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July 30, 2009

歌の龍王23、シャドウラン4AがAmazonに

 ブルーローズとクトゥルフの作業中。なぜかP3のサントラで意識調整中。

●歌の龍王

 スザク・アーカイブに、「深淵第二版」のウェブ連載小説「歌の龍王」第23話「ゲグの玉座(承前2)」を登録しました。次は来週か再来週に。

●シャドウラン4AがAmazonに。

 8月中旬発売ということで、先日お伝えしたシャドウラン4A(20周年記念ルールブック、英文)がAmazonにも登録されたようなので、サイドバーに登録。

●URLメモ

 ズムウォルト級ミサイル駆逐艦@Wikipedia。
 BLUE ROSEのシュープリームの秘密艦隊に提供されていた新世代DD21型対地攻撃型駆逐艦(ランド・アタック・クルーザー)。電磁砲装備バージョンも検討中で、2013年、一番艦就航予定か。


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July 29, 2009

いただきもの:GAME JAPAN他、けいおん!

 BLUE ROSEのネタとクトゥルフ関係の仕事で読みなおしモード。色々小説とか、ムックとかをひっくり返す。あと、アレクサンドロス大王の関係で、「オクサスのイスカンダル(アレキサンドリア)」の発掘調査本を読む。
 「デビルサバイバー」の公式素材本もAmazonから到着。ファン必見ですな。

●いただきもの:GAME JAPAN

 月例のいただきもの。ホビージャパンさんより、GAME JAPAN2009年9月号をいただく。いつもありがとうございます。
 今月号のカバーは「三国志大戦3」ですが、マジック2010、ドミニオン、D&D、ウォーハンマーなど、アナログ・ゲームの記事も多い。パンデミックの日本語版もそろそろか。
 こいでたく先生のTRPG紹介コミック「私立RPGハイスクール」では、オンセからPBW、PBM、読者参加ゲームと話が広がります。隅っこにこっそり、拙作「パラフリ」(パラダイス・フリート)の名前もあります。

●SR:4Aルールブック書籍版は8月上旬発売

 シャドウランの本家、カタリストのサイトによりますと、20周年記念ルールブック(通称4A)の印刷が進行しており、8月上旬には、キャンペーン・シナリオ「Dawn of the Artifact:Dusk」とともに、八月上旬、欧米のお店に並ぶとのこと。日本上陸はお盆前後かな。やはり紙が欲しいですよ。

●J・G・バラード 殺す!

 ゲーム記事とSF評論の双方で活躍する岡和田晃さんのBLOGに上がっていたSF作家J・G・バラードの追悼企画のレポートを読んでいたら、バラードの「殺す!」の原題がシャドウランのクリッター・ブックと同じ「Running Wild」であることが分かる。おりしも、未読だったので、早速、取り寄せて読了。
 いわゆる「ゲーテッド・コミュニティ」(警備を万全にした高級住宅地)の精神的破たんを描いた傑作。これを80年代に書いていたというのは、正しい意味で、バラードは未来学者的なSF作家であった。

●暗闇の教室

 折原一のホラー。二分冊で文庫化された1を読んだものの、2が見つからず、図書館で単行本版を借りて読む。トリックもあり、ホラーもあり、百物語系のジャパニーズ・ショッカーという感じか。

●けいおん!

 見損ねていたアニメ版をまとめてみる。
 ゆいとういの姉妹がいいなあ。

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July 27, 2009

深淵:妖魔の市、戦乱の渦

 色々あって再起動中。しばし、クトゥルフとブルーローズの仕事かな。
 「真・女神転生 STRANG JOURNEY」公式サイトOPEN.

●深淵:妖魔の市、戦乱の渦

 日曜日は東京深淵CONシキサイ。第25回か。
 今回は、渦型ツール「妖魔の市」のバリエーションを回す。ややホットスタート気味に、妖魔の市で宣言されるところからスタート。「1年以内に、三つの品物を探せ。さもなくば、お前の国は滅びてしまうだろう」

参加PCは以下の通り。

・女性伝書使 アルマ・キルティ
 「遠い声」「魔法の武器:風の大弓」
 陰謀家ティコンダ子爵を仇としつつも、魔族《曙の騎士》に狙われる伝書使。小国カニアの領主の末娘だったのに、英雄の道を歩むことになる。

・狩人グラッデン
 「際立った性格:放浪癖」「英雄の出会い」
 アルマを英雄と信じる狩人。

・死の乙女に従う夢占い師キール・シュワルツ
 「任務」「近づく夢」
 小国カニアを守るように神託を受けた異端者。何かの理由で魔族《庭園の貴婦人キスネスク》に追われている。

・ライエルの老薬師 ウルケル
 「しがらみ」「森の結界」
 通称、婆。14年間、森の結界に囚われていた老司祭。故国カニアを救う旅に巻き込まれる。

 物語は辺境騎士団領の小国カニアに、新世界教団の使者が来るところから始まる。
「火神教団を滅ぼす聖戦を始めるから、領土を明け渡せ」
 新世界教団の聖堂があるイーレ・ロンガネアと火神教団の征服した火の大地ジャガシュを分ける峠に存在する山間の小国カニアは、北の山に温泉がわくだけ以外にこれといって取り柄のない国だが、頭のおかしい教団に呑み込まれ、戦争に巻き込まれるのはたまらない。あわてて、カニアの領主は1年の猶予を取り付け、窮余の策を求めて、四方に使者を放った。領主の末娘である女伝書使アルマは、狩人グラッデン、夢占い師のキール、ライエルの老薬師《婆》を連れ、北の山にある「妖魔の市」で道を探すように命じられた。

 1年に一度、初夏の満月の晩に出現する魔族の市。
 そこでは、得られぬものはないと言われる。
 そう、対価さえ支払えれば・・・

 かくして、一行は黒衣の女占い師から予言を受ける。

「星の馬の蹄、不死身の猫のひげ、青鷺の羽ペンを探せ。それは1年後の妖魔の市までに探し出し、この市に持ち込めたならば、お前の故国は救われるだろう」

 市では、さらに、猫の王から売りつけられた「幸せのお札」を手に入れた他、「青鷺の行方を知るのはタルタスで最も自堕落な男」、「星の馬は満月の晩に南の荒れ地に出る」、「猫の王は東北の荒れ地、黒魔と黒き翼の住まう危険な荒野にいる」という情報を得る。
 まず、タルタスに向かった一行は、実権を豪商会議と宰相に奪われた傀儡領主ルキウスが、遊郭に引きこもっているところを訪問し、彼を堕落させていた《双頭の妖魔ブリン》の眷族、青鷺の貴婦人から毒入りの羽ペンを手に入れる。
 続いて、南方の荒れ地に向かったところで、「幸せのお札」を握ったおかげでアルマが「封印の破壊者」たる運命に覚醒、星の馬を率いる魔族《星の太守レウーヴ》の封印を解放、レウーヴを見事、乗りこなし、「星の馬の蹄」を手に入れただけでなく、レウーヴを自らの乗馬とする。
 レウーヴとその眷族にまたがり、星空を飛んで、東北の荒れ地へ向かった一行は、ガルギルの妖魔と黒魔に包囲された封印の庭園を発見、レウーヴたちが妖魔と戦う間に、封印の庭園へと踏み込み、守護者たる《庭園の貴婦人キスネスク》を風の大弓で射殺して、石に変えられていた猫の王イーツォから髭を手に入れる。

 1年の予定がわずか半月で解決されてしまったが、次の妖魔の市までそれらの宝を守るのもシナリオの内だ。残りの四つの季節を夢歩きとイベント表で過ごしていく。
 途中、運命「死の予言」を受けた婆が超越幻視で得た「生き返った死者」のおかげで、死んで甦ったり、アルマは「王者の相」と「隠された出自:実は婚約者がいた」を獲得し、気づくと覇王の道を着実に歩み出す。

 そして、タルタスとイーレ・ロンガネアを束ねて、火神教団の戦車軍団との戦いが始まる。激戦の末、これを撃退したアルマは、次の領主となる。
 見つけた宝は、妖魔の市の直前、失踪した老婆と狩人によって持ち去られた。狩人グラッデンは、妖魔の市へ向かい、戻らなかった。老婆は再び森の結界に消え、次に現れるのはまた15年後と定められた。キールもまた、戦いで発生した大いなる死を手土産に、ルハーブの探索へ向かった。
 
 ~終わり、あるいは、次の世代へ続く~

 夢歩きを多用した結果、年代記の彼方へ向かう奇妙な物語が紡がれました。

 次回の深淵CONシキサイは10月25日の予定。

●YSにて、World of Cthulhu 6

 土曜日はクトゥルフ系の知人と飲み会。ついでに新宿西口のイエサブで、マジック2010のカード公式ガイドを買う。そのまま、2階に降りて、クトゥルフ神話TRPGの海外雑誌World of Cthulhu 6を買っていたら、バンタンの卒業生がいた。今もゲーム会社で働いているとのこと。
 その時、言い忘れたこと。
「また、ゲームでもやろうや。TRPGでもドミニオンでも」

●放課後のカリスマ

 過去の偉人をクローンで再現した生徒たちが学ぶ聖クレイオ学園には、ナポレオン、フロイト、ナイチンゲール、マリー・アントワネットなどのクローン学生に交じって、非クローンの神矢史良が通っていた。アイロニーあふれる学園に、奇妙なドリー様信仰が蔓延し…

●FRONT MISSION DOG STYLE&DOG LIFE 3&4

 大田垣 康男・原案でロボット兵器SLGのワールドを舞台に描かれる「戦争ドラマ」。「楽園の果実」完結編と「英雄の十字架」。ストレートな表情と狂気。GUNDOGプレイヤーは読め。

●オトコノコナイト プチ・イベント

 知人のみゆぞう先生が深く関わる女装子系イベント。
 詳しくはMixi経由でここ

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July 25, 2009

歌の龍王【22】ゲグの玉座(承前)

 BLUE ROSE新版(仮称)のデータ作ったり、クトゥルフ関係の記事書いたり、深淵の記事書いたり、企画書いじったり、リプレイ起こしもあったり、改稿指示待ちとか……やるべきことが山積みなので、一つずつ整理していきます。

 色々気がかりなこともあるのですが、こっそりドミったり。そう言えば、「マジック:ザ・ギャザリング」の新基本セット「2010」が出ておりまね。トーナメントの現場を離れて久しいので、時折、公式ガイドブックやパックを少し買う程度ですが……《稲妻》や《ボール・ライトニング》が復活しており、懐かしい、懐かしい。ああ、これからは毎年、基本セットが更新になるのだね。

●歌の龍王

 スザク・アーカイブに、「深淵第二版」のウェブ連載小説「歌の龍王」第22話「ゲグの玉座(承前)」を登録しました。次は来週か再来週に。

●本日の酒

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 カルピスサワー あまおう
 正しく苺カルピスでした。

 あと、コーラショックは飲んだけれど、ウォッカコーラ以外の何物でもないよねー。

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July 24, 2009

『真・女神転生』新作ともやしもん

Photo

 産経ニュースより。実にサイバーパンクな画像ですな。
 2012年に向けて、世界の終わりが始まった感じでございます。

●真・女神転生 STRANGE JOURNEY

 ファミ通にて情報公開。次回作の『真・女神転生』は、南極に出現した異界「シュヴァルツバース」での冒険となるようです。色々楽しみ。公式サイトは27日以降とのこと。
 次世代揚陸艦レッドスプライト号……どこかでネタに使おう。

●怪獣バスターズ

 モンハン・タイプのゲームでウルトラ怪獣と戦うらしい。
 さて、どうなるのでしょうか?
 →公式サイト

●もやしもん8

 今回はビール編。読んだら、ビールが飲みたくなったが、冷蔵庫にあったのは「冷製SAPPORO」。発泡酒だった。ORZ。

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July 23, 2009

日食は見れず……、シェルター

 昨日は朝から曇り。諦めて書類仕事をしていたら、日食の時間を過ぎていた。残念だったが、ニュースやMixiなどのコメントを見るうち、BLUE ROSE新版の魔法に関する多大な示唆を受ける。よし、これで行ける!
 色々な反応が、妙にシャドウランめいていて、素晴らしい。
 『真・女神転生X』的な啓示もあり。

 その傍ら、アニメーターの金田伊功氏の訃報を知る。その他、複数の訃報が続いて届く。なんともやりきれない。ただ、ご冥福をお祈りいたします。

●アニャンゴのケニア音楽修行記 発売決定

 昨年のアフリカ・イベントでお会いしたケニアの伝統楽器ニャティティ奏者、アニャンゴこと向山恵理子さんのニューズレターが届く。彼女の自伝的エッセイ「夢をつかむ法則 アニャンゴのケニア伝統音楽修業記が8月に角川学芸出版から刊行されるとのこと。
 おめでとうございます。

●アトラス 新作 7/24 発表

 カウントダウン開始。色々情報が流れておりますが、これもまた楽しみ。

●シェルター (田口ランディ)

 火曜日はバンタンで授業。夏休みに入るので、次は9月1日。
 2年生の授業では、田口ランディの「ドリームタイム」から「シェルター」を読ませる。この短編は、田口ランディ自身が知人との飲み会で行った「シェルター・ゲーム」にまつわるもの。
 「シェルター」は、核戦争による人類全滅の危機の時、7人用シェルターに10人の人物がやってきて、人類救済委員会がその中から7人の人物を選ぶというもの。詳しくは本を読んでいただくが、人類に必要な人物を選ぶ(不要な要素を排除する)思考実験ゲームであり、その人の価値観があぶり出される。

A「国会議員とその妻(妊娠中)は、人類のために必要ですよね。高学歴っぽいし」
B「麻生太郎だったら?」
一同「……」

●チェンジH

 甘詰留太他、豪華作家陣にひかれて購入。
 以前、紹介したオトコノコ倶楽部の時は、サブカル市場のサブトレンドだと思っていたTS系のオトコノコ・ネタがどんどんメジャー化していくのは、いかなることなりや?

●デビルサバイバー アンソロジーノベル

 新創刊文庫みのり文庫。高平さん海法さんといったTRPG関係の方が執筆されています。デビルサバイバーをネタにした小説版アンソロジー。他に藤波さんの新作が出ているのが注目!

●週末は深淵CON

 週末は東京深淵CON シキサイの予定。がんばれ、オレ。

PS:DX3がAmazonより到着。オシャレな表紙に未来を見る。

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July 20, 2009

『真・女神転生X』退魔生徒会邪神陵 発売中

連休は某所にてテストプレイと打ち合わせ。
やはりゲームはプレイに勝る刺激はない。
こう着していた作業に変化が出そうだ。

週末にバタバタと状況が変化し、今週は色々忙しくなりそうだ。
今度の日曜日は、東京深淵CON シキサイの予定。
渦型ツールに一味加えねば。

●『真・女神転生X』退魔生徒会邪神陵 発売中

 JIVEサイトも更新。Amazonも画像が出たので、サイド・バーを更新。

 ちなみに、追加ルールの「愛用の武器(素手格闘)」について質問が来ました。クラス・スタイル「格闘(打撃)」では取れないかというものです。GMで、取得できてもいいかと思います。

 いずれ、公式サイトかR&Rでエラッタを入れるか、第二版での調整項目に加えるかを決めますので、それまでは仮の措置ということで。

●シャドウラン:新作情報

 本家カタリスト・ゲーム・ラボのシャドウラン4th公式サイトにて、新作発売の告知が出ております。Dusk:Dawn of Artifactは、連作シナリオの第一作。
 Running Wildは待ち望んだクリッター・ブック。ペット用バイオドローンから野良妖精まで。
 ストリート・マジックの新版とシャドウラン・ダイスもあります。

●メモ

 日曜日朝の「シンケンジャー」「ディケイド」「プリキュア」の流れがなかなかすごいことになっています。戦隊VSライダーの決着もよかったし、プリキュア4人目へのドラマも盛り上がってますなあ。ところで次回のシンケンジャーでは、殿が執事になりますよ。どうしようかね?

世界ふしぎ発見DS 公式サイト(フリュウ)

世界ふしぎ発見 番組公式サイト

龍勢まつり

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July 15, 2009

歌の龍王21、退魔生徒会出雲邪神陵

 からりと晴れ、熱い夏がやってきました。
 仕事の合間の気分転換に、田口ランディの短編集「ドリームタイム」を読む。私小説とエッセイの間のような文章に霊能的な感性を乗せた話しで、沖縄のシャーマンの話がいくつもある。猫にせがまれ、開いたサッシから吹き込む熱風を浴びつつ、沖縄風に泡盛のロックを傾ける。そんな日。

●退魔生徒会出雲邪神陵、Amazonへ

 都内の専門ショップ、例えば、R&Rステーションなどでは、入荷が始まっているようです。
 Amazonでも、予約が始まりましたので、サイドバーに追加します。

●歌の龍王

 スザク・アーカイブに、「深淵第二版」のウェブ連載小説「歌の龍王」第21話「ゲグの玉座」を登録しました。次は来週か再来週に。

●世界ふしぎ発見DS

 シナリオの一部をお手伝いましたゲームが来月早々、8月6日に出ます。TV番組「世界ふしぎ発見」を元にした謎解き系アドベンチャー・ゲームです。ミステリーハンター見習いの可愛いキャラクターが色々出ますので、よろしければどうぞ。
 コンシューマー・ゲームのシナリオの仕事は初めてでしたので、スタッフの方や友人たちにずいぶん助けていただきました。色々あって、作業した時期からはずいぶん時間が過ぎました。

●読書日記

・ビスケット・フランケンシュタイン
 日日日さんの新作。「病」によって滅びゆく人類。変容した「患部」を集めて作られた少女、ビスケットが出会う様々な人々。主人公が解剖されつつあるあたりから始まるシュールな人間劇。
 非常に抒情性が高く、「泥雪姫」などのネーミングも素敵だ。
 日日日さんというと、「魔女の生徒会長」という暴力系しか読んでいなかったので、これでまたイメージが変わった。

・アトランティスを発見せよ!
 クライブ・カッスラーのダーク・ピットもの。第15作。アトランティス人と呼ぶべき古代種族の遺跡と黒曜石の髑髏を巡って暗躍する謎の殺し屋たち。やがて、ナチスの残党が秘匿する恐るべき世界の破滅の予言が……

・ドリームタイム
 田口ランディのエッセイ調の私小説短編集。主に、自己の体験を基にしたスピリチュアルな体験を語ったもの。シェルターの思考実験ゲームは非常にユニーク。

・家に棲むもの
 小林泰三のホラー短編集。バンタンで「肉」を読ませたら、みんなのけぞった。

・秀吉の枷
 「信長の棺」に続く戦国の謎物。独自の秀吉、半兵衛像がユニークである。

 さて、ニャル子さんの2が出ているはずだ。明日あたり買いにいかないと。

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July 13, 2009

R&R58 深淵記事 テンプレート エラッタ

 現在発売中の「R&R58号」掲載、「深淵第二版」記事のテンプレート、「水の騎士において」、データの一部が欠落しておりました。まことにすいません。
 魔法関係の記述が落ちていました。以下を追加してください。

魔法
[黒剣:魔力1/護符]
治癒(2)
[海王:魔力2/刻印:瞳が水の青]
霧(3) 水の霊視(5) 波紋の声(2) 泉の守り手テイプティシュアの召喚(15) 水の猟犬ブガーナの召喚(6)、水の軍馬ケレヴィの召喚(6)

●付記

 なお、質問がありましたので付記しますが、鉄拳は格闘技能で使用しております。

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July 12, 2009

キャンペーンの終わり

 キャンペーンが終わりました。

 第七巻「出雲邪神陵」が間もなく刊行という、『真・女神転生X』リプレイ「退魔生徒会」シリーズですが、昨日、最終話の収録が終了、まる4年間、全22話、ゲーム内時間1年間のキャンペーンが終わりました。細かい内容は、いずれ本にする予定なので、そちらを楽しみにしていただくとして、最後まで、ゆるゆる~な感じのセッションでした。

 やはり、丸4年にも渡るキャンペーンに決着をつけられたのは、プレイヤーたちの協力、そして、リプレイになったことで、多くの皆さんからいただいた応援の声のおかげでした。ありがとうございます。

 仕事柄、セッションは多いのですが、ここまでのロング・キャンペーンを終えたのは本当に久しぶりです。
 社会人プレイヤーがいたため、収録は月に1回、場合によっては2~3カ月お休みということもあり、ずいぶん時間がかかりました。開始時には、中三だった「娘。」も今や大学生。時間の流れは速い。
 色々学んだこと、色々分かったこと、色々修正したいことも含めて、色々楽しくやれました。さて、『真・女神転生X』も次に向かって走り出します。

 さて、次はあれとか、あれとかのテストプレイだ。リプレイの企画も立てねば!

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July 10, 2009

退魔生徒会出雲邪神陵、見本到着

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 『真・女神転生X』リプレイ、「退魔生徒会出雲邪神陵」の見本が到着。
 7月17日発売予定ということで、来週後半には店頭に並ぶと思いますので、よろしく。エンブリオ・マシン、りゅうたまと並ぶはず。

 修学旅行編後半ということで、退魔生徒会一行は、出雲玉造温泉にある秘湯「神の湯」へ行って修行をすることに。関西の退魔生徒会である、風祭と藤原も参加し、温泉旅行は大混乱。当然、ヨハンと女王様も……

 カバーは、関西の退魔生徒会、風祭、藤原、そして、日高葵女王様! は、自分で指定したのだが、PCがどこにもいねえ(笑)

 ちなみに、次はクリスマス編の予定。

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ベン・トーとか、一瞬の隙間とか

 思考整理のためにBlog更新。

 色々しなくてはならないことがあるのですが、「構成案のチェック戻し」「改稿指示待ち」とかあり、「急がば回れ」状態です。もちろん、リプレイ取りの準備とか、システム・データ作りとか、テープ起こしとか、色々あってやるべきことは山積み状態ですが、一瞬の隙間を感じております。
 ええ、メールでご指摘いただいた件とか、早急に。

 とりあえず、『真・女神転生X』のデータチェックと新作の準備ですよ。
 ...といいつつ、クライブ・カッスラーを久しぶりに読む。

●読書日記

・ベン・トー
 SF大会でお会いしたアサウラさんの作品を読む。「半額弁当」を巡って激闘を展開する人々の心温まるバトル・ストーリー。氷結の魔女とか、魔導士とかいうキーワードに燃える人なら、アタリ。
 2巻も探しに行かねば。

・イスカリオテⅢ
 〈獣〉との黙示録的な戦いを展開する宗教都市に、新たな敵が降り立つ。2年前、聖都とともに殉教したはずのその男は、斬馬刀とともに帰還した。

・バーテンダー14
 血を流さねば、学べない物もある。
 まだまだやることはあるのかな。

●ドミニオン日記

 夕食後に、娘、息子と『ドミニオン:陰謀』をプレイ。
 お勧めレシピ3作を制覇したので、「コスト5・6以上(+手先)」をプレイしてみる。最初の2~3ターン、銀貨しか買えず、コンボが面倒になった息子が、アクションを買わずに、コインだけを買う「金貨プレイ」に開眼、プレイ速度が3倍に。なぜか秒でターンが回り、1試合5分とかいうオカシなゲーム速度に達する。しかし、実はそこは出発点でしかなく、「コインを充実させ、適切な比率で王国カードを混ぜたデッキ」には勝てなかったりする訳ですが、色々緊迫して楽しいですね。

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July 08, 2009

歌の龍王【20】港町ラズーリの闇

 仕事を端から処理中。
 構成案が帰ってきたら、原稿に集中しないといかんですよ。

 昨日はバンタンでライティングの授業。来週になったら、ネタばれでシナリオ構成の分析始めるぞ!と脅しつつ、1年生には、『真・女神転生X』のキャラクターを作らせる。作れるかな?

●歌の龍王

 スザク・アーカイブに、「深淵第二版」のウェブ連載小説「歌の龍王」第20話「港町ラズーリの闇」を登録しました。次は来週か再来週に。

●恐怖と狂気のクトゥルフ神話

 コンビニ本系のクトゥルフ神話解説書。類書が次々出る中、色々構成でがんばっていますね。ありがたいことに、拙著『クトゥルフ神話ガイドブック』もご紹介いただいております。

●R&R58 7/11

 公式サイトで予告が出ましたね。「深淵第二版」と「シャドウラン」の記事を書いております。

●ライドウ オンラインコミック

 第二回配信中。

●ドミニオン・陰謀 エラッタ

 SF大会から戻ったら、Amazonから到着していた。
 HJ社のエラッタは、こちら。


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July 06, 2009

クトゥルフ神話でTRPG@SF大会T-con2009

 土日は那須塩原温泉で開かれた第48回日本SF大会「T-Con2009」に参加してきました。SF大会というのは、日本のコアなSFファンが毎年、開催しているSFファンのお祭りで、今年も700人以上のSFファンがホテル・ニュー塩原へ集まり、一晩、さまざまなイベントをするというもの。

 JGCと違うのは、これが完全にアマチュア・ベースのまま、50年近く行われていることです。スタッフも参加者もアマチュアで、ゲストとしてSF業界のさまざまな方が参集する特異な空間と言えます。

 大学生の頃、朱鷺田は熱心にSFファン活動をし、色々なイベントに顔を出しておりました。当時はスタッフとして関わった大会もあり、古い知人たちがずいぶんいるのですが、何しろそれはもはや四半世紀以上昔の話でございます。最近はJGCと重なったり、SFファンらしいこともしていなかったので、あまり参加しないようになり、2001年のゲーム企画を最後に、顔を出しておりませんでしたが、今年は、クトゥルフ神話関係で付き合いのあるゲーマーさん2名から誘われ、分科会のクトゥルフ神話企画でゲスト参加してきました。

●塩原へ

 前夜、Mixiで、作家、科学解説家の志水一夫さんがガンで亡くなったと聞く。と学会会員としても知られた方です。若い頃、通っていた渋谷の金曜会で何度も楽しい話を聞いた。久しぶりのSF大会で会えるかと漠然と思っていた方がもういないというのは、なんとも悲しい話である。ご冥福をお祈りします。

 朝7時過ぎの電車に飛び乗り、例によって各駅停車の旅に。前夜、記事原稿の構成で頭を悩ましていたため、睡眠時間が4時間弱であったので、赤羽から宇都宮行きの快速に乗った途端、意識が途絶える。

 宇都宮で乗り換えると、知人のライトノベルズ作家で今回、パネルのゲストをお願いした内山靖二郎さんがいたので、塩原までだべりながら移動、宇都宮では「ベン・トー」のアサウラさんが合流、ご紹介いただきつつ、以降、この謎の三人組でうろうろする。
 宇都宮駅についたSF大会専用送迎バスに乗り込み、40分ほどかけて塩原温泉へ。11時頃到着。企画開始まで1時間をだらだらしつつ過ごす。企画エリアをうろうろしていたら、昔懐かしい顔が多々通過していく。

 加藤直之さんが、等身大の「グイン」の絵を描いている。
 (うお! 写真を撮り忘れた!)

 東京創元社SF短編賞募集中!)の小浜氏からライトノベル評論家の榎本秋氏を紹介されたら、以前、お世話になった編集さんだった。お互い、苦笑い。世の中、狭すぎるよ!

  「ライトノベル」「本屋」のパネルを見た後、自由広間の隅でやっているボードゲーム企画へ顔を出したら、「ドミニオン・陰謀」を持ってきた人がいたので、「星雲賞授賞式」そっちのけで、ゲームする。相互作用が強くなったのと、多様性を持つカードが増えたので、プレイ時間は若干長引いた感じがするが、面白い。「貢物」はなかなかの危険物かと。「ハーレム」「偵察者」「大広間」のあたりが定番コンボになりそうだ。

●クトゥルフ神話でTRPG

 夕方には、仕事で入りが遅れていた森瀬繚さんも来場、ウェルカム・パーティの後半はパネルの打ち合わせ。その後、1時間ほど仮眠を取り、体力を回復してから、深夜1時から、実際のパネル。
 30名ほどが入る小部屋で画像を投影しつつ、クトゥルフ神話TRPG回りの紹介と最新情報を紹介する。「SANチェック」普及の背景を内山さんが話してくださったり、クトゥルフ神話関連書籍の刊行情報を森瀬繚さんが紹介してくださったりと色々濃い情報発信ができたかと思います。

 記憶を頼りに書きますので、タイトルとか、内容が間違っていたら、笑って流してください。

『這い寄れ! ニャル子さん2』
『ラヴクラフトの評論集』 
『リン・カーターのクトゥルフ神話大全』
『C・A・スミスのゾティーク短編集』
『萌え萌えクトゥルフ神話』

●まったりと帰路へ

 イベント終了後、知人と手を振りあったり、まったりしつつも、限界を感じたので、風呂に入ってダウン。
 朝起きて朝食を食べた後で、やっと同部屋に、ずっと昔、SFファングループ連合会議で活躍されていた門倉純一さんがいたことに気づく。どれだけ部屋にいなかったんだ、オレ。
 クロージングまで1時間余り、まったりと話しながら過ごす。すでに会社も定年を迎えられ、悠々自適で、大会後は奥様とともに野岩鉄道で鬼怒川へ向かわれるとか。
 部屋は7階だったが、窓の外では、千々乱れつつ、谷を吹き抜ける風に乗り、スズメたちが実にエアリアルな動きで虫を追っていた。

 クロージングは、合宿大会らしいグダグダさながらも、楽しい時間だった。各種賞に交じって、ジェンダーSF研究会から、功労賞を贈られた故・栗本薫先生の御主人からのメッセージが心を打つ。ガンとの闘病の最中、わずかな時間しかパソコンに向かえないのに、グインを書く傍ら、発表の予定のない同人小説シリーズを2万枚以上も描いたという。まさに書くことが息をすること、生きることそのものであった栗本先生らしいエピソードである。
 改めて、黙祷を捧げます。

 塩原へのバスが混みそうなので、内山さん、アサウラさんと早めに動いて駅へ。
 わずか1分前で、各駅が捕まったので、そのまま、宇都宮行きに飛び乗る。昼飯代わりに、宇都宮駅前で餃子屋巡り。一件目(餃子館)では普通の焼き餃子とビールを楽しんだ後、二件目(宇味屋)では焼き餃子、水餃子、揚げ餃子、フライ餃子をつつく。フライはすでにやりすぎ感があるが、水餃子はうまかった。三件目(餃天堂)は独自のもっちりした焼き餃子をマヨネーズでいただく。ホウレンソウ入りの水餃子も面白い。
 なんというか、駅前の角三件で満腹。

 駅に入ると、これまた、新宿湘南ライナーが止まっていたので、飛び乗って帰ってきた。座ったら、おなかが一杯になり、小山を越えたあたりから爆睡。気づくと大宮を過ぎていた。

 あっと言う間の二日間でした。
 四半世紀前の友人が結構、今も家族連れで来ていて、10年近く会っていないはずなのに、能天気に挨拶しあっていたり、SF大会独特のまったり感に浸ってきました。みんな、年取ったなあ。
 今回は、内山さん、アサウラさんと適宜、合流しつつうろついていたので、久しぶりの大会もまったり楽しめました。お二人に感謝。仕事を押してかけつけてくださった森瀬さんにも感謝します。

 来年はTOKON10
 久しぶりの東京での都市型大会です。

●メモ:パチスロ『真・女神転生』

 公式サイト
 『真・女神転生3Nocturne』準拠のようですね。

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July 03, 2009

読書日記:超弦領域にクトゥルフの影?

 明日から、SF大会(T-CON2009)にて栃木へ。
 深夜1時から3時までの分科会企画で「クトゥルフ神話でTRPG」という企画のゲストパネラーです。「図解クトゥルフ神話」の森瀬さん、「クトゥルフ神話TRPG」リプレイで大活躍の内山さんと三人で、TRPGサイドから、クトゥルフ神話の最新情報を語るという内容になる予定。

 SF大会参加は2001年以来。企画スタッフとして張り付きじゃないSF大会はおそらく25年ぶりぐらいかな。自由に企画が見られるのはありがたい。ボードゲーム部屋があるので、暇になったら、「ドミニオン」持って乱入するか。「陰謀」は明日配達らしい。残念。

●読書日記:超弦領域にクトゥルフの影?

 とはいえ、ギリギリまで改稿やら、誌面構成やらの仕事をしつつ、読書しつつ。
 2008年のSF短編傑作選「超弦領域」をリハビリ代わりに読む。さすが年間傑作選、ぐいぐい引き込むような面白いものが多い。「ノックス・マシン」はさすが。

 それはさておき、ここにもクトゥルフ神話の影が!

 小林泰三「時空争奪」は、クトゥルフ神話のモチーフがうまく使われている。
 その他、こっそり、クトゥルフの名セリフが円城塔作品に紛れこんでいて驚く。もはや定番のギャグなのですね。はい、分かります。

●読書日記

・レンタルマギカ 滅びし竜と魔法使い
 京都修学旅行編完結にして、第二部完結。
 アディ、素敵だよ、アディ。

・宵月閑話 はかなき世界に、最期の歌を
 怪死した祖母の死の謎を解くべく、奇妙な友人を頼った少女の物語。
 メイドさんの表紙は・・・

・ブルー・ローズ(下)
 馳星周のノワールもの。失踪した若妻の謎を追う元刑事は、理不尽にも発生した警察機構内部の権力抗争に巻き込まれ、血で血を洗う戦いの中へとのめり込んでいく。

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July 01, 2009

北海道戦記2:妖魔の市@札幌深淵CON

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 カタリスト公式ページより、印刷版「シャドウラン4th記念エディション」。はやく国内に来てほしいところ。

 さて、北海道レポの続きを一気に。

●二日目:札幌入り

 初日は函館温泉に宿泊。意外にも北海道は温泉が多い。函館も明らかに港町であるが、浜辺のホテルまで、温泉が完備されている。
 昼前、函館取材をほぼ終え、いくつか貴重な構想を得て函館駅からスーパー北斗に飛び乗る。特急で3時間。札幌までの距離はずいぶんと長いが、大半を眠って過ごす。
 札幌に到着する。途中、主催者の連絡先を忘れると言うおおぽかがあったが、知人の助けで事なきを得る。
 前夜泊の場所は、幌平橋に近い中島公園の中の公共施設。

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 道外組や旭川などの遠方組で止まる。
 早速、テーブルの上に並ぶ酒や北海道限定のジュース。リボンナポリン、コアップガラナ、液状の白い恋人たち。お酒も、クラシックを始め、チェリージュース、20年物のメロンブランデーでつけた梅酒・・・
 いや、これが北海道クオリティ、らしい。

 その後、前夜祭ということで、キリンビール園でジンギスカン&カニの食べ放題。翌日のGMと色々話しつつ、ひたすらカニを食う。
 すすき野から市電に乗り、温泉系銭湯で汗を流す。ブルガリアンローズの湯というのがあった。

 宿舎に帰り、地元GMの千鳥足さんを交えて飲む。「戦国深淵」(私の背中には、信長様の御霊が宿っておるのだ!)とか、楽しい話を聞く。こうして、地元のGMさんが、独自の視点で遊んでくれている様子は、デザイナーにとって、大きな刺激である。

●三日目:妖魔の市@札幌深淵CON

 明けて、三日目は札幌深淵CON当日。時計台を見物した後、会場入り。「通路」をプレイして地元ゲーマーと交流しつつ、イベント開始。今回は、渦型ツール「妖魔の市」を「導入なし、無制限モード」で使用する。

 運命に導かれた人々が妖魔の市で魔族から買い物をするという話。
 途中は、色々起こるが、お話は混迷しているので、結論のみ。

・漂泊の戦姫ブリガンディ・ミア・リーゼロッテ姫
 故郷を失った上に、ひとり、森の結界に迷い込み、20年の時を越えてしまった時の迷い人。彼女の国を奪った宿敵はすでに次世代に至り、復讐者の存在を忘れ、平和の中に暮らしている。
 絶望に狩られた彼女は、妖魔の市に希望を託すが、求める力を得ることができぬまま、市を去る。後に名を変え、宿敵の弟を誘惑し、焚きつけ、クーデターを起こすことになる。享年54歳で、「ラスト・エンペラー」冒頭の西太后のように死ぬ予定。

・死の乙女に仕える夢占い師ミヒャエル
 魔族の封印の地図を求めて妖魔の市に踏み込むが、王者の相を持っていたため、魔族や異端者に追われることになる。任務に準じる覚悟を決め、龍の影なる者オーブリンが営む本屋で、自らの命を担保に、古代の魔道書を購入、火龍の羽をもらって師匠の元に飛び去る。エンディングで生きながら、オーブリンに食われてしまう。

・奇妙な旅人ガルガンチュア
 魔族の封印情報を集めるべく、妖魔の市に至る。ミヒャエルを生贄候補として狙うも失敗、妖魔の市で出会った鏡の公女エリシェの下僕となることを望む。エリシェの鏡の一つに投げ込まれ、鏡の奥から宿敵の人生を見はりつつ、千年に渡る放置プレイを受ける。

・魔道師候補生ジュジュ
 記憶がない上に、虫が怖い魔道師候補生。師匠の命により、魔法の買い物に行く。
 自らの記憶を取り戻すも、サソリの王の眷族から作られた存在であったことが分かり、絶望するも、猫の王に記憶を消され、何もなかったかのように学院に戻る。またもや1年落第。相変わらず記憶はない。

・傭兵クラウド・ウィスパー
 嫉妬深い恋人(際立った性格:嫉妬、縁故5)に誓いを立て、愛を証明する魔法の指輪を買いに来た若き戦士。不和の侯爵が「お題はあなたの善意で」と売っている金塊に目がくらみ、骨肉の争いを忘れ、狂気に囚われる。最後には、嫉妬深い恋人まで登場。漂泊の戦姫と一緒のところを目撃され、ヤンデレな感じで、短剣で切りつけられるも、ダメージは・・・

「攻撃側と防御側が絡み合って転倒する」

 そのまま、ベッド戦闘へ突入。流血の愛を全うし、その後は、「ミザリー状態」(足を折られてベッドに軟禁)で彼女との愛の日々を過ごす。プレイヤーはなぜかとても幸せそうだった。

~終わり~

 最後の夢歩きをかなり自由にやってもらうと皆さん、暴走する、する。

 大通りの蛇之介に移動し、打ち上げ、ルイベや鮭児など北海道ならではおつまみをつつきながら、楽しい時を過ごす。参加者の一人が、旧コスモ・エンジニアリングのスタッフでずいぶん懐かしかった。

●三日目:観光は戦いだ(笑)
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 翌日、地元の方が車を出してくださったので、市内から小樽方面へ観光。
 まずは、サッポロビール博物館を見学、開拓使ビールを飲み、塩コショウジェラートを食べる。

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 続いて、札幌名物スープカレーを食べようと、「マジック・スパイス」本店へ。インドというか、ヒンドゥー系のかっとんだ内装。「涅槃」級の辛さに、マジック・マッシュルームをトッピングする。
 カレーというより、スパイス薬膳スープで、汗がだらだら出る。
 この店では食事を「旅立ち」というが、まさにどこかに行ってしまいそうな感じ。

 その後、小樽まで足を延ばし、オルゴール博物館、万華鏡博物館を見て楽しむ。さらに、千歳まで送っていただき、本当に助かりました。車中では、地元のゲーマー事情を色々聞く。

 AIR DOに乗り、月曜日の夜には帰宅。
 ほとんどそのままばったりでした。

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 いただきもののお酒。
 日本最北の酒蔵が作る「国稀 大吟醸」
 濃厚な味わいが特徴です。

 チェリービール。
 チェリーの味がする。

●そのほか、日々雑記

・闇狩り師 黄石公の犬
 同シリーズ21年ぶりの新刊。相変わらず、迫力ある筆致がすばらしい。

・とめはね! 3~5
 旅行中に読んだ。途中で雑誌が移籍するという事件があったものの、とても素敵な書道コミック。

・GAME JAPAN 2009年8月号
 いただきもの。
 デュエルマスター映画化決定とか!

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北海道戦記1、エヴァ:破

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 朱鷺田です。
 札幌深淵CONから戻ったら、もう今週末はSF大会です。夜中に、「クトゥルフ神話とTRPG」という企画をやります。内山靖二郎さん、森瀬繚さんと三人で、クトゥルフ神話とTRPGの関係について語るのですが、結構、周辺状況まで広げて語ることになりそうです。行く人がいたら、よろしく。


●北海道戦記1:函館

 札幌深淵CONレポその1.
 金曜日午後、羽田空港から函館へ。北海道上陸のついでに、新撰組終焉の地を見ておこうという算段。まずは、五稜郭前で塩ラーメンを食う。
 五稜郭では、バンカー(土塁)の戦闘状況を検証する。この城砦はやはり時代に即していないと感じる。

 その後、土方戦死の地まで徒歩で移動。1時間以上かかる。後に道民に「北海道は縮尺が違うから」と怒られる。普通、歩かないらしい。そうか?
 でも、翌日も、弁天台場から旧英国大使館を越え、函館駅まで踏破して、死にそうになる。

●えヴぁ:破

 渋谷プライムで立ち見、と称して座布団で見る。
 「新しいえヴぁを作った」という意味では素敵。いい意味で「容赦がない人」だ。

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