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November 02, 2009

ニューオリンズの夢@クトゥルフOnly CON

P3P到着。女性主人公でスタート。とりあえず、ゆかりっちと友達になる。
南極はデビルマンを倒したところで中断中。ラスボス目前のはずだが、ここからがきつい。

●ニューオリンズの夢@クトゥルフOnly CON

 土曜日はクトゥルフOnly CONでゲストキーパー。
 現代の新宿三丁目が舞台。

キャラクター作成は「自分キャラ」。
ランダムではなく、プレイヤー本人に近いキャラクターを自己申告で作るという遊び方。
 本業並みは75%という目安で行く。

 プレイヤー5人中、紅一点の女性が「制作:ギャルゲー 15%」とか書き始める。
 落ちつけ(笑)

 舞台となるのは、新宿三丁目にある地下一階のこじゃれたバー。「IN MEMORIUM」。
 そこで、行われる朗読劇「ニューオリンズの夢」を聞きに集まったPCたちは、謎の少女が朗読する「クトゥルフの呼び声」を聞くうち、自分たちが数年の記憶を一切失っていたことに気づく。(喪失した期間は1D6年)。
 手帳には、自らが学んだことのない特定分野を熱心に研究した跡が残されているが、なぜ、そうしたのかは全く分からない。携帯に残るメールや通信履歴に覚えがない。やがて、一人が実家に電話すると、その期間、彼は失踪していたことが分かる。
 何があり、なぜ、ここにいたのか?
 美少女が朗読する「クトゥルフの呼び声」が朗々と響く。

「わたしが思うに、この世で最も慈悲深いことは、人間が脳裏にあるものすべてを関連づけられずにいることだろう」

 異常な状況に外へ出た役者志望の青年は、暴風に飛ばされそうになる。
 吹き荒れる風はなぜか引き寄せるような不可解な動きをする。
 本能的な恐怖が身を包む。
 電気技術者に救われ、バーに戻った彼はやがて、自らの秘密に気づいてしまう。

 一時的な発狂に陥った役者の青年に、キーパーは、セッション・テーブルから少し離れたイスを指し示す。
 そこに座った青年に、「マレウス・モンストロルム」を差し出す。
 キーパー「ここ(P22-)とここ(P95-)を読んでおいて」
 プレイヤー「うわあ」
 キーパー「あのキャラクターは、ステージの隅で謎の石板を読み始めた」
 他のプレイヤー「あっち、いっちゃったよ」

 第二の発狂者と入れ替わりに、セッション・テーブルへ戻ってきた役者の青年は、バーの他の客と同様に、カスタネットを叩くことで会話し始める。第二の発狂者もやがて石板を読み終え、セッション・テーブルに戻ってきて、カスタネット会話の開始。

他のプレイヤー「人間の言葉で会話しろ!」

 その後、第三の発狂者が出て、事情がおおよそ見えてきたが、同時に、正気度ロールでファンブルを振った山梨の青年が、バーから飛び出し、暴風の中で待ち受けていた「天敵」に襲われる。

キーパー「触手の攻撃だな。2D6本か。(コロコロ)」
青年「12ですね?」
キーパー「命中判定をしようか……11回命中、クリティカル2回」

 合計88ダメージを食らって、青年は粉みじんに。

 台風に乗ってオーストラリアから飛来した「天敵」は、朝になれば、台風とともに飛び去るとのこと。
 扉にバリケードを築き、対策としての電撃銃の制作に入るが、電子工学の技能を持っているのは、まだ発狂していない、つまり、状況に分かっていない一人だけ。何とか理性を取り戻し、事情を説明して制作を行ううちに、換気孔から触手が侵入していた。たった一つしかない電撃銃で何とか撃退を試みるものの、使いなれない電撃銃が外れるうち、二番目に発狂した青年が触手につかまり、換気孔のスリットから無理矢理、引き出されかけ、体が真っ二つになって死亡。
 何とか残る3名は換気孔をふさいで朝まで生き残る。

 何が起きたかは、「マレウス」(P22)か「クトゥルフ神話TRPG」(P166)をお読みください。

●付録:今回の美少女(?)

 今回、狂言回しとして、「クトゥルフの呼び声」を朗読する美少女(3~5歳ぐらいなので、美幼女か?)を出しました。元写真ではありませんが、下の写真の中央に映っている白いドレスの子です。1920年代に活躍したある有名人物の子供時代です。
さて、誰でしょうか?
 セッション参加者はもちろん、コンベンション参加者もすぐには分かりませんでした。

 分かった方は、答えを口にする前に、正気度ロールをぜひ。(0/1D3)

Photo

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