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May 06, 2010

イフコン2:BRN:ナスカ四神相応

 5/5は体調回復のため、寝たり起きたりビデオを見たりしていたが、深夜になってから、NHK-FMのアニソン三昧に気づいたオレ。その後、思い出してゲームミュージックの夜も少しずつ聞いた。「NHKラジオ深夜便」の丁寧で豊かな発音で「グラディウス」という名前を聞くのはある種のホラーと言えよう。いや、聞くにつれ、このアナウンサーが、あらゆるゲームタイトルもゲームジャンル名もゲーム名も知らないかのように、まるで、東欧かどこかの言葉のように発音し、解説するのがどんどん怖くなってきた……

●情報メモ

 English Russia
 旧ソ連の写真集。見つけたのは速水螺旋人さんのようですが、なぜか小川一水さんのつぶやきから。

●5/2 イフコン@中津

 さて、九州レポの続き。
 翌朝、中津の会場入りしたのは、9時頃。
 会場設営に東奔西走する内田さんの次男坊「よしずみ」君をだっこしていたら、お孫さんですか?と聞かれる。最近、白髪も目立ってきたので、しかたないか?

●人狼は眠らない

 さて、イフコン名物の全体ゲーム「人狼は眠らない」(別名、中津人狼)は、有名な「汝、人狼なりや?」を改造したオリジナル。夜のフェイズも含めて、投票制にしたことが大きな違いで、その分、展開が派手になりやすい。役職も多く、希望も通りやすいので参加意識も上がる。前回は1夜目に食い殺され、ずいぶん寂しかった。

 今回は前夜の酒がやや残っており、狂人を演じて場を混乱させるにはパワーが足りなかったので、大人しく村人になり、参加者の名前を確認しつつ、情報収集開始。

朱鷺田:あの、名前は? えっと人狼ですか?
参加者:ま、まさか~。
朱鷺田:●●さんと。メモメモ。
参加者:それはもしかして、デスノート?
朱鷺田:にやり……

 早速1ラウンド目から、探偵がカミングアウトを始め、狂人がフォローしたため、保安官が壇上でカミングアウトして、命乞いする羽目になる。中津人狼では、勝手に人を殺せる保安官がいて、展開をスピーディーにするのだが、やりすぎると人狼の勝利を助かる可能性が高まっていく。危険人物でもあるので、そのまま保安官が吊るされてしまう。

 ちなみに、ここでヴァルハラ(死者の園)に送られた死者たちから弁当が食える。ウマそうな唐揚げの匂いが広がるものの生き残った者たちには戦い続ける義務がある。あるのだ! (腹減った)

 その後、サイキッカーが死に、ジャンケンに負けたキャラクターが全員死ぬというイベントが発生する。なぜか村人の半数が死亡。
 ここで、「死ぬと、今までの死者の職業がすべてわかる」と言う弁護士が名乗り出て、自己犠牲を提案する。こういう人がいると実にありがたい。全会一致で彼の自己犠牲を受け入れることになるが、なぜかここで私ともう一人への投票がある。おかげで人狼の中でも連携が取れていないことが分かる。この二人と初期にカミングアウトした探偵を除くと、かなり的が絞れてきた。そして、弁護士の死亡により、人狼4匹の内、2匹が死んだことが分かる。残る少数のうち、会話を誘導していたKさんに当たりをつけ、彼を吊るす。残る一匹はその夜、ハンター(人狼や保安官から攻撃を受けると相手を殺す)に食いついてしまい、死亡。そのハンターはボディガードに守られていたので、全くの無駄死。まあ、追い詰められた状況でしたから、やむなし。
 かくして、村人側の勝利!

 この辺で、坂東真紅郎さんが来場。今回の中津、熊本連戦にお付き合いいただきます。

●BRN:ナスカ四神相応

人狼でほどよく場が暖まったところで、セッション・タイム。私は『ブルーローズ:ネクサス』。先日の「ナスカの残影」の別バージョンで、より電波度が高い感じで。

参加PC
浜本日出男 (学者の息子)
ホセ・メンドーサ (剣を継ぐ者)
マリーネ・ツィケンシオン (ガンドッグ)
ミヒャエル・マードック (冒険家)

【余暇行動】
 1週目、ホセがいきなり、セレスティアル・ゲートから電波を受け取る。「青の巫女が復活する!」さらに、マリーネは戦友の墓参りでビッグドッグの情報を得る。おかげで二週目、全員が対策関係の余暇行動に専念する。
 3週目、浜本が学会でペルーの情報を確認し、ホセはハイランダー・バトルでブレイド少佐と遭遇。マリーネは予備調査で、セレスティアル・ゲートの発掘隊を目撃。冒険旅行を選んだミヒャエルは、イースター島で、龍三合の睡蓮と、セレスティアル・ゲートのギャラクティカRによるハイランダー・バトルに巻き込まれる。

睡蓮:四神相応の霊石を渡す訳にはいかないわ。
ギャラクティカR(黒):ムーの巫女を守るため、
ギャラクティカR(白):今、一万年と二千年の愛を込めて、
ギャラクティカR(二人):ハート・キャッチ!

 どうやら、青の巫女をめぐる戦いはすでに始まっているのだ!

【物語】
 まず、ナスカ南方のグラン・ピラミデに向かったPCたちは、TBSで放映された青の巫女発掘に関する報道には一部、偽装があり、なんと青の巫女は発掘後、復活、研究員を殺して逃走中だったのである。
 青の巫女を追い、南西へ向かった人々は謎の石積みで喉から血を吸われて死んだ犠牲者を発見する。青の巫女は吸血鬼だったらしい。
 そして、PCたちを追う謎の機械昆虫。
シュープリームのマイクロ・エア・ドローンだ。
 巫女を追い、パラカス半島の遺跡発掘現場に来た一行は、そこで墓場から発見された杭打ち死体がやはり再生し、研究員を殺したことを知る。顔面を赤く塗っていたため、赤の巫女と呼ばれることになったと聞いた一同は、イースター島で睡蓮が言った「四神相応」が真実であることを知る。
 そこへ、ギャラクティカRが登場。
 イースター島にあった「白の巫女」はすでに龍三合に奪われたと語る。
 残る「黒の巫女」を求めて、北へ向かう一行。
 すると、すでに「黒の巫女」の遺跡では、ブレイド少佐と青の巫女、赤の巫女が戦っていた。乱入する一行だが、ブレイド少佐は青の巫女を倒し、その遺体から転がりでた謎の青い宝玉を手に入れ、脱出する。青の巫女と残された一行は、ホセの活躍により、赤の巫女を倒し、赤い宝玉を手に入れる。これが宇宙から来たナノマシン生命体であることに気づいた一行は、遺跡に残された黒の巫女をも倒し、黒の宝玉も手に入れる。
 これに対して、ブレイド少佐は睡蓮と手を組み、始まりの場所、イースター島での決闘を求める。
 PCたちはブルーローズ本部の応援を得るべく、時間稼ぎをしようとするが、逆に、ペルーへ米国の軍事支援が始まり、シュープリームの兵員増強が決まったので、一行は急いでイースター島へ。
 モアイ神像の前での決着に出現したのは、睡蓮、ブレイド少佐、そして、ゴム弾装備のビッグドッグ×6。

 PCたちは、ビッグドッグを相手にすることを諦めて、まず、ブレイド少佐に集中攻撃し、これを排除する。青の宝玉との接触で疲弊していたブレイド少佐は、宝玉を投げ捨て、脱出。ビッグドッグへの命令も停止された。
 残る睡蓮は、カウンターに長けた龍三合の魔剣使い。ホセがカウンターを食らって限界に達するが、マリーネとミヒャエルの支援射撃でついに落ちる。
 黒の宝玉を渡して去る睡蓮。

 四つの宝玉はPCたちの手の中で合体し、宇宙へと帰っていった。

~END~

 その後、トークショー。
 新作情報とか、この前、クトゥルフCONでプレイした流星刀の話とかをする。
 これにて、イフコン大分は終了。
 次回は、グループSNEの友野詳先生がお出でになるとのこと。

●深夜のドライブ

 熊本への移動があるので、中津での打ち上げは無し。その代わりに前夜祭がある訳ですね。夕食として、定番となっている、近所のラーメン屋「夫婦恋」で、名物「辛ニンニクラーメン」を食べながら、参加者と雑談。

 食後出発。約1時間の走行、日田で休憩を取る。
 地元のゲーマーさんが、一席を設けて待ってくれていたので軽く一杯。
 モツ鍋にて、地元の焼酎を飲む。うまし。

 その後、阿蘇外輪。ワインディングロードで、車に弱い私は死にそうになるが、深夜の阿蘇ルートの夜は面白い体験だった。深夜過ぎ、熊本のホテルに到着。

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