゃいました。私敵には、オールナイトで見た「かみつきたい」の吸血鬼役が、当時、他で演じられていた重厚な役柄とまるきり違っていて、強いインパクトがありました。
 来年の大河にもいそうな雰囲気でした。

●アルカーナム

 読了。歴史伝奇ものとしては痛快にして面白し、随所にNY時代のラヴクラフトのネタが出てきて、ダメ人間っぷりとか、売れなかったあたりとか、涙を誘います。
 クトゥルフ神話物ではありません。
 映画化が決定しているようなので、若く純真な悪魔研究家ラヴクラフトを銀幕で見ることができるということでしょうかね。

●真田昌幸 家康狩り2

 真田昌幸と徳川家康の対決を描き続ける戦国伝奇物。対立構造が明確化され、ついに最初の家康狩りが、三方が原に始まる。

●創元復刊希望受付中

 東京創元社 文庫創刊50周年記念復刊リクエスト募集

 絶版になってしまった古典SF,ミステリ、ファンタジー、ホラーなどを復活させるチャンスでありますな。

●P4設定資料集

 到着。なかなか楽しいものです。
 名前とか、第一案がずいぶん違っているので、勉強になりますね。

●学校メモ

 火曜日は、学校でした。
 午前中の「キャラクター設定」は、「深淵」の「運命の幻視」を用いて、キャラクター作成とキャラクターの設定に関する実習を行う。まずはひとりで、次に隣の人との関係を築く。
 午後は、GK08のライティング。ショートショートを読ませつつ、物語の定型の話をし、個々の生徒に次回までの課題を出す。若いうちは、走れや。

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October 05, 2008

幻視行補足、タイタス・クロウの帰還

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 キットカット醤油味。本当に醤油味のホワイトチョコ。関東限定らしい。白いのに醤油味。

 00Part2開始。ドキドキ。

●クトゥルフ:プロヴィデンス幻視行 補足

 先にUPしたクトゥルフCONシナリオ「プロヴィデンス幻視行」の補足をいくつか。

>ラヴクラフトの生家

 森瀬さんが取材されたところ、すでに存在せず、地番が欠落しており、その地番にもっとも近い場所はスターバックスになっているそうです。HPLが晩年に済んでいた家は今も存在しており、関係のないどなたかが住まれているそうです。

>魔女の家とか、フェデラル・ヒルの教会

 なお、時間が余った場合、三日目以降は、キングズポート方面とか、インスマウスのビーチでバカンスとか、考えておりました。ナラガンセット湾に沈んだ軍艦とか、マーサス島に伝わる謎とか、実在のネタでも十分、ホラー・シナリオが書けます。

>『比叡山炎上』

 銀の鍵が見つからない場合、さらに時間を遡り……。

●タイタス・クロウの帰還

 その森瀬さんからの情報。→創元推理文庫よりタイタス・クロウ・サーガ第二巻「タイタス・クロウの帰還」が11月に刊行とのこと。

●神秘結社アルカーナム

 おりしも、大瀧啓裕氏の翻訳で、コナン・ドイルとラヴクラフトとクロウリイとフーディニらが、謎の書物を巡る事件を追う「神秘結社アルカーナム」がアマゾンから到着。ラヴクラフト御大は、悪魔学の若き泰斗として描かれるが、最初はつかまったところかららしい。これから読みます。

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●今日の酒:ワイルドターキー アメリカンハニー

 最近、お酒の話をブログに書いていたので、また、クトゥルフCONのスタッフの方からお酒をいただきました。ありがとうございます。
 まず、1本目は、ワイルドターキーのアメリカン・ハニー。バーボンウィスキーの有名ブランド「ワイルドターキー」にたっぷりの蜂蜜を使ったお酒。常温では甘ったるい感じですが、「Freezer to Drink」とあったので、冷蔵庫で一晩冷やしたら、シャリシャリのシャーベット・ジュレップ状態になり、実に美味でした。

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●今日の酒:浅間酒造 秋酒 辛口特別純米 秘幻

 もう一本が、浅間酒造「辛口特別純米 秘幻」。秋の酒ということですが、名前の通り、強烈な辛口です。これも冷やしたほうが美味しい感じでした。ゆっくり楽しませていただきます。

●酒:飲み屋の話

 さて、クトゥルフCONは、池袋の廃校となった旧・日の出小学校を使っている、というなかなかユニークなイベントです。今回は気づくと、となりもTRPGコンベンション、斜め向かいではアニメ系のコスプレ・イベントと、なかなか密度の高い会場になっていました。
 今回も10卓が立ち、二教室借りても手狭ということで、次回から四谷方面の会場に移動するとか。廃校でのゲームももう終わりかとか、思っていたのですが、次回も廃校だそうです。

 現在の旧・日の出小学校は、池袋駅から徒歩で数分、近くにコンビニと弁当屋があったので、慣れると意外に心地よい会場でした。

 ここのもうひとつの利点は、池袋という飲みスポットに近いこと!
 そして、私と同じくゲスト・キーパーで活躍された内山靖二郎さん(『もふもふっ珠枝さま!』好評発売中!)が、近所に、いい飲み屋を見つけたのです。
 今回も、コンベンションの後、アルコール補充に繰り出したのが、「炉辺焼き魚然」。魚料理と豊富な焼酎メニューが売り物のお店ですが、なんと、クトゥルフCONの開催される土曜日は、ドリンクが半額! 美味しい焼き物をつつきながら、クトゥルフとか、仮面ライダーアマゾンとか、トリプルファイターとかで盛り上がりつつ、前回に続き、店のエビス・ビールを飲み切る羽目に。猫の名前のついた焼酎とか、ファラオとか、美味しい農村とか、ネタに困らない名前の焼酎がおいてあるのもよし。

 次回は四谷ですか。(←すでに飲むことしか考えていない)

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クトゥルフ:プロヴィデンス幻視行

「30歳にして、ランドルフ・カーターは夢見る力を失ってしまった」

 昨日は、クトゥルフ・オンリー・コンでした。

 今回も、ゲスト・キーパーということで、『比叡山炎上』をしようか、幕末クトゥルフをしようか、色々悩んでおりましたが、『図解クトゥルフ神話』や『クトゥルー神話ダーク・ナビゲーション』で大活躍中の森瀬さんがちょうど、プロヴィデンスのラヴクラフト・カントリー取材から帰国され、お土産代わりに、ラヴクラフトの生家やお墓の写真をいただきましたので、「プロヴィデンス幻視行」というタイトルで、セッションをしてまいりました。

 ラヴクラフト・マニアの日本人観光客たちは、成田からニューヨーク、ボストンを経て、ラヴクラフトが暮らしたプロヴィデンスを訪れる。だが、そのたびの間、彼らが見る奇怪な幻は……。

●混ぜるな、危険

 今回、使用したルールブック。

1)クトゥルフ神話TRPG 
 BRPのほうです。基本ですよね、基本。

2)H.P.Lovecraft’s Dreamland  
 クトゥルフ神話TRPGにおけるドリームランドのサプリメントです。「Dreaming(幻視)」という技能があります。夢を見る力で、世界を革命できるのですよ(夢の中だけですが)

3)『比叡山炎上』
 拙著。クトゥルフ神話TRPGで「戦国邪神伝奇」を遊ぶためのサプリメント。

4)Dark Mirror
 クトゥルフ神話TRPGで、邪神の使徒をプレイするためのサプリメント。
 主に、カバーのインパクトで勝負。

5)Cthulhu Tech  
 Wildfire LLCが開発した「近未来邪神VSロボット戦争アクションホラーTRPG」。マクロスとエヴァとガイヴァーを足して、敵エイリアンを、ミ=ゴとハスターとクトゥルフにしてみた。マングース・パブリッシングから刊行されていましたが、カタリスト・ゲーム・ラボから出ることになりました。10月中旬にカタリスト版が発売予定。
 世界観の一部を流用。

6)深淵第二版
 拙著。ダーク・ファンタジーRPG。夢歩きという独特のシステムを持つ。『Dreaming』技能との愛称はバッチリ。

 この段階で、かなり「混ぜるな、危険」という実験セッションの香りが流れておりますが、もちろん、それでは終わりません。

 参加条件:「ラヴクラフト作品に精通していること」。

 いきなりハードルを上げました。ヒドイ。
 まあ、ラヴクラフトの主要作品を読んでいるのは、クトゥルフ・オンリーコンだから当然ですよね! 創元の前全集を半分も読んでいればいいですよ! 外伝とか忘れても可。

●実名プレイ

 さらに、追い討ちをかけるオレ。

 キャラクターは『クトゥルフ神話TRPG』に準じて作成しますが、プレイヤー自身の名前をつけ、プレイヤーを再現したキャラクターを作ってください。能力値も、技能も、所持品も、資産も、プレイヤーのまま(多少の誇張とか、夢と希望とかはOK)。

「元自衛隊で、現在運転手なので、EDU底上げして、操縦に回します」
「ゲーム関係者なので、いいくるめが高いです」
「サバゲーをやってますので、射撃系の技能を」
「柔道やってますから、マーシャル・アーツと組み付きを上げるッス」
「栄養士に必要な技能は?」
「いいくるめでしょう」

 いや、違うと思う。

 これが結構、面白いです。一度、お試しを。

●夢歩き

 Dreamlandから導入した「Dreaming(幻視)」の技能を用いる場合、夢の方向性を「深淵第二版」の夢歩きルールで行います。具体的には「Dreaming」に成功すると、カードを出して見る夢の方向性を決めることになります。

●クトゥルフ・テックとプロヴィデンス

 さて、シナリオの本題は、2008年初秋のプロヴィデンス観光ですが、なぜか投入される『クトゥルフ・テック』に関する簡単な解説をば。

 2085年、人類は絶滅に瀕していた。
 アルカナテック(魔術工学)の発達と、D機関の開発によって人類は宇宙への進出の鍵を手に入れたが、それは、おそるべきエイリアンとの激闘の始まりでもあった。
 太陽系外辺部、冥王星に拠点を築いていた昆虫とも植物とも言わないエイリアン、ミ=ゴが人類の拡大に脅威を感じ、地球への侵略を開始したのである。彼らは忌まわしい、異界の怪物たちを兵器として用いる一方で、人類世界へ浸透するため、ナザディと呼ばれる、人類のDNAを改造して作った人工種族を兵士として投入したが、ナザディの一部が、人類文化との接触により、自らのオリジンを取り戻し、人類側に寝返ったことで、人類は絶滅を免れ、ロボット兵器「テイガー」を戦線に投入した。
 また、ミ=ゴの侵攻に触発され、海底の邪神を信奉する深き者たちと「ダゴン秘密教団」は、陰謀によって、人類社会を崩壊させようとしている。
 これに、ハスターを信仰する「名状しがたきもの」たちの軍団まで飛来し、地球の半分以上が、人類の手を離れた。
 そして、今、人類はこの「永劫戦争」を戦うため、最新兵器「エンゲル」を作り出したのである。

●ナイト・フライト

 セッション開始時は、成田からニューヨークへ向かう飛行機の中。

 「H・P・ラヴクラフトの世界、プロヴィデンスを巡る7日間」
 あまりにもマニアックなツアーであったが、価格が安いのと、作家の作品の舞台を見られるというカルトな内容から、最低催行人数を越える5名が集まった。
 とはいえ、ホラー作家絡みのツアーらしく、旅は出発からトラブル続きだった。
 成田=ニューヨーク間は約15時間。機体の不調と突然の雷雨で、4時間も離陸が遅れた。そして、今も北極上空に突然、発生した乱気流の中、エコノミー・シートはしごく居心地が悪い。

 それでも最初の4時間ほどはよかった。
 同好の士同士で色々話が盛り上がった。ランチに続いて、「崖の上のポニョ」を見たのもネタになった。映画が終わった後、乱気流が発生したのと、機内が睡眠時間に変わったところで、皆、静かになった。
 かなり疲れていたのか、おかしな夢を見た。

 巨大ロボットに乗って軌道上へ射出される夢。

 誰かが言う。

「敵と目を合わせてはいけない。
 戦闘は計器で行うこと。
 センサーの中央に、敵を入れて、射撃トリガーを引く。
 それでいい」

「センターに入れて撃つ、センターに入れて撃つ」

 射出のGが苦しいほどに胴体を締め付ける。
 気づくと、黒人のCAが安全ベルトを締め直していた。

「乱気流が激しくなってきましたので」

●ターミナル

 ニューヨークJFK空港。深夜2330.
 航空会社のカウンターはすでにしまっていた。飛行機が4時間遅れたため、予定していたボストン行き国内便の最終便には間に合わなかった。5人は、旅行会社のカウンターに向かったが、もはや閉まっていた。状況の説明を受けた空港の担当者が、電話を掛け続けた結果、翌朝一番の便に振り替えとなったが、ホテルは取れなかった。
 20ドル分のミール・チケット(食事券)を受け取った一行は、次々と照明が消えていく薄暗い空港ターミナルの中を、唯一、24時間営業しているという、軽食レストラン「ナイト・バー」へと、スーツケースを引っ張りながら、とぼとぼ歩いていく。

「あの、『ターミナル』って映画がありましたよね」
「国がなくなって、空港に住む男の話」
「……」

 やっとナイト・バーにたどり着き、ヒスパニックのウェートレスとカタコト英語でやりあいながら、ビック・マックとポテト、馬鹿でかいサラダを食べる一行。

●ウィルマースの記憶

  近くのボックスでは、黒眼鏡の教授と3人の若者たちが「黄金の蜂蜜酒」を飲みながら、地図を囲んでアレコレ会議中。

「教授」
「し、やつらはすでに、社会に紛れ込んでいる」
「だからこそ、早くルルイエを」

 不穏当な会話に聞き耳を立てたり、スペシャル・メニューである「黄金の蜂蜜酒」を飲んだりしているうちに、またもや、それぞれが、奇怪な記憶を思い出す。

「初号機のパイロットだった」
「ウィルマース財団という、邪神対策組織があって……」
「交戦規定を確認」

 2008年のラヴクラフト観光ツアーなのに、どうもおかしい。
 そのうち、トイレに立つと、なぜかそこに、海水に濡れた溺死体のような「インスマウス人」が……

 何気ない風体を装って、トイレを脱出。
 ウィルマースの本部に電話をかける。

「やつらを見つけた!」
「まず、2ブロック離れたまえ」
「離れた後は?」
「その時点で、敵の位置を正確に報告するため、電話を」
「今、電話しています」
「では、さらに1ブロック離れて、安全な壁の後ろに隠れること。
 両耳をふさぎ、口をあけて、衝撃に備えろ」

 その頃、柔道家は、自分が策敵用人造人間ナザディであることを思い出し、手の中に謎の銀色の銃めいた「レーザー・マーカー」を発見していた。
 人間を装い、空港ターミナルを徘徊する「深きもの」に向かって、レーザー・マーカーを発射。すると、静止軌道上の軍用衛星が機動、プラズマ・ライフルでターゲットを消滅させた。

●美人ガイド

 不可解な閃光とか、夜空を飛行する巨大な「赤い目」とか……
 色々つじつまの合わないまま、朝を迎えた一行は、朝一の国内線でボストンへ。
 到着したところで、ガイド兼通訳兼ドライバーとして待っていたのは美人のお姉さん。その名前は……

 アセナス・ウェイト。(『戸口にあらわれたもの』)

 ラヴクラフト作品に出てくる魔女の名前ですが、気にしないことに。
 早速、彼女の案内でプロヴィデンス観光へ。
 ラヴクラフトの生家の跡地に立ったスターバックスで記念写真を撮ったり、晩年の家や周辺の散歩道をぐるぐる回ったりした後、本日のホテルへ。場所は海沿いにある……。

 『ギルマン・ホテル』(『インスマウスの影』)

 夕食には怪しい深海魚が出たため、『シャワーが出ない』とか『かぎがかからない』などのイベントの前に、レンタカーで脱出する。

●丘の上

 ミスカトニック大学を目指して出発したものの、アイルズベリイ街道で曲がり角を間違え、気づくと、ドーム上の丘の間の田舎道を走っているレンタカー。
 ついでに、丘の上では、なにやら炎がちらつき、周辺にはおぞましき悪臭が漂っている。

「アイルズべりイ街道で道を一本間違えた」(汗)
「ドーム上の丘」
「ここ、ダンウィッチだ」
「今、アーカム・ホラーの拡張マップが追加されました」
「誰か、何か召喚している」
「戸口の向こう側から何かが~」
「ヨグ=ソトホースは見えない。ただ、悪臭によってのみ……」

 車が草むらに突っ込む。レーザー・マーカーを握ったナザディが発狂して、衛星砲を乱射。さらに、ギルマン・ホテルで深界魚に当たった栄養士が、見えない何かの邪気にあてられ、自殺願望に取り付かれる。背後では、見えない巨大な存在が……

●敵か味方かピーボディー

 何とかダンウィッチを脱出し、アーカムに戻ってきた一行は、ミズカトニック大学病院に逃げ込むが、出てきたのは、ピーボディー教授(『狂気の山脈にて』)。カスタネットをカタカタ鳴らしたり、どこか言動がおかしい上に、連れ込まれた診察室には、銀の円筒がたくさん並んでいる。
 そして、衝撃の発言が。

「今日の当直医は、ハーバート・ウェスト君だから」(「死体再生者」)

 一同「会いたくないです」

●偉大なる夢の道

 どうやら、自分たちが2008年の実際の住人ではなく、2085年から夢の力で現代にやってきた未来のエンゲル・パイロットと指揮官、偵察用の合成人間ナザディであることが分かった一行は、アーカムの夢を脱出するため、銀の鍵を握り締め、エンジェル通りを走って、再びラヴクラフト晩年の家へ。

 そこで、ラヴクラフトの助けを得て回復した一行は、夢の国への階段が隠されたスワンプポイント墓地へと向かう。
 途中、ナザディが夢の迷路で迷い、ミ=ゴに襲われたり、、HPLの墓に隠された夢の階段を77段下って、夢の世界に隠してあった人型決戦兵器「エンゲル」初号機、弐号機、および支援メックに到達した。
 アセナス=ウェイトの幻覚でだまされそうになったり、支援メックドライバーがニャルラトホテップに取り込まれたりしつつも何とか「エンゲル」を起動、D機関を使用して巨大なアルカナテック・スポーンを撃破する。ニャルに支配された支援メックは、ナザディが飛び込み、内部で「生きている炎」クトゥグアを召喚したため、太陽表面温度にも等しい炎を受けて、ニャルとナザディごと瞬間的に蒸発した。

 生き残ったエンゲル2機と指揮官は、D機関の最後のパワーを注ぎ込んで、夢幻世界からの脱出を図るが……

キーパー「1/2で、Dreaming」
初号機「成功」
弐号機「失敗」
指揮官「失敗」

●ENDING 2085

 地球軌道上。
 ジ・エンドレス・ワン「ニャルラトホテップ」の化身(アヴァター)と思われる、黒い巨大物体と交戦後、時空面から消滅した、試作人型決戦兵器「エンゲル」の初号機、弐号機および支援メックであるが、消滅から約5時間
45分後、静止軌道上に、初号機が再出現し、回収された。それ以外の人員および機材の痕跡は以前、消滅したままである。「エンゲル」初号機の格闘戦用武装「プラズマ・ソード」に、非人類的な改造が施されていたが、パイロットの意識に混乱が見られるため、彼らに何が起こったのかは、まだわかっていない。

●ENDING 2008

「ここがHPLのお墓です」
 アセナス・ウェイトは二人の日本人に、スワンプポイント墓地の内部を案内した。二人は、このマイナーな作家の大ファンらしく、感動を隠せないようだった。
「では、午後は、魔女の家と、フェデラル・ヒル教会の見学です」

 二人のツアー客を乗せたアセナスの車は、アーカムの街路をなめらかに走り出した。

 ~FIN~

付記:あくまでも本シナリオは、朱鷺田祐介の与太です。
 『クトゥルフテック』の内容も、セッションのノリでかなり本来のものと変えてありますので、あらかじめ、ご理解ください。

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October 02, 2008

予定メモ、パイン酒始めました

 カクテルの実験でややグロッキー気味です。
 とりあえず、近々のスケジュールその他のメモをば。

●予定メモ

 10月は忙しいです。11月も。
 お仕事は常時募集中。フリーランスですから。

10/04 クトゥルフ・オンリーCON  キーパー。自分でもちょっとトチ狂った気分がしますが、とりあえず、資料を仕込み中。プロヴィデンス!

10/05 グローバルフェスタJAPAN2008 国際交流系のイベント。海外の食品ブースが出る。いつもお世話になっているトライブスさんから教えていただきました。前夜の状況次第で。

 ところで、ヤギ(大人)の丸ごとってどこかで手に入るのかな?

10/11 仮押さえ。飲み会?

10/12 深淵CON シキサイ

10/13 某所にてセッション後、パーティ。

11/01-03 大分方面へ。イベント予定。

Img_0526

●パイン酒始めました

 パイナップルをホワイトリカーにつけてみました。皮を入れるかどうか、悩みましたが、独特の香りがつくというので、とりあえず、半分入れることに。一ヶ月過ぎたら飲めるようになり、三ヶ月目には実を引き上げ、漉して、液体をビンに移す予定。

Img_0531

●カクテル:二層に分かれた

 とりあえず、形から、ということで、100均のカクテル・グラスを導入。カシス・シロップとスピリッツをゆっくりと注ぎ、二層に分けてみる。ボルスの金を少し使っているので、金箔がきらりと光ります。

 外見重視ですが、問題は、ノン・アルコールの副材料を使っていないので、非常に強いカクテルになってしまったこと。昼から飲むものじゃなかった。

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October 01, 2008

永遠の冬【62】破魔の槍

スザク・アーカイブに、深淵小説ウェブ連載「永遠の冬【62】破魔の槍」を登録しました。
 新聞小説なみの短さですが、クライマックスなので、来週に続きます。

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カタリスト版クトゥルフテック 10月中旬発売

 カタリスト・ゲーム・ラボの公式ページ(英文)より。

Fcctech

 以前、マングース・パブリッシングから刊行されていた「クトゥルフテック」がカタリストから刊行されることになった。店頭出荷は10/14の予定なので、日本国内に入るのは下旬頃か? 「クトゥルフテック」は、クトゥルフ神話と未来SFロボットものが融合した話題作。
 結構、絵がかっこいいので、アートだけでもどうぞ。

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HELLSING、コードギアス、ニューマン

 ぐっと寒くなり、低調な気分の朱鷺田です。
 「酒の神話」とリプレイでじたばた中。

●HELLSING完結

 よい最終回でした。
 完結編の刊行が楽しみであります。あと、OVA版の少佐も。

●コードギアス

 きちんと収まりました。ある意味。
 最後の呼びかけに答える者は、いずこか。
 オレンジさまの活躍と後日譚が実は妙に心地よいのですよ。

●ポール・ニューマン逝く

 「明日に向かって撃て」という素敵な映画がありまして、いわゆるピカレスクものなのですが、ポール・ニューマンがかっこよく、また、印象的であります。
 名優でありました。黙祷。

●深淵で物語トレーニング

 昨日より、バンタンの後期授業開始。
 火曜日は、企画科2年のキャラクター設定と、企画科1年のライティング。

 キャラクター設定は、「深淵第二版」を用いて、キャラクターの物語を構築させる実習。GMの即興テクニックをストーリー作りの筋肉トレーニングに用いるというもの。1回目は、出発点の確認。「キャラクターと関係性」の話。ついでに、発想法の復習。

 ・演繹法
 ・帰納法
 ・外挿法

 とりあえず、テンプレートを選ばせると「奇妙な旅人」に集中するのは、一応、人間性を疑うが、まあ、プランナーとしてはOKか。

●新ジャンル?

 午後からは、企画科1年生のライティング。
 コラム添削、ちょっとした授業と短編小説購読。今回のテキストは「異形コレクション:京都宵」から「テ・金輪」。能の「金輪」にひっかけた現代京都のちょっとした物語。

 さて、コラム添削をしていると、以前、BL小説を書いてきた男の子から、第二話の途中経過が上がってきたので、女性陣にチェックしてもらうと、斬新なアイデア「間接●●●」に悲鳴(?)が上がる。おそらく新ジャンルに違いない! 世界はこんな場所から進化するのか? (多分、進化じゃないよ)

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●ペリペリ・ソース

 学校が終わり、所用があったので、開店直後のトライブスへ。次の本の仕込みと、山梨土産を渡すというネタでしたが、ガツンとくる東晨洋酒さんのワインで、アフリカ料理を食べるという流れに。

 ペリペリ・ソースという、辛いソースが出てきて、これに負けない東晨洋酒さんのワインもすごいんですが、ボク自身の舌が負けました。ひーひー。

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●今日の酒:ヨーグリートとビスコタ

 最近のユニークな新リキュールを味見。
 ヨーグリートは、まさにヨーグルトそのままのお酒。さわやかな味わいのあとに、すっと強いアルコールがきます。
 ビスコタはビスケット味のリキュール。カラメルと小麦の香ばしい感じで、ビスケットを食べているようなクリーム・リキュール。意外にも実に美味しい。

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