JGC2012:8/31-9/2、深淵:恐怖の谷@ふぁみこん、エルダーサイン、日本SF大賞
諸々交錯中。詰まっている仕事をなんとかしないと。
レポというより写真日記っぽいですが、撮影できないものもあったので、ご容赦あれ。
●JGC2012
JGC2012の開催日が公開されましたね。8/31-9/2です。
今年もよろしくお願いいたします。
近々のイベントとしては
3/24 「エクリプス・フェイズ」体験会@R&Rステーション
4/4 「ナイトランド」創刊記念「東京クトゥルー・ミーティング」@ロフトプラスワン
今年7月7~8日に、北海道夕張市で行われるの日本SF大会Varicon(7/7-8)さんから、ゲストで来ませんか?というお手紙をいただきましたが、現状、スケジュール的に厳しい感じです。さすがに北海道夕張市は遠い(汗)
●深淵:恐怖の谷@ふぁみこん
日曜日は、知人夫妻が主催したTRPGコンベンション「ふぁみこん」第0回にて「深淵第二版」のGM。
「ふぁみこん」は、家族を持つようになったTRPGゲーマーに、気軽に参加できるゲームの場を与えようというもので、ベビーシッターさんを頼んで託児する試みが行われました。結婚し、子供ができるとゲームの現場から離れざるを得ないことが多々ありますが、それでも、ゲームをしたい家族持ちのプレイヤーさんらしい試みです。
全体的に、短めのプレイ時間で、ゲーム終了時間や休憩時間もタイトな感じでしたが、朱鷺田としては、ほぼ初めてのプレイヤーさん(TRPG初心者の女性を含む)とプレイできたので、ありがたい経験でした。
今回は「深淵第二版」の特色を体験していただくため、運命の幻視から始める完全渦型。いわゆるフルアドリブ・セッションですが、くるりとはまっていきました。
今回のPCは以下の通り。
・貧乏貴族エルシィス・ローレン
運命「変わり者の親族」「追放」
魔族「菫色の公女フェレス」への復讐から、森を焼いたため、領地から追放された若い貴族。伯爵の配慮で、遠い親戚ブライアン・ラホールの領地へ転封となる。
・能吏 デュノス・バータール
運命「悪意の噂:過去を失った者」「心変わり」
ローレンの護送と転封に関する監視を命じられた能吏。養子であることから、あらぬ噂を立てられている。恋人ジャネットは、「心変わり」し、「運命の出会い/恋愛」を引いてしまったため、仮面の女獣師ディアーレとの禁断の愛に走る。
・貴婦人 マレーネ・デートリッヒ
運命「王者の相」「傍観者の記憶」
ラホールの領地に隣接する領地の領主夫人。戦場に出ている夫の代わりにローレンの転封に立ち会う。かつて、敵対していた貴婦人グウィネスが魔族の信徒となり、魔族に魂を売るまで行ってしまったことが今でも、着にかかっている。
・従士 アルベルト・シュタイナー
運命「友殺しの予言」「流れ矢の予言」
マレーネに仕える若き従士(騎士見習い)。奥方に絶対の忠誠を誓うが、不吉な予言をされている。
物語は、魔族との戦いでやりすぎ、重要な森を焼き払ってしまったローレンがラホールの谷に転封されるところから始まる。転封の立ち会いとして、能吏バータール、貴婦人マレーネ、その従士アルベルトとラホールの谷に向かうが、なぜか谷には村人の姿がなく、奇妙な生き物がうろついている。屋敷についてみると、先代領主から谷を継承したと称する仮面の女獣師ディアーレが現れる。獣師とは、魔族の力で生き物を魔獣に改造してしまう、異端者である。一行は、この獣師を倒すことにするが、ディアーレの傍らには、マレーネの敵であった貴婦人グウィネス(現在は魔族の使徒)、バータールの恋人ジャネットがいた……
複雑に絡み合う愛憎模様のまま、一行は獣師と戦うことになり、ディアーレの召喚した火炎魔獣、グウィネスの呼び出した蝗の妖魔を相手に奮戦、ディアーレとグウィネスを倒すも、ジャネットを逃してしまう。
お話としてはまだまだ先がありますが、時間の関係もあり、セッションとしては、PCたちがラホール領の立て直しを誓って終了。シンプルな流れながらも、夢歩きや運命の変転を楽しんでいただけたようである。
●エルダーサイン
アークライトさんにて、新作のクトゥルフ系カード&ダイス・ゲーム「エルダーサイン」を遊ぶ。
「アーカム・ホラー」をぐっと圧縮してライトに遊べるようにしたもので、博物館で起こる謎の事件を次々に解決し、迫り来る邪神を未然に封印する、というもの。1~8人向けで、1回1時間強ほどで遊べる。
ボードはないが、各種のカラフルなカードや専用ダイス、時計などのギミックがたくさんあり、楽しげである。基本的に、公開されている6個+アルファの事件イベントをダイスやカードで解決し、邪神封印に必要な「旧き印~エルダーサイン~」を集めるのが目的の協力型ゲーム。
カードとダイスが主体なので、箱がコンパクトで、プレイエリアも狭めで遊べ、なおかつ、1~8名というプレイ人数の融通が利くのもありがたい。
土産物屋のイベントを解決したら、「ネクロノミコン」が出ました(汗)
日本語版は4月発売予定とのこと。
その後、操り人形系ながら、シンプルにした「ロスト・テンプル」を遊ぶ。「操り人形」から建設パートを抜いたことでプレイ時間を圧縮。パッケージがシンプルであるもの、読み合いがなかなか楽しい作品。
お値段もお手頃。
詳しくは、来月あたりのR&Rで。
●日本SF大賞
先週金曜日は、徳間書店主催の各賞授賞式。大藪春彦賞と日本SF大賞の受賞パーティへ。
日本SF大賞受賞者の上田早夕里さんが、師と仰ぐ小松左京さんの話をされ、ぐっとくる。
●Foodex
蜂蜜酒でお世話になっているミール・ミイさんからチケットをいただき、幕張メッセで行われているFoodex(国際食料飲料展)へ。内外の食品展示および商談会。朱鷺田としてはもっぱら、珍しいお酒のチェックのために行きましたが、全然回れないままでした。
会場内はカメラ撮影禁止なので、もらってきたサンプルなど。馬鹿でかい赤唐辛子は意外にも辛くないタイプで、サラダに美味しそう。他にも各国のハーブ茶や蜂蜜など。
ついでに、購入したパラグアイのマテ茶用カップ。
角の方はファンタジー風でしょう?