深淵:歌の龍王、エクリプス・フェイズ体験会と深淵CON、比叡山炎上、電光石火
10月末の締め切りで蟄居中。
●深淵:「歌の龍王」更新
「深淵」のウェブ連載「歌の龍王」の連載第61話「黒鉄の篭手と火龍の姫(9)」を登録いたしました。続きは次週以降に。
●週末の予定
今週末はゲーム・イベントにGM参加です。
10/29(土):エクリプス・フェイズ体験会@R&Rステーション
「エクリプス・フェイズ」は、「シャドウラン4th」のライン・ディベロッパーだったロブ・ボイルが作成した最新SF-RPGです。詳しくは、「エクリプス・フェイズ」関連エントリーを参照してください。
今回は、火星のあたりでシナリオができないか画策中。例えば、こんなキャラクターとかいかがでしょうか?
火星のレインジャー。開拓途上の火星の赤い荒野で、ハイパーコープと開拓民の間に立って、法と秩序、人々の命と生活を守ろうとする保安官的な立ち位置の人。しかし、高性能な義体はハイパーコープのひも付きで、色々葛藤するはめに。
10/30(日):東京深淵CON ~シキサイ~
その翌日は深淵CONにGM参加の予定。最近のテンプレートを組み込んだ渦型か半構造型のシナリオになると思います。「夢見るカカシ」とか、「悔やむ鋼の像」とか。気をつけないと、人がいない世界になりかねないなあ。
●比叡山炎上
まあ、こんな状況でもゲームはします。
土曜日に予定していたテスト・セッションは、私の家の都合で流れてしまったのだが、某スカイツリーのお膝元に住む知人から声がかかり、日曜日は、「クトゥルフ神話TRPG 比叡山炎上」のキーパーをすることになった。2006年というから5年も前か。時が流れるのは早いものである。
R&R27号に載せた「冬月の宴」を改造して、比叡山炎上から三方ヶ原の合戦の間に起こった、魔道書をめぐる事件の話。ネタとして、黄金の蜂蜜酒を持ち込んでのセッションで、魔道書を読まされて発狂した茶人が、コズミック茶道とか言っていたが、瀬戸内のインスマスから脱出の途中、死亡。世が世なれば、千利休に変わって、コズミック茶道が世界を席巻していたかもしれないのに……
●戦国クトゥルフのためのネタメモ
前日の早朝、Twitterで、知人とネタを話していたら、2巻が出たばかりの「ドリフターズ」から話が広がり、桜島とかどうですか?という話になる。ざっと検索すると、島津家の支配地では、伴天連よりも一向宗の弾圧が厳しかったそうな。それでも隠れ一向宗が多数あり、幕末近くの18世紀に行われた弾圧では、14万人が摘発されたとか。いや、どれだけの信徒が隠れていたやら。
桜島にも、木花之佐久夜姫を語源とするサクヤ島説とかあるそうで、九州神話は面白いな。
いずれ、どこかで使いたいところ。
●いただきもの
忙しそうにしていたら、大分のUさんから、お見舞いをいただく。日本酒「電光石火」クラシックの純米大吟醸と、無添加りんごジュース「緑凛」である。
「電光石火」は、この数年、飲み歩いた日本酒の中でもピカ一に美味い酒。思わず、届いた瞬間に開けて一杯。栓を開けただけで馥郁たる香りが漂う。美味い!
詳しくは、こちらのコラムとか、こちらのコラムをば。
●Twilog的なメモ日記
・カダフィ死す。時代は変わっていく。「中東の春」はどこへ行くのか?
・学研 リン・カーターほか著・大瀧啓裕訳『魔道書ネクロノミコン外伝』、12月8日とのこと。期待。
創元推理文庫 タイタス・クロウ・サーガ「幻夢の時計」は、11月末。
いずれもAmazonで予約開始。
・超「深」層ビル、地下300mの巨大な建築物 - GIGAZINE
・日本最大の本のミュージアム「東洋文庫ミュージアム」がオープン :PRONWEB WATCH
東洋文庫は、資料としてお世話になっています。
・エッセンでは、日本人がドミニオンの世界選手権で優勝したらしい。おめでとう!
・土曜日の「世界ふしぎ発見」英国コッツウォルズ編。英国の中世の本を守るために鎖と錠前を使っていた図書館の話は、クトゥルフ者の魂を撃ちぬいたね。
・ホット・ミードの作り方 ~温かい蜂蜜酒で秋冬を楽しむ~
ポーランド・ミード・ドットコム。
・佐藤さとるさんからバトン 有川浩さん 「現代のコロボックル描きたい」 - 産経新聞 累計260万部の佐藤さとるさん(83)の名作童話「コロボックル物語」(講談社、全6巻)を、作家の有川浩(ひろ)さん(39)が書き継ぐことになった…
「コロボックル物語」は大好きな童話の一つです。有川さんなら、納得。