8月10日:お茶さい@大分
二週間ほど遅くなってしまいましたが、大分行きのレポです。
8月9ー11日と、大分でイフコンを開催されている内田さんに、お招きされ、大分へ行ってきました。
当初はイフコンという名称でしたが、台風11号の直撃のため、メインのコンベンションは中止となりました。それでも、主催者の内田さんの「シャドウランがしたいです!」という熱意もあり、小規模な「お茶さい」に形を変えて開催することになりました。
■8月9日
まず、9日は、飛行機が飛ぶのか? というのも心配でしたが、いつも銘酒「電光石火」を買いに行く北九州市のひらしま酒店へ寄るために、大分空港行きでなく、北九州空港行きであったことが幸いし、無事、運行。
・・・で、早速、ひらしま酒店に行き、酒を買う。
まず、自家用に「電光石火」の一升瓶を。
綾菊の純米吟醸酒「淡淡」の平成11年もの。
店の店頭で出来た14年古酒。
古酒を狙って作った訳ではないので、中身の出来は分からないが、1,000円なら、楽しい実験である。
試しに買ってみる。
先日、あけてみたら、文字通り淡い味わいにひなびた古びの味が加わり、面白い。
この他、氷結させて飲む「銀河鉄道」も買ったが、写真を取る前に飲み切ってしまった(笑)
その後、博多うどん「米」にて、肉うどんを喰らう。
この日は、「孤独のグルメSP 福岡出張編」の放映日であるので、迎撃体制万全という訳だ。
そのまま、主催者邸にて、焼き肉悔いながら、「孤独のグルメSP」を見て、突っ込んだり、やってきたゲーマーさんやご家族とカードゲームやボードゲームをしたりして過ごす。カタン、通路、ラブレター、マスクメン、台湾スナックバー。通路は子供さんに受けがよい。
オインクのマスクメンは、量子式大富豪+ルチャ(メキシコ風プロレス)の奇々怪々なカードゲームだが、面子がハマると、二段階の駆け引きが面白い。
■8月10日
「シャドウラン」のGM。
オリジナルと、既成シナリオの双方を用意していった。
シナリオ1:オリジナル:シアトルで企業のラボを襲う典型的な入門シナリオ。
シナリオ2:既成シナリオ:コロンビアの治安の悪い街角から始まる危険なシナリオ。
シナリオ3:既成シナリオ:シアトルで、アトランティスを探す冒険シナリオ。
シナリオ2は、7月末に某所でもGMした、シナリオ集「Firing Line」の4本目、「Stormcrow Undone(ストームクロウは何もしない)」。
舞台の大半が、アマゾニアとアズトランの国境というダメな状況なのですが、とりあえず、ボンクラなOPが好評な一本で、今回も「コロンビアの治安の悪い街角から始まる」というダメな説明がプレイヤーの心臓を鷲掴みにしてしまう。イベント用のミッションズというシナリオ集なのだが、実にOPがボンクラで、安っぽい犯罪映画めいた間抜けさが素敵であります。
既成シナリオですので、セッションの中身は割愛します。興味のある方は、カタリストの公式サイトで探してください。PDF版が売っております。
■8月10日
日田方面に観光。
まずは、青の洞門のある耶馬溪を通り、三隈川で、艦これの聖地巡礼。
ああ、これが三隈ですね。
三隈川のやなで採れた鮎を堪能する。
せごしという、鮎を背骨ごと縦に輪切りにした刺し身と唐揚げがなかなか美味い。これはビールが合う。
その後、三隈川本舗でうるかを買ったり、地元の和菓子屋で銘菓「日田どん」を買ったり(なぜか店内に、鉄道模型とエヴァのフィギュアが)、みくまホテルで三隈川を見下ろす屋上露天風呂に入ったりした後。
「零戦が見られる」ということで、太刀洗平和記念館に。
まず、太刀洗駅舎の昭和記念館に。
ここですら、空自の訓練機が駅舎の上にあり、すぐ近くまで行ってみられます。
また、平和記念館に収蔵された97式戦闘機の回収と修復に関する話をお聞きできた上、修復前の装甲板を触ることも出来ました。
さて、隣接する平和記念館には、現存する貴重な零戦実機が展示され、写真撮影もできます。
撮影できませんでしたが、海底から引き上げられ、修復された97式も展示されており、機体の比較ができるのも非常に素晴らしいことです。
ゆっくり見学した後、福岡に入って、鳥かつにて、鳥の鉄板焼きと鳥刺しを堪能。美味いねえ。
8時過ぎのスターフライヤーで羽田空港へ。
東京に近づき、夜景が窓に広がると、サイバーパンクっぽい世界に。わかりにくいと思いますが、ギラギラした都市の光の手前に、真っ黒なばい煙が一塊浮いているのが妙に印象的でした。
お招きいただきました内田さん、遊んでくれた九州のゲーマーの皆さん、本当にありがとうございました!