JGCその2:The Day Before~初日
さて、時間を追って、JGCのレポなど。
まずは、8月頭から話をしないと。
●The Day Before(1):I Catch a Cold?
今年は、8月前半に風邪で一週間寝込み、諸々体力が低下したところに、「シャドウラン20th Anniversary ルールブック」(略称4A)の最終校正と雑誌記事が戻ってきて、大騒ぎになった。担当編集さんや翻訳チーム、その他諸方面にご迷惑をお掛けしてしまった。
それでも、なんとかシャドウラン4Aは先行発売ができたのは、編集部と印刷所さんのおかげです。
夏風邪は、実際には風邪だけでなく、蓄膿症により気管にウィルスが回った症状らしい。以前から軽い鼻炎っぽい症状が出ていたが、蓄膿症の気配だったのだろう。確かに以前より空咳があったが、これが風邪で激化し、止まらない状況になった。結局、熱が下がった後、耳鼻科で蓄膿症治療を始め、鼻炎治療用の点鼻薬を霧状にして鼻孔にシュッと吹き込んでいる。なんかシャドウランのコンバット・ドラッグみたいだなとか、本人は楽しんでおりますよ。
そんな訳でなんとか回復し、JGCでは、R-CONでのGMも出来たが、念のため、二夜連続夜の深淵CONは二日目のGMを代わってもらった。感謝します。
●The Day Before(2):Degenesis
前日譚がまだ続きます(おい)
校正も記事もUP。JGC一週間前の土曜日には、体調確認とシャドウラン4Aの見直しを兼ねたテストプレイ。なんとか行けそうな感じでシナリオは修正、サンプルキャラをいじる方向性も決めてGO。日曜日には、夜の深淵CONのGM連が合同でテストプレイをしてくれていたのであるが、お休みをいただいた。
火曜日にGenCon土産をもらうために、新宿へ。久しぶりに人と会い、ゲーマー話で元気をいただくとともに、GenCon発売のシャドウランやエクリプス・フェイズのサプリメントを受け取る。
翌日、そのUSBメモリーを開けたら、「Primal Punk RPG :Degenesis」が入っていた話は先日の日記で書きましたが、これが実にかっこよくて、「ワールド・オブ・ダークネス」と「シャドウラン」と「墜落世界」を足してヨーロッパのセンスを混ぜたような代物で、もうシビレます。やべえ、ハマりそうな予感がする。いや、その前に、JGCの準備とか、遅れている某原稿とか(以下略)
やべえ、面白いよ!とか言っている間に、JGC当日。あれ!
●当日
さて、当日。
今年は「深淵第二版」「シャドウラン4A」「エクリプス・フェイズ」と3作にまとめたので、システムのルールブックの分、軽くなったはず……えっと全然、軽くなってません(涙)
3時頃に、娘。とその友人とともに入場。
「Degenesis」について、ゲストさんから情報収集。「墜落世界」の影響ですかと、冒険企画局の斉藤さんに聞いたら、どうやら、ドイツで21世紀初頭に出たゲームらしいとのこと。もう少し調査したいところ。
開会式では、安田均先生、井上純一さん、北沢慶さんの挨拶に続き、鈴木銀一郎先生の挨拶でスタート。井上さんのトークはさすが。かつて、軽井沢CONのガンダムLIVEでのギレンの演説を思い出したよ。
●R-Con1:深淵
まずは、夜の部。R-Conで「深淵」第二版。
夜の深淵CONに先立ち、龍退治のシナリオを展開する。アイテムをゲットしてなんとか倒す目処が立つも、カードの回転の運も足りず、惨敗。バーサーカーが日和ったらいかんですよ。
●夜の深淵CON 第一夜
R-CONの夜の部が終わっても、また初日は終わりません。
「二夜連続夜の深淵CON 第一夜」です。
今年は、R&Rで連載でも紹介している「雷鳴の龍王ザイラス」に関する二夜連続のイベントになりました。
朱鷺田の卓は、完全初心者卓で4名の初心者がプレーヤー、中にはクトゥルフ神話のオンセを今年始めて、オフラインでのセッションは全く初めてという女性まで。明日のGMをしてもらう北条さんがサポート役として参加してくれる。シナリオは、南にあるレ・ドーラの野に行き、龍の骨を得て、魔法の武器を作るというものでしたが、渦型(即興型)の要素を入れたもので運命の幻視を行ったところ、5名中、魔族の使徒が3名、北条さんのキャラクターが生贄候補という素敵な展開に。
それでも、なんとか竜骨を持ち帰り、武器は出来上がりましたが、従士が火龍に食われて死亡。
かくして一日目終了。
レポの続きはまた後日。