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January 31, 2012

シャドウラン・キャラコン 1/31朝までの分

 シャドウランのキャラクター・コンテストも後1日。今夜0時が締め切りです。
 以下に含まれていない場合は、早めにご連絡ください。

●応募登録

 以下を新規登録しました。

 CC12:レスキュー・ドクター
 CC13:クローム・バッドヒーロー
 CC14:バーンドアウト・メイジ
 CC15:ストリート・サーファー・ガール
 CC16:ヒューマニスト・オーク
 CC17:アンシーリー・コート
 CC18:コンバット・ハッカー

●失格分について

 昨夜、応募いただきました「ワンマン・アーミー」につきましては、キャラクター作成後、自分に魔法をかけて強化し、判定をするという手順が入っていました。これはキャラクター作成だけで作られたキャラクターではないので、失格とし、掲載もしません。

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January 30, 2012

エクリプス・フェイズ:火星急行の帰還、深淵:狂気の館

 あっと言う間に、1月もあと2日。もう大変です。

●EP:火星急行の帰還

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 土曜日は、秋葉原のR&RステーションでSF-TRPG「エクリプス・フェイズ」の体験会。R&Rのリプレイ掲載もあってか、満員御礼。今回は、朱鷺田が作成したキャラクター「月のハイパー・エリート」をキーパーソンにした陰謀シナリオ。PC全員が記憶改竄を受けた上、月面都市への大規模テロ実行を企てるグループに巻き込まれていれたというシナリオ。彼らのキーワードは、「ニュー・ムンバイを忘れない!」

今回のPCは以下の通り。

・アイーシャ・アムドウィラ
 月のハイパー・エリート。地球=火星往還船(マーズ・サイクラー)「レイジー8」で、2年間地球圏を離れていた。記憶改竄の上、人工的な多重人格で、本人も分からない部分が多い。

・ゼシカ
 火星のレインジャー。火星の赤い荒野で法を守る保安官だが、なぜか、火星往還船の中で目を覚ました。火星往還船の内部調査を行う。相棒は半知性化されたマントヒヒのサム。

・・シャルロット
 アクアノートの探索者。水中用義体を使用する水中考古学者。エイリアンのレリックに接触して感染したため、超能力が発現している。義体は女性だが、魂は男性のもの。

・ミヒャエル・ウルリッヒ
 ウィップラッシュの探索者。異星探査経験のある植物学者。異星の食肉植物に、サイバーブレインを投入したPOD義体を使用。外見はほぼモンスター。

・モンスター・スクリーム
 スカベンジャー。地球周辺軌道で活動するサルベージ業者。可変型の合成義体「フレックスボット」は、工業用機械や宇宙船との合体も可能である。

・フィアナ
 オリガーチ。長年、政権を背後から操ってきた特権階級の一員だったが、人生に飽きてしまい、美少女型義体に魂を移し、エンターテイメントの世界に足を踏み入れた。

 地球=火星往還船(マーズ・サイクラー)とは、地球と火星の重力井戸を利用して、重力加速度のみで二つの惑星の間を旅する全長数キロにもなる超大型宇宙輸送船である。地球=火星間の移動に、5ヶ月から1年もの時間がかかるものの、コース修正以外に推進剤を消費しないシステムは、火星移民や惑星間貿易に多用されている他、〈大破壊〉後、ゆく場所のない難民たちの避難場所にもなっている。スカム(屑)と呼ばれる宇宙の流民たちの故郷でもある。

 また、一隻が火星から帰ってきた。「レイジー8」。そこには、2年前、月を離れたハイパーエリート「アイーシャ・アドムウィラ」が乗り込んでいた。
 いや、正確には戻ってきたのは一隻ではなかった。「マーズ・エクスプレス」。10年前、〈大破壊〉のさなか、地球軌道にいたこの船は、反乱を起こした戦闘AI「ティターンズ」の操る戦闘ロボットに襲われて乗員は壊滅。それでも、船は幽霊船として、地球=火星・往還軌道をさまよってrいたのだ。

 PCは、全員が記憶改竄の上、シナリオに関わるなにかの記憶を抱えたまま、月面上の都市「クレバー・ハンド」に集結、実は全員が月面での大規模テロを企てる秘密組織「プロジェクト」の一員であったことが分かる。「プロジェクト」とは、かつて、ニュームンバイで、エクスサージェント・ウィルスが蔓延した際、生存者がいたにも関わらず、2発の核融合爆弾によって街全体が蒸発させられたことに対する復讐の計画である。爆弾投下を推進した月政府の重鎮および月市民に復讐するため、かつて、ティターンズに壊滅させられた火星往還船「マーズ・エクスプレス」を月政府の首都「エラトー」に落下させるというものだ。「マーズ・エクスプレス」は、全長数キロに達する巨大宇宙船である。「マーズ・エクスプレス」はティターンズの戦闘ロボットに襲われ、壊滅した後も、軌道をさまよっていた。「レイジー8」を使って、「マーズ・エクスプレス」をエラトーに落下させようというのだ。
 そして、その際、ニュームンバイから回収したエクスサージェント・ウィルスを搭載し、エラトーも汚染させようというのである。

 この事件を察知した極秘組織「ファイアウォール」は、2年間に渡る準備期間を経て、「プロジェクト」に浸透、テロを防ぐための要員をリクルートしていたのである。PCたちは、スカウトされたメンバーで、一見、テロの加担者を装いながら、最終段階でテロを防ぐという任務を与えられたのだ。

 結果として、無事、巨大宇宙船の月面落下は防がれ、テロを防がれました。ニュームンバイから回収されたエクスサージェント・ウィルスは再度、悪用されないように、虚空に向かって射出されたのでした。
 その途中、ちょっとモンスター・スクリームがウィルス感染を起こした部分もありましたが、なんとかセーフ。

~FIn~

 次回体験会は2/25の予定。

●深淵:狂気の館

 日曜日は東京深淵CON~シキサイ~。長らくお世話になっております。次回、4月22日で満9年とのこと。
 朱鷺田は、次のR&Rから始まる新連載に載るテンプレート「貧乏貴族」をキーパーソンにしたシナリオ「狂気の館」をGM。いや、最近、非常に素晴らしいサプリメント「マンション・オブ・マッドネス」が刊行されまして……

002

 これを使って、館物のシナリオをやろうかと。いや、便利ですよ、はい。
 今回のPCは以下の通り。

・貧乏貴族 ビオス・ブラック
 運命「変わり者の親族」「病魔」
 さえない貧乏貴族の三男坊。変わり者の伯父ルーツが死に、その館と領地、魔道書などを引き継ぐ。

・従士 ヴァネッサ・サレナ
 運命「龍のさだめ」「魔族の呪い→呪われた魔剣/龍刀「銀河」」
 ビオスのお目付け役につけられた若い女従士。火龍になりかけの体と、強力な魔剣を持つ戦闘系女子。周囲としてはビオスとくっつくことを期待されている。

・ラヴィオラ リリー・アイルーロス
 運命「魔族の血/ラヴィオラ」「禁じられた知識」
 館の図書室に住み着いていた謎の少女。本来はもっと召喚値が高い魔族らしいが、現状は、図書室に住み着いた使い魔のような存在である。アニメにもなった「ダンタリアンの書架」のヒロインっぽい存在だったが、なぜか、お供アイルーに。

・異端イェ炉マーグ派の吟遊詩人 ルドラ・クロウ
 運命「王者の相」「禁じられた夢」
 魔族に呪われ、暗い夢ばかり見る吟遊詩人。ビオス家の魔道書を調べるためにやってきた。

・翼人の魔道師 サルトル
 運命「支配者」「魔族の呪い/弱点:冷気」
 呪われた水辺の女マチュアにすべてを捧げてしまった魔道師。魔道書を手に入れるために、ビオスの館を訪れる。

 シナリオの枠組みは、魔道書の引き起こした事件を解決するというものであるが、ボンクラ貧乏貴族のビオスが、やや色ボケモードで、ヴァネッサを攻略しようとする展開に。本来、神秘的な美少女枠のはずのリリーは名前通りのアイルー的ペット・キャラに。
 最終的には、庭の納屋に押し込まれていた魔族を退治して終了となったが、魔道師サルトルがわざと開いた深淵が直径80mまで拡大して、館はすべて飲み込まれてしまった。戦闘上、やむなく、主人ビオスへの縁故を5まで上げてしまったヴァネッサは、ツンデレを体現して、ビオスと再出発する覚悟を決める。

 話は、魔道書が登場する館物の基本形でしたが、細かいところで、ひどいロールプレイが展開してました。

 「マンション・オブ・マッドネス」は、本来、クトゥルフ系のボードゲームですが、組み合わせられるフロア・タイルが秀逸で、雰囲気が盛り上がりました。実際、いつつあるシナリオは、そのまま、「深淵」にコンバート可能なものばかりで、かなりお得な感じです。

●Twilog的なメモ

・「スイート・プリキュア」最終回。きちんと音つながりで綺麗にまとめました。変身での締めからEDへの流れもよし。次回はどうなるやら?
 最近「戦姫絶唱シンフォギア」を見ていると、ヒロインの名前が丸かぶりで大変です。題材も、音楽で戦うという展開ですしね。

・「ゴーカイジャー」最終シークエンスに突入。キャプテン・マーベラスがかっこいいです。宇宙海賊物と考えると実にいい! 「フォーゼ」も面白いし、日曜朝はなかなか目が離せない。

・木曜日、蜂蜜酒(ミード)の関係で、京都のミール・ミイの番頭さんと会食。蜂蜜酒関係のお話を聞く。店を移した先で同じくミード好きのアメリカ人、エリックさんと合うが、なぜか、マジックやクトゥルフの話をしてました。「未知なるカダスを夢に求めて」がお好みとか。エリックいわく「蜂蜜酒は、ターキーの焼いたのとよく合うよ」 なるほどねー。

・メモ:いつかタイミングを見ていく。>>ザ・ウォーリアーケルト THE WARRIOR CELT - 御徒町/パブ [食べログ] @tabelogさんから


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January 29, 2012

シャドウラン:キャラコン 1/28 

 更新報告が遅くなりましたが、シャドウラン4thキャラクターコンテストの応募ということで、以下を登録しました。

 CC08 トロール・パワードスーツ
 CC09:ジーンフリーク・ハッカー
 CC10:ソーシャルマンサー
 C11:ハリウッド・アクション

 シャドウラン・キャラコンは1月31日一杯です。
 次回は月曜日か火曜日の更新となります。

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January 26, 2012

クトゥルフCON:彼方から来た吸血鬼

 多忙と風邪が重なって先週末からダメダメでした。なんとか一本記事を仕上げて月末まで別の修羅場へ。
 忘れないうちに、日曜日のクトゥルフCONのレポを。

●クトゥルフCON:彼方から来た吸血鬼

 まず、概要

1)キーパー名:朱鷺田祐介 2)シナリオタイトル:彼方より来たりし吸血鬼

3)使用システム・サプリメント:『クトゥルフ神話TRPG』
4)時代背景: 1935年頃、アメリカ、ラヴクラフト・カントリー
5)募集PL人数: 3~5 人(推奨4~5 人)
6)TRPG初心者対応: 可
7)CoC初心者対応: 可
8)探索者作成: その場にて作成。
9)シナリオ内容:

 プロヴィデンスの街、フェデラル・ヒルの教会に近いあたり。
 とある老オカルト研究家が死んでから10年。
 奇妙な噂が街に広がり始めた。
「アジアから来た吸血鬼が街に現れた」と。

10)特記事項:ロバート・ブロックの「星から来たもの」およびラヴクラフトの「闇をさまよう者」をベースに、アジア風のテイストを含めた、魔物退治モノです。

 クトゥルフCONにゲストで招聘されるようになって何年か経ちますが、今回は初めて、まともな1930年ラヴクラフト・カントリーでのシナリオ。今まで、「比叡山炎上」(戦国)とか、幕末とか、現代物が多かったのです。河嶋陶一郎さんの「シノビガミ・クトゥルフ」があったので、「エクリプス・フェイズ」(+クトゥルフ)とかも考えましたが、吸血鬼ネタをプレイしたかったので、久しぶりのプロヴィデンス、スタンダードな1930年もので。

 プロヴィデンスの港近くに店を構える貿易商ジョナサン・ブラウスキーが行方不明となり、婚約者から捜索の依頼を受けた女探偵と仲間たちがその足跡を追いかけるというもの。

アンジェラ・ベネット(30)
女探偵。夫の死後、その探偵事務所を引き継いだ。格闘の名手。

ステファン・ダービー(43)
医師。最近、市内で続く衰弱死事件に注目していた。

レジーナ・ベンソン(26)
若いホラー作家。かつて、プロヴィデンスに住む老作家に憧れていた。

マーク・ハミルトン(28)
売れない芸術家。パルプ雑誌でイラストを書いて暮らしている。実は超イケメン。

サイモン・ライト(28)
オカルトかぶれの古物商。アトランティスとか大好き。

 物語は、一見、どこにでもありそうな失踪事件から始まります。半月ほど前から、婚約者ジョナサンの様子がおかしくなり、ついに一週間ほど前から失踪してしまったというものですが、プロヴィデンスでは、謎の衰弱死事件も起こっており、一同、気になるところです。
 まずは、港に近いジョナサンの事務所兼自宅に向かうと、無人であらされた様子もない。帳簿を見ると、一ヶ月前に、アジアから来た貨物船から謎のミイラと神像を含む骨董を買い取ったらしい。事務所には忌まわしい象の頭をした神像が残っていた。倉庫を探すと、名前を削られたアジア風の棺桶があるが、中身はない。まるで胴体の中央に穴があいたような染みが残っているだけでした。

 ジョナサンの知人の貿易商に聞くと、失踪直前に、歓楽街で彼らはアジアからやってきたという、美しい娼婦「レディ・バロン」と出会ったことが分かる。ジョナサンは彼女に魅了され、いい仲になったらしい。「レディ・バロン」の家は分からないが、墓地に近いあたりらしい。

 さらに、警察のモルグや大学図書館で、調査した結果、「レディ・バロン」こそジャワ島からやってきた女吸血鬼スンダル・ボロンであり、連続衰弱死事件の原因であると目星をつけた一行は、吸血鬼を退治するために必要な情報を求めて、図書館から「イスラムの琴」なる禁断の魔道書を持ちだしたまま、死んだ老作家の家を訪ねることにした。
 そこで、実はジョナサンが疾走する前、何かを求めて、やはり、老作家の家を訪れていたことが分かる。ジョナサンは、彼が何か危険なものを見つけてしまったことに気づいていたのだ。

 老作家の家に向かった一行は、10年前から閉鎖されたはずの家に、来訪者がいた足あとを見つける。さらに、女吸血鬼「スンダル・ボロン」の痕跡を見つけ、警戒しながら、家へ踏み込む。おそらく、ジョナサンとレディ・バロンはすでにここに来ていたのだ。
 ここで、キーパーは「マンション・オブ・マッドネス」で屋敷を展開。
 探索者たちは、息を潜めて、家に踏み込み、老作家の書斎で「イスラムの琴」こと「魔道書ネクロノミコン」を発見する。かつて、この書斎で老作家は、この魔道書を用いて何かをし、怪死したのだ。残されたノートと、ジョナサンのメモ書きから、ジョナサンが老作家のことを聞いており、アジアから来た吸血鬼を退治するため、魔道書を探しに来たことを知る。
 作家が必死で魔道書を読み、応用できそうな呪文「星の吸血鬼の退散」を見つけ出す。かつて、老作家が死んだ際についた開きグセが手がかりになった。

 「魔道書」を抱えて地下室に向かった一行は、生きたまま、捕まっていたジョナサンを発見するも、箱の中で眠っていたスンダル・ボロンを起こしてしまい、戦闘になる。レジーナが退散の呪文を唱える中、ジョナサンを救出、吸血鬼に銃撃を放つが、マークが吸血鬼に襲われ、一気に血を吸われて死んでしまう。やむなく、アンジェラが前に出て、直接、やりあい、大打撃を与えたところで、呪文が完成する。女吸血鬼を動かしていた異形のオーラは破壊され、吸血鬼は元のミイラに戻って砕け散った。
 かくして、プロヴィデンスに平和が戻ってきた。

~FIN~

 死亡1名はやむなしというあたりか。吸血鬼の吸血攻撃(STRを吸う)が、もっとも貧弱な色男のところにいってしまったのだ。参加者の総意としては、「死因:イケメン」ということで。女吸血鬼に吸いつくされたのだから。

 状況としては、「星から来たもの」で、某プロヴィデンス在住のホラー作家が怪死してから10年、「闇をさまよう者」で若きホラー作家ロバート・ブレイクが怪死する直前、という時代設定ですが、それはあくまでも、GMがクトゥルフ・ファン向けに設定した予備フックで、本質はアジアから来た女吸血鬼「スンダル・ボロン」の話です。
 「スンダル・ボロン」は、マレー語で「穴の開いた女(娼婦、ビッチ)」「雌犬の穴」などという意味合いを持つ、ふしだらな女への蔑称で、悪い男にひっかかって乱暴され、死んだ女の悪霊が吸血鬼となったものです。

 今回は、宮城と岐阜からの参加者もあり、ずいぶんと盛況でした。
 「マンション・オブ・マッドネス」は、クトゥルフの小道具としてはなかなかいい感じです。

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シャドウラン:キャラコン 1/26 表記関係

 シャドウラン4th キャラクター・コンテスト 応募いただきました。

 CC06 ARハッカー
 CC07 サイバーリム・ガール

■表記関係

 「シャドウラン4th」では、技能を〈技能〉のように、〈〉で囲み、呪文を《呪文》のように《》で囲む表記ルールがありますが、作例でここが間違っておりました。誠にすいませんでした。修正し、また、応募分の中でこれに従っていたものを修正しました。
 表記ルールに困ったら、基本ルールP.58を確認してください。

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January 25, 2012

SR4:キャラコン 1/25

 シャドウラン4th キャラクター・コンテストに応募をいただいています。

 CC03:サイバー人狼
 CC04:メディカル・キャット
 CC05:エルフ・ボディガード

PS:締め切り中のため、クトゥルフCONのレポは近々に。
「1930年代のラヴクラフト・カントリーでアジアの吸血鬼と戦うシナリオ。死亡1名(ただしイケメンに限る)。」という感じ。

 今週末は、「エクリプス・フェイズ」体験会@R&Rステーション(土曜日)と、東京深淵CON~シキサイ~(日)に参加予定。体験会は無事、満席とのこと。ありがとうございます。

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January 20, 2012

SR4:キャラコン第一報

 「シャドウラン:キャラクター・コンテスト」は本日より開始ということで、早速、最初の応募者から、2体のご応募をいただきました。

 CC01:エルフ・ストリート・メイジ
 CC02:トロール・フォーマー・ギャンガー

 以降、週末はイベントの上、月内は多忙のため、毎日は更新できないかと思いますが、最悪、月曜日には、次のご報告が出来ると思います。

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January 19, 2012

シャドウラン:キャラコン:作例サンプルについて

シャドウラン:キャラコン:作例サンプルについて

 シャドウランのキャラクター・コンテストに先立ち、「シャドウラン4th 別館」に作例を2点UPしました。

 トロール2ガンズ Ver.2
 メタル・サージェント Ver.3

 これは、朱鷺田が、イベントなどでのデモ・プレイ用に使用しているフォーマットで、振るダイスの数やダメージ値まで書き込んでありますが、投稿上は、そこまで必要ありません。あくまでも参考としてください。

 また、「シャドウラン4th 別館」には、2007年7月に行った「ストリート・サムライ・コンテスト」の作品がそのまま、蓄積されていますので、参考にするとよいかもしれません。

●作例追加:闇の巫女

 「キャラクター・コンテスト」の参考までに、R&R87号の「スピタのコピタの」で、緑一色さんがプレイされたサンプル・キャラクター「闇の聖女」のデータを作例として公開します。これは、「オーグメンテーション」のR&Rステーション販売特典として、利用されています。そちらは、緑一色さんのコミックをイラスト付き、解説記事付きで、形式はR&R86号のサンプル・キャラクターと同じものです。
 まだ、「オーグメンテーション」をお買い求めでない場合は、ぜひ、R&Rステーションにてお買い求めください。
 「闇の聖女」は、「ランナーズ・コンパニオン」「ランニング・ワイルド」と2冊の未訳サプリメントを使用しています。これはすべて、クリッター関係なので、その部分をカットし、「神経増速」をレーティング2に強化するとよいサンプルとなります。

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R&R88発売中、エクリプス・フェイズReplay「金星の人狼」

 色々溜まった仕事をなんとかしなくては……もうしばらく引きこもり決定か。

●R&R88発売中、エクリプス・フェイズReplay「金星の人狼」
083

 お世話になっております、TRPG雑誌「R&R」の88号が発売となっております。

Ep_logo

 今回の目玉は、最新SF-TRPG「エクリプス・フェイズ」のリプレイ「金星の人狼」が連載開始となったことです。5人のファイアウォール・エージェントが、金星の空中都市で起こった連続猟奇殺人事件に挑みます。
 (「エクリプス・フェイズ」に関する紹介は、こちらからどうぞ。→関連エントリー

 その他、朱鷺田関係の状況はこちら。

・深淵  「アミイの旅立ち」が最終回ということで、「アミイと星の花嫁」。ヴィーチェフに残る妖精騎士の血を引く一族、星の花嫁と少女アミイが邂逅します。テンプレートは「星の花嫁」。

・シャドウラン 現在、翻訳作業の最終段階を迎えている「シャドウラン4th Edition 20周年記念ルールブック」(春刊行予定)への変更点を西上柾が解説します。

 シャドウランのキャラクター・コンテストは1月20~31日です!

・東京鬼祓師 西上柾によるサポート記事です。今回は専門分野スキルと追加スタイル。追加スタイルは「料理」です。謎のカレー屋になれる?

・霊障都市捜査ファイル 「霊障都市の冬」と題して、シナリオ・ソースを4P。

●台湾で「深淵」のGMさんが

 Twitter経由で、台湾のコンベンションにて、「深淵」の卓が立っているとの情報が!
 ありがたいことです。

 >>TRPG冬之陣」と言うの活動の中に、GM達克はあります。介紹はこっち
 世界観紹介も中国語で行われています。

●Twilog的なメモと日記

 ちょっとした告知や情報のメモは、Twitterで済ませてしまうので、ちょっとBLOGにも反映させておかないと(汗)

・ついにAmazonでも登録されましたなあ。楽しみです。
H・P・ラヴクラフト大事典 S・T・ヨシ  

・Twitterで教えてもらった中国語版クトゥルフ年表

クリエイターズBar 第4回放送 #co1421111
 今回は、あのマフィア梶田@4Gamersさんがゲストです。当日、会場での観覧も可能なりよ。

・最近、マルちゃん正麺の豚骨味がマイ・ブーム。
 きくらげ、生ニラ、焼き豚を載せると完璧。
 売れているのか、最近、近所で売ってないなあ。

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・ワイルド・アフリカ
 娘。がチャーリーにもらった。アフリカっぽいもふもふの外装がラヴリーな上、実に美味しい。

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アインシュタイン最後の日に撮影されたオフィスの机まわりの写真

ついに未来のターン! 現実のボードゲームとビデオゲームが融合した仮想化システム『ePawn Arena』(動画あり) @Kotaku_JAPANさんから
下は「マンション・オブ・マッドネス」ですね?

ロシアの軍事工場に少女が勝手に侵入し、ロケット工場を激写  写真が神秘的と話題に @news2ch_viscaさんから

・新宿散策
 所用で、西新宿へ。

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 西口地下からのぞくコクーンビル。


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 都庁方向へ向かう「動く歩道」。妙に、未来SFぽさがある。


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 「七つの怪談」で紹介した石のテーブルがある休憩所は、倒壊の危機にあり、閉鎖中。


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 新宿中央公園の東北カドにある熊野神社。中野長者伝説にまつわる神社のひとつ。熊野から十二の社が勧請されたため、このあたりは、十二社(じゅうにそう)と呼ばれる。南側、初台に向かうあたりの地名「角筈(つのはず)」は、熊野修験の修験者を指す言葉。新宿には奇妙な神話伝承が残る。
 このあたりは、「霊障都市捜査ファイル」でも語ったあたり。

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 熊野神社交差点。ドーム型のおしゃれな交番、背後に立つ2つの塔は、都庁である。熊野神社交差点の信号に一羽のカラスが止まっていた。熊野の神使は、ヤタノカラス。何かが暗合であろうか? カメラを向けるが、なぜかぶれて取れない。覚醒段階がたりないのか?


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 新宿アイランドタワー入り口のオブジェ。

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January 16, 2012

シャドウラン4th:キャラクター・コンテスト 1/20-31

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●シャドウラン・キャラクター・コンテスト開催!

 「オーグメンテーション」発売記念のキャラクター・コンテスト第二回をウェブ上で行います。
 今回はキャラクター・タイプの制限はありません。「オーグメンテーション」を導入した、ユニークなランナーのキャラクターを作成し、応募してください。

 応募キャラクターは、「シャドウラン4th 別館」にて公開し、優勝者には、「シャドウラン4th Edition 20周年記念ルールブック日本語版」を発売時に贈呈するとともに、R&R誌上にて、そのキャラクターを紹介させていただきます。

概要:「オーグメンテーション」を使用したキャラクターの作成。「シャドウラン4th Edition」「ストリート・マジック」「オーグメンテーション」の範囲で400BPのキャラクターを作成する。
賞品:優秀者1名に、「20周年記念ルールブック日本語版」を、刊行時に贈呈。
受付期間:2012年1月20~31日
応募方法:電子メールにて 宛先:PBC03134●nifty.com (●を@に変えてください)
キャラクター・データは日本語版に準拠し、Text、または、Wordにてメールに添付ということで。
選考は、朱鷺田祐介の独断と偏見で行います。
応募者名として、ハンドル・ネームを明記してください。無い場合、メールの送信者名を付記します。

なお、キャラクター・コンテストの運営その他に迷惑がかかる行為、名称などについては、主催者の独断で対処する場合がありますので、あらかじめ、ご了承ください。

発表:ウェブ上で発表した後、R&R誌の記事にて紹介します。

FAQ

Q:どんなキャラクターでもよいのですか?
A:第一回は「ストリート・サムライ」がテーマでしたが、今回は、キャラクター・タイプに制限はありません。魔法使いでも、ハッカーでも、かまいません。ただし、「オーグメンテーション」を使用しているシャドウランナーであることが条件です。

Q:イニシエイトやサブマージョンは?
A:できません。400BPの通常のキャラクター作成です。アイテムの入手値も通常通り、12までとしてください。

Q:英語版サプリメントは?
A:日本語化されている「シャドウラン4th Edition」「ストリート・マジック」「オーグメンテーション」の範囲でお願いいたします。表記も日本語準拠で。

Q:応募に関する確認は?
A:ここのメールに対する受け取り確認は行いませんが、数日分をまとめて本サイトに受け取りリストとして、掲載します。受け取ったキャラクター・データは、第一回キャラクター・コンテストである「サムライ・コンテスト」と同様に、本サイトのサブサイトである「シャドウラン4th 別館」に順次、掲載していきます。応募後、一週間しても掲載されない、あるいは、受け取りリストに載らなかった場合は、何かのトラブルで受け取られなかったと考えてください。

 また、週末は、朱鷺田がイベントなどに出払っている予定ですので、対応が遅れる場合があります。あらかじめ、ご了承ください。

Q:データ・チェックはありますか?
A:受付時には、細かいデータ・チェックはせず、いただいたものをそのまま掲載します。優勝者のキャラクターに関しては、翻訳チームでデータ確認をします。

Q:注意事項の「運営に迷惑がかかる行為その他」とは?
A:常識的な判断をお願いしたいです。
 「シャドウラン」世界では、ハードやダーティに決めてもかまいませんが、応募者の名前が4文字言葉になっていたりするのは、ちょっとお許しください。また、前回、「特定個人の友人」というハンドルがありましたが、これはその方に迷惑がかかりますので、注意対象としました。

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January 14, 2012

ナイトランド続報、H・P・ラヴクラフト大事典、蜂蜜酒(ミード)

 あっという間に、一週間が経過してしまいました。

 まだ年賀状も返せていない朱鷺田です。すいません。

 なんとか、ネット環境は先週末に回復しましたが、まだどこかメーラーが不調で困ってます(汗)
 いや、それより月内は修羅場確定です(汗) 

 まずは、ひとつひとつ。

●ナイトランド続報

 前回、紹介した春創刊のホラー小説誌「ナイトランド」の続報です。
 創刊の辞
 スタッフ紹介

 ちなみに、創刊の辞を書かれているエドワード・リプセットさんは、黒田藩プレスの方でありますが、古手のTRPGゲーマーにとっては、「スタークエスト」のデザイナーであり、最初期のPBM「スターウェブ」の方というとお分かりいただけるかもしれません。

●H・P・ラヴクラフト大事典

 Twitter経由 エンターブレイン公式
 >S・T・ヨシ『H・P・ラヴクラフト大事典』(エンターブレイン 、2月末刊行予定。
 「あなたがまだ知らない「本当のラヴクラフト」がここにある」

 森瀬繚さんが、日本版監修です!

●PHP:チャールズ・ウォードの奇怪な事件

 PHP研究所さんの次のクトゥルフ・コミカライズは「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」です。2/16予定。こちらは、東雅夫さんの解説の予定だそうです。

●いただきもの

 風邪っぽいという話を書いたら、大分の内田さんから名残りの梨をいただきました。どうも!

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 おかげさまで回復中です。

●蜂蜜酒(ミード)の入手方法

 スカイリム人気か、蜂蜜酒(ミード)関係のツイイートに反応をいただきましたので、入手方法。
 輸入蜂蜜酒は、京都ミール・ミイが品揃えも多く、お勧め。都内なら目白田中屋か渋谷東急にあるが、通販あり。その他、山田養蜂場がドイツ・ミード1品種を扱っている。これも味よし。
 国産ミードも何社かあり。お勧めは峰の雪酒造場の会津ミード「花織」 7ネットでも買える。さわやかで飲みやすい。その他、高知の(土佐)菊水酒造と、天狗舞に蜂蜜酒あり。

●Twilog的な写真日記

・10日(火曜日) 学校の後、国会図書館に回ったら、システム更新でカードを作ることになったが、資料取り出しのシステムが悪化していた。数字を表示するシステムをなくして、10分ごとにPCで確認なんて不便だなあ。

 その後、神楽坂のアフリカ料理屋「トライブス」のチャリティ・ナイトに回る。今回は、新年会っぽいノリで、ダチョウの寿司とか、ワニのしゃぶしゃぶとか、新作料理が登場。ワニのしゃぶしゃぶは、ポン酢か、マンゴーソースで。

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残り少ないような気もしますが、ポーランド・ミード(蜂蜜酒)のミニボトルを置いてきたので、試したい人は、マスターに「朱鷺田から聞きました」と言えば出してくれるかと。

・土曜日は夜までネット回線復旧にかかり、その後、赤坂のミード・バーで、ホットミードを飲む。
 竹岡氏やRWS管理人氏らと黄金の蜂蜜酒をすすりながら、クトゥルフ話を。

・日曜日は、某酒場サークルにて、クトゥルフ系ボードゲーム 「マンション・オブ・マッドネス」を回す。2回、マスター役で2回とも惜敗。まだまだだなあ。
 
・1月の新番組を色々チェック中。
 実写版「孤独のグルメ」は、うまそう~。
 初回の直後には、つくね+ピーマンを再現。

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 なお、初回以来、うちの鶏団子消費率がUP中。

・イエサブさんで、クトゥルフ絵本を見つける。「恐怖の山脈」に行く話。

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・東京創元社がミステリ担当の編集者募集。課題は「私はいかにしてミステリ・マニアになりしか」。

 さて、明日(いや今日か)は、「エクリプス・フェイズ」だ。

 ちなみに、来週末から、「シャドウラン」のキャラクター・コンテスト第二回を開催します。

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January 06, 2012

日々雑記:ちょっとぎりぎり

 ちょっと熱っぽい朱鷺田です。
 お正月は缶詰で、昨日、久しぶりに図書館まで外出したら、ちょっと熱っぽい。風邪かなあ。

 あと、ネット回線に不調が出ています。理由は想像がつくのですが、連休に入ってしまい、窓口に電話がつながらないので、回復は休み明けになるかも。そのため、メールのやりとりに不具合が出ています。急ぐ場合は、携帯電話にお願いします。

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ファイアウォールへようこそ(23):エクリプス・フェイズ:金星事情

 「エクリプス・フェイズ」の紹介23。

 この連載は、朱鷺田祐介が「エクリプス・フェイズ」をGMするための覚書的なものです。「エクリプス・フェイズ」は、「シャドウラン4th」のライン・ディベロッパーだったロブ・ボイルが作成した最新SF-RPGです。詳しくは、「エクリプス・フェイズ」関連エントリーを参照してください。
 おかげ様で翻訳決定
 未訳RPGの紹介ということで、手探りでやっている部分が多々ありますので、訳語の揺れはご容赦ください。
 R&Rステーションで、体験会が予定されています。次回は1/28(土)を予定。
 今月発売のR&R誌から、リプレイ記事が始まります。舞台は金星の予定。

 今回は、前回に続き、サンプル・キャラクターを紹介しながら、「エクリプス・フェイズ」の世界の四方山話をしていこうかと思います。

●サンプル・キャラクター四方山話: 金星の交渉人


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さて、惑星連合が、モーニングスター・コンステレーションの意図を妨害しているという噂について、お話しましょうか?  ---金星の交渉人

 さて、今月発売のR&R88号からリプレイ記事が連載となりますが、その舞台は、金星です。

 「エクリプス・フェイズ」の金星は、惑星連合から独立してわずか4年という若い国家です。金星政府「モーニングスター・コンステレーション」は、金星の上空に浮かぶ20余りの空中都市(エアロスタット)と、それに属する地上鉱山、軌道上の宇宙居住区(ハビタット)の緩やかな連合体です。
 金星の場合、分厚い雲の下にある地表の環境は、数百度の高温、100気圧近い高圧の状況で、機械式の合成義体(シンセモーフ)以外は活動できません。その代わり、高度40~60キロの大気上層は、呼吸こそできないものの、ほぼ1気圧で、気温も人類の活動に適しており、金星へ移民した人々はこの空域にバルーン型の空中都市を建設しています。イメージは、「スターウォーズ EP5 帝国の逆襲」に出てくる空中都市でしょうか?
 人類の呼吸できる大気は通常の金星の大気より軽いため、巨大なバルーン状のドームと、超軽量強化素材の組み合わせで、空中都市を浮かべることができるのです。
 空中都市は、美しく豊かな街です。空中都市から見る雲海の風景は、太陽系の中でも特に美しいもので、セレブ向けのリゾート地として、発展しています。主要産業は、文化、ファッションやテクノロジー製品ですが、それは、地表で過酷な採掘労働を行なっている機械義体労働者たちの活動の上に成り立っています。ある意味、天国と地獄が明らかに存在しているのです。

 金星政府「モーニングスター・コンステレーション」が惑星連合から独立したのは、金星開発で意見が対立したからです。地球を失い、多数の難民を抱えた惑星連合は、火星に続いて、金星のテラフォーミングを計画していますが、それは数百年の時間をかけて、大気環境を地球なみに変えていくというもので、リアリティと即効性に欠ける上、それが実行された場合、空中都市はもはや浮かべなくなるのです。
 空中都市に愛着を持つ金星市民は、テラフォーミングではなく、空中都市を維持しながら、大気上層の地球化を図り、雲海に新たな生態系を生み出す道を選びました。まだ、実験の段階ではありますが、雲海で生活できる空中プランクトンや飛行クラゲ型生物も生み出され、自らの翼で空を飛べる義体も誕生しています。
 もともと金星は、ハイテクに理解があり、義体の自由が認められていますし、文化的にもファッションなどの先鋭さが認められています。

 金星の交渉人は、これらの空中都市の高官として、世論操作や情報コントロールを担当しています。

●金星の主要な場所

・オクタヴィア
 金星政府「モーニングスター・コンステレーション」(MC)の首都であり、金星第一の宇宙港を持つことから、真にコスモポリタンな都市です。人口50万を誇る巨大な空中都市で、市長のハリス・サピエンは、無性(ジェンダーとして性別を持たない)の政治家ですが、そのカリスマ性、MC創設に果たした役割などから、市民に愛される統治者です。
 オクタヴィアには、金星ベースのハイパーコープであるニンバスの本社があります。ニンバスは、通信系の企業で、エアロスタット間の通信やエゴキャスティングを担当しています。
 また、オクタヴィアには、群体精神を持つ「ネオ・シナジスト」たちの拠点があることでも知られています。彼らは、太陽系外コロニー「シナジー」で行われた精神共有実験の被験者で、長きに渡り、精神を共有していたことで、一個の生物のように協力しあうことができます。「ネオ・シナジスト」はシナジーから来たシナジストたちをニンバスの最新ヘッドウェアで、一般市民とリンクすることが可能になったことで生まれたコミュニティです。

・アフロディーテ・プライム
 バイオエンジニアリングと観光を主要産業とする中堅都市。人口30万人。
 金星大気内で生きられる生命体の開発に挑む金星再開発の最前線でもあり、都市内には、招来の金星大気生態圏を再現したドームがあります。これは、貴重な観光資源でもあり、飛行型義体での遊泳体験を求めて、年間40万人もの観光客がアフロディーテを訪れます。

・ルシファー
 金星地表での鉱石採掘を主要産業とする空中都市。23万の人口のうち、5万人は、地表の採掘用ロボットを遠隔操縦する、情報体市民です。

・ザ・シャック
 アエロスタット建設用の空中プラットフォームで、400mもの建設用アーム6本で複数の都市建造を行えます。現在も2基を建造中。13万人の市民はすべて、この建設要員です。社会体制は、共産主義で、地球の国家が壊滅した今、太陽系最古の共産主義国家を誹謗しています。

・パールヴァティ
 金星政府にも惑星連合にも属さない独立系空中都市。快楽を極めたプライベートな時間を過ごすための高級リゾート都市で、多くのVIPがお忍びで利用しています。

・エテメンナキ
 惑星連合に所属する空中都市で、オモニコア社系列のディープ・リーチ社の支配下にあります。

・ゲルラッハ
 軌道上に浮かぶオニール型宇宙コロニーで、75万人の人口を擁しますが、これは〈大破壊〉以降、難民を多数受け入れたためで、すでにコロニーの許容限界を超えています。ゲルラッハは金星への入り口であり、金星の環境になれるために、ここでしばらく、馴致期間を過ごすのが、低重力環境で生活している人々には必要です。

・ソート
 惑星連合に属し、ハイパーコープ「コグナイト」の支配下にあるトーラス型宇宙コロニー。AIの研究を行なっています。

・アンビリーナ
 犯罪結社「パックス・ファミリエ」が支配する空中都市。同結社は、創設者クラウディア・アンビリーナのクローンとエゴフォークだけで構成され、常時、XPで記憶を共有しています。外見は少しずつ違うものの、彼女らはすべて、「彼女」の一部なのです。

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January 05, 2012

新ホラー小説誌「ナイトランド」創刊

 公式サイトがOPENされましたので、情報公開。

 今春、新しいホラー小説誌が創刊します。
 その名前も「ナイトランド」 →公式サイト

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 「ナイトランド」は、幻視者のためのホラー&ダークファンタジー誌として、季刊で刊行されます。創刊号の特集は「ラヴクラフトを継ぐ者たち」と題して、本邦初訳のクトゥルフ神話短編が掲載される予定。朱鷺田も、クトゥルフ神話とゲームに関するエッセイを載せさせていただいております。あと、蜂蜜酒の話も。

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January 03, 2012

SR4:Corporate Intrigue & Street Legends Supplemental

 新春早々、シャドウランの本家「カタリスト・ゲーム・ラボ」で、PDFサプリメント「Street Legends Supplemental」が発売されたので、年末発売の「Corporate Intrigue」と合わせて、簡単にご紹介。

Corporate Intrigue

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 「企業の策謀」という題名通り、メガコーポ関係のシナリオ・フック集。
 注目のポイントは豊富なNPCデータで、「精霊のMr.ジョンソン」とか「信用できないMr.ジョンソン」とか、わざわざ用意されているあたり。シナリオの敵役にぴったりのベテラン・ストリート・サムライなどもあり、便利。

Street Legends Supplemental

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 シャドウラン世界の有名人をデータ込みで紹介する「Street Legends」の追加データ。
 ハード・イグジット、スラム-O!などの有名ランナーに関する紹介あり。日本のメタ・ヒューマン・女性ランナーであるミホシ・オニの担当はJanus氏。どうやら、メタ解放の闘士達が受け継ぐ美名であるようだ。もともとは、2020年代に北海道で事故死した女性バイク・レーサーだそうで、当代はフォモーリ(トロールの亜種)である刀使いのバイオ・ジレットとのこと。
 重要NPCとしては、アレス重工社主のダミアン・ナイト、日本帝国やEvoに深い関わりを持つ自由精霊バタカップ、シャドウラン世界を騒がせるインモータル・エルフの一人、道化師(ハーレクイン)のデータが公開されている。

>>>やった! これでダミアン・ナイトが暗殺できるぜ!
 ーーー駆け出しランナー

>>>データがあるなら殺せる、という言葉は確かだ。
 だが、ビッグ10の社主クラスのガード状況がよくわかるよ。
 こいつを殺すには、結構、準備が必要だ。
 ---スラム-O!

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January 01, 2012

2012年 新年のご挨拶


 2012年謹賀新年
 旧年中は、色々ありましたが、皆様のおかげでなんとか切り抜けることができました。
 今年も、TRPGのデザイン、翻訳、記事執筆、クトゥルフ関係や神話関係など多くのジャンルに挑戦していきたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

 そして、第六世界へようこそ!

     朱鷺田祐介 拝


●近況

 2012年は、第六世界を迎え、翻訳ラインの再開した「シャドウラン4th Edition」(翻訳)、新たに翻訳の決まったSF-RPG「エクリプス・フェイズ」(翻訳監修)と、翻訳関係を中心した活動になる予定です。その他にも、リプレイ、雑誌記事、クトゥルフ神話関係など、いくつもの企画が進行中です。

●シャドウラン

 昨年12月24日、世界はマヤ暦の第六世界を迎えました。
 1989年の初版刊行以来、23年の歴史を持つ「シャドウラン」ですが、最初に出会った頃は、その世界設定の記念日を迎える日が来るとは思ってもいませんでした。
 昨年年末は、「シャドウラン・カンファレンス2011」にゲスト出演し、覚醒の日を多くのシャドウラン・ファンと迎えることができました。身に余る光栄です。

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 何とか昨年夏、契約更新が済み、今年は「シャドウラン」関係の翻訳や記事執筆を積極的に続けて参ります。すでに、年末に刊行された上級ルールブック「オーグメンテーション」に続き、春目標で「20周年記念ルールブック」および、リプレイ「九龍の天使たち」(仮)が製作中です。その後、コア・ルールブックの残り、「アーセナル」「アンワイアード」「ランナーズ・コンパニオン」となります。できれば、3~4ヶ月おきに出せればと思っております。並行する形で、朱鷺田と西上のリプレイが続きます。

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 どうしても現地の最新作とタイムラグがありますが、カタリスト・ゲーム・ラボからの情報も随時、ブログや記事で紹介していきたいと思っています。

 1月後半には、キャラクター・コンテストを開催しますので、そちらもよろしくお願いします。

 朱鷺田個人としては、知人とプレイしてきた「Dawn of the Artifacts」のキャンペーンがついに、今年、最終回を迎えそうなので、これが実に楽しみであり、また、複雑な想いでもあります。新たなキャンペーンを始めたいところです。

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●エクリプス・フェイズ

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 「シャドウラン4th Edition」のライン・ディベロッパーだった、ロブ・ボイルの新作SF-RPG「エクリプス・フェイズ」の翻訳が決定し、現在、契約関係が進行中です。翻訳作業も開始され、朱鷺田は翻訳監修という形で関わります。実際の翻訳を行なってくれるのは、「ウォーハンマー・ファンタジーRPG」の翻訳で活躍された待兼音二郎さん、岡和田晃さんらの「エクリプス・フェイズ翻訳チーム」となります。夏の刊行を予定しています。

 まず、今月のR&R誌より、「エクリプス・フェイズ」の紹介を兼ねた連載リプレイが開始されます。担当は、私、朱鷺田祐介です。金星の空中都市を舞台にしたもので、3~4回の連載となる予定です。ご期待ください。

 また、毎月、秋葉原のR&Rステーションで、体験会を行なっています。
 1月は1/28(土)です。

●深淵

 今年は、上記2作の作業がかなり大きなウェイトを占めることになりますが、担当する他のタイトルも、できる限り
サポートしていきたいと思います。
 私のライフワークでもある「深淵第二版」は、R&Rでの連載「アミイの旅立ち」が、一区切りを迎えます。今後も同様に、テンプレートとストーリーのサポートを続けていく予定ですが、関連の新企画をなんとか立ち上げていきたいと思っております。

 昨年の秋以来、多忙のため、休載になっておりましたウェブ連載「歌の龍王」も今月中に再開したいと思っております。

●東京鬼祓師 鴉乃杜学園奇譚

 昨年、刊行された「東京鬼祓師 鴉乃杜学園奇譚TRPG」に関しては、引き続き、R&Rでのサポートを行うとともに、追加データ類を集めたサプリメントを企画中です。じっくりとサポートをしていければと考えております。
 この他、『ブルーローズ:ネクサス』と『霊障都市捜査ファイル』に関しても、R&R誌を中心に、サポート記事を展開して参ります。

●クトゥルフ神話関係

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 昨年は、クトゥルフ神話関係で重要なマイル・ストーンとなるべき神話作品や研究書が次々と翻訳され、多数の紹介本も出て、ジャンルとしての盛り上がりがありました。私は、PHP研究所のクラシックコミックでのラヴクラフト作品コミカライズ、「ダゴン」と「ニャルラトホテプ」の2冊で解説を担当させていただきました。今年も、やや先ではありますが、次の企画が立ち上がっておりますので、どこかでお会い出来れば幸いです。
 その他、水面下で進行中の企画がありますので、お楽しみに。

●酒の伝説および蜂蜜酒

 3年ほど前から取り組んでおりました新紀元社さんの「酒の伝説」がファイナル・アプローチに近づいております。具体的な刊行日はこれからですが、いずれ、具体的な日付をご報告できるのではないかと思っております。
 この本とクトゥルフ神話への関係から、蜂蜜酒(ミード)にハマることになり、昨年はずいぶん色々な場所で、ミード、蜂蜜酒と騒いでおりました。今年も継続予定ですので、よろしくお願いいたします。

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↑これから蜂蜜酒を試したいという方へのオススメは、やはり、バーソロミューのスイート。代替わりしましたが、やはり、これが朱鷺田の好み。京都ミール・ミイさんからの通販でどうぞ。
 日本酒好きなら、峰の雪酒造場の会津ミード「花織」をば。さらりとした味わいが素敵です。


Photo

 年越しは、土佐菊水のミード「シークレット・オブ・クレオパトラ」を飲みながらの「カタン」でした。

●近々のイベント予定

・年始は、初詣以外は引きこもりの予定。
 1/7のミードバー@赤坂アルジャーノンに顔を出す予定。今回は、ホットミードが飲めるかも。
 TRPGイベントは、月の後半にいくつか。

1/22 クトゥルフ・オンリーCON
  ゲスト・キーパーで参加予定。冒険企画局の河嶋先生が、「クトゥルフ+シノビガミ」で参戦するらしい。「マンション・オブ・マッドネス」卓とか。

1/28 エクリプス・フェイズ体験会R&Rステーション

1/29 東京深淵CON ~シキサイ~

●ゲーム納め

 正直、某所記事とか某書関係とか翻訳チェックで年末年始はあまり休めないのですが、それでも、ゲームはする訳で……
 まず、西上邸での年末ゲーム会に顔出し、「上海スナックバー」とか、ミードを持ち込みつつ、「マンション・オブ・マッドネス」を開けて遊ぶ。開封してルール読んで、即座に1話をプレイとかいう状態でしたので、色々不手際があり、GMの負けでしたが、だいたい把握。次は勝つる! 
 「クク」とか「アグリコラ」とか、プレイしつつも、今回はあまり勝てずに終了。むー。「アグリコラ」は泥炭地入り&カード・ドラフト方式だったので、もう少しやり込まないと勝てないが、まあ、2回目でなんとか状況把握。

 夕方までに帰宅して、「琉神マブヤー」の最終回を見た後、紅白を見ながら、恒例「年越しカタン」。最強の配置が得られたものの、最初の展開に手間取り、一手差で娘に負ける。
 年明け一番は、今夜あたり、また家族カタンからかな。

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