JGC05:夜の深淵CON2:ララシュの探索
JGCでのプレイ・レポ続きます。二日目の深夜からは「夜の深淵CON」第二夜です。
●夜の深淵CON2:ララシュの探索
「夜の深淵CON」第二夜は、ララシュの都に入って探索という流れ。最終的には、守護者の何かとバトルという展開だけ決まっているのであるが、それ以外は自由度の高い渦型でした。
今回の運命の旅人は以下の通り。
・傭兵ルーディス
運命:際立った性格(誇り高い)、死者たちの誘い
死者の声が聞こえる誇り高き傭兵。傭兵の仕事は戦場から自分と依頼人を無事連れ帰ることだと信じている。
・翼人のまじない師クライスト
運命:死霊の守護、死霊の呪縛
禁断の関係にあった姉の亡霊に守られ、心を縛られた翼人のまじない師。姉を復活させるため、旅を続けていた。
・漂泊の戦姫ファーナ・トゥルス
運命:故郷を滅ぼされた、記憶不全(→運命の器/薄紅の舞姫)
黒魔に故郷を滅ぼされた姫君。紅蓮の戦姫ウルスラの下に身を寄せ、時を待つのだが、彼女の過去には秘密があり、やがて、魔族の器として変わっていくことになる。
・漂泊の若き騎士ストレイ・ライト
運命:誓いの言葉、血に飢えた戦士
王者の相を持つ貴婦人リリアーヌと恋に落ちた若き騎士。彼女にふさわしい英雄になるべく、修行の旅を続けるが、戦いの中では我を忘れてしまう。
・能吏 クリューゼ・ベインハルト
運命:悪い噂、滅びた貴族の子孫
故国を滅ぼされて、今は征服者たるウルスラに仕える能吏だったが、派閥抗争の結果、探索に送り出されることになる。
●砂塵を越えて
ウルスラの命でララシュ探索に送り出された一行は、砂嵐を抜けて、黄金の都へと向かう。
その途上、漂泊の戦姫ファーナは、失った記憶を取り戻し、妖精騎士や火龍に深い憎悪を抱く魔族《薄紅の舞姫》の運命の器になってしまう。迷いが溶けたように、ララシュ探索に向かう彼女を見て、ルーディスは紅色の霊気を感じてしまう。
迷いを残しつつも、ララシュの城門をくぐった一行は、火龍《炎の守護者ザルナーン》が、まさに廃都の守護者として君臨していることを知る。火龍を憎悪する《薄紅の舞姫》となったファーナは、火龍との戦いを決意する。恋人リリアーナの元へ帰りたい騎士ライトは悩むものの、龍退治の栄誉が必要だと感じ、また、狂戦士の血が戦いへと彼を呼び込んだ。ファーナと同じく故国の復興を願うクリューゼは全力でファーナを支援することを決意した。
生き残ることこそ至上と考えるルーディスは、ここで彼らに背を向けた。
もとより戦闘力のないクライストは、ここで別れ、自分たちのための探索に向かうことにした。
火龍との対決は、狂戦士となったストレイが火龍の尾をかいくぐり、馬上突撃をぶちかますところから始まった。ファーナは、魔族の力が宿った剣で龍の鎧を切り裂く。去ったはずのルーディスも戻ってきて、戦線に加わり、クライストも物陰から彼らの戦いを見守った。
>>このあたり、ルーディスは傭兵の哲学に従い、一度、去るという演出をしつつ、夢歩きで帰ってくる。クライストも、分離しつつ、応援でファーナを支援した。
激闘でぼろぼろになりつつも、ついに、ファーナの剣が火龍の心臓を貫いた。
ファーナ:我は復讐を果たしたり。これよりこの都は我が物とする!
クリューゼ:分かりました。私も微力ながらお仕えいたします。
ルーディス:兵が足りぬだろう。俺も付き合おう。
ライト:私は、ここでお暇をいただきます。火龍を倒した今、私はリリアーヌにふさわしい男になれたはずです。
一方、クライストは都の奥で姉を生き返らせる秘宝を手に入れていた。
クライスト:姉さん、もう少しだよ。
~Fin~
漂泊の戦姫が「運命の器」となり、覚醒。これに驚きながらも、運命カードをうまく使った演出で、見事に盛り上げてラストバトルに突入しました。さすが訓練されたゲーマーでした。