関東深淵CON：木星の夜に闇の魔女は舞い降りて　～School Days Dark Night～: 黒い森の祠

May 09, 2011

関東深淵CON：木星の夜に闇の魔女は舞い降りて　～School Days Dark Night～

　ついにGW明け。仕事始まり始まり。今週は缶詰決定ですが、まあ、明日から学校も再開。
　週末はクトゥルフCONの予定。

●関東深淵CON：木星の夜に闇の魔女は舞い降りて　～School Days Dark Night～

　日曜日は関東深淵CON＠籠原。今回は、以前から与太話として出ていた「仮称スクールデイズ深淵」というか、現代編バリエーションをＧＭ。発想の始まりは、「スクールデイズ」の構造は「深淵」の縁故で表現できるという、某所での飲み会の話から。
　さすがに、そのまま、学園恋愛美少女ゲームの鬱展開のシナリオを用意すると、１時間で虐殺の宴が始まりそうなので、「深淵」世界が現実に侵食しつつある「限りなく未来（あす）に近い現実（いま）」を舞台にする。

　まだ、人は魔族の侵入を知らず、ただ、燃え上がる木星の夜、魔法の欠片のような力に触れてしまった人々は、「世界の滅び」が近付いていることを知る。

　キャラクター作成は、「霊障都市」系に整理し直した専用シートになるのと、運命を現代向けに修正したものとする。それぞれの能力値は３D6で、合計値を120から引いた数値が余命にあたる、潜在力扱いになる。
　技能は幻視+四つ、さらにバツ技能一つ。
　なお、幻視の際に、自分の運命に加え、主要ＮＰＣのひとりに与える運命を決める。今回のシナリオＮＰＣ、「宗家の嫡男：安藤太郎」以下６名のＮＰＣの設定を定める。

　木星の夜に闇の魔女は舞い降りて　～School Days Dark Night～

【OP】千葉県外房にある海底郡瑪瑙頭町。私立水掛学園。
　天体観測の夜、木星がまるで燃え上がるように輝いた。瑪瑙頭の旧家の子供たちは、古文書に描かれた太歳の到来を知る。太歳（木星）から至る渦の魔の降臨は世界の破滅。その破滅を回避するため、一子相伝の霊力を受け継ぐ宗家の力が必要だ。しかし・・・・・・

　今回のＰＣは以下の通り。

・春日陽菜
運命：魔族の血筋（稲妻の王）/恐怖症（広場）
　広場恐怖症で引き篭っていた病弱な少女。太歳到来の先触れとなる「稲妻の王」の使者として覚醒し、「宗家の嫡男：安藤太郎」を手に入れようとする。

・白石美奈
運命：動物との対話（鳥）/時の旅人
　「宗家の嫡男：安藤太郎」を救うため、時の輪廻を彷徨い続ける少女。いわゆる「ほむら」枠。バッド・エンドを果てしなく潰すために戦い続ける。

・早瀬さやか
運命：呪われた魔剣/呪われた品
　瑪瑙頭四旧家のひとつに伝わる魔剣の継承者で、青の護符を所持し、宗家の嫡男を守ってきた。幼なじみのツンデレ枠。実はドジっ子。

・伊東悠希
運命：自己犠牲/騎士の誓い
　水掛学園の女子高生。同学園の教師で四旧家の祭祀担当である伊東虎彦の義妹。義兄を守り救うために、自らを投げ出すことが人生の目標になっている。

・神代竜司（16）
運命：閉ざされた瞳（妖精騎士の血）/龍の血
　宗家を守る戦人の血筋。宗家の嫡男、安藤太郎の親友で、神社の息子。クラスメイトの元気な娘「蟹江樹里」に片思いしているが、街の旧弊な体質を嫌う彼女は、家に反発する宗家の嫡男「太郎」に興味がある。

シナリオＮＰＣ「安藤太郎」
デフォルト運命：「王者の相」
追加運命「魔法の力」「破滅の予言」「際立った性格：遊び人」
　宗家の嫡男で、太歳を撃退する霊力を受け継ぐが、それは命をかけなければならないものだった。その重責に潰され、女遊びに逃避するジゴロ高校生。

　セッションの流れは、重要ＮＰＣ「安藤太郎」を立ち直らせ、全員で世界の破滅、太歳を撃退することだが、シナリオのサブ目標として、自分のキーＮＰＣとの縁故を６以上にして、恋愛を成就することが設定されている。
　そのため、女性ＰＣ３名が男性ヒロイン「安藤」を巡って、深い情念のこもった恋愛バトルを展開する。

　ちなみに、ＧＭは、夢歩きのたびに、バッドエンド・ルートの説明をする、という「まどマギ」プレイ。

　最終的には、ハーレム・エンドで、全員協力で、破滅の渦・太歳を撃退。儀式の反動は20で、「叙事詩に残る一撃」を伊藤悠希が肩代わりして死亡。

　使者１名ながら、なんとかハッピーエンドに。

PS：今回のシナリオの舞台は、今週末のクトゥルフCONで使うシナリオ「瑪瑙頭町の魔女の夢」と共通ですが、シナリオ内容やNPCはまったく関係ない予定です。

●勝沼グレープ

　山梨のきら君からのいただきもの。
　勝沼ワインのノン・アルコール・バージョン。ワインのタンニン味まで再現したノン・アルコール・ワイン。ただのぶどうジュースじゃないですよ。