エクリプス・フェイズ:ルカ2
ずいぶん、日付が経ってしまいましたが、2月16日に、R&Rステーション秋葉原店にて、「エクリプス・フェイズ」体験会がありました。
今回は、太陽系外惑星ソースブック「Gatecrushing」から、遥か銀河中心部の惑星「ルカ2」における冒険をプレイしました。
ルカ2は、火星に近い環境の可住惑星で、6本の手足を持つ巨大なアリクイのような種族が百万年ほど前まで文明を築いていました。おそらく、中世程度で、大型の剣を使って戦っていたとされています。彼らは現地の大型シロアリ種族を食べて生きていたようです。
ルカ2の特色は、太陽系にある二つのパンドラ・ゲート、天王星のフィッシャー・ゲートと、水星の内側、バルカン軌道のバルカン・ゲートの両方からアクセスできることです。そのため、ゲートは天王星のアナーキストが支配していますが、内惑星のハイパーコープ、テラジェネシスも進出しており、唯一の都市「バンシー」は、双方の文化が入り交じるユニークな都市になっています。
もうひとつ、ルカ2には大きな特徴があります。
この太陽系には、大型の小惑星帯が2本あり、そこに挟まれるルカ2は、なんと、小惑星の衝突の可能性が、地球の50倍もあるというのです。絶滅した古代ルカ人たちも、小惑星の激突で滅んだとされています。
(ちなみに、体験会の日は、ロシアへの隕石落下の翌日でした(汗))
このため、バンシーも半地下構造です。
■テロリスト潜入
今回のシナリオは、「バイオテロリストがルカ2に潜入した」というもの。どうやら、エクスサージェント・ウィルスを持ち込んだらしく、ファイアウォールは、人類を守るため、センティネルたちを招集します。
今回、集められたのは以下の通り。
アルティメットの傭兵 ハーシム・クビライ
メルクリウスの盗掘屋 日光
ゴリラの闇ファイター ヘクトール (パノプティコンの表紙の右側)
バイオテロリスト「ジュアン・シャン」を追い、ルカ2に入った一行は、アナーキスト社会の不思議さに幻惑されつつも、トライアドのボス、李に会い、シャンの行方を聞くが、シャンにも義理がある李は、二人の人物の手助けをしたら、シャンの行方を教えるという。
一人目は、アルゴノーツの科学者ウルスラ・ドーメンス博士で、彼女は、南極で発見された古代ルカ人の遺体から、古代人を復活させるという「リザレクション・プロジェクト」を進めている。一行は、バーチャル・リアリティに放り込まれ、再現された古代ルカ人の戦士と戦う。これはアルティメットの傭兵が腕前を見せた。
二人目は、バンシーの地下で地下都市拡張を行うドリルタウンのボス、冥王で、彼は中古の戦闘義体、リーパーに乗り、闇闘技場を経営している。李の紹介状を見た冥王は、「俺を楽しませてくれ」といい、ヘクトールが闇闘技場に参加して勝って見せた。
一行は、二人の依頼をこなし、李のところに帰宅するが、李は、なぜか一行を捉えようとする。直前に、李とあった謎の賞金稼ぎコンビ(月のエゴハンターとスカムの用心棒)が李の精神を操作したのだった。賞金稼ぎたちは、シャンの首を先に取ろうとしているのだ。なんとか、トライアドを説得し、賞金稼ぎたちを追う。空中戦の末、賞金稼ぎたちには逃げられてしまうが、シャンの逃亡先は分かっていたので、シャンがエクスサージェント・ウィルスを注入しょうとしている蟻塚へ向かう。先行していた賞金稼ぎたちは、シャンの異能で支配されてしまったが、なんとか、これを撃破して、蟻塚に注入されたエクスサージェント・ウィルスを焼き払う。
バランス的にはなかなかギリギリでしたが、なんとかミッション完了。
その後、いつものカレー屋にて打ち上げ。
次回は、3月17日(日)です。 詳しくはこちら。