Kindle版「パラダイス・フリート」RPGがアマゾンに

　８月に電子書籍として、復活した「パラダイス・フリート」RPGが、今度はKindle版として、アマゾンで購入できるようになりました。
　富士見書房の担当さんによりますと、今後も、さまざまな電子書籍流通へと販路は広がっていくようです。

　すでに、ニコニコ静画でも、電子書籍版の「パラダイス・フリート」RPGが扱われています。
　まだ、ちょっとフォント表示が変な感じですが、そのあたりは今後、改善されていくでしょう。ニコ動で自分の本を読むというのはなかなか奇妙な体験であります。ニコニコ静画を自動的に、読み上げしてくれるシステムとか出てこないかな。Siriみたいに音声対応で、「P。＊＊のルール、検索」とかできると幸せかも。

　電子書籍化の波は、日本語版Kindle（年末発売予定）で、新たなステージを迎えるため、今後も、旧作の電子化はどんどん続く模様です。「パラダイス・フリート」も電子版が売れてくれれば、シナリオ集「ドクター・ファナティック」も電子で復活できるかもしれませんね。

　そろそろ、KindleかiPadを買えという天の声でしょうか？
　実際、iPad版は文庫よりかなり大きく、目が悪い私にも、ずいぶん魅力的に見えました。
　「シャドウラン」者としては、AR眼鏡で拡大したルールブックを虚空に投影し、ARグローブでめくるってネタがやりたいですねえ。

エクリプス・フェイズ：木星共和国探訪、SFPW：伏見健二氏登場

　急激に寒さが出てきましたね。

●SFPW：伏見健二氏登場

　「エクリプス・フェイズ」と、日本SF作家クラブの実力派作家のコラボ企画が、日本SF作家クラブ公認ネット・マガジン「Prologue Wave」でのシェアード・ワールド企画に、TRPGデザイナー、伏見健二氏が登場！

　「プロティノス＝ラヴ」。

　伏見健二ならではのビビットな作品をお楽しみください。

●エクリプス・フェイズ：木星共和国探訪

　日曜日は、R&Rステーション秋葉原店にて、「エクリプス・フェイズ」体験会。
　今回は、「Rimward」から、木星圏の設定を使った「木星共和国探訪」。

　木星共和国の市民が危険な遺物を入手したことを知った秘密組織「ファイアウォール」は、そのアイテムを確保するため、エージェントであるセンティネルを送り込むことにした。
　しかし、木星共和国は、バイオ保守主義の支配する軍事国家で、義体使用者や遺伝子改造、ナノテク、再着装、エゴキャストなど《大破壊後》１０年の基幹技術を否定し、ティターンズとの戦いに邁進する軍事専制国家である。センティネルたちは、ハイパーコープ（星間大企業）エクゾテック社の社員を装い、新ヴァチカンへの観光という名目で入国したのだ。
　木星共和国商務省のルートを使用したが、共和国治安委員会情報部の監視を受ける一行を、過激な愛国主義者組織「ロンギヌスの槍」が狙う。爆弾テロに暗殺者。戦いを切り抜け、一行が入手したのは、「古代ローマ時代の槍の穂先」だった。

PC「まさか、これは？」
GM「木星共和国治安委員会には、地球祖先遺産協会という外郭団体があってね」
PC「ドイツ語でいうと、アーネンエルベですね（汗）」
GM「ちなみに、バイオ技術が発達したエクリプス・フェイズの世界では、DNAが抽出できれば、ネアンデルタールを復活させることもできる。古代ローマ時代に死んだ人物のDNA…」
PC「それ以上は聞かないことにしましょう」

　体験会、次回は11月25日（日）ですので、よろしくお願いいたします。

深淵：手紙＠東京深淵CON、「萌える！ 魔女事典」

　テーマが変わったので、エントリーを変えましょう。

■深淵：手紙　＠　東京深淵CON

　日曜日は、東京深淵CON　～シキサイ～にて、GM。

　今回は、次回のR&Rに掲載する予定の「老人」キャラクラールールで作成した「老貴族」を投入。貧乏貴族がそのまま老人になった事例です。お楽しみに。

　シナリオは「手紙」がきっかけに始まる渦型（即興）。

　マッド気味の魔道師の館に呼び出された一同は、魔道師の罠にかかる。

　今回は「貧乏貴族」と「老貴族」が親子プレイが光りました。

■萌える！　魔女事典

　執筆に協力した「萌える！　魔女事典」の公式サイトがOPENしました。
　発売は今月末の予定です。
　３本ほど記事を書いています。

新宿クトゥルーミーティング３、クトゥルフ神話超入門

　先週末はイベント続きでした。

■新宿クトゥルーナイト３

　土曜日は、お世話になっているダーク・ファンタジー＆ホラー雑誌「ナイトランド」３号発売記念のイベント「新宿クトゥルーミーティング３」が新宿ロフト・プラスワンで行われました。今回のテーマは「クトゥルー・アート」。ゲストは、漫画家の高橋葉介さんでした。
　朝松先生と高橋先生が登壇され、世界中から集めた「クトゥルフ神話画像」を見ながら、お話をするという趣向。今回、朱鷺田はゲスト招待枠ながら、客席でのんびりさせていただきました。

　イベント開始前、少しだけ高橋先生とお話する機会があり、高橋先生とクトゥルフ神話の出会いは、「星新一→ブラドベリ→ラヴクラフト」という流れというあたりをお聞きいたしました。星新一を読んでいたら、ブラッドベリへの言及があり、ブラッドベリへ。ブラッドベリが尊敬していたというので、ラヴクラフトへ。なるほど、この流れですか。
　私は、ブラッドベリを読んでいたが、ラヴクラフトへという流れが出なかったので、後に、ゲームから最接近することになりました。

■告知：クトゥルフ神話超入門

　このイベント中に告知解禁されました。
　11月下旬発売を目指して、「クトゥルフ神話超入門」（仮）の制作が進んでいます。こちらは、昨今のクトゥルフ神話ブームによって、興味を持った方に向けて、クトゥルフ神話への入り口を作る本です。朱鷺田は監修を担当しております。
　こちらで興味を持たれましたら、ぜひ、実際のラヴクラフト作品をお読みいただけましたら、幸いです。

■新情報：創土社クトゥルー・ミュトス・ファイル

　今月末発売の菊池秀行「邪神金融道」を皮切りに、クトゥルー神話小説のシリーズがスタートする。菊池秀行「妖神グルメ」、朝松健「邪神帝国」がこちらで復活決定とのこと。めでたい。

■告知：2013年３月15日：ラヴクラフト75回めの命日　「邪神忌（仮）」＠阿佐ヶ谷ロフトA

　来年３月15日　阿佐ヶ谷ロフトAにて、私と森瀬繚さんで「ラヴクラフト　76回めの命日　邪神忌（仮）」をやることになりました。詳しくは今後ですが、誕生日より派手な感じにしたいなと思っております。

■PHP：次は「異次元の色彩」

　PHPのラヴクラフト・コミック。次は12月。
　「異次元の色彩」＋「エーリッヒ・ツァーンの音楽」です。

エクリプス・フェイズ：消えた科学者、エイリアンとクトゥルフ、アイアン・スカイ

　以下、備忘録を兼ねた日記

■エクリプス・フェイズ：消えた科学者

　月末の土曜日は「エクリプス・フェイズ」のテストプレイ。
　外惑星ソースブック「Rimward」のネタをベースにして、小惑星帯に潜む犯罪シンジケート「ナイト・カルテル」の話。エクゾテックからティターンズにまつわる秘密を持ちだした科学者「ハルカ＝フリーダム」を探す話だが、ネタとしては、「ナイト・カルテル」のメンバーとスタックを賭けてカードゲームをするエピソードをやりたかった。セレス、エクストロピア本星（ニュサ）、パラスから、最悪の無法の星レグバへ。

■エイリアンとクトゥルフ

　森瀬さんが先日、「エイリアン」と「クトゥルフ神話」関係で、関連サイトをチェックしていたのでメモ。
　ギーガーのエイリアン（原型）
　ギーガーが入る前のエイリアン・デザイン。

　詳しくは森瀬繚さんのBLOGにて。

■アイアン・スカイ

　８月以来苦戦している原稿の最中ですが、１日の映画の日に、これだけは見ておかねば、という感じで「アイアン・スカイ」を見てきました。

　傑作です。

　馬鹿ナチスSF映画で、低予算B級映画とも言われていますが、特撮やＣＧのクオリティもよく、ナチスの地球侵略シーンとか、ニューヨーク上空の空中戦とか、なかなかの出来です。何よりも、シナリオが素敵で、爆笑爆笑、ブラックユーモアやエロも忘れず。国連のシーンは特にイイですね。

　10月１日は、東京都では都民の日ということで公立学校が休みです。そのためか、高校生のグループがいて、「アイアン・スカイ」を見て楽しんでいました。こういうのを見ると、映画好きはそう簡単には絶えないなあと実感。若い頃、「アイアン・スカイ」などの馬鹿ＳＦ映画を一緒に見た友達は一生の宝だ。大事にしろよ。

　次は「ヤマト」第三章と、まどか☆マギカ劇場版は見ないと。

■オストレア

　京都の蜂蜜専門店「ミール・ミイ」の番頭さんと赤坂見附のオイスター・バー「オストレア」へ。こちらのお店でも、ポーランド・ミード「クラシュトヌイ」が飲めるようになりました。Ｒのつく月なので、牡蠣を食べようという話。北海道の釧路に近い昆布の森で育った「仙鳳址」の牡蠣が実に美味でした。

■ジオン軍（相模屋）の侵攻

　我が家にも、ジオン軍（相模屋）の侵攻が進んでいます。
　まず、野菜室に迫る脅威のメカニズム。

　続いて、鍋（ジャブロー？）に進行するズゴック……は湯気で写真がボケたので、デザート・ザク（バニラ味）。

　ちなみに、相模屋でこの企画を立てた方は、ガチのガンオタですね。
　日経ビジネス・オンラインのインタビューがいい！

　ちなみに公式サイトもガチです。　

ズゴック

　ジオラマ風の鍋サンプル　「ベルファスト」＆「北極戦線」。

ザクD仕様

　D仕様生産のため、ノーマルザクの生産を一時中止……という大本営発表まで、ジオン軍らしいじゃないか！

■TVとか、映画とか、イベントとか（TWilog的な日記）

・祝　「這いよれニャル子さん」第二期！
　お約束通り、まずは、(」・ω・)」うー! (／・ω・)／にゃー！

　その他「絶唱のシンフォギア」が第二期決定とか。

・新番組をいくつもチェック中。
　ドラマ系

　大河「平清盛」が面白い。禿ホラーとか、「平家にあらずんば、人にあらす」（大事なことなので２回言ってみました　By　時忠）とか、どう見てもSPECな神木君の義経とか。

　「捜査地図の女」　京都を知り尽くした地図担当の女刑事が難事件に挑む！
　「霊障都市捜査ファイル　怨の街・京都」に使えるかな？

　「孤独のグルメ　Season2」　水曜深夜の食欲テロ。１回目は新丸子のネギ肉イタメ。
　「相棒」新シーズンもあるので、水曜日はなかなか大変です。

　TVKなど「局中法度」がなかなか面白そう。戦国鍋TVの幕末新撰組版か。エンター（陣内将）さんとか特撮系の人の顔も多い。佐藤二朗が殺人鬼系土方。

　アニメでは、TV　TOKYO　月曜日の深夜「となりの怪物くん」と「神様、始めました」が好印象。この枠が安定してきましたが（はて）
　MBS系金曜深夜「アニメイズム」の「K」と「絶園のテンペスト」は様子見なれど、「K」の動きっぷりは変態の領域かと。とりあえず「抜刀」！

　「俺妹　True Route」とか「ガールズ＆パンツァー」とか。

　「マギ」とか、まだビデオを取ったものの見ていないものもあるので、その編はいずれ。

　MX　TOKYOの「AKB００３８」の再放送（２回目）が深夜帯から月曜日19時というゴールデン・タイムに進出した件は、やっとこのアニメの評価が出たということか。第二クールはぜひゴールデン・タイムと深夜の多重放映で。

　あと、「スマイル・プリキュア」の脚本の正気度がオカシイです。
　次回は、ロボット回らしい。

・仕事の傍ら、MX TOKYO「初音ミク　台北ライブ」を視聴。

　ヴァーチャル・アイドルの現地ライブ…という実にシュールな存在が実現しちゃうあたりが、現代こそSFという証拠。なにげなく、舞台を歩きながら歌い、観客に手を振る初音ミクとか、ルカルカ★ナイトフィーバーを台北からの生中継で見る。矛盾？

■来年のバー・ショーは渋谷

　場所が変わりますが、行きやすいとも言えますね。

■メモ　クトゥルフ俳句の公式サイト（英文）　

　まあ、落ち着け。

■写真日記

　「勇者ヨシヒコ」VS「ニンジャスレイヤー」。
　忍殺は、息子がハマって「ワッショイ」とか言っています。
　来年あたりアニメ化されないかな。

　ほっとミードセット。

　チャーリーの下田土産。「夏色キセキ」のえび煎餅とか。

　つつじヶ丘南口の「えびす屋」。提灯の風情が「千と千尋の神隠し」。

　渋谷駅近くで見かけた「ジョジョ展」の看板。「マジック」の世界チャンピオンになった森勝洋君がこのあたりにカードショップ「勝てる屋」を出している。

　バンタンでの授業風景。

　「あなたの願いは？　～まどか☆マギカ的に～」

　入りたかったが時間がなかった。赤坂見附の「ビア・ホルン」の看板。

　代わりに、「信長」のほろよいセット999円。ビールと塩キャベツ付き。

シャドウラン 20th Anniversary Edition：正誤表（2012年９月15日）

■シャドウラン４A：正誤表

シャドウラン20th　Anniversary　ルールブック（４A）

　2012年9月15日現在の、「シャドウラン20th　Anniversary　ルールブック」（略称４A）の正誤表です。
　この他、訂正スべき箇所、あるいは、不明の箇所がありましたら、ぜひアークライト編集部までお問い合わせください。
　
■正誤訂正

P36　年表　2036年
誤：渕工業電子
正：フチ工業電子

P160 　知覚テスト表
　一番下の「苦痛に強い」か…の列を削除。

P351　レッド・サムライ分遣隊の技能欄
誤：運動技能技能グループ
正：運動技能グループ

P390　弓
　ハイテク弓の必要筋力は最大「12」ではなく、「8」までになります。

R&R97、10/14深淵CON 10/13クトゥルー・ナイト3 10/21エクリプス・フェイズ体験会

　色々原稿が大騒ぎになっていて、BLOG更新が２週間ほどあいてしまいました。
　決着がついた訳ではないのですが、告知の時期もありますので、生存確認にブログ更新。

■今週末は深淵CONとクトゥルー・ナイト

　ずいぶん、先だと思っていたイベントがもう今週末だ（汗）

▼東京深淵CON　～シキサイ～

　日曜日（10月14日）は、東京深淵CON～シキサイ～に、GM参加予定。

　本BLOGの読者の多くはご存知かと思いますが、私、朱鷺田祐介がデザインしたダーク・ファンタジーRPG「深淵第二版」のオンリーCONです。テーブルトークRPGで、幻想の物語を再現しようとした作品です。「ベルセルク」などがお好きな方はぜひ。

▼新宿クトゥルー・ナイト３

　土曜日（10月13日）は、お世話になっているダーク・ファンタジー＆ホラー雑誌「ナイトランド」３号発売記念のイベント「新宿クトゥルーミーティング３」が新宿ロフト・プラスワンで行われます。今回のテーマは「クトゥルー・アート」。ゲストは、漫画家の高橋葉介さんです。

　朱鷺田もゲストで伺いますが、今回はのんびりしてます。
　今回は、夜ではなく、昼からですので、ご注意ください。

　詳しくはこちら。

▼10月21日（日）：『エクリプス・フェイズ』体験会＠秋葉原R&Rステーション

　その次の週の日曜日（10月21日）は、R&Rステーション秋葉原店にて、海外SF－TRPG『エクリプス・フェイズ』（翻訳予定）の体験会を行います。私、朱鷺田祐介もGMとして参加いたします。詳しくは、こちら。

　日本SF作家クラブ公認ネット・マガジン「SF Prologue Wave」とのコラボで、シェアード・ワールド小説企画も展開中。

●R&R97

　お世話になっているTRPG雑誌「Role & Roll」97号が発売になっています。
　今回、朱鷺田関係は以下の通り。

▼深淵第二版

　連載「ラホールと魔法の本」第九夜「支配の刻印」。前回までの火龍戦役の話から７年、一人前の魔道師になったカリーナが、魔族の呪いの刻印を受け、ネイサンに救いを求める。
　年代記キャンペーン用のルールつき。
　テンプレートは、成長したカリーナに対応する「沈黙の女魔道師」

▼シャドウラン4th　Edition

　連載ミニ・シナリオ講座「ワンナイト・ビズ」。
　今回は「BとE」。「倉庫に侵入してちょっとしたアイテムを回収してくる簡単なお仕事」のはずが、ちょっとしたトラブルで話がやたら大きくなり……。
　４Aの正誤表もあり。
　次号は、シャドウラン４A特集の予定。

▼エクリプス・フェイズ

　ミニ・シナリオとサンプル・キャラクターで送る「エントリー・ミッション」
　今回は「バルスーム激震」。火星のテラフォーミングのために、軌道上から落下する氷の小惑星。そこに邪悪な陰謀が関わっているとしたら？
　サンプル・キャラクターは内惑星圏サプリメント「Sunward」より、「火星のレンジャー隊員」。半知性化されたマントヒヒ（ポリス・バブーン）の相棒がいい感じです。

　この他、いつも「シャドウラン」などで協力してくれている西上柾さんが、「ガンドッグ・ゼロ」特集で、シナリオを担当しておりますので、こちらも応援をよろしくお願いします。