二日目夜の部はR-CONにて、BLUE ROSE:NEXUSのお披露目体験セッション。
●BLUE ROSEが、DRロールで復活!
先行発売のR&Rでも紹介されておりますが、今回、「BLUE ROSE:NEXUS」は、なんと、現代ガンアクションTRPG「GUNDOG ZERO」とのコラボ企画で、デュアル・ロール・システムを採用、より派手なガンアクションを再現しつつ、ダイナミックな冒険を行うものです。
もちろん、ブルーローズならでは、現代社会ネタを取り込めるシームレス・ワールドも健在、初版以来7年が経過した2009年の情勢を踏まえ、ブルーローズと四つの陰謀組織(軍事系のシュープリーム、魔術系の《銀の暁》、中華系の龍三合、そして、カリフォルニアの楽しい友人、セレスティアル・ゲート)の関係を激変していきます。
かつて、ブルーローズを支えたゾディアック・メンバーは解散、その多くが陰謀組織に移籍し、敵NPCとして出現することになります。
年末発売予定で現在、鋭意制作中!
●ソマリア海賊を追え!
予告編
グレート・ジンバブエで発見された2万年前の石のオーパーツ「ストローハット」がソマリア海賊に奪われた! 回収に向かったブルーローズのエージェントたちに、軍事結社「シュープリーム」のサイボーグ兵士「ブレイド少佐」が迫る。
【PC】
富豪の令嬢 エミリア・カーライル
(セレブリティ/トレジャー・ハンター)
冒険が大好きで、超古代文明を追う大富豪の令嬢。
学者の娘 テリー・パーカー (ブレイン/テック)
航行学者だった父の遺志を継ぎ、超古代文明を追う若き考古学者。操縦の腕もなかなかである。
八木原明 (モンストロス/モンストロス)
日本で野生の山羊に育てられた野生児。ビーストフォームで戦闘形態の山羊に変身する。本当の山羊ではなく、どうも、森の黒い子山羊っぽい。
セリア・キャンベル (ミリティア/カリスマ)
ブルーローズで軍事顧問として活躍するガンドッグ。サンプル・キャラクターは、GUNDOGZEROからゲスト出演のクイーン・ビーがモデル。
●グレート・ジンバブエの対決
BLUE ROSE:NEXUSでは、GUNDOG ZEROのユニークなルール「余暇行動」と「ミッション・ロウ」の持つストーリー支援能力を拡充、よりアクティブな冒険活劇を描けるようにしています。
まずは、ミッション開始前に与えられる余暇行動に、クラス専用の演出的なシーン形成力を与え、さらに、ランダムで発生する陰謀組織とのクロスオーバー・イベントを組み込んだ。
その結果・・・・・・・
エミリアは、東欧で魔術結社《銀の暁》の調査中、セフィロトの光を目撃、精神汚染を受けた。さらに、グレート・ジンバブエでの冒険旅行で、きっかけとなるオーパーツ「ストローハット」の争奪戦を、軍事系陰謀組織「シュープリーム」と展開する。
サイバー兵士部隊「エッジ0」を率いるのは、かつて、ゾディアック・メンバーの一人として、オーパーツ解析に活躍したドイツ軍事研究所の科学主任マリア・ゲーデルニヒ。
マリア「もはや、ブルーローズなどという古い組織にこだわっていてはいけないわ。オーパーツの力は私たち、シュープリームの覇権のために活用させていただくわ」
エミリア「古き伝統を守ることこそ、私たち貴族の務め」
マリア率いるサイバー兵士部隊に包囲され、一度はオーパーツを奪われたものの、現地の古老の協力で、これを奪還、現地ガイドに託し、隣国モザンビークの港町ベイラへ運んでもらうことになった。
GM:でも、それを運ぶ予定のソマリア海賊グロン君が行方不明なのです。
エミリア:では、ブルーローズの仲間を呼び集めます!
一方、その頃…
学者の娘テリーは、エジプトでセレスティアル・ゲートのドクター・マロリーと邂逅。ピラミッド・パワーを授けられていた。
セリアはミス・デイジー・スー(龍三合の女帝、妲妃)と暴飲暴食をした後、モザンビークで、Dr・BJの墓参りをし、黒服の女性から彼の遺品を受け取った。
冬眠していた八木原はバチカンで「不死者13号」の証言録を調査し、2000年に及ぶ謎の日記の存在を知る。
ちなみに、まだゲーム本編は始まってません。
●ベイラ市での調査
モザンビークの港町ベイラに集合した一行は、ソマリア海賊グロンの足跡を追うため、情報収集に向かう。
テリーとセリアが空港に向かうと、そこにはちょうど、「シュープリーム」のサイバー兵士部隊が到着する。自転車で逃走するテリーに敵が目を向けた隙に隠れて様子をうかがうセリアだったが、仮面のサイバー兵士「ブレイド少佐」に発見され、オーパーツ兵器《剣》を突きつけられる。
危機一髪の状態にマリアが声をかける。
マリア「その様子では、まだ、『ストローハット』を見つけていないようね。なら、あなたに用はないわ」
一方、エミリアはベイラの警察署に執事を派遣し、署長を買収し、情報を得るが、そこで、龍三合のチャイニーズ・ターミネーター、《黒星の龍》が突入。警察署は全滅、執事も重傷を負う。
やむなく、エミリアはセレブリティのクラス・アーツ《ホットライン》を連打して、ソマリア沖に展開するNATO軍司令部に直電、駆逐艦「コーンウォール」の艦長に頼んで、ソマリア周辺に網を張る。
これに対して、シュープリームのマリア・ゲーデルニヒは、アーツ《エシュロン》、《エアカバー》を発動、NATO軍の情報網に介入、アメリカ空軍機ラプターを持ってソマリア沖の制空権を握る。
●インド洋、波高し
十分な情報を得た一行は、あらかじめ、余暇行動でカロン船長とのコネクションを築いておいたテリーのおかげで、米軍の最新鋭トリマラン型高速LCS「インディペンデンス級」を受け取り、インドへ向かったグロンを追ってモザンビークからソマリア沖へと移動する。
ソマリア沖は、対海賊行動のため、欧米ロシア中国インド日本など世界の軍事大国が派遣した最新鋭艦艇が30隻以上、展開するという、海軍艦艇のオンパレード状態。
インディペンデンス級の高速でこんな火薬庫に飛び込む一行。
当然ながら、各国艦艇からミサイル標的用のレーダー波がどんどん浴びせられる。NATO軍は、英国艦「コーンウォール」経由で誤魔化すものの、シュープリームの影響が強い米軍、龍三合の影響を受ける中国軍はそうもいかない。米軍のタイコンデロガ級イージス艦アンツィオ、アーレイバーク級イージス艦ラブーン、中国軍のフリゲート艦「徐州」「舟山」がミサイル発射体制に入る。
そんな中、やっとグロンのボートに追いつく。
セリアと八木原がラペリングで乗り込み、一瞬でグロンの頭に銃を突きつけて制圧、オーパーツを回収する。
ロープを上り、甲板に戻ってきたところで、米軍のラプターが来襲。
急発進したため、セリアが落下しそうになったところで、甲板にサイバー兵士「ブレイド少佐」が飛び降り、オーパーツ兵器《剣》を振るう。
ストローハットを守るため、実力が出せない八木原であったが、セリアにオーパーツを託して、獣化! セリアの指揮(およびテリーのアドバイス、エミリアのサムズアップ)を受けて、先手を取り、ブレイド少佐を撃退した。
ブレイド少佐の敗退後、ミサイルが飛んだが、チャフをばらまき、何とかインド方面に脱出。
かくして、オーパーツ「ストローハット」を巡るインド洋の激闘は幕を閉じたのである。
~Fine~
今回も派手な展開でした。
BLUE ROSE:NEXUSは、年末発売予定です。
お楽しみに!