深淵:「落雷」 人狼風
「いいか、魔剣は欲しいか?」
「おー」
「力は欲しいか?」
「おー」
昨日は、バンタンで授業。シナリオ専攻2年生の「キャラクター設定」は、『深淵第二版』でキャラクターを作り、キャラクター性を検討するという授業。そろそろ本格的なセッションもと考えていたが、出席者が13人もいるとなかなかケアできない。
そこで、昨日は基本ルール添付のシナリオ「落雷」をプレイ。全員にキャラクターを作らせた後、魔剣が落ちてくる山上の廃墟に全員集合させた挙句の果てに……
「今日は、ちょっとみんなで殺し合いをしてもらいます」
(バトル・ロワイヤル風に)
以下、「汝、人狼なりや」風に、全員の投票で2名ずつ殺していく。
●投票内容
1)殺したい人
2)魔剣を渡してもいい人(自分以外)
3)魔剣を封印に賛成しますか?
●判定
1)全員が魔剣の封印に賛成できたら、ゲーム終了。
2)魔剣を渡してもいい人が一致したら(正確には投票数-1票を獲得したら)その人が魔剣を使ってゲーム終了。
3)全滅するか、生き残りが一人まで減ったら、ゲーム終了。生き残りの勝利。
●経過
5分間の交渉タイムにロールプレイしたり、個別に話し合ったりする。ちょっとライブRPG風。最初は立ってバラバラに話し合っていたが、やがて、椅子をまとめて、NHKの「しゃべり場」風に。
運命とテンプレートが公開状態だったので、まず、「血の渇き」を持つ邪教の司祭と、聖地を守る戦車の魔道師が殺される。次には妖精騎士の血を引く司祭と、漂泊の戦姫が暗殺され、魔法関係は、翼人の魔道師のみに。設定のややこしい騎士が長広舌を振るい、皆を説得しようとがんばるが、彼らも次々と暗殺され、最後に残ったのは、刻印持ちの傭兵、弓兵、白馬を連れた娘。刻印持ちの傭兵と弓兵が相打ちになり、魔剣は、絶望に打ちひしがれる少女の手に……
なかなか面白い展開でした。このネタはまたどこかでやろう。
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