いただきもの:未完少女ラヴクラフト、電光石火
一般の会社は今日が仕事納め。ゲームやサブカル関係も、だいたい今日仕事納めで、明日から某所へ巡礼という方も多いかと思います。朱鷺田はもう少し年内仕事を頑張ります。ええ、年が収まらないもんで(汗)
年賀状は、ここ2年、書いておりません。正月も結局、原稿書いてますから(汗)
年末年始ということでいくつかいただきものを。
■未完少女ラヴクラフト(PHP)
PHPさんより、黒史郎さんの「未完少女ラヴクラフト」本日到着。
話題のオマージュ表紙は、ぜひ、帯を取ってご鑑賞ください。
いわゆる女体化系ライトノベルズではありますが、色々ファンを刺激する小技が聞いております。まず、本の手触りが……通常のライトノベルズと異なります。ぜひ、創元版と比べてください。
主人公は、某有名作家の作品にちなんでアーカムと改名したマサチューセッツ州の街に住む、女顔の少年カンナ。ヒロイック・ファンタジーにあこがれるも、惰弱すぎて、実母から女装を強いられるほど。異世界スウシャイへと迷い込み、「愛」を禁じられた少女ラヴクラフトと出会う。
ラヴクラフト・ファンは、帯と目次の段階で悶えること必死!(いや、必至)
■電光石火となつめやし焼酎
いつもBlogで美味しい、と書いていたら、北九州のひらしま酒店さんより、直接、「電光石火CLASSICあらびかり おりがらみ」と、28年物のなつめやし焼酎をいただきました。拙著「酒の伝説」を読んでくださったとか。ありがとうございます。
「電光石火」とは北九州屈指の名酒屋「ひらしま」の先代店主が自ら酒蔵に発注した一品。フルーティな吟醸香と味わいが素晴らしい一品。 名前は往年の映画より。
(残念ながら店舗サイトはリニューアル中)
蔵元は「雨後の月」の相原酒造。
「酒の伝説」執筆中には、多くのお酒と出会いましたが、これはトップクラスに美味い酒。
単品として飲む酒としては、実に私好みです。
今回のあらびかり・おりがらみは、おりがらみ=酵母の残った「生原酒」(それも12月26日にお店へ届いたばかりの新酒!=あらばしりを電光石火に合わせて「あらびかり」と命名)、微発泡なので、「到着してから1日寝かせるといいですよ」と書いてあったのに、当日、開けて飲み始めてしまったほど。いや、美味い。実に香りもよく、酒が苦手な妻も「フルーティで美味しい」と驚く。
もう一本のなつめやし焼酎は、1984年(昭和59年)製造。お手紙によれば、「情熱」という名前で売られていが、すでに蔵元廃盤とのこと。なつめやしの実は、デーツとして知られ、中東では甘い果実として数多く食べられ、アルコール原料にもなっています(中東の大半はイスラム圏で、禁酒ですが)。
お手紙によれば、当時は、なつめやしは果実なので、穀物酒造である焼酎免許では扱えず、本来はブランデー免許が必要でしたが、国家間交渉で、なつめやしの実を大量輸入することになり、焼酎免許での製造を政府が許可したことで、なつめやし焼酎が誕生したそうです。
味はデーツ(なつめやしの実)の糖分を感じさせないハード・リカー。異国風の香りがわずかに漂うカッとしたストレートさ。これは肉だ。肉が欲しい。それも鳥じゃなくて、獣肉を焼いて脂ぎった肉。
書いているうちに食いたくなって、肉丼を作ってしまう。
豚肉とセロリ、ニンニクを炒め、塩、行者にんにくの香りがついた醤油を振って、御飯の上に乗せ、わさびと柚子胡椒(赤)、香菜(シャンツァイ)を添える。あー、美味い。
少し夏向きかな。
■日記
・黙祷>>「サンダーバード」制作、アンダーソン氏死去 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
世代的に、「サンダーバード」「キャプテン・スカーレット」「謎の円盤UFO」が直撃だった。
・新プリキュアは“愛”がテーマの「ドキドキ!プリキュア」に決定!
・孤独のグルメ シーズン2終了。今期も素晴らしい深夜の食欲テロでした。簡単に言って、おっさんサラリーマンが酒も飲まずに飯を食うのを30分見ているというダメ番組。Twitter連動の恐ろしさを体感させてくれます。あと、なにげに俳優のレベルが高いのと、ウルトラQを思わせる特撮風のカットが印象的。最後の最後でサプライズ蕎麦とか。
こちらと連動で、つい、見てしまうのが、MX TOKYOのハシゴマン。アンジャッシュの渡部が、ハシゴボーイ(芸人)とハシゴガール(グラビア系)と三人ではしご酒をするだけの飲み会バラエティ。毎回、街を指定され、ハシゴマスターが電子メールで指定する3件の飲み屋でひとり、酒一杯、つまみ一品を頼み、飲み歩くというだけの番組。都内在住の酒好きにしか得じゃないのですがね。
つまみが結構うまそうです。生たらこ煮とか、かつぶし卵焼きとか。
・「ビブリオ古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~」を読み始める。二話に出てくるサンリオ文庫話でちょっとぐっと来る。ああ、私の青春時代でしたね。『生ける屍』か。
・「無限の住人」最終回を読む。Jコミでの「天羅万象」(無印)公開と重なり、色々時の流れを感じる。これで「ベルセルク」が完結でもしたら、私の青春のコミックが。
……とか言っていたら、奥瀬サキが「火炎魔人」を自分でリメイクした単行本が!
(隣は、速水螺旋人さんの「大砲とスタンプ2」。軍好きが読め)
・一昨日は国会図書館で、資料探し。腹減ったら、6階に食堂と売店を発見し、国会ラーメンを食う。魚介骨粉系の出汁。うー。売店でカップラーメンを買って食うユーザー多し。ちなみに、国会丼もあったのだが、国会図書館はカメラ持ち込み禁止、撮影禁止なので、写真はなし。
ここで買った老眼対策の拡大レンズが意外と便利。