BRN:FAQ 霊体関係、日本SF大会TOKONX
あっという間に月曜日。仕事を頑張れ、オレ。
●『ブルーローズ:ネクサス』FAQ 20100808
Q:霊体に対する攻撃は全て「非貫通・ダメージ半分」になるのでしょうか? 有効な攻撃方法がありましたら教えてください。
A:霊体の場合、物理的なダメージは半分のダメージしか与えられず、クリティカル以外では貫通しません。ですから、物理的なダメージ(実体の弾丸や武器)以外のダメージ、例えば、魔法、光線兵器、火炎、オーパーツによるダメージなどが有効でしょう。
Q:天使や精霊などの召喚存在に急所狙いや脚部狙いなどの部位狙いルールは使用出来ますか?
A:可能です。ただし、天使や精霊は《エンジェルウィング》の効果で飛行できますので、脚部狙いの影響は薄いものとなるでしょう。
同じものを『ブルーローズ:ネクサス・サポート』に投稿しました。過去の正誤表やFAQはそちらを参照してください。
●SF大会TOKON X
週末は日本SF大会TOKON Xでした。
朱鷺田は、談話室の隅で、ボードゲーム部屋をやりながら、企画「クトゥルーの御代」「汝人狼なりや?を遊ぼう」に出演。いずれも多くのご来場をいただき、ありがとうございました。
企画関係者のみなさんもお疲れ様でした。
・クトゥルーの御代
クトゥルー神話に造詣の深い竹岡啓さん、森瀬繚さん、岡和田晃さんにより、クトゥルー神話情報パネル。
竹岡さんは、朝松健先生も寄稿された海外アンソロジー「Cthulhu’s Reign」を皮切りに、海外のクトゥルー小説事情を解説。タイタス・クロウ・サーガはこれからもっとはっちゃける予定とか、色々面白い話を展開してくれました。
森瀬さんは、デル・トロの「恐怖山脈」映画化情報を皮切りに、国内の出版予定を紹介してくださいました。進行上の企画として重要なのは、「ラブクラフト・エンサイクロペディア」翻訳中とか、「Weird Word」とか。
岡和田さんは、TRPG系のサプリメントの話を紹介する一方、ラブクラフトと村上春樹、あるいは、文学論上のラブクラフトなど、既存のラブクラフト像への疑問を提示され、興味深い展開になりました。
お三方が実に貴重な話をしてくださったので、朱鷺田はほとんどしゃべらない司会で終始。黄金の蜂蜜酒とか、展示物を紹介したりするのみに留まりました。
多くの方が来てくださり、非常に面白い企画になったかと思います。
追記:企画時間が重なったため、ご参加いただけなかったが、増田まもるさんの手でドナルド・ワンドレイワンドレイの長編の翻訳が進行中とのこと。クトゥルー関係の小説がどんどん紹介されるのはありがたいことである。
・汝人狼なりや?を遊ぼう
名古屋のいちの君の企画に、内山靖二郎さんと一緒に参加。
「汝、人狼なりや?」を紹介し、実際にプレイするというもの。「汝、人狼なりや?」は、人狼と村人の絶望的な戦いを描くホラー系多人数ゲームですが、民主主義の崩壊とか、協力型の議論とデマゴーグとか、学べる素晴らしいゲームであります。
一戦目、朱鷺田は「人狼」役、隣で怪しげな動きを見せる内山さん(ボディガードだった)を即座に謀殺、そのまま、村の議論を誘導して、人狼側の完全勝利に導きます。パートナーの人も経験者で、うまく光と闇を分担してくれたのがありがかった。
二戦目、村人を引くも、初回の邪悪さが災いし、速攻で吊られるが、占い師となった内山さんが八面六臂の大活躍で人狼を駆逐。やり過ぎのロールプレイで内山さんが吊られかけた時はドキドキしましたな。
はじめての方も多く、人狼の楽しみを知っていただけたなら、ありがたい。
・ボードゲームを遊ぼう
談話室の片隅2~3卓を占拠し、ボードゲームをする。SF大会の企画の隙間を埋めるネタだなと思ったので、「キャント・ストップ」「通路」などの軽いゲームを中心に据えつつ、「ドミニオン」とか「ギャラクティカ」を展示。
子供向けでも分かりやすいゲームを置いておいたら、お子さんたちが遊びに来て、大騒ぎ。メイドコスプレをしたかわいい娘さんたちと「通路」を遊んだり、小学生の男の子たちとはてしなく「キャント・ストップ」でダイスを振りまくったり、
名古屋組が持ってきてくれた「ピラミッド」は見た目も面白く、大人気でした。うん、これはなかなかいいゲームだ。
ほとんど企画部屋に籠っておりましたが、それでもさすがにSF大会、久しぶりに色々な人と会えて楽しい一日でした。
企画は5時で終了、閉会式の裏で会場の後始末をした後、ボードゲーム組の車で月島の魚屋系飲み屋「魚仁」へ行き、打ち上げ。魚屋さんの軒をそのまま飲み屋にしたような店でしたが、新鮮な刺身やうに、大蛤などがどかどか出てきて美味かった。
その後、車で送っていただき、そのまま、ばったり。