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December 25, 2010

SR:リプレイ「旅する天使たち」発売中、カタリスト2011製品予定

 メリー・クリスマス&シャドウラン的には)魔法の帰還まで、後1年! クリスマスイブは、野菜ポトフに、モスチキンとルパのケーキアソート。近所のワイン屋で仕入れた甘口のスパークリングワイン「天使のアスティ」を飲む。
 朱鷺田は年内作業の残りで相変わらず自主缶詰中です。

●SR:リプレイ「旅する天使たち」発売中

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 シャドウラン4thリプレイ「旅する天使たち」が発売中です。大企業に目をつけられ、天使たちはシアトルを出て、荒野の街を旅していく。品切れになっていた「ストリートの天使たち」も改訂版として同時発売。

●カタリスト2011製品予定

 シャドウランの本家カタリスト・ゲーム・ラボでも、2011年第一・第二四半期の製品情報が上がっています。

・Attitude
 シャドウランの第六世界の文化や生活をサポートするサプリメント。

・New Dawn: Dawn of the Artifacts 4
 連作シナリオの第四部完結編。アーティファクトを追って、新たな旅が始まる。香港、カラヴァンへと旅し、ネオ・トーキョーの企業領地に潜入し、公海での襲撃を切り抜ける。

・Spy Games
 北米各国の租界に分かれた条約都市デンバーにおけるグレート・ドラゴン、ゴーストウォーカーの独裁にゆらぎが生まれた。何が起こっているのか? デンバーにおけるスパイ工作が活性化する。デンバーを舞台にしたキャンペーンセッティング・ブック。

・Artifacts Unbound
 Dawn of the Artifacts に関連したアーティファクト探索騒動の謎と背景情報を解説するサプリメント。

・A Fistful of Credsticks: Horizon Adventure One
 十大企業のひとつ、ホライゾンをめぐる新たなアドベンチャー・シリーズの第一作。トリデオ・セットの荷物を運ぶだけの簡単な仕事だったはずが・・・・・・

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December 23, 2010

訃報:グループSNE 江川晃さん

 昨日、グループSNEのホームページにて、江川晃さんの訃報が発表されました。11月末に急逝されたとのこと、マイミクの友野詳さんによれば、ご遺族の意志もあり、発表がこの時期になったものだそうです。
 私自身も、昨夜、知人からの電話で聞き、驚愕した次第です。

 このブログを読まれている方であれば、ご存知と思いますが、江川さんは、グループSNEで「シャドウラン」(第二版に当たる富士見書房版)の翻訳を行い、リプレイを執筆された他、最近はボードゲームの面でも活躍され、今年はTRPG「エンドブレイカー!」のゲームデザインをされ、プロジェクトが盛り上がってきたばかりでした。
 私は、現在、「シャドウラン4th」に関わっておりますが、それだけに、「シャドウラン」の先達である江川さんの功績を目指してきた部分があります。江川さんの端正な訳文は素晴らしいものでした。江川さんの執筆されたリプレイで「シャドウラン」に出会った方も多いでしょう。2011年12月24日、ちょうど1年後になりますね。「シャドウラン」世界で記念すべき日が来るちょうど1年前に、第二版翻訳者の訃報に接するとは非常に複雑な思いです。

 江川さんのご冥福をお祈りいたします。

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December 18, 2010

SR:「旅する天使」見本、あれから13年

 年も押し詰まり、あと10日足らず。

●SR:「旅する天使」見本

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 昨日、シャドウラン4thリプレイ「旅する天使たち」の見本が届きました。「ストリートの天使たち」改訂版も同じく、見本が出ました。予定通り12/25発売となります。

 今度は、シアトルを飛び出し、NANの地域を旅していきます。野外編という形です。

●あれから13年

 本日は、ウォーロック時代、お世話になった多摩豊さんの命日。13回目になります。
 私のデビューのきっかけを作っていただいた方でした。今でも感謝しております。

 相変わらず、私はここにおります。

●酒の話

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 以前、クリスマスでいただいた明利酒造の「百年梅酒」。まろやかな甘味で実に美味。風邪気味で辛い身に染みます。
 ゴスロリメイド梅酒とか、ちょっと興味がありますな。

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December 15, 2010

霊障都市のウェブサポート、SR:War

 ちょっと体調を崩し気味で朝は起きられず、結局、肩こりもひどいので、整体へ。
 こう気温が上下すると、正直しんどいです。

●霊障都市のウェブサポート

 「霊障都市捜査ファイル」の正誤訂正、FAQを別途掲載いたしました。
 後日、改めて、エンターブレインさんのサイトにも掲載していただく予定ですが、まずは、こちらで公開の運びとなりました。

【お詫び】

 11月27日に発売いたしました拙作「霊障都市捜査ファイル 罪の街新宿」に関しまして、ルール表記の不備、誤植が多数発生いたしました。その結果、読みにくい、プレイしにくいなどのご迷惑をおかけいたしました。
 これにつきましては、すべて私、ゲームデザインおよび執筆を担当した朱鷺田祐介、ひとりの不徳のいたすところであります。この場を借りて、お詫びするとともに、正誤訂正およびFAQを発表することによって、フォローしていきたいと思います。
 また、ご意見、ご希望をいただいたルールの拡充、補完につきましては、今後、新紀元社/アークライトのTRPG雑誌「ロール&ロール」誌上で予定されているサポート記事、あるいは、サプリメント、または、ウェブ・サポートなどでフォローしていきたいと思っております。

 この他、ご不明の点がありましたら、本BLOGのID、または、エンターブレイン社のサポート窓口まで、お問い合わせください。

●SR:War!

 Warcover

 「シャドウラン」の本家、カタリスト・ゲーム・ラボより、「シャドウラン4th」の戦争サプリメント「War!」のPDF版が発売されました。

 外交交渉は決裂し、アマゾニアとアズトランの間で戦争が勃発、国境の街ボゴダは、傭兵たちの拠点となった。そして、戦争の街でのシャドウランが始まる。

 おもに、ボゴダでのランの方法と周辺データ、その他の紛争地帯、さらに、シャドウラン世界で戦争に参加する傭兵や秘密工作を行うランナーに関するルールやデータを扱う。

●都条例

 ついに可決されてしまったようで、なんともやるせない気持ちです。

 この条例は、児童の保護という目的とは別の内容であり、「言論弾圧」および「検閲機関利権(天下り先造成)」をうながす悪法であると思います。すでに一定のゾーニングがなされているのに、なぜ、マンガ、アニメ、ゲームの全体を対象にした「内容規制」が行われ、そして、その規制基準さえ曖昧な形で可決されてしまうのか? この形が文章通り適用された場合、ポルノのみならず、禁じられた愛や性をテーマにすることがタブー化されてしまいます。それは、時代遅れの道徳を押し付けることになり、「禁酒法」につながる多くの悪影響を生むことになるのではないか?と懸念します。東京都指定のフィルタリングソフトの内容も不明確であり、ネットに対する言論統制に思えます。
 私自身は、漫画もアニメもデジタル・ゲームも実際のクリエーターではありませんが、いずれ、こうした制限は、我々のようなアナログ・ゲーム、あるいは、一般書籍へも波及していくのではないかと心配します。
 そうした気持ちから、私は引き続き、反対を表明します。

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「霊障都市捜査ファイル」正誤訂正およびFAQ 20101215

「霊障都市捜査ファイル」正誤訂正およびFAQ 20101215

【お詫び】

 11月27日に発売いたしました拙作「霊障都市捜査ファイル 罪の街新宿」に関しまして、ルール表記の不備、誤植が多数発生いたしました。その結果、読みにくい、プレイしにくいなどのご迷惑をおかけいたしました。
 これにつきましては、すべて私、ゲームデザインおよび執筆を担当した朱鷺田祐介、ひとりの不徳のいたすところであります。この場を借りて、お詫びするとともに、正誤訂正およびFAQを発表することによって、フォローしていきたいと思います。
 また、ご意見、ご希望をいただいたルールの拡充、補完につきましては、今後、新紀元社/アークライトのTRPG雑誌「ロール&ロール」誌上で予定されているサポート記事、あるいは、サプリメント、または、ウェブ・サポートなどでフォローしていきたいと思っております。

 この他、ご不明の点がありましたら、本BLOGのID、または、エンターブレイン社のサポート窓口まで、お問い合わせください。

【正誤訂正】

・本文全体
誤 東新宿署
正 新宿東署

誤 西新宿署
正 新宿西署

・捜査カレンダー
(+2D)を削除。

補足説明:殺意の上昇率はキャラクターごとに異なる。

・P041 ネット・レディ
「政治」は意志能力値に対応する技能である。

・P042 NPC一覧表 Jokerの行 殺意
誤 3D
正 2D

・P044左段 運命の決定 1行目

誤 トランプ2枚を配布し、運命と関連するNPCが決まる。
正 トランプ2枚を配布し、P050「運命」の項目を参照し、カードに該当する運命を受け取る。同時に、そのカードに対応する関連NPCを得る。

・P046 クラス特技:〈機動捜査〉

タイミング:
誤 自分の機動捜査フェイズ開始時
正 自分の機動捜査フェイズ

効果の最後に以下を追加。
 機動捜査の途中でカードを補充することはできない。機動捜査が終わった後で、手札を4枚まで補充する。

補足説明:機動捜査は捜査活動として行う。途中で手札の補充はできない。また、注意点として、機動捜査フェイズでも、最初に手札を配置する通常の手順を行うことができる。

・P047 〈指揮権〉 効果の最後に加筆。
 使用者はシーンに登場していなくてもよい。

・P059 「Jokerの扱い」の前に、下記を追加。

--追加原稿—

■手札
 各プレイヤーは4枚の手札を持ち、ゲームの進行に従ってこれを使うことができる。場に出す、捨てるなどの効果により、手札が減った場合、山札から即座に補充する。

--追加原稿終わり—

・P061 右段 1)カードを場に出す  
2行目「出せない場合」の前に、「カードを1枚引く。」を挿入。

・P062 左段「捜査シーン」3行目

誤 P65参照:技能の使い方
正 P65参照:捜査での技能判定

・P065左段 目星 3行目

誤 自宅に隠して
正 自宅に証拠を隠して

・P065右段1行目 
洞察「事例:」の直後に「取り調べで用いられ、」を挿入。

・P067 左段 調達2行目

誤 判定のダイスを
正 調達判定のダイスを

・P068に以下の囲みを追加

--追加原稿—

【捜査と技能】

■捜査系技能を使う

 それぞれの技能がどのように捜査に使われるかは、技能の説明の通りであるが、最初にカードを調べる場合、主に、聞き込みが用いられる。状況に応じて、他の捜査系技能を用いることもある。
張り込みや尾行など時間経過をコストとする場合、捜査の成否に関わらず、日数が経過する。

■任意同行

 「犯人」および「重要参考人」カードが公開されている場合、逮捕状が出ていない場合でも、そのキャラクターを直接、警察に呼んで取り調べることができる。あくまで「逮捕」ではなく、任意で警察まで同行したものであるので、任意同行と呼ばれる。任意同行の場合、犯人は1フェイズごとに帰宅することができる。また、任意同行であるため、対象者は都合を主張して、同行を拒絶できる。

■取り調べ

 「犯人」および「重要参考人」に対しては、取り調べを行うことができる。取り調べは交渉系技能(説得、挑発、恫喝)や捜査系技能(聞き込み、目星、洞察)などによってキャラクターから証拠を得る行動である。
 1回のフェイズごとに、取り調べの形で1つの技能で判定できる。それぞれの効果は使用した技能による。
 逮捕したのでない限り、取り調べの対象者は、1フェイズごとに帰宅することができる。

--追加原稿終わり—

・P070左段 配置の説明1~3行目を差し替え(【例】はそのまま)

--追加原稿—

 アクション・チェイスが始まったら、GMは捜査ボードをそのままマップにする際、見立てを行うかどうか決める。構造型の場合、シナリオに合わせる。渦型の場合、捜査を行ったカード、逮捕フェイズなら犯人の居場所となるカード(多くの場合は犯人カード)に対応するマップの指示を、P140「新宿プレイスガイド」から参照する。閉鎖マップの場合、脱出路チットを置く。
 刑事はそのフェイズに捜査を行った場所、あるいは、脱出路に配置される。犯人、霊障は該当のチットの置かれたカードに配置される。

--追加原稿終わり—

・P070左段 退場の最後に追加
 閉鎖マップの場合、脱出路と指定されたカードからのみ退場できる。
 退場する行動は1回の移動アクションとして扱われる。

・P077左段 対霊障装備 2段落目の最後に追加
 調達の判定はフェイズを消費しない。

・P112 小暮孝雄 加害者としての項目にゴチック指定、改行落ち。

・P162左段 カードと凶器 末尾に以下を追加
 凶器の欄にJokerが置かれていた場合、クラブKの【霊障】を参照すること。

【FAQ】

Q:捜査パートの手札の補充はあるのでしょうか?
A:機動捜査以外では、即座に補充してください。これにつきましては、手札補充によるルール記述が落ちておりました。謹んで訂正します。
 すでに、山札にもトラッシュにもカードがない場合、残念ながら、カードは引けません。

Q:P061 「1)カードを場に出す」で、手札にカードがなかった場合、どうなりますか?
A:山札から引けるならば、引いて補充してください。すでに、山札にもトラッシュにもカードがない場合、カードは引けません。カードを場に出す手順をパスして、フェイズの捜査シーンかドラマ・シーンに進んでください。

Q:CPとは何の略ですか?
A:キャラクター・ポイント、クルー・ポイントなど複数の意味を含めてCPと略しております。

Q:証拠ポイントがないと逮捕はできないとありますが、おとり捜査等での逮捕や張り込みなどで犯人を検挙することはできないのでしょうか?
A:現在のルールではできません。
 おとり捜査自体は実際の警察でも問題のある捜査方法とみなされていますし、現在のルールをねじ曲げてしまう逃げ道になってしまいます。
 おとり捜査、現行犯逮捕に関するルールは今後の課題とさせていただきます。

Q:リプレイでは殺意上昇が3Dとあるのですが、捜査カレンダーは2Dと(ありますが、どちらが正しいのですか?
A:まず、キャラクターごとに殺意の上昇率は異なります。捜査カレンダーの(+2D)を削除してください。

Q:捜査パートで序盤に犯人カードが開いてしまった場合、犯人が分かっているのに任意同行ができないのはなぜですか?
A:任意同行は可能です。これにつきましては、ルール記述が落ちておりました。謹んで訂正します。
犯人を捜査した場合、任意同行で本人から「聞き込み」、あるいは、交渉系技能で情報を集めたものとみなしてもかまいません。

Q:P184のシートの記入方法が分かりにくい。
A:ご意見ありがとうございます。キャラクター・シート(P.184)につきましては、P049のサンプル「馬場春樹」を見ていただくとよいでしょう。

Q:ドラマ・シーンで捜査カレンダーが1D日進んでしまうのでロールプレイが怖くてできないとの苦情を受けました。
A:ご意見ありがとうございます。その葛藤の部分も、ロールプレイであると考えております。また、ドラマ・シーン以外でも、登場しているキャラクター同士が何らかの掛け合いを行うことを否定するルールではありません。

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December 13, 2010

SR「旅する天使たち」Amazonで予約開始、関東深淵CON

 検証作業の膨大さを感じますが、物事はひとつずつひとつずつ進めるしかありません。一歩、一歩。

●SR「旅する天使たち」Amazonで予約開始

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 シャドウラン4thリプレイ「旅する天使たち」および、「ストリートの天使たち 改訂版」がAmazonで予約開始されています。Amazonだと12/23発売と書かれていますね。都内ならクリスマス前に入手できるでしょう。サイドバーも更新しました。

●関東深淵CON:幻術師の塔

 昨日は、埼玉県の籠原にて、関東深淵CON。
 GMで、半構造型の「幻術師の塔」を回す。ガチに組んだ野槌座の魔道師「幻術師グールド・オーレイ」を敵に据えて、PCたちがウルベナの街を救うべく、グールドの塔に挑むというもの。
 PCは歩兵、翼人の魔道師、アイズナ、漂泊の戦姫、若き姫君の5名だが、敵は5層の塔に、獅子、金狼、黒烏、黒の軍馬、死霊と使い魔を集め、警備を任せていた。アイズナが情報収集するも、戦力不足で正面突破を目指すことに。歩兵がアイズナの幻術で忍びこむ一方、翼人の魔道師が飛び上がって屋上から上に向かうが、入り口を獅子と門番に固められた結果、4階と1階で同時戦闘が始まる。歩兵の奮闘で、黒の軍馬を倒し、幻術師を追い詰めたが、幻術師は使い魔たちを呼び戻し、魔性の姿に変身する。激しい戦いの末、漂泊の戦姫が相打ちとなって果てる。
 生き残った若き姫君は、ウルベナの領主として立つ決意をいたのである。

 これにて年内のイベントは終了。
 関東深淵CONは、次回、来年5月とのこと。

●Twilog的な何か?

アメリカ海軍の超電磁砲

・のだめ完結。全25巻。

●追記:いただきもの

 知人より、「10シリング6ペンス」の自家焙煎コーヒーをいただく。エルサルバドルなど。濃厚な味わい。感謝。

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December 11, 2010

R&R75、新作情報(深淵&SR)、江戸絢爛、ミードバー

 作業に煮つまりつつもガンバリマス。

●R&R75発売中

 TRPG雑誌「R&R」の75号が到着。

 まず、「霊障都市捜査ファイル 罪の街新宿」のミニ特集。解説記事+「スピタのコピタの」で、雰囲気がよく分かるものとなっております。お寄せいただいているご質問やご意見への回答は次号にてまとめます。ウェブでのサポートも準備中なので、もう少々だけお待ちください。

 「深淵」は風虎座のテンプレート収録。「風の公子」「風虎のまじない師」「薄幸の少女」という風虎座らしいテンプレート3体を収録。オプション・ルールとして、「魔法詠唱での大成功」「幼年キャラクター」「運命:風の子供」、さらに飛行するキャラクターの扱いにも言及。

 『ブルーローズ:ネクサス』は、ホット・スポットで、「新宿」。今回は「霊障都市」とのリンクで、新宿をテーマにします。とりあげるネタは「将門伝説」「アースダイバー」「中野長者伝説」「大江戸魔方陣」というあたりで、クトゥルフ神話TRPGだか、『真・女神転生X』だか、分からない瞬間もありますが、よく見知った地元でも、調べるととんでもないネタが出てくるというお話。

 「シャドウラン」は、定例の情報コーナー「エッグズ・ジャンクション」。今回のテーマは「日本帝国」と「最先端医療」。2072年の日本の簡単な解説。「霊障都市」とのこっそりリンクですが、今後もこういう形で、第六世界の各国を紹介していければと思っております。「今月のニュー・アイテム」は、GEヴィンディケーター・ミニガン。反動が凄いので、扱いにくいですが、当たれば、ダメージがトンデモナイ。

 さらに、西上柾による『真・女神転生X』記事「須摩留市キャンペーン・セッティング」。須摩留市用のコネ表、背景設定表を掲載。

●新作情報

 R&R75が発売されましたので、新作情報が公開。

・「深淵テンプレート集(仮)」(1月下旬予定)

 「深淵第二版」のテンプレートを集めた一冊。R&R掲載のテンプレートをできる限り収録する一方、待望の「真紅のカード」をついに収録! お楽しみに。

・シャドウラン4thリプレイ「旅する天使たち」(12/25)

 「ストリートの天使たち」の続編。巨大企業を敵に回してしまった天使たちは、やむなく、シアトルを脱出、アメリカ先住部族連盟(NAN)を旅することになる。
 品切れになっていた「ストリートの天使たち」も、改訂版として再刊行されます。
 クリスマス・プレゼントにどうぞ。

●いただきもの:江戸絢爛

 JIVEさんより「天下繚乱RPG」のサプリメント「江戸絢爛」をいただく。江戸長屋の一角が、ゲームの舞台として設定されているのはなかなか楽しそうである。

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●新宿でミードバー

 昨日は、某社打ち合わせの後、新宿に回り、歌舞伎町の会員制ワインバーVinVinoで開催された二日間限定のミードバーに顔出し。蜂蜜酒が飲めるイベントで、本日も夜7時から朝方まで。場所は歌舞伎町に入って、旧コマの前を右折、歓楽街を抜けかけた場所のビル。

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 岩のようなドアから入ると、洞窟めいた暗く急な階段が地下へと伸びる。ゲーマー的にはドキドキする感じ。ハイドランのスパークリング・ミード、マカダミアナッツ味や国産ミード「美禄の森」などを飲んで帰る。

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●クリスタル・スカル

 某所クリスマスに参加。
 「霊障都市捜査ファイル」のGM。「殺人事件はあったのか?」と「模型ファン毒殺事件(管理官は猟奇的)」 どろどろの三角関係にある刑事から話がスタート、二話目にはPCの管理官が猟奇殺人犯になって毒殺魔に、途中で殺意が溜まって、第二、第三の標的を狙うも、CSI:新宿が張り込みで犯行をつぶす。逮捕状が出たことを知った管理官は逃亡、刑事たちは新宿駅ホームで管理官を追い詰めるも、ホームの混雑に乗じて姿を消した。

 このサークルのいいところは現役の酒販店勤務者がメンバーにいるため、酒の品揃えが素晴らしいこと。よいワインがいくつも出てくる他、クリスタル・スカル型のウォッカが登場。『ブルーローズ:ネクサス』脳が刺激されます。

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●Twilog的な何か。

・この動きを声援する。都条例に反対します。 RT 都条例に抗議…出版10社、アニメフェア参加拒否 

 都知事のダブルスタンダードな行動には怒りを禁じえないので、この動きを歓迎します。できれば、都知事はこれを機会に、もう一度、出版界やゲーム界と話してほしい。アニメフェアが崩壊状態になるのはまだ第一歩に過ぎない。都条例に対するマスコミの動きが鈍いのも問題。

・今週のアニマルを読む。甘詰先生、学生時代に、TRPGにハマっていたのですね。では、ぜひ、「深淵」をば。

・「未公開映画を観る」。セカンドライフ編の2回目。セカンドライフ離婚とか、財産とか。あー、ごめん、オレ、似た世界を20年ほど前に見た。次週はミツバチ減少の謎に迫るCOLONY。ミード好きもみないと。

・「ジオブリーダーズ」16巻読了。神楽壊滅。

・「進撃の巨人」1~3巻を読む。絶望的な世界でのバトルか。

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December 09, 2010

R-CON:霊障都市、週末は関東深淵CONとミードバー

 缶詰モードが終わりませぬ。あと一冊、原稿チェックとリライト再検証の修羅場中。

●校正ひとつ終わり

 なんとか、月末発売の「シャドウラン4thリプレイ:旅する天使たち」のPDF校正が終了、これで月末発売の予定となりました。同時に、品切れとなっておりました「ストリートの天使たち」も、改訂版が出ますので、ご一緒によろしく。
 
●R-CON:霊障都市

 先週土曜日は、秋葉原のR&Rステーションにて、R-CON。
 私は新作「霊障都市捜査ファイル」のGM。完全に流れに任せる入門渦型ゲームで、「外国人娼婦密室殺人事件」と「ラーメン屋店主霊障化事件」の2本となる。2本目は霊障化しつつあったラーメン屋の店主を説得し、人の心を取り戻させるというグッドエンディング。

●週末は関東深淵CONとミードバー

 今週末は、埼玉県籠原で開催される関東深淵CONへ参戦予定。

 あと、金曜日と土曜日は新宿で期間限定のミードバーが開催されるので、どこかで顔を出す予定です。

 某所Xmasの件はまた日を改めて。

●クトゥルー神話全書 来年1月末

 リン・カーター著、朝松健先生の監修、竹岡啓さん翻訳の「クトゥルー神話全書」が来年1月末に刊行とのこと。これは楽しみです。

●Twilog的なメモ

・角川書店、「東京国際アニメフェア」出展取りやめ 社長「都の姿勢に納得できない」
 さすがの英断に喝采をおくろう。

・ヤマト
 賛否両論ありますが、直撃世代としては、あの曲が大画面で流れただけでもうダメです。21世紀のヤマトとして肯定するよ、オレ。最初の5分で泣けた。予想以上にヤマトらしくて。第三艦橋話とかいい。2時間で原作のネタをよく拾ったよ。ED前の1カットで、「ああ、このスタッフはよく分かっている」と思った。

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December 01, 2010

12-15歳向けのホラー小説、TGF

 引き続き、缶詰中ですが、生存報告とメモ代わりにブログ更新。
 「霊障都市捜査ファイル」につきましては、近々にFAQを作成いたしますので、ご質問などは、本BLOG宛のメールでよろしくお願いいたします。Twitterでもご質問いただきました分もまとめる予定です。

●いただきもの:スティーヴ・フィーヴァー

 山岸真氏より「ポストヒューマンSF傑作選 スティーヴ・フィーヴァー」をいただく。サイバーパンク運動からトランスヒューマンへ向かうSF短篇集。楽しく読ませていただいております。

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●12-15歳向けのホラー小説

 知人からアドバイスを求められたので、いくつか考えた末に、Mixi-VoiceとTwitterでつぶやいてみたら、色々アドバイスを頂いた。

▲お勧めいただいた作品

小野不由美 
 「ゴーストハント」 推薦者多し。再版されたばかりというのもポイント。
 「屍鬼」 アニメ化されたし、少し重いかなとも思いますが。
 同 「魔性の子」

菊池秀行 「エイリアン怪猫伝」  菊池さんのジュブナイル系ホラーや青春SFはお勧めだと思う。

恒川光太郎 「秋の牢獄」 私は未読。
エドガー・アラン・ポー 「黒猫」 実は我が家でも推薦。
内山靖二郎 「クダンの話をしましょう」
乙一作品
「ひぐらしのなく頃に」
クライブ・パーカーの初期作品
山田悠介「親指さがし」
小林泰三の短編 「玩具修理屋」「脳髄工場」
いとうせいこう「ノーライフキング」
「本当はこわいグリム童話」
「リング」「螺旋」
「クリムゾンの迷宮」
「神様ゲーム」
ディーン・R・クーンツ「ファントム」
岩波書店の「怪奇と恐怖名作集」
甲田学人の『Missing』
江戸川乱歩「少年探偵団」シリーズ
田中芳樹「夏の魔術」
「信ぜざるものコブナント」

▲朱鷺田が最初、作成したリスト

その年齢だと、性別、本に対する許容度、好きな他メディアなどによってかなりの差が出る。短編から始めるのがよいかと。

国産の小説がそこそこ読めるならば……
加門七海 「おわすれもの」
異形コレクション 「憑依」  異形コレクションは傑作が多い。
小林泰三「玩具修理者」
綾辻行人「深泥丘綺譚」

やや海外の古典でも読めそうなら、
エドガー・アラン・ポー 「黒猫」 嫁さんのお勧め。
ブライアン・ラムレイ 「キプロスの貝」(「黒の召喚者」所収)読後、貝が食えなくなる。

ライトノベル系なら
紅玉いずき 「ミミズクと夜の王」 (ダーク・ファンタジーだねえ)

単にホラー入門なら稲川淳二の怪談からでもいいと思うが。

●テーブルゲーム・フェスティバル2010

 日曜日は仕事の暇を見つけて、午前中にテーブルゲーム・フェスティバルへ顔出し。「ドミニオン:繁栄」など気になるタイトルが色々あったが、用事もあったので、軽く挨拶回りをする。
 「はやぶさ君の冒険」などいくつかゲット。

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 秋口ぎぐるさんがカードゲーム「CAT&CHOCOLATE」で、出展。

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 韓国ヴィジョナリー社「空飛ぶチーズ(Flying Cheese)」は、「ピラミッド、ピラミッド」の荒井氏が韓国メーカーと組んで作成したもの。チーズを飛ばすギミックが楽しい。

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追記:誤字を修正。すまぬ。

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