エクリプス・フェイズ:思い出回収
2月も後三日とは……
●エクリプス・フェイズ:思い出回収
土曜日(2/25)は、秋葉原のR&Rステーションにて、「エクリプス・フェイズ」体験会にGMとして参加。
直前に作ったサンプル・キャラクター「ネオ・ピッグ(知性化豚)の海兵隊員」が、割りといい感じだったので、戦闘シナリオを用意していく。
「ベーコンのジョークは聞き飽きた。戦争の話をしようぜ」
豚は意外に頭がよいというが、食肉用の家畜を知性化し、市民に加えるというアイデアは色々シンボリックで、面白いものである。
・思い出を回収に行こう
シナリオは、非常にシンプル。ハイパーコープのご令嬢から雇われて、〈大破壊〉の際に遺棄されたリゾート・コロニーにある屋敷に「思い出」を取りに行くが、そこには、ティターンズの戦闘マシンがまだ残っていて、という話です。エイリアンっぽい戦闘マシンとのバトルということですが・・・
今回のPCは以下のとおり。
・濃墨八須夫(こいずみ・やすお):知性化タコの盗掘屋。
・アスラン:ダイレクト・アクション社の傭兵。いわゆる戦闘マシン。
・ヒックス:ネオピッグの海兵隊員
・アーサー:知性化オウムの交易商。宇宙船「籠の鳥」号の船長。
えー、人間がいねえ。
アスラン:戦闘義体で、触手と砲塔だらけですが、ヒューマンですよ。
外見が一番、人っぽいのが知性化豚というあたりで・・・・・SFですね。
途中、宇宙船の中で、オウムとタコと豚と、NPCのチンパンジーが宴会をするのですが・・・・一体、お前ら、何を食っているのだ?
あと、今回、ヒロインっぽい令嬢がイスラム教徒だったので、ぶたとタコとか、色々残念な感じ。
お話としては、裏がありそうな企業令嬢(外見)アンナ・カレーニナ(明らかに偽名)に従って遺棄されたリゾート・コロニーに向かうというもの。途中、情報を収集すると、〈大破壊〉の際、ティターンズの戦闘マシンやウィルス兵器に襲われたという記録がある上、どうも、依頼人の挙動がオカシイ上、ロシア系の黒幕一族のひとりらしいことが分かる。
警戒しながら、コロニーに侵入すると、謎の怪物(ティターンズの戦闘マシン)に襲われる。一匹目は倒したが、令嬢が書斎で金庫の中身を回収している間に、追加が出現し、負傷者が続出。取り込まれた生物学者が変貌したラスボスとの対決になるが・・・敵に有効と思われる手榴弾の判定で大失敗して、PCたちのど真ん中で爆発してしまう。前衛系が脱落。オウムとタコが奮戦するも、一歩及ばす。チームは全滅してしまった。
その後、バックアップから船にあった予備義体で「魂(エゴ)」のデータをダウンロードして復活する。
「前の君たちは、失敗してしまったようだ。
さて?」
~Fin? OR Continuie? ~
いい話にしようとしたが、やや、バランスが厳しすぎたか。
初めての方がいたのに、すまぬ。
次回は3/24(土)の予定。
終了後、いつものインドカレー屋で打ち上げ。
SFの話を色々しつつ。面白い一日でした。
●ボードゲーム
EP体験会の横でデモプレイをしていた知人に誘われ、3月発売の新作カードゲーム「Innovation」を遊びに、知り合いのゲーム会へ顔出し。し。「Innovation」は、「シヴィライゼーション」系の文明発展型ゲームをうまくカードゲームに落とし込んだ作品。100枚ほどのカードが個々の発明技術を扱い、9つの時代、5つのジャンルのうち、5つを制覇できれば勝ちとなる。カードを色ごとに積んでいくが、ここで左右にずらすことでマークをうまく見せ、強さに反映するというアイデアは秀逸。
協力型競争系の「Sibi Baba」をプレイ。6×6のダンジョンを記憶で踏破するアラビアン・ナイト風の冒険だが、マッピング不可の上、時間制限があるので、なかなか難しく、敗退。