というタイトルの短編SFがありますが……
『ブルーローズ:ネクサス』(12/19発売!)の校正が終わった途端、この週末は、怒涛の宴会三連発でした。学校の忘年会→ミード・オフ→某所クリスマス会。
その反動で、今週は色々引きこもりと図書館通いの予定。
それはさておき、色々な日々です。
●岡和田晃氏、日本SF評論賞優秀賞受賞
ゲームライター(GUNDOG ZEROリプレイ「アゲインスト・ジェノサイト」)、翻訳者(ウォーハンマーチームの一員)とともに、SFの評論でも活躍する岡和田晃氏が、第五回日本SF評論賞の優秀賞を受賞されたとのこと。おめでとうございます。
とりあえず、献杯。
●学校のメモ
金曜日で年内の授業は終わり。冬休み課題の小説プロットを見つつ、新潮文庫の「午前零時」より、馳星周「真夜中のサラ」を読ませたりする。
金曜日の夕方からライター科1年の忘年会。渋谷の牛角。隣に歴史幕末系の飲み屋があり、ちょっと気になる。
龍馬鍋とか壬生鍋とかあるらしい。
牛角で焼肉を食べた後は無理だったので、近所の霧島へ。
馬刺しと黒霧島で一杯。
●ミード・オフ@新宿三丁目
京都の蜂蜜酒専門店ミール・ミィの番頭さんが、新宿伊勢丹での販売に上京されたのを機会に、Mixiの第三回ミード・オフ開催。またも幹事の妖さんが走り回ってくださり、ポーランドやハンガリーのミードなどユニークなものを飲ませていただきました。
口あけのハイドラムのスパークリング・ミードも心地よし。
この日、飲んだミードの一覧は、幹事さんのBLOGにて。
会場になったイル・ジソラーレは、ボトルの持ち込み無料という独特のシステムを持つイタリア料理屋さん。こういう試飲会的なパーティにはありがたい存在です。
銀座バル・デ・オジャの中瀬さんも顔を出され、蜂蜜入りのラムを飲ませていただきました。30度を越えているのに甘口で飲みやすい!
写真は、ポーランドのミード、「カシュテラニスキ」。
現地の日本人の方から送っていただいたとか。
ハーブの味わいが深く、ホットで飲むとうまい。
●居酒屋、もとい、クリスマス・パーティ
日曜日は居酒屋、もとい、邪悪寺院攻略でお世話になっているゲームサークルのクリスマス・パーティ。
ここのいいところは、ケーキと酒のプロが持ち込む、うまいケーキとうまい酒。
本職のケーキを堪能した後は酒三昧。シメイの黒に始まり、DRCから独立された娘さんが作った「本当にうまいボジョレー・ヌーボー」とか、燗酒にするなら最高の「白龍」とか。伊勢の白酒もまたいただけたので、ありがたい。ありがたい。
写真は、右から
・祁答院蒸溜所の薩摩木槽芋焼酎「木々の目覚め」
栓を抜いた途端、立ち上る芋と木槽の香りがたまらない焼酎の逸品。
・信濃路の銘酒 舞姫
優しい味わいの信濃の銘酒。残念ながら、舞姫酒造のHPはリニューアル中でした。
・東晨洋酒 「食通の会公認 カレーにあうワイン」
食通の会は、ゲーム仲間たちが作っている食べ物好きの集まり。彼らが、私もお世話なっている山梨のワイナリー、東晨洋酒さんにお願いして、カレーに合うワインを考えるというイベントを行い、その結果、出来上がった限定ワイン・パワフルなボディを持ちつつ、さわやかな味わいの一本。
・琵琶のささ浪 純米活性もろみ酒
麻原酒造の濁り酒。生きているので、横置き厳禁とか書いてある素敵なお酒。
持ち込んだ方(我がキタキタ教のデミゴッド様万歳)が、説明を読まずに、横置きしていたので、爆発寸前のため、安置中。
追記:ささ浪を開封。もろみの味わいががつんとくるほどの酒精。大量のもろみ。発泡。これは、時代劇などでよく見る平たい杯でないと辛いな、というのを実感。砂糖を加え、お湯割りすると濃厚なうまみを持つ甘酒に変身。
●飲んでもゲーム
そんな状態でもゲームをするのがやっぱりゲーマー。
私は、12月19日発売予定の『ブルーローズ:ネクサス』をGM。
使ったのは、掲載シナリオの「イスカンダル:クロスオーバー」なので、詳細は省略。アトランティスとアレキサンドロス大王(イスカンダル)が交錯する、派手なアクション・シナリオです。
その後、「深淵人狼2009」を全体でプレイ。騎士と権力者、異端者が増えた状態で、何とか生き残りを図るひどい多人数ゲーム。ギュラニン党が5ターン生き残り、端から暗殺するとか。結局、残った3名が健全な選択をして終了。
●2009年のベスト・バウト
このサークルのクリスマス会は、1年の締めくくりということで、自己紹介の際に今年のベスト・セッションを上げるのが恒例。
朱鷺田的に上げるべきは、やはり二つ。
・JGCでの連続二夜 夜の深淵CONおよび昼間のR-CONでの深淵
今回は「辺境騎士団領」を舞台にしたテーマセッションということで、四回に渡り、交易都市タルタスを舞台にした年代記的なシナリオをGMさせていただきました。おかげで、タルタスの興亡のさまざまな一シーンを描くことができ、GMとして、また、世界制作者として、手ごたえを感じることができました。
・バロールの群れ
ハーフオーク・バーバリアンはがんばりました。
バロールが倍々ゲームで出てくるのはどうよ、DM?