JGCその1:色々御礼、新作情報など
昨日は簡単なブログを書いて、プレイ・レポでもと思ったら、疲れが出たのか、集中力が切れてしまった。年はとりたくないものである。
という訳で、今年のJGCですが…まずは製品関係から話をせんといかんですよ。
●新作情報
まずは、最終日のトークショーなどで話した新作情報+アルファ。
●「シャドウラン20th Anniversary ルールブック」
昨年の契約更新に伴い、基本ルールの版上げとなりました。4thが380P、税込5000円でしたが,こちらは450P、税別5000円、内容量は当社比20%増しですが、お値段は5%増しのみ!
全面に手が加わっており、50Pを超える描きおろし小説があり、結局、ほぼ新訳となりました。
途中で作業していたPDFルールブックのバージョンが古く、書籍版と数字やテキストが違うという(困ったことに最近のPDFで出版し、その後、書籍を出すスタイルではよくある)事態が発覚、全面的に再チェックという状況で、もう大変でした。最終的に、最新の書籍版に併せて修正をかけましたが、修正漏れが出てしまいました。
あとで正式なエラッタを出しますが、弓の最大レーティングは「12」ではなく、「8」です。
そんな訳で、2009年が本来に20周年で、3年遅れになってしまいました。すいません。
後は、再来年、四半世紀記念エディションとか出たら、どうしようかと(汗)
すごく私的な話ではありますが、私は今年、50歳になり、デビューが1987年末の「ウォーロック」誌ですので、今年末でTRPG業界25周年になります。シャドウランの初版と出会ったのが1990年の春ですから22年になります。ずいぶん遠くまで来たものだと思います。
読者の皆さんとしては、江川晃さんが翻訳された富士見書房版(二版)がまず、思い起こされると思います。こちらが平成6年、1994年ですから、18年前です。ちなみに、20周年本には、初版・二版で使用された懐かしい表紙が中表紙に収録されていますので、ぜひ、ご覧ください。
シャドウラン:今後の予定。
装備関係ルールブックの「アーセナル」が作業中で年内発売を目指しております。その前に、リプレイ「九龍の天使たち」が出ます。収録はすでに終わり、表紙も上がっていますが、4A合わせの修正作業中です。正式な発売日はまだ未定ですが、秋のうちになんとかしたいです。西上の新作リプレイも準備中です。
翻訳関係は、「アーセナル」の後、マトリックス関係の「アンワイアード」が来年春、キャラクター関係の「ランナーズ・コンパニオン」を来年夏(JGCかな)を予定しています。夏前には「天使」4もなんとかしたいところ。
その後、何を訳すかについては、「ランナーズ・ヘイブン」や「コーポレート・エンクレイブ」のような都市ソースブック、または「シアトル2072」、あるいは、クリッター・ルールの「ランニング・ワイルド」などが候補に上がっていますが、まだ未定です。欲しいルールやサプリがありましたら、ぜひ、編集部までご意見をいただければ、幸いです。
●エクリプス・フェイズ
R&Rでも紹介記事が進行中のハードSFーTRPG「エクリプス・フェイズ」が翻訳作業中です。
翻訳量が半端ではなく(シャドウラン4Aより厚い!)、ハードSFならでは専門用語が多数登場するなどの状況もあり、さらなるクオリティを目指して作業中です。
「エクリプス・フェイズ」は、約150年後の未来の太陽系を舞台にした、本格SF-TRPGです。例えば……
このカバーにあるのは、太陽フレアの中を泳ぐ宇宙クジラですが、PCとしても使用できます。他にもタコとか。興味がありましたら、毎月、秋葉原のR&Rステーションで体験会を開催しております。今月は9月22日(土・祝)です。
●色々御礼
今年も色々いただきました。
まず、JIVEさんからが「天下繚乱ギャラクシー(2)」。主役は卍丸とその船ムラサメに、宇宙海賊娘と宇宙横綱。すげえや。
大分から、「電光石火」が届く。数ある日本酒の中でも大好物である。感謝!
北海道・夕張の知人からいちごワインなどとともに、六花亭のウィスキーボンボンをいただく。
カナイ製作所さんから新作カードゲーム「Love Letter」をいただく。
●買ったもの
今回はあまり買い物の余裕がありませんでした。
鈴木銀一郎先生の新作1時間RPG「ウルフレンド・クエスト」(翔エンタープライズ)と、海外触手系カードゲームの「Building an Elder God・旧き神は来ませり」(販売はホビージャパン)。
娘。が購入した「くるねここいこい」。
●中国語版「図解巫女」
山梨の知人、きら君が台湾で買った中国語版「図解巫女」。