« May 2013 | Main | July 2013 »

June 27, 2013

阿佐ヶ谷クトゥルー夜話

 火曜日夜は、阿佐ヶ谷ロフトAでのイベント「阿佐ヶ谷クトゥルー夜話」でした。私・朱鷺田祐介とクトゥルー神話研究家・森瀬繚さんとで、ラヴクラフト生誕祭や邪神忌を開催している阿佐ヶ谷のトークスペースです。

 今回は、「古きものどもの墓 クトゥルフ神話への招待」(扶桑社ミステリー)が刊行される翻訳家・尾ノ上浩司さんをお招きして、クトゥルフ神話事情をば。森瀬繚さんも「ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典」(ソフトバンク)がまもなく発売、私・朱鷺田も年末に行われる「クトゥルフ神話検定」の情報一部解禁があり、3時間、みっちり、クトゥルフ話をいたしました。


048

 第一部は、「クトゥルフ神話への招待」の製作裏話を直接、尾ノ上浩司さんから語っていただきました。朱鷺田としても、今、クトゥルフ神話を読み始めたいと言ったら、まず、オススメするのが、このシリーズです。(あと、拙著「クトゥルフ神話超入門」ですね)

 我々TRPGゲーマーとしては、ラムジー・キャンベルが多数訳されているのがとにかくうれしい。「古きものどもの墓」では、待望の「湖畔の住人」と「ムーン・レンズ」が翻訳され、ブライアン・ラムレイ、コリン・ウィルソンと並ぶ。素晴らしい!

 第二部は、「ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典」(ソフトバンク)でクトゥルフ神話の研究をさらに一歩進めた森瀬繚さんから、クトゥルフ神話成立史の新たな視座を中心に、クトゥルフ神話論などを展開。

 今回は、クトゥルフ神話成立に関わるペーパーとして、ラヴクラフトの死後、ダーレスが補作して、死後合作した作品「暗黒の儀式」のもとになった、ラヴクラフトの創作メモを翻訳し、配布しました。翻訳は『クトゥルフ神話TRPG』のサプリメント翻訳にも参加されている立花圭一氏。実は、「古きものどもの墓」で、ブライアン・ラムレイの「けがれ」の翻訳を担当されました!

050_2

 その後、私から、今年12月1日に開催される「クトゥルフ神話検定」の話を少し。
 朱鷺田は、公式テキストブック(8月には新紀元社より刊行予定)の監修と、検定本体の設問作成などを行なっています。7月末から8月にかけて、公式サイトが立ち上げられ、受付が始まる予定ですので、よろしくお願いいたします。

046

 第三部は、フリートーク。
ラムジー・キャンベルの新作に登場するグラーキがスゴイ!とか、カードゲーム「スマッシュアップ」の拡張第二弾がクトゥルフだったとか。

 平日にも関わらず、多くの皆さんに来ていただき、本当にありがとうございました。
 8月20日には、また、ラヴクラフト生誕祭を行なう予定ですので、ご期待ください。

039

 書泉さんに来ていただき、先行発売の新刊がずらりと並ぶ。創土社のミュトス・ファイル「チャールズ・ウォードの系譜」も並んでいます!

054

  先日の記事で紹介いたしました「英国探偵ミステリア」花梨エンターテイメントの風之宮そのえさんもおいでいただき、豪華なパンフをいただきました。ホームズ研究家の北原尚彦先生にも来ていただき、ご紹介できたのは幸いです。

|

June 24, 2013

6月25日:阿佐ヶ谷クトゥルー夜話(仮)@阿佐ヶ谷ロフトA

 明日25日、クトゥルフ神話のイベントを行ないます。
 場所は、HPL生誕祭や邪神忌を開催した阿佐ヶ谷ロフトA。
 いつもの通り、クトゥルー神話の盟友、森瀬繚さんと私、さらに、SF翻訳家の尾之上浩司さんをお招きし、扶桑社ミステリー『クトゥルフ神話への招待』などのお話をさせていただきます。

-------------------

阿佐ヶ谷クトゥルー夜話(仮)@阿佐ヶ谷ロフトA

【出演】
森瀬繚(作家・編集者・クトゥルー神話研究家)@Molice
朱鷺田祐介(作家・ゲームクリエイター)@TokitaSuzakuG
尾之上浩司(翻訳家)@minikurochibi

1913年6月、コンゴ盆地の奥地より詰め物のされた荷物がアーサー・ジャーミン卿の元に届けられてから100年が経過しました。(ラヴクラフト「故アーサー・ジャーミン卿とその家系に関する事実」より) この夜、クトゥルー神話について心ゆくまで語り合い、特に日本国内での今後の展開などについて最新情報をご紹介しようと思います。
物販スペースでは、長らく邦訳が待ち望まれてきたラムジー・キャンベル、コリン・ウィルソン、ブライアン・ラムレイらの作品4点が掲載される作品集『古きものたちの墓 クトゥルフ神話への招待』(1000円、扶桑社)、森瀬繚による最新の解説書『ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典』(1985円、ソフトバンククリエイティブ)などの先行販売が予定されています。また、参加者全員にラヴクラフトの未訳断章(後にダーレスが加筆し、小説「暗黒の儀式 The Lurker at the threshold」として完成させたもの)の日本語訳ペーパーを配布予定。
-------------------

784231885

こちらが、森瀬繚さんが作成してくださった当日配布ペーパー。
 まず、ラヴクラフトはいくつもの創作メモを残しました。その死後、彼の書簡や創作メモは、オーガスト・ダーレスらの手で保存され、書簡集は順次書籍化されていくのですが、創作メモは、死後、クトゥルフ神話の普及を図ったダーレスとラヴクラフトの死後合作という形で、ダーレスによって書き上げられていきます。「アルハザードのランプ」などがよく知られていますが、その中でも最大の長さを持つのが「暗黒の儀式 The Lurker at the threshold」です。今回、配布いたしますのは、「暗黒の儀式」のもとになったラヴクラフトの断章の日本語訳です。日本語化は立花圭一さん。
 クトゥルフ神話史の一時期を探る者にとって、非常に貴重な資料となるでしょう。


|

TRPG文華祭:インプロとか、アヒージョとか、っぽい深淵とか

 6月22・23日は、宿泊型のTRPGイベント「TRPG文華祭」に参加してきました。朱鷺田は2回のGMを行った他、トークショーに参加し、その後、人狼などを遊びました。
 今回は、西上柾君がシャドウランを2回、岡和田晃君がエクリプス・フェイズを1回GMしてくれましたので、私はエクリプス・フェイズを1回GMした後、ネタ・セッションをば1回。

 今回はあまり写真を撮るタイミングがなかったので、簡単なレポにて。

■エクリプス・フェイズ「クレイドル」

 1回目のセッションは、「エクリプス・フェイズ」。翻訳進行中のSF-TRPG。
 シナリオは、7月発売のRole & Rollに掲載する予定のシナリオですので、具体的な内容は話しませんが、太陽系外惑星に向かい、その惑星の謎と遭遇するというものです。今回は、特に、実際、セッションでシナリオが生命を与えられるということが実感されました。
 ありがとうございます。

■酒とかアヒージョとか

 セッション終了後、セッション部屋はなぜか酒蔵に変身。酒が並び始める。
 私は、大分から送ってくれた「電光石火」と、蜂蜜酒(ミード)「ミエディバル」を持ち込み、つまみとして、「ゆで卵の味噌漬け」と「貝柱のアヒージョ」(+フランスパン2本+鯖の水煮缶×2)を持ち込む。

 残念ながら、トークショーの時間になったので、大広間へ。
 なぜか今回は、ほとんど酒場部屋にいなかったような。

■トークショー

 まずは、ゲスト陣のトークショーという挨拶タイム。

 朱鷺田はほぼ情報告知に費やしてしまいました。
 いずれどこかでコメントされるかと思いますので、概要をば。

シャドウラン『アーセナル』は、制作作業が遅れており、発売が7月下旬となります。誠にすいません。現在、校正作業中ですので、具体的な発売日が決まり次第、告知させていただきます。
 続いて、リプレイ第四弾『帝都の天使たち』が執筆中です。JGCには間に合わせたいと思っております。
エクリプス・フェイズ:現在翻訳進行中です。もう少々お待ちください。
クトゥルフ:その1。別項目でも告知しますが、明日6月25日に、阿佐ヶ谷ロフトAにて、「阿佐ヶ谷クトゥルー夜話」を開催します。
 その2:年末にクトゥルフ神話検定が開催され、朱鷺田も企画に参加しております。
SF大会「こいこん」に参加します。JGCの部屋があり、鈴木銀一郎先生、安田均先生、友野詳先生が参加します。朱鷺田も出演します。

■ワークショップ「インプロ×TRPG」

 トークショーの後は、「インプロ×TRPG」と題して、インプロ(即興)演劇の実演とTRPGとの共通点を明らかにするワークショップ。インプロ演劇集団「Platform」&即興演劇俳優「のんべ」さんによる即興演劇とセミナーでした。
 「Platform」さんの即興劇の手法はなかなか面白いものでした。
 完全に即興ではなく、お題をもらったり、セリフの代わりに、本一冊を読むだけだったり、枠組みを決めたり、インプロの技術は非常に面白いものでしたし、「深淵」と通じるものがありました。
 私は、かなり即興派のつもりでしたが、訓練された俳優さんの反応速度、応用力は素晴らしいものです。さすがだなあと。
 第三部には、うちの娘。と友野さんがゲストプレイヤーとして参加しましたが、友野さんの演技が抱腹絶倒でした。これはJGCの閉会式ですかい?

 個人的には、彼らに「運命カード」の語り部を読んでほしかったなあ、と。

■人狼とか酒とか

 その後、人狼を遊びたいという人がいたので、大広間で「人狼」を2回。
 朱鷺田はコーディネーターで。
 初回は、鈴木一也大司教の予言者があまりにもハマりすぎ、ボディガードのガードが初回から2回防衛成功と、村人の圧勝。鈴木大司教は、初人狼だったそうですが、予言者役がハマりすぎでした。
 2回めの人狼は、うまく状況の混乱を誘って、勝利。

 その後、酒部屋に向かい、1時間ほど飲み会に合流。
 今回はあまり飲み会にいなかったなあ。

■メガテンっぽい何かの深淵

 今回は西上君が参加してシャドウランを立ててくれたので、2日目のセッションは、色物に走ることに。(インプロの企画があったのだから、「深淵」の渦型を立てろよ、という内なる声は横において)

 2日目は、R&Rステーションに移動して、「深淵」のバリアントということで、メガテン4っぽい何かのセッション。
 データはここに(と『真・女神転生4』の攻略本をさし上げてみたり)。
 ルールは、ここに(と『深淵第二版』)を差し上げてみたり)。

014_2

 もともと、「深淵」の語り部や夢歩き、運命と縁故周りは、深淵ワールドに特化しつつも、ダーク系のお話と相性がよく、以前にも、TRPG文華祭で「ガンダムっぽい深淵」の卓を立てたことがあります。
 本家メガテンは、『真・女神転生Ⅳ』が出たばかり。これも傑作ですので、ぜひ、プレイしていただきたいところです。
 という訳で、「深淵で、メガテンっぽい設定を遊んでみよう!」というシチュエーションです。
 能力値とか、メガテン4に合わせ、ジオとか、マハラギとか言いながら、夢歩きとか、運命とかメガテン合わせて組み込んでみました。ざっとしたPCはこんな感じ。舞台は東京上野、スカイツリーの周辺です。レベル5相当。

・ラムド
 運命:「狂乱(友殺しの予言)」、「運命の出会い(恋愛)」
 東のミカド国から来たサムライ。出身階層はラグジュアリーズ。

・里奈スカディ
 運命「悪魔の血筋」「吸血鬼(血の渇き)」
 ガイア教団の美少女。アギ使いだが、悪魔の血を引き、吸血鬼になりつつある。

・手代木蘭
 運命「呪われた銃」「探し求める仇(偽預言者)」
 阿修羅会から逃亡中のガン使い。

・トウヤ
 運命「不義の子(本当の父は堕天使)」「親が罪人(養父は偽預言者)」
 上野の人外ハンター。親は偽預言者の汚名を着せられて死んだ。本当の父親は堕天使。

・アキラ
 運命「近親憎悪」「心変わり」
 上野の人外ハンター。双子の兄と憎みあう。恋人は悪魔の呪いで異形の姿となり、姿を消した。

 あ、なんかメガテンっぽい。
 シナリオは、上野公園でゾンビの群れを退治した後、人外ハンターのノゾミの依頼でスカイツリーに巣食うハーピーの群れを退治するというシンプルなシナリオであるが、昨夜のインプロの影響なのか、みんな夢歩きで語る、語る。さらに、運命の関係上、ハーピーの背後に堕天使ビフロンスがいることになり、これが蘭の仇だったり、トウヤの父親だったりすることになりました。ラムドは、なぜか、女子高校生情報屋のヒカルと恋に落ちたり(リア充爆発しろ)。

 セッションは無事終了。
 2時間ででっち上げた割りにはちゃんと回るな(笑)
 現代伝奇ものには、いろいろアイますので、皆さんも好きな世界観+深淵で遊んでみてくだされ。

 その後、いつもの通り、秋葉原の中華料理屋「過橋米線」にて打ち上げ。
 美味しゅうございました。

 あっという間の30時間でした。楽しかった。
 娘。も色々な方とお話していただき、楽しい時間だったようです。
 ありがとうございます。

■付録:アヒージョの作り方

 今回、酒場に持ち込んだスペイン風オリーブ・オイル煮「アヒージョ」の作り方。

・材料
 エクストラ・バージンのオリーブオイル100~200CC
 塩(大さじ一杯)
 鷹の爪1本
 にんにく1欠片
 適当な海鮮(今回は、スーパーで売っていた小型のホタテ、ボイル済み)
 さばの水煮缶
 フランスパン

006

・小さめの鍋にオリーブ・オイルを贅沢目に入れ、塩大さじ一杯、小さく切った鷹の爪とニンニクを弱火で煮る。匂いと辛味が移って煮立ってきたら、火を止め、海鮮を入れ、また弱火で煮る。生からなら20分ほど、ボイルしたものなら5分ほどでOK。
 これで出来上がり。スライスしたフランスパンに、鍋からオリーブ・オイルを塗り、海鮮を適当に持ってパクツク。
 ワインほか、洋風の酒に合います。

010

・飲み会で具材が食いつくされたら、残っているオリーブ・オイルの中に、鯖の水煮缶を投入し、スプーンで崩してよく混ぜる。そうすると、鯖の水煮缶がたちまち、鯖のパテに変身。
 これもそのままでも、パンに乗せてもGood!

|

June 18, 2013

ナイトランド 6号 (夏2013)、まもなく発売

Nl06

 トライデント・ハウスのホラー&ダークファンタジー雑誌「ナイトランド」6号がまもなく発売です。

 今回のテーマはゾンビ。
 ゾンビに関する翻訳小説が4編(うち、一編はクトゥルフ物!)
 その他盛りだくさんの内容。

 朱鷺田も、好例のコラムで、クトゥルフ周辺の諸々を紹介した後、ゾンビ系ゲームにも触れております。

|

June 17, 2013

英国探偵ミステリア・ミュージカル・ライブ→ヤマトへ

 日曜日。今日は突然の用事で外出。

●英国探偵ミステリア・ミュージカル・ライブ

008

 花梨エンターテイメントの風之宮そのえさんよりお誘いを受け、「英国探偵ミステリア・ミュージカル・ライブ オペラ座の怪事件」公演へ。
 PSPの乙女ゲームの声優総出演による朗読劇&キャラクターソング・コンサートというものです。もともとのゲームの舞台は、ヴィクトリア朝末期、天才的な探偵の才能を発揮したヒロインのエミリー・ホワイトリーが探偵学校に入り、ホームズJr、ワトソンJr、ルパンJr、ジャック・ザ・リパ-、ミス・マープル。ミス・ハドソンなどと一緒に、事件と恋の日々を送るというもの。今回のライブは、その外伝的なお話。

 あまり声優さんのイベントにご縁がなかったのですが、乙女ゲームの声優ファンの集いという趣きで、文字通り黄色い歓声が飛び交うイベントでした。
 出演者の皆さんのサービス精神はスゴイもので、最後のカーテンコールでは会場内を走り回るほど。

●ヤマト6章

012

 ライブ終了後、新宿ピカデリーにて、「宇宙戦艦ヤマト2199」第六章を鑑賞。
 七色星団におけるドメルとの決戦。そして、2199ならでは新展開!
 ああ、ヤマトを見ているのだなと感じました。

●シャドウラン:Damage Control

Cat26408_damagecontrol_cover_185wid

 某日。去年から始めた、シャドウラン4thの公式シナリオ「Damage Control」のキャンペーンが4回目で完結。ドバイを舞台にした派手な企業戦争物のキャンペーンでしたが、PCたちはラストミッションまで成し遂げ、無事、ドバイを脱出しました。ラスト戦闘は派手目になりましたが、まあ、なんとかシアトルに帰還。

|

June 16, 2013

いただきもの:ボードゲーム・ストリート2013、まんだらけZENBU59

 いただきもの。

005

 R&R編集部より、安田先生とグループSNE著の「ボードゲーム・ストリート2013」をいただきました。
 ありがとうございます。

 最後の座談会もよかった。
 ああ、「蟻の国」面白そう!

006

 まんだらけさんより、カタログ本「まんだらけZENBU59号」をいただきました。
 ありがとうございます。

 コレクタブルな古物のカタログです。
 おもちゃや漫画、アニメや古書などコレクタブルな品々のカラーカタログです。

|

June 14, 2013

おもちゃショー:人狼とか、ボードゲームとか

163

アークライトさんからチケットをいただいたので、昨日は昼からおもちゃショーへ。今回はどこかの取材ではなかったので、関係業者タグで、ぶらりと回る。

上記写真は、アークライト・ブースのメイドさん。

●人狼! 人狼!

 以前より話題になっていた幻冬舎エデュケーションズの「人狼」が出展していたので、ブースを見に行く。

023

 カラフルで遊びやすそうなカードでした。
 ベーシックな人狼ゲームが書店流通に乗り、広がっていくことを期待します。

 その後、アークライトさんとホビージャパンさんの合同ブースに顔出し。
 アークライトさんは「究極の人狼第二版」が7月発売。
 ホビージャパンさんも、「タブラの人狼」を9月に発売とのこと。

029


036

 その他、105号のスピコピで紹介されたゲームはこれ。

031


033

 その他、展示ブースの風景

038

 途中で、浜松のゲームショップ「マスターズ・ギルド」さんと久しぶりにお会いでき、しばし、雑談。昨今の売れ筋などを聞く。「TRPGも応援してますから、よろしく!」とのこと。そちらも頑張ります。

●その他のブース

 知り合いの会社では、イエローサブマリンを経営するホビーベースさんが、フィギュア・ケースなどのサプライ関係で出展。初出展なので、お試しの部分があるそうでしたが、いつも、静岡の方には出ていらっしゃるとか。

090

 その他、目についたネタを写真で紹介。
 撮影禁止のブースも多く、個々の製品には触れられませんが、その辺はお許しを。

148

 ボードゲーム JINTOL。

043


045


047

 ジオン公国軍使用の車。シャア・アズナブル仕様。

049

051

054


058


060


070

 桐製のジェンガ!


074


077

 クルードもバージョンが上がっていたのだねえ。
 新版には、イベントカードもあり。
 人生ゲームの新版は冒険物だったが、こちらは写真なしです。すいません。

084


088


092

 モンハンのフィギュア


100


128


139


141


150

 5m級ヤマトとお姉さん。


152
125


|

June 12, 2013

R&R105発売中(深淵、シャドウラン、エクリプス・フェイズ)

Rr105cover

 いつもお世話になっておりますTRPG雑誌「Role & Roll」105号が発売中です。

 今回は、シャドウランのサプリメント『アーセナル』の事前特集です。
 西上柾氏によるヴィークル講座、私の格闘技講座が掲載されています。双方とも、関連のサンプル・キャラクター「ドローン・ストラテジスト」と「格闘の鬼」が掲載されています。連載のSixth World Almanacは新東京編の2回目、地域ガイド1です。こちらにもサンプル・キャラクターとして「元レンラク・レッド・サムライ」が掲載。『アーセナル』の全力キャラをお楽しみください。

 『深淵第二版』は、ついに、連載「ラホールと魔法の本」が完結。
 最終回っぽいラスボス魔族として、召喚値300の《星の大公ザーン》を掲載しました。
 テンプレートは、「扉を閉ざす少女」。色々よくないキャラです。

 『エクリプス・フェイズ』は体験シナリオ「エントリー・ミッション』の10回目「進化の石板」。題材は「2001年宇宙の旅」ですから、ええ、あれですよ。キーワードは「勝手に進化するの禁止」。
 サンプル・キャラクターは「Sunward」より「移り気な科学者」。
 知性化チンパンジーですよ?

 なお、朱鷺田は、こっそり、『スピタのコピタの』に登場しております。九州土産と言って緑一色さんに渡したのは、電光石火です。本人的には、新作ボードゲームの情報収集のためで、『スマッシュアップ』のクトゥルフ拡張は、夏にアメリカで発売予定とか。

 また、西上柾氏がガンドッグ・ゼロのサポート記事も執筆しておりますので、よろしくお願いいたします。

|

June 09, 2013

4Gamer:「UNCHARTED BOARD GAME」

告知です。
4Gamerにアナログ・ゲーム・レビューを書きました。

あのアンチャーテッドの冒険をボードゲームで再現。
手に汗握るトレジャーハントが楽しめる「UNCHARTED BOARD GAME」

こちら、ゲームマーケット大阪でゲームストア・バネストさんからお勧めされて買ったものですが、カードとボードの組み合わせがなかなかいいバランスで、回転も早く面白いゲームです。

024


|

June 06, 2013

日々雑記:クトゥルフとか、イベントとか、ミードとか

001

 メガテン4進行中の朱鷺田です。
 BH-EDとカオスEDは終了。ロウルートL70でウロウロしています。
 しかしまあ、メガテンをプレイしていると東京の町並みが魔界にしか見えません。上記写真は非常勤講師をしている中目黒のバンタン・ゲーム・アカデミー近くの工事現場。ああ、ダンジョンが中にありそう。

 ちなみ、今、R&Rで書いているシャドウランの新東京ガイドですが、都知事の名前が甲賀三郎でして、朱鷺田の脳内では、日本刀を構えた必殺の国防兵器が、かの都庁ツインタワーの屋上に立っているイメージしか浮かびません。たぶん、だいたい、間違っていません。

 さて、前のBLOG更新から、あっという間に2週間経過です。
 正直、仕事その他で死にそうなのですが、まだ確定を出せないものが多くて困ります。「お前の原稿が遅いからだろう?」 はい、その通りです。

●クトゥルフ神話検定

 とりあえず、12月頃、そういう検定があるそうで、内容監修とか諸々で5月は大騒ぎでした(以下、進行中)。詳しくは、もう少し許可が出てから再告知しますが、8月に新紀元社から公式テキストブックが出ます。私は監修と原稿の一部を担当していますが、内容としては、以前の超入門やガイドブックよりは、情報を整理した参考書っぽいものになります。
 まあ、クトゥルフ神話の場合、それぞれの作家や関係者ごとに、設定や細部が違うので、これが正解だ!とはいえないのですが、そこはそれ、色々工夫しております。

●Kindle版「クトゥルフ神話超入門」

Kindle版出ました。
クトゥルフ神話超入門  イラスト:福地 貴子 監修:朱鷺田祐介

●まんだらけのクトゥルフ漫画紹介動画

まんだらけチャンネル 
漫画にみられるクトゥルフ神話 Cthulhu Mythos seen on Japnese Manga 

●TRPG文華祭

 5月がイベントの山で、7月には日本SF大会「こいこん」で広島にいくため、6月はイベントは少し抑えめになっております。

 6月22・23日 TRPG文華祭

 本郷の旅館で一泊二日のゲーム大会です。
 (2日目は秋葉原のイエサブとR&Rステーションに移動します。)
 ゲストとTRPGをしたり、トークショーがあったりという内容です。

 朱鷺田は娘。と参加予定で、『エクリプス・フェイズ』と『シャドウラン』のGMを予定。余力があれば、表に出せない何かあやしいゲームとか、ゲームマーケットで仕入れたボードゲームやカードゲームを持ち込む予定です。多分、あと、酒か(笑)

●その他の予定

7月20・21日 日本SF大会 こいこん
 朱鷺田はゲスト参加予定。
 JGC関連企画があって、鈴木銀一郎先生、安田均先生、友野詳先生がご参加、朱鷺田も末席で参加します。実は芝村さんも、大会参加で企画を立てておられるし、例年のクトゥルフ企画は、森瀬さんが海法さんと「アメコミとクトゥルフ」の話をするようです。
 企画以外の時間は、ボードゲームの部屋にいるんじゃないだろうか?

7月28日 東京深淵CON ~シキサイ~

 拙作「深淵第二版」のオンリーコンです。ファン主催ですが、よくお邪魔させていただいております。

8月20日 ラヴクラフト聖誕祭
 昨年に続き、阿佐ヶ谷ロフトAにて開催したいと思っております。森瀬繚さんと私、朱鷺田でさらにゲストの予定。詳しくはもう少し近づいてから!

 現在、調整中ですが、6月末にも何かやりそうな気がします。はははは。

8月30日~9月1日 JGC2013
 さて、今年も開催です。来週月曜日は、ツインの申し込みですね。
 朱鷺田は、今年も例年通りの予定。
 夜の深淵CONも企画進行中です。

●フローズンなミードを飲む

 某日。京都ミール・ミイの番頭さんが上京されたとのことで、赤坂見附のバー・アルジャーノンでミードを飲む。
 今回は、幹事の妖さんがあらかじめ、ミードを持込、フローズン・タイプにしてくれたので試してみる。

006

 これはクランベリーミードを凍らせたもの。
 フローズンだと、チョーサーとマクスウェルのスパイス・ミードが美味しい。
 (そもそもヤドヴィガ系は濃厚すぎて、うまく凍らなかった)

 その他、コーラのリキュールとかちょっと珍しいものを試してみた。

008


010

●Twilog的な日記

・某日。知人宅にて、AKB0048 っぽいTRPGセッション。アイドルなのに、巨大ハンマーで殴ってました。当然、人気が上がらず。レレレではありませぬ。

シャドウランのPDFサプリ「Euro War Antique」は欧州戦争の遺物ですが、結局、2013年あたりの現役兵器が色々含まれています。 4月1日のバトルテック:テクニカル・リードアウト:1945といい、ガルパンでも見たのか、カタリスト・スタッフ?

中国軍の無人機「利剣(Sharp Sword)」。アメリカ空軍のUAVとかなり似ているな。

・SF作家ジャック・ヴァンス死去との報が。若い頃、読みました。「龍を駆る種族」とか。RIP。

マルチクリエーター大迫純一展 
早逝され、早3年ですか。
9日まで、関西方面の方はぜひ。

・メガテン4のガントレットに入っているバロウズが単なる支援ソフトではなく、キャラ付きAIっぽいのがまあ素敵。朱鷺田は、世代的にバロウズというと、エドガー・ライス・バロウズ(『ターザン』や『火星のプリンセス』の作者)なのだが、ウィリアムで無いことを祈る。

・エクリプス・フェイズのTACNET(戦術ネット)のチェックをしているのだが、どうにもこうにも分析能力がメガテンのアームターミナル並にスゴイ。相手の弱点とか、支援AIが勝手に分析してコメントしてくれる。キャラをつければ、4のバロウズ並だ。

・家族が全員外出してしまったので、昨日スーパーで見つけた蒸しホタテ(160円)をアヒージョにして夕食。残ったオイルにさば水煮缶を放り込み、火をつけずに混ぜたら、レアっぽくてこれも美味い。

第一回東京ボードゲーム・フリーマーケット 7月28日  うーん、深淵CONと被ってしまった。残念。

・5月の末は、深夜のTVに合わせて、ゲーム学校で「人狼」の授業を。4クラス合計8時間の授業で、結局、9回戦か。合計70名ほどに体験してもらった。
 その後、アナログ・ゲームの授業では、マジックもやった。明日はカタンの予定。

|

« May 2013 | Main | July 2013 »