平安の古酒を飲む、R&R79、いただきもの:大江戸妖怪絵巻
「霊障都市」京都編の原稿を書きつつ、原稿とか小説とか本の改稿とか、色々山積み中。頑張れ、オレ。
明日は、東京深淵CON~シキサイ~へ参加予定。GMなので、準備もせにゃ。
●いただきもの:大江戸妖怪絵巻
JIVEさんより、すがのたすくさんの「天下繚乱RPGリプレイ:大江戸妖怪絵巻」をいただく。リプレイ作者としてデビューおめでとうございます。のっけから、ゲームしたい!というすがの節満載で、これはなかなかすごい。楽しんで読ませていただきます。意外に、息子がファンです。
●R&R79発売中。
いつもお世話になっております「R&R」79号が発売中です。
今回は「東京鬼祓師」TRPGの特集で、西上柾がミニリプレイ、追加データなどをがっつり書いておりますので、よろしくお願いいたします。緑一色さんの漫画「すぴこぴ」も「鬼祓師」です。
その他、朱鷺田関係は以下の通り。
「深淵」 土鬼との戦闘の中で混迷する孤城でのミステリー・シナリオです。「銀龍亭綺譚」のデータを使ったNPCが登場します。
「ブルーローズ:ネクサス」 エジプト編その2「Facebook革命」。最新の時事ネタの背後で陰謀結社はいかなる暗躍を行ったのか?
「シャドウラン」 情報コーナー 「エッグズ・ジャンクション」。戦乱のソマリア情勢、そして、おそるべき新クリッターのデータを未訳サプリ「Parazoology」から掲載しました。
「霊障都市捜査ファイル」 追加クラス「特命係」で、あの大人気刑事ドラマを再現しよう。
●酒日記
金曜日はゲーム学校の特別授業で外出した後、酒関係の取材でぐるりと回る。
まず、新宿伊勢丹で、ミール・ミイさんが19日まで、ポーランド・ミード(蜂蜜酒)の試飲販売を行っているので、挨拶とミニボトルセット購入のため、伺う。
ちょっと呼び止められ、近くにあるウイスキーの試飲コーナーでカリラと能を一杯。カリラはアイラ系のピート系で塩味が強い一杯。能はウイスキーをテーマにした紙遊一座の能が演じられた際のスペシャル・ボトル。
●平安の酒を飲む
以前、平安の酒を再現した古酒専門店が品川にあると聞いていたので、この機会にと、品川へ向かう。品川高輪口を出たその向かい、Wing高輪の2Fにあるのが「酒茶論」。日本酒のブランド力を強め、日本酒文化の深みを極めるため、日本酒を熟成させ、古酒として楽しむことをコンセプトにしたバー。
店内には、ちょっと他では見られない、日本酒の古酒=熟成日本酒が並ぶ。
まずは、平安、江戸、明治の酒を飲む。濃厚で甘く、シェリー、オロロソのような味わい。
オーナーの上野さんによれば、日本でも昔は「九年酒」「七年酒」のように、長期熟成や貴醸酒(酒を酒で醸した濃厚なお酒)などが楽しまれていたが、明治以降、廃れ、日本酒も新酒を楽しむものになってしまったという。
日本酒の幅を拡げるためにも、古酒の楽しみを広げていきたいとのこと。
大正造りの日本酒を新酒と古酒で飲み比べ。四段仕込みで餅米を使うという独特の作り方で、新酒は梨のようなフルーティな味わいが広がる。古酒は甘さが強まり、どろりとしたオロロソ系にシフト。
さらに、「貴醸酒の貴醸酒」という贅沢な一杯に続いて、「25年物の味醂」。「バーテンダー」でも10年物の味醂はオロロソ・シェリーに近いという話がありましたが、それを実体験。
色々、勉強になりました。ありがとうございます。
その後、ミード系の知人、KさんやBさんが来るよ、と、ミール・ミイの人に誘われ、新大久保のメイド・バー、クロエへ。メイド・スタイルですが、酒はガチ、というのがこの店の個性。この日はずいぶん飲んでいたので、ビールで一休みしてから、おすすめのアペリティフ・ジン「エキュベル」をば。ジンのすっきりさに甘い後味が残る。