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February 29, 2012

Tokyoインターナショナル・バーショー+ウィスキーライヴ2012 プレス発表会

 外は雪がしんしんと降り積もっています。2/29。

 さて、今日はお酒の話。
 「酒の伝説」の原稿は終わっているのですが、酒行脚はなぜか終わらない(汗)

●Tokyoインターナショナル・バーショーウィスキーライヴ2012 プレス発表会

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 昨夜は、東京ミッドタウンへ。

Bar_show_2012_tokyo

Whisky_live_2012_2

 いつも、蜂蜜酒関係でお世話になっている京都ミール・ミイさんのご好意で、Tokyoインターナショナル・バーショーウィスキーライヴ2012のプレス発表会へ行ってまいりました。5/5.6に東京ミッドタウンで行われるお酒の祭典で、去年まで開催されていた「ウィスキーマガジンLIVE」に、「バーショー」が合体、ウィスキーのみならず、各種のお酒、カクテル、バーツールなどが扱われることになります。その証拠に、今回は日本酒の一ノ蔵さんが参加される他、蜂蜜酒を扱うミール・ミイさんと峰の雪酒造場さんも出展されます。
 これだけの規模のバーショーはアジア初となり、世界的なバーテンダー、コリン・フィールド(Bar Hemingway、リッツ・パリ)、アレッサンドロ・パラッツイ(Dukes Bar,ロンドン)、後藤健太(Pegu Club、ニューヨーク、2011American Bartender of the Year)、山田高史(Bar Noble、横浜、2011世界カクテル大会優勝)、大竹学(Bello Visto、東京セルリアンホテル、Diageo World Class 2011優勝)が参加、他にもシンガポール、台湾、韓国からも著名なバーテンダーが参加予定とのこと。
 
 主催:カクテル文化振興会
 企画運営:ドリンク・メディア・ジャパン。

 カクテル文化振興会は日本バーテンダー協会(NBA)を母体とし、世界的にも広がりつつある、「5/13:カクテルの日」を中心に、バー文化を広めようという団体です。ドリンク・メディア・ジャパンは今まで、ウィスキーマガジンLIVEを運営してきたウィスク・イーさんのイベント部門が独立したもので運営体制は継続されます。

 5月5・6日 Tokyoインターナショナル・バーショー+ウィスキーライヴ2012

 今回、5月の5.6となったのは、一週間後の5月13日が「カクテルの日」だからです。
 1806年、新聞で初めて「カクテル」という表記が使われたのを記念し、世界的にカクテル記念日として、バーショーが開催されています。日本でも、このカクテルの日を定着させようということで、GW最後の二日間に、バーショーを開催、5月13日までの一週間をカクテル・ウィークとして盛り上げていくとのこと。

 チケット販売は3月1日正午より。

 昨年のウィスキーマガジンLiveと同じ会場です。
 朱鷺田個人としては、後藤さんのマスタークラス「NYバーテンダー事情」に興味がありますが、一ノ蔵やシェリー、ラムのマスタークラスに惹かれる人もいましょうか?

●ワールド・ウィスキー・アワード速報

 プレス発表会の後、ウィスキー・マガジン発行元である英国パラグラフ・パブリッシング社が開催しているワールド・ウィスキー・アワードのステージ2結果発表。ステージ1が熟成年数とカテゴリー(種類)ごとの優秀作選出、ステージ2がカテゴリーごとのベストを選ぶもので、事実上の国内でもっとも優れたウィスキーを選ぶもの。カテゴリーは「シングルモルト」「ブレンデッドモルト」「ブレンデッド」の三つ、熟成年代は「Non Age」「12年以下」「13-20年」「21年以上」となります。ステージ2の受賞銘柄は以下のとおり、これは3月に英国で行われる最終選考(ステージ3)へ進む日本代表となります。

・ブレンデッド・ウィスキー
 サントリー 響 17年
・ブレンデッド・モルト・ウィスキー
 ニッカ ウヰスキー 竹鶴ピュアモルト 17年
・シングル・モルト・ウィスキー
 サントリー 山崎シングルモルト 25年

 ブレンデッドは響、ブレンデッド・モルトは竹鶴が三つの醸造年代を制覇する勢いでしたが、他にも、宮城峡がシングルモルトの若い年代を2部門、イチローズ・モルト(ナインオブクラブスとワインウッドリザーブ)、ニッカフロム・ザ・バレルが受賞していたことを付記しておきます。

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●ドリンク・セッション

 プレス発表の後は、今回の受賞ウィスキーを並べ、さらに、当日に向けて、国内の名バーテンダーを招いてのドリンク・セッション。朱鷺田的には、これが本命です。

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 今回の受賞ウィスキーがずらり。

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 さらに、出店予定企業からの珍しいお酒も。ここにはミール・ミイさんのポーランド・ミード、峰の雪酒造場さんの会津ミード「美禄の森」も並んでいます。

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 今回、提供されたカクテルその1。「ジンとパッション・フルーツ」。甘い南洋風。

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 カクテルその2。「バカルディ・ラムのグレープ・フルーツとライムのカクテル」。爽やか。

 終盤、手が空かれたところを見計らって、バーテンダーさんに、蜂蜜酒をテイスティングしていただき、カクテルとして使う場合のご意見を聞く。
 「美禄の森」はデリケートなお酒なので、ワインカクテルのように、シェークしないで使いたいとのこと。ポーランド・ミードは、ちょっと悩んでおられたが、ミルク系などとのコラボが面白いかも、とのこと。

●トライブスにてワニを食う

 イベントが終わったのが6時頃だったので、以前より「ワニの缶詰を食べに来てください」と誘われていた神楽坂のトライブスへ寄って、ワニのムースを肴にもう一杯。

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 クミン入りの塩か、ココナツ風味スパイシーなトマトソースで食べる。ムース(練り物)になっていたので、やたらポークのソーセージっぽい。結局、青唐辛子と玉ねぎの超・辛いソースが一番合う。

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モロッコのビール、カサブランカ。

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ハーブ・アフリック・ビター・ジン
本来はカクテルに投入するビターまで飲む。

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エチオピア産ウォッカ「アビシニア」。
実ははちみつ入り。
しかし、43度が生ぬるい水にしか思えなかったので、
これは危険信号だと思い、今日はおしまいにしようと思った。

そこでマスターから一言。
3月10日に、トライブスで開催する南アのワインテイスティング会。
「貴腐ワインと白ワインのブレンドを出しますよ!」
 何それ、美味そう。

 予告編として、南アのデザート・ワイン「ローレンスフォート」を一杯。
 美味なり!

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 興味のある方は、トライブスさんに問い合わせてください。

 3月10日の南ア・ワイン会は、311前夜ということで、気仙沼支援のチャリティ・イベントです。

●孤独のグルメっぽく

 帰宅し、酔いを覚ましつつ、仕事。
 酒を飲んだ反動で、ラーメンが食いたくなった。

 今、オレの胃袋はラーメンだ。

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 という訳で、チョッパヤを作って食う。麺を食べきっても足りないので、「マルちゃん正麺 豚骨味」の麺だけ茹でて替え玉代わりに投入。最近のマイ・ブームですが、夜中にこれは多分、よくない。

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