JGC2009:深淵03:炎の大地へ
二日目深夜 2530からは、夜の深淵CON第二部。
昨夜に続き、深淵三昧ですよ!
●夜の深淵CON第二夜
辺境騎士団領の戦乱を扱うテーマセッションも二夜目。
一夜目のセッションで、暗黒の塔にソニア・デインとユラスの黒騎士が乱入したり、マール・レイアでステラ・マルバスを巡る嫁取り合戦が発生し、新世界教団のエースというべき騎士が死亡したり、色々あったのを反映してのセッション。私も二夜目まで引っ張る予定のタルタスVS屍の城の戦争が一夜目で終わってしまったりと、各GMとも大騒ぎでした。すまん。
そういう状況で、さらに五つ目の新世界教団の聖堂領編を加えて、5卓のセッションが行われました。
●外交特使その2
一夜目で対「屍の城」戦争が決着したので、タルタスは、新たな脅威である、火の神を信仰する東方の蛮族「炎の大地」に対する交渉特使を送り込むことにした。
騎士ボルビ・ミネラル 「異形の刻印」「傍観者の記憶」
腹に口のある異形を持つ騎士。積極性にかけることから、後悔することが多い。何とか功績を上げるため、外交特使の任に専念しようとするが、特使団には問題児がいて・・・・
傭兵イザーク 「死の約定」「不義の子」
炎の大地ジャガシュにもともと住んでいた農民の息子。父はジャガシュへの帰還に入れ込み、家を留守にすることが多い。不義の子であることを気にして、父の代わりにジャガシュの奪還を希求する。
雪狼の姫ネージャに魂を売り、氷結無効。
獅子の戦姫ウェントス 「抑えきれない感情」「魔法の武器」
鏡の盾を持つ獅子王教団の女戦士。好戦的な狂戦士。
奇妙な旅人アレフ 「自己犠牲」「不幸」
報われない不幸な異端者。雑務担当というか、ウェントスの暴走に翻弄される。
●炎の大地
騎士ボルビに率いられた一行は、タルタスの宰相の命により、炎の大地への調査、外交交渉に向かうが、熱砂の砂漠の中で、戦車軍団と遭遇する。暴走しそうなウェントスを抑えて、なんとか、火神教団の蛮族を率いるウルスラとの謁見に持ち込むが、ウルスラの威容に圧倒されてしまう。
やがて、ウェントスが暴発、火神教団の戦車兵数名と乱闘を開始する。
あわてて、イザークが介入、何とか死者のないうちに、ウェントスを気絶させて取り押さえる。
ウェントスの騒ぎで全員の死を覚悟した一行であったが、ボルビが低姿勢で交渉、何とか生還した。
また、イザークはその度胸を認められ、ウルスラの部隊にスカウトされた。暴走したウェントスには、生還の代償として、西方ラルハースへの侵攻の先陣を命じられた。まさしく、獅子王教団にふさわしい生還確率の低い任務である。
これにより、タルタスは火神教団のウルスラとの対等な関係形成に失敗。その後、苦難の道を歩むことになった。ボルビはその責務を取って、対火神教団方面司令官に就任、最前線で死ぬことになる。不幸なアレフは、火神教団に一撃を与えるため、ルハーブの封印を求め、北へ旅立った。
~FINE~
深夜イベントも二日目ということで、GMもPLも暴走。大惨事っぽいセッションの結果、タルタスは土下座外交で失墜することになりました。