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February 25, 2010

SR:DUSK、ガンダムUC、アバター

Cat26400

 知人とシャドウラン4thのセッションをするため、キャンペーン・シナリオ「Dusk:Dawn of Artifact1」を読み始める。ハンドアウトのいくつかは、日本語化しないとダメかな。OPの小説は、いきなりランナーがMMO-RPGで遊んでいるところへ仲間がアクセスして仕事の話をするという流れ。奪われたアーティファクトを奪還するため、アフリカ、旧ナイジェリアのラゴスに逃げたエルフ野郎を追うというもの。やばい土地ですよ。

●ガンダムUC

 新宿ピカデリーに「機動戦士ガンダムUC」を見に行く。綺麗なシネコンに生まれ変わってからは初めてである。中身がどこかヴァルト9に似ているのはいたしかなないか。
 宇宙世紀になる瞬間というのが初めて描かれたのは興味深いし、オニール型コロニーの建設方法が解説されるとか、ハード好きには割とたまらないあたり。アクションが結構無茶目ですが、面白いにゃ。
 Episode2は秋。
 ゆっくり待ちましょうや。

 思うに、ガンダムって、基本的に昭和初期とか19世紀の欧州とかで流行った「貴種流離譚+戦争中のすれちがいの恋話」の文脈が強いよね。
 「ラプラスの箱」とか、明らかにオーパーツですよ。『ブルーローズ:ネクサス』でもできるんじゃなかろうか、この話。その場合、ネオジオンが銀の暁で、ロンドベル隊がシュープリームですかね?

 本編の後、ガンダム00の劇場版の予告もあったが、こちらもなかなか面白そう。眼鏡っ娘戦略士官とかまた活躍してくれそうで期待大ですね。

●アバター

 ガンダムUCの後、ジャスト入れる上映時間のチケットがとれたので、そのまま、未見だった「アバター」を見る。3D眼鏡が眼鏡とあわなくて、いまいち3Dが実感できなかったが、映像の美しさと新技術の生み出す異世界像は堪能できた。ストーリー的には「ダンス・ウィズ・ウルブスのSF版で、キャメロン仕上げ」で、「シャーマニックな異星人を出せば、感情移入できるっていうのは1970年代の設定だぜ」という感じですが、わかりやすく、小ネタの使い方もうまいので、見ていればやっぱり面白い。CG映画ではあるが、モーフィング技術の進化で、外見の違うクリーチャーを人間の俳優が演じられるようになったのはすごい。世界の作り込みも微に入り細に入り、芸達者でよい。
 空飛ぶ山とか、飛龍に飛び乗る話とか、ナヴィのジャングルとの交流とか見ていると、もしかして、ジェイムズ・キャメロンは「ナウシカ」が作りたかったんじゃなかろうかと思ったりもした。
 パワード・スーツと巨人戦士の戦い、飛龍と戦闘ヘリのバトルとか、見たかった映像が見れたという気分。

 ちなみに、このネタ、そのまま「シャドウラン4th」で出来ます。
 オリハルコンとかレアメタルの鉱床の上に、シャーマニックで非人類の知性種族が住んでいて、現代技術を否定している。そこに、交渉用のバイオドローンにリンクした兵士が投入されるとか。

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