シャドウラン:Parabotany バーショー、ニャル子、ジョン・カーター
はっと気づくと、10日以上、BLOGを更新していませんでした(アレ??)
なんかとっても忙しかったのと、第二週の映画三昧が響いてしまったようです。
深淵CON~シキサイ~の告知すらできませんでした(汗)
●Jコミで絶版TRPGの電子化と無料配信
Jコミにて、絶版TRPGルールブックの電子化と無料配信の実験が始まりました。まずは、「ベルファール魔法学園」のPDF化が進んでいますので、ファンの方はぜひ応援を!
朱鷺田の手持ちタイトルは、残念ながら、翻訳や原作モノなど、対応できないものが多いので今回は参画できませんが、応援いたします。
これと、アルシャードの電子化を皮切りに、TRPGと電子化の関係が進むことでしょう。
●シャドウラン:Parabotany
本家カタリストのサイトにて、PDFサプリメント「Parabotany」(超常植物学)が発売中です。シャドウラン世界の植物とか、化学物質の話とか、どさくさ紛れに、ダンケルザーンの遺言まで……
なお、R&RさんのTwitterにもありましたが、『シャドウラン 20th Anniversary Edition』は5月下旬発売を目指して製作作業が進んでいます。もう少々お待ちください。ゲームマーケットまでにはもう少し詳しい告知ができるかと思います。
●GW前後の予定
4/28 「エクリプス・フェイズ」体験会@秋葉原R&Rステーション GM参加
ありがたいことに、満員御礼です。
4/29 「R-CONヨコハマ」@R&Rステーション横浜店 シャドウラン4AのGMで参戦。
5/3 某所にて、ミードの会
5/5.6 Tokyo インターナショナル・バーショー
5/13 ゲームマーケット2012
朱鷺田は取材の予定です。事前情報収集中です。よろしくお願いします。
5/27 ふぁみこん
知人が主催するコンベンションで、「家族持ちになってもTRPGを遊ぶ環境を模索する」もの。託児付きという試みあり。
6/2.3 TRPG文華祭
本郷の旅館を借りきっての宿泊型コンベンション。
7/29 東京深淵CON シキサイ
8/31~9/2 JGC2012
●5/5.6:Tokyo インターナショナル・バーショー
5月5・6日はTokyo インターナショナル・バーショー。
ウィスキー・マガジンLIVEがカクテル系バーショーと合体して拡大したイベントです。
今回は、いつも蜂蜜酒でお世話になっている京都のミール・ミイさんと、国産蜂蜜酒メーカー、会津ミードの峰の雪酒造場さんが合同で出展するので、朱鷺田もお手伝いに参ります。蜂蜜酒の試飲販売が行われます。
バーショーの入場料金はちょっとお高めですが、内外の酒メーカーが展示ブースを並べており、ウィスキーを中心にさまざまなお酒がたっぷり試飲できますので、それだけの価値はあると思います。今年はラムや日本酒の他、カクテルが展示されますので、飲兵衛の方面にはオススメです。
●ジョン・カーター
先々週の金曜日、別件の飲み会の前に渋谷で映画「ジョン・カーター」を見てきました。
朱鷺田は、中学生の頃、原作であるエドガー・ライス・バローズの「火星のプリンせス」に出会い、現在でも、ベストSFの1位に上げます。この火星シリーズ11巻をはじめ、バローズの作品は翻訳された作品のほとんどを中学高校で読みました。それが映画になった訳ですから、当然、見ます。
「ジョン・カーター」は、面白いです。
原作者のバローズ青年が、謎の富豪である叔父ジョン・カーターの死で、カーターの日記を受け継ぐ冒頭は、実にクトゥルフ神話めいたものですが、これが実は1912年(100年前!)に発表された原作通りで、ERBファン的にはアリ! ちなみに、クトゥルフ神話の創造主ラヴクラフトの主たる活動期間は1920-35年あたりですから、こうした枠物語形式は、ラヴクラフト以前からよく行われていたということです。
ちなみに、最近はラヴクラフト研究家としての紹介が多いリン・カーターですが、私にとっては、ERBの模索であるヒロイック・ファンタジー「火星」三部作の筆者というのが第一印象です。
本編は、派手な活劇アクションそのもので、原作1~3巻のよいあたりをうまく取り込んだ面白い映画でした。第九光線で飛ぶ飛空艇や、四本腕のバーバリアンなど原作ファンには垂涎の作品でした。
●這いよれ、ニャル子さん
絶賛、アニメ放映中の「這いよれ、ニャル子さん」ですね。
面白いですよ。今期のアニメとしては、一番真面目に見ているかも。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! 由来
1話目のテンションの高さとクトゥルフネタ確認のために大騒ぎで見てます。
3話目にして、2巻が消化され、来週はママ登場ですか。
おかげで、Amazonでは、ラヴクラフト全集がベスト10入りとか、クトゥルフ神話TRPGが絶賛品切れとか、凄まじい影響力ですね。老婆心ながら、ゲーム学校でラヴクラフトの話をした後、多くの生徒がラヴクラフト全集に突撃して、玉砕していった姿を見てきたので、少しだけアドバイスを。
ニャル子からクトゥルフ神話へという方のうち、普段、翻訳小説を読まれない方には、ぜひ、拙著「クトゥルフ神話ガイドブック」などのガイド本を参照されるか、あるいは、PHP研究所や青心社のコミカライズから始められるといいと思います。
クトゥルフ神話RPGへの興味も高まっているようですので、その場合は、「クトゥルフ神話RPG」のルールブックを買うのがベストですが、それなりのお値段もしますので、同じくエンターブレインから出ているリプレイをお薦めします。内山靖二郎さんの「るるいえ」シリーズは、表紙がニャル子と同じ狐印さんですから、よく分かるはずです。
ちなみに、拙著である戦国クトゥルフ活劇絵巻対応サプリメント「比叡山炎上」まで増刷になっておりますので、お買い求めいただけるなら、幸いでありますが、ご本家からするとずいぶん、やんちゃな代物ですので、ご覚悟のほどを。
この機会に、クトゥルフ神話復帰を目指す方々は、ぜひ、この春創刊のホラー&ダーク・ファンタジー専門誌「ナイトランド」をぜひどうぞ。
●クトゥルフ関係情報メモ
・PHPのクトゥルフ・コミック
次は5月の「闇にささやく者」。PHPさんで表紙を見せてもらいましたが、カッコイイ!
解説は東雅夫さんで、ゲスト作品は黒史郎さん他。
私は、夏のドリームランドものの解説を担当しますので、ちょっと準備中。
・5/4 クトゥルフ神話ではお世話になっている森瀬繚さんがSF-セミナーで、クトゥルフ企画をやるそうです。パネルのお相手は翻訳家の尾之上浩司さんとのこと。
・COMITIA100(5/5)、第十四回文学フリマ(5/6)で発行されるクトゥルフ神話小説アンソロジー2「深淵」に、寄稿しました。詳しくはこちら。
・クトゥルフ神話RPGの質問を受けて、「インスマウス年代記」と「ラヴクラフトの遺産」を勧めるオレ。どさくさに紛れて、有川浩の「海の底」は神話作品とかヨタを飛ばして、「クジラの彼」まで読ませる・・・無理か、無理だな。
●Twilog的な日記
・忙しくてもゲームはするわけで。
4/22は、東京深淵CON~シキサイ~にて、久しぶりに、「深淵」のプレイヤー。来月のR&Rに載せる新テンプレート「料理人」を投入する。「中華一番」や「味っ子」や「鉄鍋のジャン」にならないように自重してみました。気づくと「妖神グルメ」っぽい台詞を吐いてましたが。
・4/20 某社打ち合わせで、渋谷を経由したら、京王線の駅コンコースで、NBCテロ対策の訓練で化学除染部隊が出ていた。サリン想定とか、一体、何が。
・昼ごはんにはイブニングで見た横須賀洋行風 大根ヅケ汁風味の蕎麦。お茶とオイルの隠し味でさっぱり。いいねえ。日本酒にあいます。
・某日夜、ゲーム学校の講師仲間と飲み。今年もがんばりましょう~。
・某日 学校の帰り、渋谷で空腹に耐えかね、駅内どん兵衛へ。