« 週末は『ブルーローズ:ネクサス』CON! | Main | 深淵:歌の龍王、BRN:アンナ・ミッチェルの遺産 »

March 20, 2010

都条例、「聖餐」、クトゥルーとゲーム

 知人より、Twitterで通販をしているという荻窪の自家焙煎珈琲の店「10シリング6ペンス」の珈琲をいただく。久しぶりに、挽きたての珈琲豆をドリップでいただく。深い香りが心地よい。よいものをいただいた。

 今日は図書館回り、『ブルーローズ:ネクサス』CONシナリオの確認、『真・女神転生X』リプレイの再校作業で一杯だ。時間がないよ(とかいいつつ、ブログを更新するよ)

●ローズ・トゥ・ロード、世界樹の迷宮SRS Amazonにて予約開始

51we3nzx7l_ss500_

 サイドバーにリンクを置いておきます。
 さて、今度のローズはどこまでいくのでしょうや?

●都条例

 例の都条例が継続審議となったようだ。
 まずは、動いてくださった都議の方に感謝します。

 とはいえ、事態は完全に安心な訳ではありません。いきなり、事実上の可決に近い影響力をもつ総務部会での決定にはならなかったので、最悪の展開は避けられましたが、「継続審議」となっただけで、廃案にはならなかった。逆に、「継続審議」なので、条文修正により、6月の議会で可決される可能性が高い。次の戦場は、改訂案をいかに修正するかである。それどころか、通ると思っていた法案が「継続審議」になったことに、まだ納得しない自公が3月の都議会でなんらかの行動に出る可能性も残っている。

 ここで、マイミクさんの日記にうなずけるところがあったので、こちらでも一言触れておきたい。
 今回、メールや封書で都議の方に意見を述べられた方は、できれば、最悪の状況を食い止めてくれた都議の方にお礼のメールを書いて欲しい、反対に回ってくれた民主党、共産党、生活ネットワークの都議に感謝しよう。そして、可能ならば、妥協してくれた自民党の都議にも送るとよい。

もちろん一部の議員さんたちは、(継続審議という結果に)心境では納得していないと思われます。 そこで、 「慎重な議論の必要がある、との我々の声に耳を傾けていただき、ありがとうございます!」 といった感じで感謝することで、「ああ、そういう意見がやはり多いのか」と、理解していただくのが大切だそうです。

 同様に、国会議員、マスコミや業界団体へのよびかけを行った方は、今回の結果を見つめつつ、同様に礼状をだし、「引き続き、目を光らせてください」と頼むとよいでしょう。感謝を言葉にすることはよいことです。

 追記:終わった訳ではありません。より危険な領域で状況は継続中です。

●石原慎太郎著「聖餐」を読む。

 さて、都条例関係のエントリーを書き始めてから、石原慎太郎という作家に興味がわいた。私は国文科卒だが、自分の生まれる前の青春小説にはあまり興味がなく、若い頃は「太陽の季節」(1955年)には目を向けもしなかった。そこで、図書館で「太陽の季節」と「聖餐」を借りてきた。今は、仕事の合間に、「聖餐」から読んでいる。短編集である。

 表題作の「聖餐」は、今回の改訂案の冒頭に名前のある石原慎太郎氏が「新潮」1993年1月号に書いた、単行本にして90ページほどの中編である。
 映画業界からドロップアウトし、やむなく、エロ業界のプランナーになった主人公は、ある一件から警察の目の敵にされ、何をやっても警察が圧力をかけてくるようになり、ついに、行き詰まり、権力への反逆として、猟奇殺人を映画として撮影するに至る。彼らはそれでやっと呪縛から解放され、日常へ帰れると感じて物語は終わる。

 ふと、今回の件に重なるものを感じた。

 石原都知事が「聖餐」を書いてから17年、人が変わるのに十分な時間であると思うが、できれば、都知事には小説家としての意地を見せてほしい、と思う。

●クトゥルー神話とゲーム

 クトゥルー神話研究の畏友、森瀬繚氏が「ゲームラボ」と「月刊メガストア」でクトゥルーゲームの記事を書いていると聞いたので、チェック。「ゲームラボ」はPCゲーム全般が好きで改造までする人向け、「月刊メガストア」は18禁の美少女ゲーム雑誌なので、ある意味、デジタル・ゲームのクトゥルー物が確認できた。これで来週の「SFマガジン」の特集が楽しみになった。

●ガンダム、再び大地に立つ

Photo

 今度は、ビームサーベル装備だそうで、これはカッコいい!

●シグルイ14

 ついに、御前試合への流れが出る。独眼竜伊達政宗登場。

 さて、今日は調べ物で図書館巡りだ。

|

« 週末は『ブルーローズ:ネクサス』CON! | Main | 深淵:歌の龍王、BRN:アンナ・ミッチェルの遺産 »