JGC日記2:初日は深淵三昧
さて、JGC2010日記、少しずつ上げていきます。
今年も娘。と一緒に参加。
●会場へ
初日朝、前日深夜まで新作「霊障都市 捜査ファイル」のバージョンUP作業。朝、出力をいくつか終えてからダウン。翌朝まで続く「深淵」セッション2本が控えているので、12時まで仮眠後、出発……
と思ったら、JIVEさんから「天下繚乱」RPGのサプリメント「京洛夢幻」が到着!
幕末京都編なんて、やるぜ、小太刀右京!
また、幕末魂がうずいてくるぜ!
一時フリーズしてましたが、慌てて、電車に。
ところで、先日から携帯電話のカメラがほぼ死んでしまったこともあり、iPhoneとかiPadも考えましたが、家族でDOCOMO族なので、DOCOMOのアンドロイドスマート携帯への移行を進行中。フォーマカードを差し替えるだけで済むので、選択したのがシャープのLYNX。ワンセグTVも見られるのがポイント。
JGC中は、ワンセグTVとメモマシンに。
電車の中で思いついたことをメモできるのがよいなあと。
●開会式
17時から開会式に参加。銀一郎先生のコスプレはヨーダならぬ白のガンダルフ。一つのダイスを託された若者は無事、滅びの火口に達することができたやら?
●R-CON:深淵:龍王教団追撃!
19時よりR-CONの1回目。「深淵第二版」で、シナリオは「龍王教団追撃!」
夜の深淵CONとリンクした辺境騎士団領ネタで舞台は商業都市タルタス。来月発売のR&R73に掲載予定のテンプレート「龍殺し」と「覚醒した龍司祭」を投入し、「絶望の老将」の投石機で、龍王教団の宿営地を砲撃するというミッション。
GM:ばりばりの戦闘シナリオで、いかに「投石機」を迫り来る龍王教団の群れから守り切るかが戦略ポイント。いわば、「08小隊」における「震える山」シナリオ。
プレイヤー:オレたちGMで、投石機がガンタンクですな。
PCは、龍王教団の司祭だったが、教団から脱出しようとする龍司祭、彼の案内で龍王教団の宿営地襲撃に向かう軍団の指揮官が「絶望の老将」、副官の「騎士」、あえて招かれた「龍殺し」の4名。
ところが、騎士が封印の解放者だったり、絶望の老将があっさり「猛き龍帝イヌーヴ」の血筋を引くことになったりして、ミッションの根幹がゆらぎ出す。龍殺しは龍殺しで、教団で侍女として働いていた娘を追う理由を「教団の秘宝を奪った」とか言い出し、一番、まともなのは「龍司祭」か?
結局、龍王教団の夜襲にまぎれて、龍司祭と老将のPvsP発生、そこに龍殺しが乱入して大騒ぎに。軍事ミッションは失敗したものの、龍の御子と化した老将が死んでEND。
●夜の深淵CON第一夜:深淵:龍殺し
深夜1時より、例年好例、夜の深淵CON。今回は中世風のドレスに身を包んだ女性スタッフ4名がサポート・プレイヤーとして参加し、場を盛り上げます。朱鷺田も、宝飾製作のプロである女性スタッフが製作してくれた龍の首飾りをつけてGM。
今回は昨年に続き、「二夜連続」企画で、辺境騎士団領での戦乱を巡る企画シナリオ。内容は、「魔族と結託した邪悪な梟雄、ガイウス・ラルハースが、古き血筋を引くマール・レイアの若き姫君、ステラ・マルバスに対して、武力を持って、結婚を迫る」というもの。ガイウスに結託し、怪しい動きをする諸国での戦乱シナリオが各卓で展開されます。
朱鷺田の担当は、後方に位置する商業都市タルタス。前線への金銭や物流レベルの支援をする国ですが、色々屋台骨が弱いところがあります。今回は、その補給ルートに、火龍が出現、急遽、「絶望の老将」率いる部隊が龍退治に派遣されることになります。
参加プレイヤーはサポート含めて5名、「絶望の老将」「能吏」「騎士」「呪われた天才剣士」「異端イェロマーグ派の吟遊詩人」。
対する敵は、なぜかマフの地下迷宮から召喚された紫の光龍ソルーナ・ディヴィアン。召喚値200! すなわち、生命力200、吸収値20(三重鎧扱い)、行動値30!
本来なら、全員騎士でもなかなか勝てない相手ですが、「魂のテンプレートは呪われた天才剣士」というT氏が参加、能吏が本格サポートします。その上で、老将の特殊能力(大型弩弓砲)をシナリオ・ギミックで6ターンごとに、発射できるように修正、プレイヤーたちも頭を振り絞り、池での待ち伏せに掛けます。
ところが、カード回りが振るわず、奇襲したはずの一撃目は、わずか10点。吸収値も行動値も落とせないまま、実際のアクション・シーンに突入。魔剣使いの天才剣士が、3ターンに渡って火龍の攻撃を受け流すも、ついに、「叙事詩に残る一撃」が火龍のダメージとしてめくられ、魔剣を折られて戦死。
このまま、作戦は失敗するのか?
だが、騎士がついに突撃槍で火龍の生命力を一気に削ることに成功、大型弩弓砲の二撃目も命中。ぼろぼろながら、老将や能吏も直接戦闘に参加し、ついには、火龍を打ち倒すことに成功したのであった。
ややキツメのバランスかと思っていましたが、本当にカードが回らず、ドキドキしました。なんとか倒せてよかった! 終了はほぼ朝6時。皆さん、お疲れ様でした!