シャドウラン：５th Edition開発進行中

　カタリスト・ゲーム・ラボの「シャドウラン５th　Edition」BLOGにて、５th　Editionのカバー素案が公開されています。

　５th　Editionは、この夏、アメリカで発売予定です。
　日本語版については、R&R101号でコメントしました通り、５thの動きを慎重に見守りつつ、まず、４thのコア・ルールブックの翻訳を行なって参ります。『アーセナル』の翻訳が現在進行中で、その後、『アンワイアード』『ランナーズ・コンパニオン』を予定していますので、しばらくは４thのプレイ環境が続くと思います。詳しいことは今後、５thが出てからということになるでしょう。

エクリプス・フェイズ：SF Prologue Wave「ザイオン・イズ・ライジング１」

　日本SF作家クラブ公認ネット・マガジン「SF　Prologue Wave」にて、SF-TRPG「エクリプス・フェイズ」のシェアード・ワールド小説企画が進んでいます。今月は伊野隆之さんの「ザイオン・イズ・ライジング」のPart1です。以前、掲載された短編「ザイオン・イン・アン・オクトモルフ」の続編にあたります。

ファンタジーメイキングガイドとダンジョンメイキングガイド

　ほとんどデビュー作に近い旧作「ファンタジー・メイキング・ガイド」と「ダンジョン・メイキング・ガイド」がAmazonのオンデマンド出版で購入可能になっています。新紀元社とAmazonの間で、絶版書籍をオンデマンド出版できるようにした契約が結ばれた結果とのことです。
　どちらも1991年の出版ですから、もう22年前。

　お値段は、オンデマンド出版（注文すると印刷製造する形式）ですので、かなりお高くなっております。

　前者は1990年代頭に、ファンタジーの総論的なものをまとめた、私のデビュー作に近いもので（この前には「コミック版RPG入門　ドラゴン・リング」があります）、いわゆるライトノベル草創期までしかカバーしておりませんし、アニメの内容もカバーしていないので、ずいぶん古い内容ですが、創作に興味のある方には役に立つでしょう。
　後者は、ダンジョンの分類と作り方の本です。D&DのGMDなどをのぞけば、おそらく、珍しいダンジョン専門本です。よくこんな本を出したなあ、と思います。

　電子書籍と並んで、こんな動きがどんどん進むのか、と興味深いものです。

今後の予定、トライブス、学校、ボードゲーム

　色々あったり、なかったりの日々が続いています。
　
●今後の予定

　まず、今後の予定が色々決まったり決まらなかったり（汗）

　基本的に、今年は、シャドウラン4th　Editionのコア・ルールブックを訳しつつ、リプレイ書いたり、本やウェブの記事書いたり、ゲーム作ったりする予定です。なんとなく、半分以上の仕事は決まり、４月以降も、週１回はゲーム学校の授業がある予定です。
　とりあえず、シャドウランの装備サプリメント『アーセナル』の翻訳作業中です。もう少しだけお待ちください。

　３月10日は、ゲームマーケット大阪に取材で伺うことになりそうです。その関係で、ロフトプラス・ワンの「邪神帝国」発売記念イベントは行けそうにありません。ちょっと残念。

　３月15日は阿佐ヶ谷ロフトAにて、森瀬繚さんと一緒にラヴクラフトの命日にちなんだトーク・イベント「邪神忌」を行います。ゲストとして、作家の新城カズマさん、黒史郎さんにご出演いただきます。

　３月17日は、R&Rステーション秋葉原店にて、SF-TRPG『エクリプス・フェイズ』の体験会です。参加者募集中！

　３月20日は、中野まんだらけにて、「クトゥルフ・ミーティング　IN　まんだらけ」に出演。ナイトランド１周年記念、５号発売記念ということで、朝松健先生と一緒にクトゥルフ神話の話をしてきます。

　４月・５月もイベントが予定されています。

　４月20日はバーショー＠渋谷に参加する予定。
　４月21日は、東京深淵CON～シキサイ～に顔を明日予定。
　４月２８日は、ゲームマーケット春。

　５月のGW後半は、大分のイフコンさんに参加予定。シャドウランのGMをします。

　５月23日、「真・女神転生４」発売！　一応、冊子付きを予約しましたが、LL同梱版の方がいいかなとも考えております。

　７月20・21日の第52回日本SF大会「こいこん」＠広島に参加する方向で調整中です。地元のゲーマーさんがスタッフにいらっしゃるようで、昨年のJGCでご挨拶いただきました。

●トライブス

　昨夜は、神楽坂のアフロ・フレンチ料理屋「トライブス」さんのチャリティ・イベント。
　ルワンダ、ブルンジで内戦のため、手足を失った人々のために、義足装具士を育成し、義足を作っている「ワンラブ・プロジェクト」のトークショーである。
　ルワンダは、ドイツ、ベルギーの統治下で部族対立を煽る政策が行われたため、独立後、内戦に突入、93年の大虐殺につながるのである。このあたりは映画「ホテル・ルワンダ」で有名だが、その後、部族対立は終わり、アフリカでも有数の平和な国になりつつある。
　
　基本的に、アフリカ料理を食べながら、アフリカの話を聞く。

　山羊のグリル。

　実際に、ワンラブ・プロジェクトの作成した義足を見せていただく。

　この他、パラリンピックの陸上選手の方が来ておられ、最新型も見せてもらった。

　障害者自立のために製作をしているオーディオ・ドラム。
　アフリカの太鼓にラジオを組み込んだもの。

　実は、「トライブス」さんは、移転のため、この日を最後に、一時閉店とのこと。記念に外壁を撮影。「トライブス」さんに行くようになったのは2008年頃、森瀬さんの紹介でワニとダチョウを食べに行った。その後、「酒の伝説」の取材でアフリカの酒を色々飲ませてもらった。ヤシ酒とオゴロゴ、タスカー・ビールをよく飲んだ。最近は２，３ヶ月に一回ぐらいしか行けなかったが、なんだかんだで５年ほど通った。とりあえず、棚にある酒はほぼ全部、飲ませてもらった。

　参考
＞アフリカの蒸留酒を端から飲む。
＞ヤシ酒カクテル（ラファティの酒を再現する）

　再開を楽しみに待っています。

●ゲーム学校の日々

　先週バタバタしていたのは、雑誌の締め切りとゲーム学校の仕事がかぶったため。期末の講師会、期末の作品審査会、雪で休校になった日の振替授業、成績評価と週の前半が潰れてしまった。審査会は、ライター科生徒の記事作品を見る。DTP技術は１年目の終わりとは思えないほどよい。萌え関係とか歴史関係は突っ込みを入れた。「お前の百合は間違っている」とか（笑）
　2012年度は、後、来週月曜日の春季特別授業でおしまい。
　まあ、４月以降も毎週１日は授業に行く予定。

　審査会の夜は生徒と飲んで帰りに渋谷駅で東急線を降りた途端に、黒煙と爆発音。思わず、口を押さえて避難した。終電間際だったので、そのまま、井の頭線で帰ったのだが、下の大ガードのあたりで何か燃えたらしい。

●アニメ：AKB0048

　シーズン２になり、どんどん派手で面白くなってきています。
　アイドルものだと思わず、「マクロス」の河森作品だと思ってみてほしいです。

●ボードゲーム

　暇を見て、色々遊んでいます。

　日曜日に知人のサークルへ遊びにいく。写真はローマ物の「アウグストゥス」。なかなか軽くて面白い。
　この日は、知人が本格的なルールで、テキサス・ホールデム（ポーカー）のディーラーをしてくれたので、トーナメント戦に参加。どんどんベット金額が上がっていくのはドキドキものである。頑張ったが、最後の詰めが甘く、２位に終わる。

●Twilog的な日記

・「這いよれニャル子さんW」　４月７日より。

・「ダーウィンが来た」を録画で見る。ヤシ酒をがんがん飲む原猿類ツパイの話。

・「ドキドキ・プリキュア」がスゴイことになっている。監視カメラに写ってしまうプリキュア、それを権力でもみ消す大富豪の令嬢。実は、彼女はさまざまな格闘技を習得した武闘派でもあったが、あえて、それを封印していた！　「ブルーローズ。ネクサス」で言えば、セレブリティ＝フィスト、「上海退魔行」で言えば「ブルーブラッド＝拳士」か。

　四人は生徒会長、天才少女、大富豪の令嬢、そして、異世界から来たアイドル！

・アップルの「腕時計」型ツール。未来の姿が！

・Jコミで国産サイバーパンクの先達「メタルヘッド」が公開！

・「真・女神転生３　Nocturne」から10年。あっという間だなあ。

・今月のミステリ・マガジンがシャーロック合わせのホームズ特集だそうなのだが、小特集「禁断の百合ホームズ」とか。つまり、「上海退魔行」でホームズ少年を少女化して、サッスーンお嬢様と……失礼。

ボードゲームナビ 2013-01にクトゥルフ特集

　もひとつ、お仕事紹介。
　新紀元社さんの「ボードゲーム・ナビ」に、クトゥルフ神話の記事を書かせていただきました。
　「ボードゲーマーに捧げるクトゥルフ神話」

　入門編ということで、興味のある方はぜひ。
　ラヴクラフトから、「未完少女ラヴクラフト」まで。

エクリプス・フェイズ：ルカ２

　ずいぶん、日付が経ってしまいましたが、２月16日に、R&Rステーション秋葉原店にて、「エクリプス・フェイズ」体験会がありました。

　今回は、太陽系外惑星ソースブック「Gatecrushing」から、遥か銀河中心部の惑星「ルカ２」における冒険をプレイしました。
　ルカ２は、火星に近い環境の可住惑星で、６本の手足を持つ巨大なアリクイのような種族が百万年ほど前まで文明を築いていました。おそらく、中世程度で、大型の剣を使って戦っていたとされています。彼らは現地の大型シロアリ種族を食べて生きていたようです。
　ルカ２の特色は、太陽系にある二つのパンドラ・ゲート、天王星のフィッシャー・ゲートと、水星の内側、バルカン軌道のバルカン・ゲートの両方からアクセスできることです。そのため、ゲートは天王星のアナーキストが支配していますが、内惑星のハイパーコープ、テラジェネシスも進出しており、唯一の都市「バンシー」は、双方の文化が入り交じるユニークな都市になっています。

　もうひとつ、ルカ２には大きな特徴があります。
　この太陽系には、大型の小惑星帯が２本あり、そこに挟まれるルカ２は、なんと、小惑星の衝突の可能性が、地球の50倍もあるというのです。絶滅した古代ルカ人たちも、小惑星の激突で滅んだとされています。

　（ちなみに、体験会の日は、ロシアへの隕石落下の翌日でした（汗））

　このため、バンシーも半地下構造です。

■テロリスト潜入

　今回のシナリオは、「バイオテロリストがルカ２に潜入した」というもの。どうやら、エクスサージェント・ウィルスを持ち込んだらしく、ファイアウォールは、人類を守るため、センティネルたちを招集します。

　今回、集められたのは以下の通り。

　アルティメットの傭兵　ハーシム・クビライ
　メルクリウスの盗掘屋　日光
　ゴリラの闇ファイター　ヘクトール　（パノプティコンの表紙の右側）

　バイオテロリスト「ジュアン・シャン」を追い、ルカ２に入った一行は、アナーキスト社会の不思議さに幻惑されつつも、トライアドのボス、李に会い、シャンの行方を聞くが、シャンにも義理がある李は、二人の人物の手助けをしたら、シャンの行方を教えるという。

　一人目は、アルゴノーツの科学者ウルスラ・ドーメンス博士で、彼女は、南極で発見された古代ルカ人の遺体から、古代人を復活させるという「リザレクション・プロジェクト」を進めている。一行は、バーチャル・リアリティに放り込まれ、再現された古代ルカ人の戦士と戦う。これはアルティメットの傭兵が腕前を見せた。

　二人目は、バンシーの地下で地下都市拡張を行うドリルタウンのボス、冥王で、彼は中古の戦闘義体、リーパーに乗り、闇闘技場を経営している。李の紹介状を見た冥王は、「俺を楽しませてくれ」といい、ヘクトールが闇闘技場に参加して勝って見せた。

　一行は、二人の依頼をこなし、李のところに帰宅するが、李は、なぜか一行を捉えようとする。直前に、李とあった謎の賞金稼ぎコンビ（月のエゴハンターとスカムの用心棒）が李の精神を操作したのだった。賞金稼ぎたちは、シャンの首を先に取ろうとしているのだ。なんとか、トライアドを説得し、賞金稼ぎたちを追う。空中戦の末、賞金稼ぎたちには逃げられてしまうが、シャンの逃亡先は分かっていたので、シャンがエクスサージェント・ウィルスを注入しょうとしている蟻塚へ向かう。先行していた賞金稼ぎたちは、シャンの異能で支配されてしまったが、なんとか、これを撃破して、蟻塚に注入されたエクスサージェント・ウィルスを焼き払う。

　バランス的にはなかなかギリギリでしたが、なんとかミッション完了。

　その後、いつものカレー屋にて打ち上げ。

　次回は、３月17日（日）です。　詳しくはこちら。

いただきもの：天下繚乱 義経変生譚３、おとめ桜の伝説

　色々ジタバタしていましたら、一週間以上、BLOGを更新していませんでした。
　新刊報告に続いて、いただきもの関係。

●天下繚乱　義経変生譚３

ジャイブさんより、「Replay:天下繚乱RPG　義経変生譚３」をいただく。ありがとうございます。最終巻にて、415ページの大冊。これは面白そうだ。じっくり読ませていただきます。

●おとめ桜の伝説

　ライトノベル作家のくしまちみなとさんに、ちょっとした資料をお貸ししたら、既刊一式をいただく。本当にありがとうございます。

●同人誌

　バンタン・ゲーム・アカデミーの卒業生に、近藤笑真くんという漫画描きがいて、独自の画風を持ち、デビューに向かって頑張っています。先日、ひさしぶりに、学校の審査会に遊びにきて、同人誌をもらいました。

　その時、彼が気に入っているという、TRPGとボードゲームの同人誌があるとのことで、先日、送ってくれました。どちらもライブ感あふれる微笑ましいもので、特に、高校生ゲーマーが受験前の夏休みに、ミニ・コンベンション（２卓だけ）を開いて、GMしつつ、色々悩むというTRPG漫画は、懐かしくもうれしい話でした。

●チョコレート＆おみやげ

　チャーリーのプレイヤーがゲームしに来て、チョコレートとか、地元の名産品をくれた。

　静岡の浜納豆は、味噌ベースの保存食品。

シャドウラン4th Edition リプレイ 九龍の天使たち（２月28日発売！）

　まもなく、シャドウラン4th　Edition リプレイ　九龍の天使たちが発売です！
　迫り来る敵の襲撃を切り抜け、天使たちは、シアトルから香港へ。
　そして、世界は激動の時を迎える。

　R&Rステーションさんでお買い求めいただきますと、香港を舞台にしたミニ・シナリオがつく予定です。秋葉原店、横浜店、通販でもOKです。

新・ライトノベルを書きたい人の本

　知人が書いた本に、コラムを寄稿しました。

　「新・ライトノベルを書きたい人の本」（成美堂出版）。

　ライトノベルの書き方から、投稿までを一環として教えるというもので、バンタンでの講師仲間が執筆に参加している関係でお声をかけていただき、世界設定の作り方に絡んだ、ゲームデザイナーからの視点を３Pほど。

シャドウラン4th Edition リプレイ 九龍の天使たち（予約開始）

　もひとつ告知です。

　「シャドウラン4th Edition リプレイ 九龍の天使たち」の発売が２月28日で決定、Amazonで予約開始となりました。タイトル通り、メインの舞台は香港。掲載は３話＋間奏曲１話で、１話目はシアトル編。２・３話目が香港での激闘となります。ヤバいランに巻き込まれた天使たちはやむなく、シアトルを離れ、異国の香港へ。

　香港は狭い街だ。
　人の縁が濃すぎる時がある。
　だから、無縁な外国人ランナーが求められることがあるのさ。

　香港の闇に潜む九龍城の悪党たち、あるいは、マトリックス・カジノの怪事件。

　今回から、「20th　Anniversaryルールブック」対応となります。

告知：GWに、大分へ行きます（イフコン）

　Twitterで告知があったので、情報解禁。
　大分のイフコンさんのお招きで、５月のGW後半、大分に伺います。
　イベントでは、「シャドウラン　４A」をGMする予定です。

　九州の皆さん、よろしくお願いします。

　そして、また、主催者のUさんから銘酒「電光石火」が届く。五合瓶が２本。
　仕事の関係で一日開けるのを我慢していたのですが、雑誌記事を一本上げたので、昨夜、開栓。開けた途端に、馥郁たる芳香が漂います。ああ、美味い！　
　ありがたいことです。

２月16日（土）：エクリプス・フェイズ体験会

　R&Rステーション秋葉原店で開催されるSF-TRPG『エクリプス・フェイズ』体験会は今週末２月16日（土）です。
　参加者募集中。もう少し枠がありますので、興味のある方はどうぞ！

　　『エクリプス・フェイズ』は、『シャドウラン4th　Edition』のライン・ディベロッパーを務めたロブ・ボイルが制作した最新SF-TRPGです。

　精神（エゴ）をデジタル化して記録できるようになった近未来、人々は病気を直すように、衰えた肉体を脱ぎ捨て、義体（モーフ）を乗り換えることで、事実上の不死を手に入れていた。
　10年前、戦闘AI「ティターンズ」の反乱により地球が滅亡、人類の80％以上が死に、生き残った人類は、太陽系内全域でサバイバルを続けていた。金星の空中都市、テラフォーミングが進む火星の赤い荒野、木星の軍事帝国、氷の外惑星、灼熱の太陽コロナ、宇宙コロニー、巨大な移民用宇宙船……。
　過酷にして異形の未来。
　『エクリプス・フェイズ』は、〈大破壊後〉10年目の太陽系を舞台に、人類存続の危機（X-リスク）と戦う、宇宙冒険SFであり、同時に、サイバーパンクSFのトレンドと宇宙SFならではの恐怖と陰謀の要素を継承した現代的な物語です。

　翻訳進行中。
　体験版がR&R92号に掲載、以降、追加データ、サンプル・キャラクターとミニ・シナリオが毎号掲載中。最新101号に掲載されたのは、「宇宙クジラ」。太陽のコロナを泳ぐ巨大な宇宙クジラです。

　本BLOGにおける初期の紹介分へのエントリーはこちらを参照ください。

　また、「SF　Prologue Wave」にて、「エクリプス・フェイズ」の世界をシェアード・ワールドとした小説企画がスタートしています。「SF　Prologue Wave」は、日本SF作家クラブ公認のウェブマガジンで、月２回更新、多くのSF作家や関係者が短編ＳＦやコラムを寄稿し、誰でも、無料で読むことができます。現在は、毎月20日にコラボ小説が掲載されています。

R&R101発売中

　連休中ですが、翻訳とPDF校正で引きこもり中です。

●R&R101発売中

　お世話になっているTRPG雑誌「Role & Roll」の101号が発売中です。今回も、三つ記事を書いております。

　「深淵第二版」は、連載「ラホールと魔法の本」。母親を救うため、幼い双子が旅に出ました。彼らが森の中で出会ったのは？
　テンプレートは「流浪の貴公子」。91番目ということで、これでカードを引くだけで、ランダムにNPC用テンプレートが選べます。

　「シャドウラン」は、「Sixth World Almanac」と題して、シャドウランの舞台になっている第六世界の都市を順番に紹介して参ります。まず、１回目は「シアトル」の歴史編。次回は「地域編」になります。
　毎回、地域に合わせたサンプル・キャラクターを掲載します。今回は元ローンスターSWAT。
　今後、紹介する都市の予定としては、新東京、香港などを予定しておりますが、ご希望がありましたら、ぜひ、編集部まで！

　「エクリプス・フェイズ」は、ミニ・シナリオ「エントリー・ミッション」の６回目「宇宙クジラ」。太陽コロナの中を泳ぎ回る宇宙クジラ義体に乗って、太陽コロナの中へと向かいます。
　もちろん、サンプル・キャラクターは宇宙クジラ型義体に乗った「ソラリアンの研究者」。

▲TRPG関連メモ

・エクリプス・フェイズ仏語版来週発売。日本語とドイツ語も進行中。＞＞＞Eclipse Phase in French Out This Week! 　

・トッポとカタリストが長期契約を締結。これでシャドウラン関係の契約が安定してくれるとありがたい。

・エクリプス・フェイズ　SUNWARD ２nd Printについて　

●ゲームマーケット大阪のカタログ

　アークライトさんより、３月10日に開催される「ゲームマーケット大阪」のパンフをいただく。ありがとうございました。

　巻末の刈谷さんによるデザイナー・インタビューが、「高天原」と「cosaic」。後者は秋口ぎぐるさんがボードゲームを扱うために作った会社と言えばお分かりになるかと。なかなか興味深い内容でした。

●日々の日記

・２月１日。新宿バルト９で「ベルセルクⅢ」を見たのだが、予告編前のPVで、「私をバルトに連れて行って」と歌うカップルのミュージカル風のCMがあるのだが、「私をバルト海に連れていって」と聞こえて、ああ、Uボートの歌、いや、違います……

　「ベルセルクⅢ」の蝕の儀式のあたりは、やっぱり、いいなあ。あれはやはり「深淵」に大きな影響を与えたのだ。
　

・先週水曜日は雪で休校になり、時間があいたので、お声をかけていただいた某所にてクトゥルフのKP。定番の千葉県海底郡瑪瑙頭（めのうず）町にて、洋館ものの怪談を一席。
　その後、ちょいとトライブスに顔を出して、チュニジアのリキュールを飲み比べる。
　マスターのくにさんが最近、居酒屋めぐりにハマっているとか、ゴールデン街の話とか。くにさんは「ハシゴマン」を見るべきかもしれませんねえ。

　15日と25日にトークイベントがあるようですよ。
　どちらか顔を出そうと思っています。

・MX TOKYOの「ブラック・ラグーン」をを見ながら、シャドウランの爆発物ルールの確認中。飲み終えたビール缶に釘と石塊、詰めて、泡状爆薬吹き込んで、Wi-Fi信管ぶちこんで、破片手榴弾か。

・先日、雪の日の後、「今日は、調子でないなあ」と思ったら、低体温っぽい冷えを感じたので、厚着して、熱い粥にニンニクと生姜、ラー油をぶち込んで体を温める。飯が食える間はまだ生きている。その後、昼風呂する。

・作家の館山緑さんのオススメで、本を買う。原直正『龍蛇神　諏訪大明神の中世的展開』。明らかに、ゲームのシナリオになるよ。

・Animalを買ったら、先日、「クトゥルー・ナイト」でご一緒した漫画家、西川魯介さんの「まかないくん」番外編が乗っていた。２月28日発売とのこと。をー。ISBN-10: 4592141067

・爆弾関係の検索をしていたら、「カヤク・ジャパン」という会社がヒットして、ニンジャ脳が加速する。

・レッドショックで夜食。ひーはー。

・以前、クトゥルフとミードのご縁で知り合った俳優の「エリック・ボーシック氏」が出演。＞"Steam Garden" Tokyo Steampunk Event・スチームパンク・３月１０日: @youtubeさんから

・２月３日。恵方巻きもなんだかんだで定着したな。節分の豆まきの後、スタンダードな巻物を１本、ヒレカツ巻と鉄火巻を１/2ずつ。蕎麦も用意したが、もうお腹一杯。まあ、旧正月前の厄祓いだと思えば、よいものだ。

・「まほろ便利軒」がなかなかイイ。原作を探してみようかな。

・テレ玉の「カウボーイ・ビバップ」の最終回を見る。ハードボイルドだ。
　そして、声優が実にCSIとかぶっていたことに気づく。

・ノイタミナ「サイコパス」がいい感じのサイバーパンク・ディストピアもので素晴らしい。

２月16日（土）：エクリプス・フェイズ体験会＠秋葉原

　もうひとつ告知

　２月16日（土）：エクリプス・フェイズ体験会＠秋葉原R&Rステーション

　２月16日（土）、最新SF -TRPG『エクリプス・フェイズ』体験会がR&Rステーション秋葉原店で開催されます。詳しくはこちらから。

イベント告知：３月15日、邪神忌＠阿佐ヶ谷ロフトA

　情報公開となりましたので、告知をば。
　３月15日、森瀬繚さんと阿佐ヶ谷ロフトAにて、ラヴクラフトの命日を記念したトークショー「邪神忌」を開催いたします。

ラヴクラフト76回目の命日に、邪神を称える一夜。
深淵へと身を隠した奇才について、
心ゆくまで語り合い、
知られざる一面を暴き、
新たな魅力を引き出します。
ラヴクラフト原理主義者も、
ライトなクトゥルー信者も、
お気軽にお越しください。

【出演】
森瀬繚（作家・編集者・クトゥルー神話研究家）＠Molice
朱鷺田祐介（作家・ゲームクリエイター）＠TokitaSuzakuG

【ゲスト】
新城カズマ（作家）＠SinjowKazma
黒史郎（作家）＠kuromentaiko
ほか検討中

告知：３月20日 中野まんだらけ クトゥルフ・イベント

　３月20日、中野まんだらけで開催されるクトゥルフのイベント「クトゥルフ・ミーティング」に参加することになりました。詳しくはこちら。

　この日は、ナイトランドの創刊１週年ということで、小説家の朝松健先生と私。朱鷺田でのクトゥルフ話をさせていただきます。はてさて、どうなりますことやら。

　さらに、このイベントに合わせて、高橋葉介さん原画のTシャツも限定販売されます。
　これはスゴイ！