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November 28, 2012

シャドウラン:レンラクの陰影、エクリプス・フェイズ:ローカスに忍び寄る影

 ゲーム・マーケット以来、色々バタバタしていましたので、諸々、生存報告を兼ねて日記更新。

●シャドウラン:レンラクの陰影

 11月23日(祝)は、R&Rステーション7周年記念のR-CON。
 「シャドウラン4A」のGMということで、先日以来、「Corporate Guide」などでデータを漁っていた、レンラクの秘密を巡るラン。
 参加PCは3名。

・持ち込みの二刀流サムライ娘。
・ドワーフのガマ武者(マーシャル・アーツとサイバーウェアで強化した山風系刀使い)
・憑依ニンジャ(ヴードゥー系憑依ミスティック・アデプト)

 シアトルで、PMCの傭兵からレンラクに潜入したOLスパイ(元レンラク・レッド・ニンジャ)を救出したら、なぜか、ゼーダー=クルップ社の「反撃作戦」に巻き込まれ、彼女とともに、香港へ飛び、レンラク香港支社の再建パーティに忍び込むことに。
 レンラクのプレゼンスを示すため、龍冥様だの、アレス重工会長ダミアン・ナイトだのが招待されたパーティに紛れ込み、オフィスへ忍び込んでペイ・データの奪取作戦に参加。銃声禁止のミッション……と思ったら、PC全員、刀使いだった(笑)
 これで仕事が終わりだと思ったら、そのまま、新東京へ。築地で海鮮丼を食べるふりをして、ペイ・データのやりとり。「これは地獄の門を開く鍵」と、ニンジャOLは囁く。「後は銀座でスイーツを食べましょう」。
 そこに襲いかかるヤクザ・ストリート・サムライ。そして、人混みにまぎれて忍び寄るショックグローブ装備のバイオくのいちの群れ。

 そんなセッションでした。

●告知関係

 夏に私が調子を崩したことから、色々遅れております。すいません。

・シャドウラン4Aリプレイ「天使」シリーズ第三弾「九龍の天使たち」は、本文脱稿。編集部に渡りましたが、年内には間に合いませんでした。すいません。1月に発売できればいいなと。
・シャドウラン関係の翻訳は、装備ルールブック「アーセナル」の翻訳作業中。来年春を目指します。
・「エクリプス・フェイズ」は、翻訳進行中。もう少しお待ちください。
・新紀元社の「クトゥルフ神話超入門」は、年末の予定。

●エクリプス・フェイズ:ローカスに忍び寄る影

 11月25日(日)は、R&Rステーションにて「エクリプス・フェイズ」体験会。
 今回は、木星トロヤ群(木星軌道を追いかけて追随する小惑星群)にあるヌエストロ・シェル型ハビタット「ローカス」を巡る陰謀、そして、戦争へとつながる火種をファイアウォールが追う。
 物語の発端は、土星の衛星ディオーネにある全長150kmの電波望遠鏡「ザ・ロング・アレイ」。
 SETI計画の末裔であるこの巨大望遠鏡は、最新技術のオープン・ソース主義を掲げる、アルゴノーツが運営するもので、その受信する電波はすべて公開されている。
 本来の趣旨は、太陽系外文明の発見であるが、この電波望遠鏡は太陽系内のすべての電波をも受信できるため、宇宙救難隊から、各国情報部、星間企業のマーケティング部門、ただの盗聴マニアまで、ありとあらゆる人種が集まるスパイ天国となっていた。
 「ファイアウォール」は、ここで暗躍する木星共和国の極秘組織の拠点を破壊するため、センティネルを送り込んだ。

 今回のエージェントは以下の通り。

・スカムの用心棒
・月のエゴ・ハンター
・リキッド・シルバーの監察官(流体金属ボディ)
・ゴリラの闇ファイター(振動剣二刀流)

 忍び込んだ敵のアジトでは、外惑星から持ち込まれた食肉植物「ウィップラッシュ」と戦い、木星のスパイ団を撃破する。
 捕らえた木星のスパイから、ローカスで進むテロ計画を知ったセンティネルたちは、ローカスに送り込んだ分岐体(フォーク)で、木星共和国に雇われた反アナーキスト・グループを追う。究極の傭兵団「アルティメット」を雇おうとするテロリストたちの動きを察知したので、三合会を動かし、「アルティメット」との契約を阻害する。
 その上で、戦闘力の落ちたグループを急襲し、殲滅。
 かくして、木星とローカスの戦争につながる火種は消されたのであった。

●忍殺影走

 「シャドウラン」で忍者っぽいネタを再現しましょう、というマイブームが来ています。
 実際、バイオウェア、サイバーウェア、あるいは、ミスティック・アデプトのアデプトパワーで山風忍者から、ニンジャスレイヤーの一部までは再現できそうですね。

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