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September 01, 2014

JGC2014:三日目:「シャドウラン」、新作発表会など

 さて、JGC三日目。
 なんとか仮眠も取れて、7時台に起床。

 荷造りしつつ、「仮面ライダー鎧武」を見る。
 おおお、来たか。この展開。
 さすが、虚淵さん。

■R.con4:シャドウラン:In & Out

 さて、最終日、最後のGMは、「シャドウラン」。9月下旬発売の「アンワイアード」からヒントを得たB&E系のシナリオを用意しました。

・オニ・サムライ シュテン
 オークの日本亜種「オニ」のストリートサムライ。ムーブ・バイ・ワイアを使う最新型サイバー戦士。

・ガンスリンガー・アデプト ファイ・タン
 魔法の銃器使い。パトロールカーを乗り回す私立探偵。

・エルフの修羅姫 数寄屋
 アマゾニアの日系四世のエルフ。ヴードゥー使いの女ヤクザ。

・テクノマンサー レイヴン
 マトリックスを直接触れる異能者。カラスのアイコンを使う。

 シアトル郊外、廃ビルの地下に偽装されたままだった、レンラクの秘密施設に隠された秘密サーバーのデータの奪取を命じられたレイヴンらのチームは、Wi-Fi防止壁に囲まれたスタンドアローン・タイプのサーバーをハッキングして目的のデータを得たが、アラートが鳴ってしまう。

 ……という形のホットスタートOP。

 「アーセナル」で紹介された天井の自動銃座型ドローン×2を始めとする警備装置とのバトル。スティール・リンクスに加え、バイオドローンのシアワセ・サイバートゥース・タイガーも参戦する。
 見え見えの床埋設式テイザーに数寄屋がひっかかってしまうという、コミカルな一面もあったが、なんとか撃退。ついでに、瀕死の虎ドローンを安定化させ、捕獲することにも成功し、追加ボーナスを得てほくほくの一同だが、当然、レンラクの追っ手もかかる。
 体重150kg超の虎は、ファイ・タンのパトカーには少々荷が重い。近所の駐車場をあさり、トラックに乗り換えることにする。ゴー・ギャングの「エインシェンツ」が絡んできそうだったが、そこは話術で切り抜ける。

 トラックに乗り換え、依頼人とのランデブーに向かうが、ナノ・メンテナンス・システムを搭載していたバイオ虎は、荷台で目覚め、さらに、ゲットしたペイ・データが勝手に自己解凍して、トラックの記憶エリアに侵入する始末。どうやら、このデータは、反共振の力を持つ自由スプライトだったのだ。
 テクノマンサーのレイヴンが、盗んだデータを安物のコムリンクにDLしたのが幸いし、スプライトの動きは悪いが、自由スプライトが、バイオ虎の存在に気づいて、そちらへ移動しようとしたところで、レンラクの追っ手である戦闘ヘリ(+ヴォーパル・バニー二体)が襲来する。

 戦闘ヘリからバニー2体はトラックの上に降下、オニサムライのシュテンが荷台の上に登って迎撃する反面、ハンドルを話せないフェイタンと、数寄屋がボンネットのバニーを打ち倒す。
 バニーが二体倒されたため、回収を諦めたヘリが戦闘行動にシフトするも、フェイタンが華麗に砲撃を回避する。数寄屋がパイロット席の装甲窓を割り、フェイタンのコルトマンハンターがパイロットの額を撃ちぬく。そのまま、トラックの前方でクラッシュする戦闘ヘリのローターがトラックを襲うも、トラックを操縦するフェイタンはこれを切り抜ける。ローターの破片がシュテンに激突するも、シュテンは持ち前の頑丈さで耐え切った。

 一方、自由スプライトの行動に気づいたレイヴンは、先にバイオ虎をハッキングして制圧、自由スプライトの脱出を防いだ後、車のサーバーをシャットダウンして自由スプライトを封じ込める。

 かくして、ランナーたちは、大金の報酬を獲得したのだ。

■新作発表会

 これですべてのセッションが終わったので、やっと一息。
 当日参加の娘。と接触するため、やっと物販へ。
 色々な方とご挨拶。

 3時スギからは、新作発表会。西上くんと二人で軽くトーク。

 朱鷺田関連はこんな感じ。

・シャドウランのマトリックス上級ルールブック「アンワイアード」は、9月下旬予定。
 表紙のトロールハッカーがベーテ黒崎さんっぽいとか。


・同じくシャドウランのキャラクター上級ルールブック「ランナーズ・コンパニオン」が翻訳進行中。
 まもなく翻訳が終わりそうなので、年末あたりの発売を予定。
 来年の企画も進んでいますし、来年前半にはリプレイも出したいと思っておりますが、そのあたりは今後、詳しく決まりましたらということで。

・「エクリプス・フェイズ」は翻訳の山場になっており、朱鷺田も監修作業中。
 年明け以降になりそうです。
 英語版と同じサイズでフルカラーの予定。

・「深淵第三版」は開発進行中。戦闘システムに大胆な修正を入れましたので、もう少しお時間をいただきたいところです。

・「深淵第二版」のテンプレート集第二弾が進行中。11月あたりを目指しております。

■閉会式他

 そして、閉会式。
 友野さんの講座ネタが復活したり、鈴木銀一郎先生さんとダース・ベイダーの決闘から愛のハグに回ったり、色々ありましたが、鈴木先生が、80歳を機会に、恒例の大号令の役を安田先生に譲られました。色々感無量であります。

 今回も北海道の参加者の方から、余市のアップルワインなどをいただきました。ありがとうございました。

 さて、今年のJGC2014も終わりました。参加者の皆様、お疲れ様でした。
 来年はJGC20周年となります。

 またお会いできることを祈っております。

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