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March 29, 2013

イベント予定(深淵CON、EP体験会、大分イフコン、クトゥルフCON、TRPG文華祭)

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 あっという間に、3月末です。
 色々、イベント・スケジュールが決まったので、その編をまとめて告知。

4月13日 Mead Lovers Paty Tokyo
 蜂蜜酒関連のパーティ。

4月20・21日 バーショー@渋谷 
 いつも蜂蜜酒関係でお世話になっている京都のミール・ミイさんと会津ミードの峰の雪酒造場さんが共同出展の予定なので、20日はそちらに顔出しの予定。

4月21日 東京深淵CON シキサイ
 GMとして参加の予定です。

4月27日 ニコニコ超会議 ドロッセルマイヤーズさんが世界最大の人狼イベントに挑戦するそうなので、興味津々ですが、翌日のゲームマーケット2013春の取材があるので、状況を見て参加を検討中。

4月28日 ゲームマーケット2013春@東京ビッグサイト。取材予定です。関係者各位、よろしくお願いいたします。

4月29日 『エクリプス・フェイズ』体験会@R&Rステーション秋葉原店 
 翻訳予定の最新SF-RPGを体験しよう。
 朱鷺田もGMで参加する予定です。

5月4・5日 サークル・イフ コンベンション@大分中津 
 5月4日に北九州市門司でトーク&人狼、後食事会の流れでイベント。
 5月5日に中津市中津文化会館でサークルイフ コンベンション。朱鷺田はシャドウランのGMの予定。

5月18日 第19回『クトゥルフオンリー・コンベンション』
 朱鷺田もKPで参加予定。細かいことは来月あたり。

6月22・23日 TRPG文華祭@本郷
 正式な話はまだですが、たぶん、行くんだろうなあ。
 今年は別館ではなく、本館だそうです。

7月20・21日 日本SF大会 こいこん
 朱鷺田はゲスト参加予定。鈴木銀一郎先生がご参加とのこと!
 例年のクトゥルフ企画は、森瀬さんが海法さんと「アメコミとクトゥルフ」の話をするようです。

8月20日 ラヴクラフト聖誕祭
 昨年に続き、阿佐ヶ谷ロフトAにて開催したいと思っております。

8月30日~9月1日 JGC2013
 さて、今年も開催です。

 この他、水曜日と金曜日は、ゲーム学校の授業が入る予定です。

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ナイトランド創刊1周年記念「クトゥルフ・ミーティングIN中野まんだらけ」

 ばたばたしている間に10日近く経過してしまいましたが、3月20日は、ナイトランド創刊1周年記念「クトゥルフ・ミーティングIN中野まんだらけ」に出演。出演は、朝松健先生と私、朱鷺田祐介、そして、ゲストはSF作家の山本弘さん。

 このBLOGを読んでいる読者の多くは、TRPGゲーマーだと思いますので、山本弘さんは、ソード・ワールド初代のリプレイ、あるいは、「ゴーストハンター」などの作者といった方がよく分かると思います。
 ナイトランドのM編集長が所用のため、欠席したため、双方にご縁のある私が司会という流れになりましたが、私自身、山本さんとお会いするのは数年前のJGCにおいでになった時以来でした。

 色々緊張するなあ、と思いつつ中野に向かいました。
 久しぶりに来た、中野まんだらけは、一言、魔窟。本好きには地獄か極楽か。出演者全員が三々五々、まんだらけワールドで悲鳴を上げつつ、本を漁ってきた様子。

 本編は、山本さんのクトゥルフの思い出とか、MM9とクトゥルフの関係(今年3巻目も出る!)などからスタート、海外のコミックや映画から話が二転三転、あっと言う間の1時間でした。ゲストの山本弘さん、ありがとうございました。トークの後も控え室で危険なネタで盛り上がった挙句、ゲスト全員がそれぞれ古本狩りに出て行くのは、本当にサガだな。

 当日の写真がまた・・・ひどい。

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 少年マガジンのMMR、幻のネクロノミコンの回をば、森瀬さんが持ってきて、参加者全員がおおとか読んだ挙句の果てに写真を取る。

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 同じく「インスマウス」の翻案が乗った「ぼくらマガジン」。全員がををををと叫び、慎重に読んだ後、やっぱり記念撮影する。

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 なんだか知らないところから、やたら懐かしい同人誌が出てきて……
 朱鷺田は関係ないのですが、知人の若い頃の活躍が……

 こんな写真ばっかり。
 山本弘さんの写真が1枚もないとか、俺は何をしていたのか(笑)

 いずれ、まんだらけさんから、映像が公開されそうな話ですので、お楽しみに。

PS:クトゥルフ・ミーティングINまんだらけの楽屋にて、「誰か、クトゥルフ落語のをやってくれないかねえ」。怪談もののホラー落語もあるし、SF落語もあるので、あと一歩かな。

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アンドレアス・グルーバーを囲む会@新宿Biribiri酒場

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 3月26日、新宿のBIRIBIRI酒場で行われるオーストリア作家アンドレアス・グルーバー氏のファンミーティングに参加してきました。「夏を殺す少女」が日本での初翻訳で、連動して「ミステリーズ!」に短編が2編掲載されている。
 今回は、デビュー作が、オーストリアのホラー出版社「フェスタ」のラヴクラフト叢書から出たクトゥルフ神話作品「Der Judas-Schrein(ユダの筺)」とのことで、取材を兼ねて行ってきました。


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 来場者のほとんどはドイツ語圏のミステリーに興味のあるミステリーファンとのことで、色々アウェイ感あふれますが、これも勉強ということで隅っこで、バーボン「Rose of Texas」をすすりながら。何しろ、ドイツ語は大学で苦労した口ですから(汗)

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 初翻訳の長編「夏を殺す少女」はショッキングなミステリー。ドイツで起こる一見、何のことはない事故死事件が実は……。機動捜査官の老刑事と若手女性弁護士というW主人公が別々のタイムラインで捜査を展開するのが面白い。

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 壇上には、アンドレアス・グルーバー氏を中心に、翻訳者の酒寄進一氏、通訳のマレイさん、司会進行の杉江松恋さん。トークの冒頭、翻訳者と作家自身による著書「夏を殺す少女」朗読があり。私ドイツ語はほとんど分かりませんが、スピーディで緩急のついた朗読はかなり楽しいものでした。

 今回は、一観客ですが、質問タイムに、デビュー作のクトゥルフ神話作品に関する質問をします。「Cthulhu」の発音まで聞いてしまいます。「Cトゥル」(冒頭のCは母音なし、アクセントは真ん中)。

 作風には、キング、ラヴクラフト、クーンツの影響があるとご本人の弁。ラヴクラフトにはパラノイア的な雰囲気と個性的な怪物描写を学んだ。トークの後の二次会にて、酒場の店長さんの言葉でクライブ・パーカーの影響も確認。リアルなダークホラーが好きとのこと。その後、店長さんとハードロック話で盛り上がっていたようです。「ラウドネス」「バウワウ」「ガンダルフ」というバンド名が聞こえました。

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 最後にお写真を1枚。
 非常に陽気で楽しいお人柄でした。

 今後、色々なところに記事が出るかと思いますが、『ナイトランド』6号でも、記事があるそうです。

 しかし、久しぶりにゲーマー以外の外国の方と話して、英語力の衰えを感じました。も少し精進せんと(汗)

PS:グルーバー氏の短編「Glauben Sie mir, mein Name ist Dr. Watson!「信じてくれ、わたしはワトソンだ!」」はホームズ物で、芝居になったが、その際の題名は「シャーロック・ホームズと魔術師」(ここ少し曖昧)。
  おそらく森瀬さんしか喜ばない情報だなあと、Twitterでコメントしたら、北原尚彦さんがさっそくコメントしてくださった。エネルギッシュだなあ。

追記:この件、酒寄氏より正式タイトルを教えていただきましたので、太字部分を修正(3.29)

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March 19, 2013

ナイトランド5号に記事を書きました


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 お世話になっている雑誌「ナイトランド」5号が発売されました。
 今回は、サイバーパンクSF/ホラーが特集ということで、特集とコラムで、いつもより多めにサイバーパンクの話をしています。もちろん、「シャドウラン」とか「エクリプス・フェイズ」の話もです。

 次の6号は、ゾンビ特集ということで、さて、どうなりますことやら。

 明日は、中野のまんだらけにて、ナイトランド創刊1周年記念「クトゥルフ・ミーティングINまんだらけ」のイベントがあります。出演は朝松健さん、山本弘さん、そして、私、朱鷺田の3人です。まんだらけのイベントスペースなので、いつの新宿ロフトプラスワンから見るとかなり狭い場所になります。興味のある方はお早めに。

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March 16, 2013

3月15日 ラヴクラフト邪神忌

 昨夜は、阿佐ヶ谷ロフトAにて、H・P・ラヴクラフト76回目の命日に捧げるイベント「邪神忌」でした。私、朱鷺田と森瀬繚さんとの行うイベントで、ギリギリまで「お客、来るかな」とか心配していましたが、50人もの方にご来場いただき、ありがとうございました。また、貴重なお話をいただきました、ゲストの新城カズマさん、黒史郎さん、ありがとうございました。

 簡単に写真レポ!と思っていたら、ゲストの写真取ってなかった(汗)
 名刺は忘れるし、もう。

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 まず、76回目の命日ということで、森瀬さんが作ってくれたスライドで、HPLのお墓へのヴァーチャル参拝しながら、私がヘイゼル・ヒールドの弔辞を朗読。(翻訳は「クトゥルー神話全書」の竹岡啓さんがしてくれました(感謝!))

 その後、小説家の新城カズマさんを囲み、遊演体のネットゲーム90で使用された「南極文書」の説明。これは、ミスカトニック大学と蓬莱大学の合同探検隊が南極に行った記録で、執筆者はH・P・ラヴクラフト博士。ある意味、今回最大の隠し球。ご許可をいただきました(株)遊演体と新城カズマさんに感謝します。

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 その後、黒史郎さんも登壇いただき、クトゥルフ神話の負の遺産をテーマにトーク。人種や文化への偏見、科学的な誤謬などは時代的にやむなきことであったが、我々現代のラヴクラフティアンは神話をどのように継承していくべきかと話で、「21世紀のクトゥルフ神話」へと続きました。
 黒さんの「現代のラヴクラフトが欲しい」という発言から、21世紀のフラッグシップ的な作品は何か、あるいはどのような要素が求められるかという流れになりました。後半はかなりアチコチ飛びながらも、ユニークなトークになったと思います。面白い3時間でした。
 多数、ご来場いただき、本当にありがとうございました。
 できれば、来年の3月15日もこうした形で、邪神忌を行いたいと思っています。
 その前に、8月20日のラヴクラフト聖誕祭も。

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 新城カズマさんの新刊「Tokyo 404」と、来場していただいたライトノベル作家、形代小祈さんの「異端児たちの放課後」をいただきました。前者は東京で不思議なライフスタイルを続ける若い女性の話ですが、最後には少しだけクトゥルフ要素が入るとか。後者も学園ファンタジーで、クトゥルフの名前は出ませんが、作者としてはクトゥルフ的な意味を持って書いたとのこと。

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 「ナイトランド」のイベントでお世話になっております青木淳さんより、クトゥルフの編みぐるみをいただく。目がキュート!

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 次は、3月20日、「クトゥルフ・ミーティングINまんだらけ」です。出演は、朝松健さん、山本弘さんで、両方の立場に近い朱鷺田は何か司会的なことをやることになりそうです。写真は、イベント限定の高橋葉介さんイラストTシャツ。昨夜の段階では、まだ少しだけ残っているとのこと。

 詳しくはこちら
 

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March 13, 2013

3月15日 ラヴクラフト邪神忌 「南極文書」公開!

 3月15日(金)、HPL命日に合わせて阿佐ヶ谷ロフトにて開催されるトークイベント「邪神忌」の参加者向配布物が確定しました。ネットゲーム90「蓬莱学園の冒険!」の初期断片、「南極文書」の再編集小冊子です。

 森瀬繚さんのご尽力で、新城カズマさんと(株)遊演体の快諾もいただき、幻のテキストが!

 邪神忌についてはこちら。

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4Gamer:ゲームマーケット2013大阪レポ

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 4Gamerに、先日、行われたゲームマーケット2013大阪のレポを書きました。

 アナログゲーム,西の祭典「ゲームマーケット2013大阪」。日本ボードゲーム大賞2012受賞作も発表されたイベントの模様をフォトレポートで紹介

 上の写真は、購入した「セブンス・ナイト」の妖精さん。

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March 12, 2013

日々の日記:2月末~3月上旬

 備忘録代わりに、2月末から3月上旬の日記をば。

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 あれから2年。黙祷。

●モード切り替え

 何とか1本、翻訳に目処がついたので、モードの切り替え中。
 今週来週のイベントラッシュと雑誌記事を終わりにしたら、あれやこれやを解決しつつ、リプレイ起こしと本の仕事に入ります。4月一杯はやるべきことが決まっていますが、それはさておき、ライター業の常という訳で、いつでもお仕事募集中です。はい。

●お別れの会

 3月某日。
 マジック・プレイヤーにして、TCGデザイナー石田格君のお別れの会に出席。

 いい会であった。200人以上の関係者が集まり、90年代に活躍した懐かしいマジック・プレイヤーの顔が見られた。故人に捧げるエキシビジョン・マッチは岡本尋(般若)VSフジケン(イタリック・ブルー)。傍らで金沢さんがカードに落書きするところまで含めて懐かしい風景だった。

 流星のように駆け抜けてしまったな。

●合掌

 訃報が続いている。

 日本のマンガやアニメをアメリカに紹介していた、トーレン・スミス氏が亡くなった。詳しくはこちら。 若いころにご縁があった。知人の妹さんと結婚したし、気づくと同じ雑誌(『ログアウト』)で記事を書いていたこともある。
 合掌。

 納谷悟朗さんの訃報に涙。沖田館長と銭形警部が。合掌。

●シャドウラン:ダメージ・コントロール

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 3月某日。
 「シャドウラン」の公式シナリオ「Damage Control」の3回目。
 ドバイを舞台に、ゼーダー=クルップの手先となってヤバいランを次々こなす。今回は「会社を潰す!」「ドバイ国際兵器展示会」「ドバイ沖海戦」の3本でした。
 次回で終わるかな。

●そして

 ブラウザの履歴とブックマークが飛んだ(汗)
 あと、家族用のPCもクラッシュ。
 もう大変。

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R&R102発売中

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 お世話になっておりますTRPG雑誌「Role & Roll」102号が発売になっております。

 朱鷺田は以下の記事を書いております。

「深淵第二版」は、連載「ラホールと魔法の本」の14回「森の王」。運命に翻弄され、家を出たラホール家の双子は、流浪の貴公子ガースンの導きで、森の王に会いに行きます。今回のテンプレートは「鍵となる少年」です。

「シャドウラン」は、ワールドガイド「6th World Almanac」シアトル編の2回目、地域ガイドです。今回のサンプル・キャラクターは「元企業ニンジャ」。ささやきで人を支配する眼鏡OLくのいちです。
 シアトル編は後1回続く予定、その後、「新東京編」の予定。
 西上柾のルールガイドもよろしく。

 翻訳進行中の「エクリプス・フェイズ」は、ミニ・シナリオ「エントリー・ミッション」の7回目。金星の空中都市で起こるテロ事件を追います。サンプル・キャラクターは「犯罪者のハッカー」。群体義体を使うハッカーの登場です。

 この他、西上柾が「ガンドッグ・ゼロ」のサポート記事を書かせていただいております。

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告知:3月17日:SF-RPG『エクリプス・フェイズ』体験会 

 もひとつ告知。

 今週末の日曜日、3月17日に、R&Rステーション秋葉原店にて、翻訳進行中のSF-RPG『エクリプス・フェイズ』の体験会が開催されます。朱鷺田もGMで参加予定。詳しくはこちら。 参加枠は残り少なくなっておりますので、興味のある方はお早めに。

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告知:3月20日 クトゥルフ・ミーティングInまんだらけ

 もひとつ告知。

 来週3月20日(祝)、中野まんだらけにて、『ナイトランド』創刊1周年記念イベント「クトゥルフ・ミーティングIn中野まんだらけ」に出演いたします。出演は、ナイトランド応援団長こと作家の朝松健さん、と学会会長にして作家の山本弘さん、そして私です。ちょっとどうなるんだろうーという感じです。
 当日は高橋葉介さんのイラストがついた限定Tシャツの販売もあります。

 イベントは、4時より。詳しくはこちら。

3/20 (水/祝日) ナイトランド1周年、そして「ナイトランド5号」の発売を記念して、漫画・アニメの聖地、中野まんだらけにて、クトゥルフ・ミーティングが決定しました!!!!!

H・P・ラヴクラフト氏が死去され、半世紀以上が経ち、クトゥルフ神話は様々な形に姿を変え、小説、映画だけでなく、漫画やアニメ、特撮に至るまで秘かにかつ確実に浸透してきました。多様に変化するクトゥルフ神話を、漫画・アニメの聖地と呼ばれる「まんだらけ」というフィルターを通して映し出す、特別企画!!!

【場所】 中野ブロードウェイ4F まんだらけ「記憶×大予言」
【時期】 3月20日 (水・祝日) 16:00~17:00
【入場数】 30人前後
【入場資格】当日はフリーイベントとなり、入場無料となります。

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告知:3月15日 ラヴクラフト命日「邪神忌」@阿佐ヶ谷ロフトA

 今週末、阿佐ヶ谷のロフトAにて、私と森瀬繚さんで、ラヴクラフト76回目の命日「邪神忌」を開催します。ゲストは、作家の新城カズマさんと黒史郎さん。
 詳しくはこちら。

H・P・ラヴクラフト命日
「邪神忌」

【出演】
森瀬繚(作家・編集者・クトゥルー神話研究家)@Molice
朱鷺田祐介(作家・ゲームクリエイター)@TokitaSuzakuG

【ゲスト】
新城カズマ(作家)@SinjowKazma
黒史郎(作家)@kuromentaiko
ほか検討中

ラヴクラフト76回目の命日に、邪神を称える一夜。
深淵へと身を隠した奇才について、
心ゆくまで語り合い、
知られざる一面を暴き、
新たな魅力を引き出します。
ラヴクラフト原理主義者も、
ライトなクトゥルー信者も、
お気軽にお越しください。

OPEN 18:30 / START 19:30
予約¥1,500 / 当日¥1,800(共に飲食代別)
予約は阿佐ヶ谷ロフトAウェブ予約と電話予約にて受付中!

・ウェブ予約 ロフトA web予約ページ

・電話予約:03-5929-3445(17:00~24:00)

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ゲームマーケット2013大阪、4Gamer:「星の王子さま」

 多忙で10日以上、BLOGを更新しておりませんでした。
 告知関係は続けて、別エントリーで流します。

●ゲームマーケット2013大阪

 週末は、ゲームマーケット2013大阪の取材で大阪へ行っておりました。具体的なレポは、後で4Gamerさんに載る予定ですので、お楽しみに。
 大阪では色々な方にお世話になりました。ありがとうございます。

 実際のレポは4Gamerで公開されたら見ていただくとして、割と関係ないネタ写真とか。

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 会場は天満橋。

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 前日入りして、ゲーム会に参加した後、キウイゲームズさんの懇親会へお邪魔しました。和歌山飯だそうです。ここで色々、新作をプレイさせていただいたので、非常にありがたいことでした。

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 前回、買いそびれたクトゥルフっぽいカードゲーム「Tweegles」をゲット。

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 今回の収穫。上にある箱ゲームは「アンチャーテッド」のボードゲーム。カード190枚入り。バンダイ・アメリカ発売の輸入品にバネストさんが和訳をつけたもの。


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 大阪名物「みっくちゅじゅーちゅ」。

●4Gamerに「星の王子さまボードゲーム」

 告知のタイミングを逸してしまいましたが、4Gamerに「星の王子さまボードゲーム」のレビューを書きました。名作童話を原作とする子供向けゲームですが、数字が好きな大人が遊んでも面白いゲームに仕上がっています。

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March 01, 2013

まかない君、ノイタミナにシンクロニティを感じる

 1月60日、果てしない日々が……
 3月って何ですか?
 映画の日って何ですか(笑)

●まかない君

 クトゥルー・ナイトでご一緒させていただいた漫画家の西川魯介さんがアニマルに連載されていた料理マンガ「まかない君」が発売。3店舗でスペシャル・ペーパーがあるとのことで、さて、どこで買おうか悩んでいたら、西川さんから直接、いただきました。ありがたい!

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 西川さんと言えば、眼鏡キャラがカワイイのですが、もちろん、健在。美人三姉妹が食事する様子を堪能する漫画となっておりますので、オススメ。料理の内容も、実に美味そうですが、ところどころ、芋煮会とか、西川節が炸裂しています。第二期も決定ということで、楽しみにしております。

●アヒージョ

 最近、挑戦した料理が、スペイン風のオイル煮、アヒージョ。
 何のことはありません。みじん切りにしたニンニク、唐辛子を多めのオリーブオイルでゆっくり煮込み、煮立ったところで、海産物や肉などを放り込む簡単料理。スーパーなどで安くなったエビとか、タコとか、カキとか、一品あればOK。火が通ったら出来上がりなので、10分ぐらいですかね。具材を皿に取り、オイルをソース代わりにかければOK。色合いを気にするなら、パセリを散らすところですが、まあ、ネギのみじん切りやレタスのざく切りでもOK。
 いいおかずになりますし、フランス・パンに乗せれば、ワインのお供。

 残ったオイルは、パスタのソースに流用してもいいし、翌日、別の具材を煮てもいい。
 鯖缶との相性もいいと聞いたので、翌日、残ったオイルに鯖の水煮を放り込んだら、これも美味い!

●ノイタミナにシンクロニティを感じる

 「シャドウラン」翻訳の傍ら、「エクリプス・フェイズ」の外惑星サプリメント「Rimward」の読み込みを進めているのですが、木星共和国をのぞく外惑星の多くが、アナーキストです。無政府主義というと、戦前の反体制思想にように聞こえますが、アメリカ的な意味合いから言えば、「不平等や搾取の撤廃」が目標で、その結果、政府という統治システムを不要とみなすものです。「エクリプス・フェイズ」の世界は、万能合成機が普及し、生活の最低ラインが保証されたことで、政府や国家という概念がゆらぎ、特に、個人の能力が必要となる外惑星では、アナーキストたちが主導的なハビタットが多数存在しています。
 そこで、どんな社会が生まれたのか、というのが、「Rimward」のうち、「Anarchist Alliance」で説明されており、私はなんというか、英語でアナーキズムの講義とそれが生み出した実験的な社会体制の実例を読む訳なのですが、これが実に面白い訳ですよ。

 国家がないのに、法律がないのに、どうやって生活できるのか?
 万能合成機で何でも作れるとしたら、「バカ」や「確信犯」や「テロリスト」にどう対処するのか?

 完璧なユートピアなどありませんが、まあ、これが実に面白い話です。

 ……てな話をしていたら、ノイタミナのアニメがまたタイムリーな展開です。
 もともと虚淵さん原案で、サイバーパンク系ディストピアSFの「サイコパス」は、鎖国した日本を支配するシビュラ・システムの背景に、ハイパー・オーツという完全素材穀物の完全自動化農園による日本の自給率完全化とか、素敵な設定を公開してくれた。さすがである。
 面白くもあり、ここに食い込む思想犯罪者たちの思想分析の流れで、「アナーキズム」という単語が出た時には、実にシンクロニティを感じましたね。

 さらに、熱血ロボット学園ドラマのように見えて、実は、同社の空想科学系列の個性がどんどん沸き立ってくるのが「ロボティクス・ノーツ」で、こちらも、攻殻機動隊ばりのアクション・シーンからロボ戦、さらに、情報隠蔽、世論誘導、セルンの策動、そして、種子島占拠とか、多重化された設定がガンガン出て来ました。
 特に、ヒロインの姉と謎の男の台詞が、どうにもこうにも、また、サイバーパンクSF的なニュアンスを醸し出します。「シャドウラン」脳とか「エクリプス・フェイズ」脳にガンガン来ますね。

 たぶん、こういう話をせにゃいかん時期なのかもしれない。

●本

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 クトゥルフ神話RPGサプリメント「クトゥルフ・カルト・ナウ」と、戦前に翻訳されたウィアード・テイルズ発の作品群を集めたアンソロジー「怪樹の腕」。Amazonから到着。

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 コミック「それでも町は廻っている」11と、「マホロミ」2。後者は冬目景の建築物ファンタジー。駅前の本屋さんで購入。

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 図書館で見かけて気になった本。「オペラになった高級娼婦」と「首都防衛網と〈空都〉多摩」。後者を読み始めたところで、ノイタミナの「ロボティクス・ノーツ」に、調布飛行場とJAXAの話が出てきて、びっくり。JAXAは家から歩いて15分ほどのところにあり、三鷹図書館へ行く際には、毎回、前を通ります。一度、公開日に行きたいなあと思いつつ、まだ機会がありません。

●ぐるぐるプロジェクト

 レイヤーさん自身を全周撮影してピクチャアフィギュア化する「ぐるぐるプロジェクト」。3月のアニメフェアに出展。3Dプリンター使いの人とか、レイヤーさんとかに紹介したい話であります。
 リンク先はFacebookページです。

●大阪行きとか

 ゲームマーケット大阪の取材が本格的に決まったので、色々手配とか根回しとか。前日昼ごろ、大阪入りして、前日ゲーム会とか、懇親会に顔を出そうかと思っています。皆様、ご協力いただければ幸いです。

 本日は、夕方より渋谷方面某所へ。

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