8月20日 H・P・ラヴクラフト聖誕祭:リン・カーターの神学
昨夜は、阿佐ヶ谷ロフトAにて、ラヴクラフト聖誕祭。
ここ3年ほど毎年、森瀬さんと二人で開催しているクトゥルフ神話のイベントです。
今年は、森瀬さんの労作「クトゥルーの子供たち」(リン・カーター)発売記念(今月末発売!)ということで、「リン・カーターの神学」をテーマにしつつ、「邪神伝説」で知られる漫画家の矢野健太郎先生をゲストにお招きしてお話を聞きました。
まず、我らが素敵な老紳士124回目の誕生日を祝って乾杯。
イア! イア! ラヴクラフト!
第一部では、矢野先生の『邪神伝説』を中心に、クトゥルフ神話との出会いをお聞きしました。SFマガジンでの出会いをしつつ、後に、山本弘さんのクトゥルフ・ハンドブックなども読まれたそうですが、TRPGそのものは買っただけでプレイされていないそうです。
第二部では、森瀬さんを中心に、クトゥルフ神話の体系化と時代性の話を。ティアニーやリン・カーターが果たした役割の再確認ですね。ムーやアトランティスの話とか。
第三部のフロートークは、アオイホノオの裏話に始まり、『邪神伝説』に関する質疑応答となりました。
告知タイムでは、矢野先生が『邪神伝説』の電子化について告知され、次に、本格的なラヴクラフト作品のコミカライズの話が来ているとのこと、実に楽しみです。
森瀬さんは、『クトゥルーの子供たち』が直近ですが、引き続き、クトゥルフ関係のしごとの他、アニメやゲームの関係のお仕事が続いているとのことです。(そのうち、一本はクトゥルフ絡みとか)
朱鷺田は、最近の仕事として、シャドウランのリプレイやFebriの記事などを紹介しました。次は、『アンワイアード』が9月末の予定であります。
かくして、イベントは終了。
来年も、春3月15日の邪神忌、夏のHPL聖誕祭と展開していきますので、よろしくお願い致します。