新宿クトゥルー・ミーティング、シャドウラン2050&Shadowrun Returns
単行本校正作業中。一冊まるごとPDFで飛んできました。
●新宿クトゥルー・ミーティング
4/4は、新宿歌舞伎町のイベントスペースロフトプラスワンで開催された「ナイトランド」創刊記念「新宿クトゥルー・ナイト」に出演。「ナイトランド」編集部の植草さん、小説家の朝松健先生を中心に、ライトノベルズ作家のくしまちみなとさん、クトゥルー研究家の森瀬さんらと一緒に、クトゥルフ神話の話をえんえんするというイベント。
おかげさまで、満員御礼状態の上、作家の牧野修さん、井上雅彦さん、翻訳者の増田まもるさん、竹岡啓さん、立花圭一さん、イラストレーターの槻城ゆう子さんなどにもおいでいただき、大いに盛り上がりました。
OPから朝松先生が日本クトゥルフ神話紹介史の裏側を語ったり、「ラヴクラフト大事典」の本役をされたばかりの森瀬さんが「みんなが知らないラヴクラフト」を語ったり……朱鷺田は、アナログ・ゲーム関係の宣伝とか、ネタばかり話して終わってしまいましたが、楽しんでいただけたなら幸いです。
なお、朝松健先生によりますと、今回のイベントも盛り上がりもあってか、「ナイトランド」創刊号の売上は当初の目標をクリアしたそうです。めでたい!
会場の入り口近くでは、ナイトランド、新紀元社、一二三書房の物販も行われました。上記写真は、新紀元社さんが中心になって今月13日から書泉グランデ、書泉ブックタワーで開催する「クトゥルフ神話キャンペーン2012」のポップです。今回のゲスト全員のサインが入ったバージョンが展示されますので、よろしくお願いいたします。
当日の特別メニューは、ミール・ミイさんから到着した「黄金の蜂蜜酒」でした!
●クトゥルフ関係出版情報
今回のイベントで公開された新情報をいくつか。
・ナイトランド2号は、6月予定。テーマは「魔道書」と「怪物」。
・「ラヴクラフト大事典」刊行に続き、ラヴクラフト関係のプロジェクトがエンターブレインにて進行中。頑張れ、森瀬さん!
・アークライト発。クトゥルフ系ボードゲーム「エルダーサイン」は今月後半発売予定。
「マンション・オブ・マッドネス」も追加セットが翻訳決定とのこと。
・PHPのクトゥルフ・コミカライズの次回作は「闇にささやく者」。
朱鷺田は、その次、夏に予定されるドリームランド物の2冊で解説を担当する予定。まず、「ドリームランドへの序章 銀の鍵」(仮)と「未知なるカダスを夢に求めて」(仮)。
お楽しみに。
●シャドウラン2050&シャドウランReturns
カタリスト・ゲーム・ラボ発のシャドウランネタが2本、飛び込んできた。
「シャドウラン2050」製作決定。
シャドウランの初版、第二版(日本でお馴染みの富士見書房版は第二版準拠)の舞台となった2050年の世界が、第四版ルールで再現されるというもの! OK、ビッグDが生きていた頃、まだ、ケーブルとサイバーデッキでジャックインしていた頃に飛び込むがいいぜ!
・「Shadowrun Returns」
OK。ジョーダン・ワイズマンが帰ってきた。あの伝説のシャドウラン・ゲーム、「Deta East USA」版(日本ではSFC版)のシャドウランを超える新たなストーリーが展開されるらしい。
なんと、資金調達サイト「Kickstarter」で呼びかけたところ、わずか28時間で、目標額40万ドルを突破、現在も50万ドルを超える出資が続いている。これで製作資金は集まり、製作決定となった。
クレジット・カードがあれば、日本からでも、最低1ドルで支援を始められる。
これで、また楽しみが増えたぜ。
●そのほかのTwilog的な日記
・桜!
・三隣亡
小説家・石神茉莉さんの小説に登場する玩具系ホラーショップ「三隣亡」を再現した展示会イベント「玩具館・三隣亡」が初台のギャラリーZaroffにて4/19-5/1開催とのこと。
・放課後プレイR
電撃で人気のゲーム4コマが本格TRPG(でも、自作だよ)に挑戦!
素敵。
・SFマガジン 1991
某所図書館でリサイクル棚に落ちていた何冊かを確保。
3月号は、ジョージ・アレック・エフィンジャー特集で、ブーダイン!
6月号は、ウォルター・ジョン・ウィリアムズで『ハードワイアード』の外伝たる「ブラック・マインド」!
・SIGNAL No.1
ラブクラフト「狂気の山脈にて」コミカライズ。それは私の目的だが、ポー・リスペクトのカラーコミックや、モリミノル(小松左京)のマンガとか……
・ザク豆腐
大増産、大人気だそうです。ジオンにこの生産力があれば…
美味しかったので、次は、きな粉をまぶして、デザート・ザク仕様に。
・コマ劇跡
いつの間にか、解体工事が始まっていた。
ああ。