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November 30, 2014

4Gamer:SPIEL'14記事追加(Ancient Terribel Things)

 もう12月か。色々大騒ぎです。
 12月一杯はあちこちの仕事で一杯の予定です。

■4Gamer:SPIEL'14記事追加(Ancient Terribel Things)

4GamerのエッセンSPIEL'14記事がまたひとつ追加されました。

[SPIEL’14]南アフリカ発の小粋なダイスゲーム「Ancient Terrible Things」を紹介。
「インディ・ジョーンズ」ライクな“パルプアドベンチャー”ゲーム

 今回、買ってきたゲームの中で帰国後、一番遊んでいるのがこれ。
 ……というか、1時間少々で遊べる気軽なダイスゲームで、ルール説明もかなり楽なのがよい。
 かなり面白いので、ぜひ、どこかで日本語化してほしいところです。

 ちょっとクトゥルフ風味が入っているのもよし。

■人狼の定石とか。

メモ代わりに。Twitterで呟いたことをまとめ。

 鈴木銀一郎先生傘寿の宴でシャッツキステの方に、人狼の定石について聞かれたので、それの回答をメモ。

 4Gamerの人狼特集では歴史解説をした。瀬尾さんが書いた第三話で定石の話をしているが、環境クラスターで定石は異なるというのが本音。

問題になりやすいのは、ガチ系とカジュアル系が混在すること。残り手番をカウントするようなガチ系の思考も勝つために必要だが、初心者も混じった入門編やカジュアルプレイの場合は定石を振り回すのはマイナス。実は結構、流派があるので、注意したいところ。

結局、場の空気を読め、みたいな話ですが、ゲームの目的とガチ度は最初に確認しておいた方がいいですよ。あと、どんな趣味でも同じですが、上級者が専門用語や定石を振りかざすのは大人げない。

「みんなのインスト」にはちょうど、初心者向け人狼での人狼インストの話があって参考になります。そこにも書かれているのですが。経験者は初心者吊りに走らず、彼らの発言を引き出すようにしてください。

■Twilog的な日記

・今年終わったマンガ。あれ、終わっていたんだ、から、そりゃ終わるでしょうというメディアミックスまで。
--- 今年やっと終わった名作漫画は? 『完結マンガ大賞2014』ノミネート作品を募集

・メモ 来年の大河「花燃ゆ」は吉田松陰の妹(杉文)視点で幕末→明治、2016年は三谷幸喜+堺雅人で「真田丸」。真田軍記で、戦国後期から大阪の陣までか。

・そのまま、EPのネタになるな。
--- ロボットを「奴隷的に拘束」したら憲法違反? 「ロボット法」の可能性を研究者が議論 (弁護士ドットコム - 11月29日 12:21)

・某日。シャドウランのセッションから帰宅。ティル・タンジェルはあいかわらず、陰謀の都でござるよ。

・妖精王ハーレクイン……(色々な意味で吐血)

・シャドウランのメモ:2074年10月はシアトル市長選挙。翌年2075年1月にはティル・タンジェルのハイ・プリンス選挙。

・ガンダム・サンダーボルト4巻読了。
ア・バオア・クー戦から、0080 1年戦争終了後の混迷期という設定がいいなあ。

・『屍者の帝国』、劇場アニメ化決定ですか。

外食産業を喰い尽くす、3Dプリンタの破壊力 突然やってくるビジネスモデルの激変 | 外食 - 東洋経済オンライン

食べ物も3Dプリンタか。EPのメーカー(食料専用万能合成器)ですな。

・なんというか、原稿を投げ出して、08小隊の「震える山」を見直したい! 「ポケットの中の戦争」のケンプファー出撃シーンだけでもいいが。

・某日。ゲーム学校の振替授業より帰宅。「クイズいいSEN行きまSHOW」とか、ビルドファイターズ・トライとか。ふーーー。

・ThalionさんのTweetから、シャドウラン世界のUCAS大統領一覧

・火曜日夜。MX TOKYOで初代ガンダム。「ソロモン攻略戦」
ソロモンのあたりになると、キャラクターの背景が充実してきて、戦争の描写とかさなり、やっぱり名作だなと思うのであります。ハヤトの負傷の際の描写とか、ドズルのセリフとかいいねえ。
太陽光だけでmSを焼きつくすとは、とんでもない兵器だ。これこそガンダムのスゴイところ。
あと、こっそり、「アーマードダイ」というセリフが聞こえたような。

・BGGより、2015年には、ラブレター:ホビットとか、ラブレター:BATMANか。これはなかなかスゴイな。

FFGがアスモデに買われた! >>
ファンタジーフライト、アスモデに合併 - Table Games in the World - 世界のボードゲーム情報サイト … @houreiさんから

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November 28, 2014

いただきもの:ディアブロ・ドゥ・ラプラス、アサンテ、ポイズン、BS3

グループSNE/cossaicさんより、ボードゲームをいただく。
いつもありがとうございます。

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「ゴーストハンター13タイルゲーム ディアブロ・ドゥ・ラプラス」は同シリーズの拡張第二弾で「ラプラスの魔」対応。単独でも遊べるので、ここから購入してもOK。あいかわらず、みっちり詰まった作品。

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「アサンテ」は二人用の商売系。アフリカをテーマにしている。箱裏の方向性に「アフリカ好き」と書かれているのが素敵。

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「ポイズン」はクーニッツァのカードゲーム。魔女になって毒液の鍋を扱う。九月姫さんのイラストが素晴らしい。実は「アサンテ」も箱絵は日本向けの米田仁士さんであり、cossaicのゲームはこういうローカライズをきちんと行っている。

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「ブラックストーリーズ3」は、推理系ストーリーゲームの第三弾。まあ、どこからでもどのように遊べるので便利。以前、秋口さんと話した時に、3は面白いんですよ!とずいぶん、おすすめされた。

また、遊びたいゲームが溜まってきた。
ゲームマーケット大賞の審査のためにもまとめて遊ばねば。

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November 27, 2014

クトゥルフコミック「銀の鍵」が電子書籍になりました

 以前、PHPより発売され、朱鷺田が監修として参加いたしましたクトゥルフ神話コミック「銀の鍵」がこのたび、電子書籍になりました。
 Amazonほか、複数の電子書店で購入できます。

 他のPHP版クトゥルフ・コミックも順次、電子化されていくとのことですので、お楽しみに。

 ご購入はサイドバーよりぜひ!

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November 25, 2014

鈴木銀一郎先生傘寿祝


 本日(11月24日)は、アナログ・ゲーム業界の最長老、鈴木銀一郎先生の80歳の誕生日、つまり、傘寿のお祝いでした。80歳、おめでとうございます。
 パーティでは色々懐かしい顔とお会いでき、楽しいものとなりました。


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 ご挨拶される銀一郎先生。

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 80歳のお祝いに、杖としても使える高級傘を贈られる鈴木先生。

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 傘寿記念冊子「銀傘」。朱鷺田も拙文を寄稿しております。銀一郎先生に負けた話ばかりです(汗) このままでは業界最弱の存在に……。

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November 22, 2014

いただきもの:新・電力会社デラックス、クイズいいセン行きまSHOW

 アークライトさんよりボードゲームをいただきました。
 ありがとうございました。

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「新・電力会社デラックス」
 フリードマン・フリーゼの傑作のリメイクがもう日本語版として登場。

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「クイズいいセン行きまSHOW」
 カワサキさんの新作。数字クイズを扱うパーティゲーム。

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4Gamer:ゲームマーケット2014秋レポート

 魂が南の島に飛んだり、人狼したりしていますが、家から出てません(涙)
 夕食食べたら、寝落ちしてGレコが終わるまで寝てました。

■4Gamer:ゲームマーケット2014秋の記事掲載


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 好例、4Gamerにゲームマーケット2014秋のレポートを書きました。

 ますます拡大を続けるアナログゲームの祭典「ゲームマーケット2014秋」。その幅広さと奥深さをたっぷりレポート

 各ブースの皆さん、取材協力ありがとうございました。
 もっと色々掲載したかったのですが、時間と紙幅が許しませんでした。

 あと、イベントレポート記事に、自分で自分のことを書くのは結構、気恥ずかしいものです。

 エッセンSPIEL’14記事も続きますので、こちらもよろしくお願いします。

■ゲームマーケット2014秋:新作評価アンケート

 小野卓也さんのTable Games in the Worldで「ゲームマーケット2014秋:新作評価アンケート(12/24まで)」が始まりました。今回は、ゲームマーケット大賞のノミネートを兼ねることになりますので、ぜひとも多くの皆さんのご参加をお願い致します。期間も長いので、あせらずに遊んだゲームを評価していただければありがたいと思います。

■私的ゲームマーケット

 ……という訳で、公式レポには載らなかった個人的な写真をいくつか。

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 秋葉原イエローサブマリンでの前日ゲーム会で遊ばせてもらった「幻影探偵団」。江戸川乱歩っぽい推理ゲームの大正浪漫風味がなかなか。

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 「だんごー! ダンジョン!」。バッティング系のカードゲームとダンジョンを組み合わせたのが面白そうだった。今回の新装版ではゲームイラストで定評のある長谷川登鯉さんが参加している。

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 「Long Long Long Sword Girl」。ドラゴンを倒すため、剣をふるう少女。どんどん剣が伸びていくのが素敵。

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 「Luz」。手札を裏返しで持ち、自分は数字がわからないというユニークなトリックテイキング。

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 「ぷるぷる壁ドン」。中村さんはこういうの、好きだねえ。

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 「アラビアの壺」着彩版。

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 バネストさんの「Globetrotter:世界を巡る旅行者」。


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November 19, 2014

4Gamer:JHラボ:「真空管ドールコレクション」


 日曜日は、4Gamerさんの取材でゲームマーケット2014秋に行ってきました。快く取材に応じていただけました皆さん、ありがとうございます。前回よりさらに拡大し、挨拶に伺えなかったブースもあり、すいませんでした。
 土曜日に秋葉原イエサブで行われた事前ゲーム会にも伺い、取材した内容で記事を書きましたので、掲載されましたら、ご覧いただけましたら幸いです。

 4GamerのSPIEL’14記事はさらに1本追加されています。

 [SPIEL’14]インディーズTCGから世界を目指す「真空管ドールコレクション」とは何か。ソニー・ミュージックとJHラボに話を聞いてみた

 まだ何本か載りますので、そちらもお楽しみに。

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November 13, 2014

R&R122発売中、ゲームマーケット、パッチヒストリー他

 色々修羅場な朱鷺田です。

 前歯が痛み出し、歯医者にいったら、化膿していると切開されてしまいました。歯医者で「メス」という言葉を聞いたのは初めてです。予後のため、抗生物質を飲んでいますが、抗生物質はどうも相性が悪く、ちょっと眠くてダルいです。今月は締め切りの山なのですが、悪化しても困るのですよね。

■R&R122発売中

R&R122見本誌到着。
朱鷺田はいつものように、シャドウラン、深淵、エクリプス・フェイズの記事を書いております。

シャドウランは「ラゴス」市内解説とアフリカのクリッター紹介。
次回からヨーロッパ編。ハンザ同盟自由都市ハンブルグへと向かいます。

深淵は今までの記事一覧とか、テンプレート集の話とか。

エクリプス・フェイズはルール解説、行動判定に関するものです。

しかし、安田先生のSPIELレポ早い!

■ゲームマーケット

今週日曜日はゲームマーケット2014秋。
朱鷺田はまた、4Gamerさんの取材で伺います。
皆様、よろしくお願いいたします。


参考資料:The Table games in the World ゲームマーケット2014秋:国産オリジナル新作リスト

■パッチヒストリー他

アークライトさんより、「パッチヒストリー」「ダンジョンギルド」「PIT DX」をいただく。「パッチヒストリー」は歴史をパッチワーク的につなげていく意欲作。ありがとうございます。

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■アンワイアード発売中

・ハッカー/リガー/テクノマンサーのみならず、サムライやフェイスにも役立つ情報が満載。戦術ネットワークとか、向精神性攻撃プログラムとか、記憶の再プログラミングとか……。

・かなりヘビーなデータもありますから、一気に導入しようと無理しないことをオススメします。それぞれのキャラが自分に役立ちそうなところから始めましょう。

・2,070年代でも、複製不可能なパスキーということで、錬金術パスキーとか出てくるあたりがシャドウラン。

・マトリックスは関係ないと思われるサムライ系にも見て欲しいのは戦術ネットワークのあたり。センサー強化のし易いサムライ&ハッカー、コンバットメイジを含む4人以上のチームで導入すると恐るべき戦力と情報力が得られます。逆に言えば、敵の企業警備員1個小隊をセンサー強化して、戦術ネットワークを組み込んだ途端に、脅威度が格段にUP。これに、業務用のサイバースイートとスキルワイアを組み込めば量産型サムライの出来上がり。

・読み返す度に思うのは、シムセンスとスキルワイアの章のしみじみとした酷さ。シムセンスによる記憶改ざんの話もひどいが、スキルワイア普及に伴い、非熟練工の契約労働者を使い捨てる企業の残酷さがいと哀れ。まさにディストピア。

■Twilog的な日記

・昨日はゲーム学校の日。なぜか「ばらかもん」を見せたり、アースダイバーの話をしたり。

・NARUTO完結。お疲れ様でした。 15年か。
 あれほど明るい最終話を描けるのは岸本さんのブレない物語性ゆえか。

本家D&D雑誌 Dragon Magazineの表紙ギャラリー

Oxfordの人が初心者に「クトゥルフの呼び声」と「狂気の山脈にて」を進める画像。

1年前のサンディ・ピーターセンインタビュー。 後でもう一度見る。

・某日のつぶやき。原稿に煮詰まったので、ボードゲームのコマをぷちぷちと外す作業を小一時間。
 Olrean遊びたい(笑) Galaxy of Trian遊びたい。The Possessions遊びたい。 あと、シャドウランのCrossfireも遊びたい。まず、ルール読め。そして、仕事しろ、オレ。

・国書さんがこげな本を出されていたとは……大正期怪異妖怪記事資料集成(上下)

・大森望さんの「年間SF傑作選 さよならの儀式」と「バベル NOVA+」を買う。今回から表題作形式となる。早速、「さよならの儀式」を読む。家庭用ロボットが一般化した時代、廃棄処分されるロボットとの別れの話。傑作。
 二つ目の藤井大洋「コラボレーション」は2037年のネット社会の話。ゾンビ化した旧インターネットの自動サービスを潰していく簡単なお仕事。ARの実装とか。シャドウランのクラッシュ後を思わせるネタ多数。いいね。
 「食書」も傑作だ。これはヒドイ(褒め言葉)
 
・サイドバーに、某所でお会いした歌い手「ヤマイ」さんのCDを追加。
 持っている技能がオカシイ(褒め言葉)

 

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November 11, 2014

ナイトランドセッション#3

色々な仕事で、今月いっぱい修羅場の予定です。
いや、年内一杯かも(汗)
脳内は南の島にいたり、ドイツにいたりするのですがねえ。

・ナイトランド・セッション#3
 先週土曜日はナイトランド・セッション#3。
 小中千昭さんがゲストということでお話を聞きに行く。小中さんと朝松先生のホラー映画談義が実に刺激的で面白かった。
 ナイトランドは復刊準備号が今月末とのこと。

・大森望さん編集の「さよならの儀式 年刊日本SF傑作選」と「バベル NOVA+」を買ってちまちまと読んでおりますが、非常に面白くかつ勉強になります。

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November 09, 2014

4Gamer:Golem Arcana & Ravensburger

4GamerのSPIEL'14記事が2点、追加されました。

・[SPIEL’14]「シャドウラン」の生みの親が手がける新作ミニチュアゲーム「Golem Arcana」プレイレポート。そのビジュアルとタブレット連動に注目

・[SPIEL’14]「ルールブックが要らないボードゲーム」を目指す,老舗メーカーの挑戦。「Orongo」「ABLUXXEN」で賑わうRavensburger AGブースレポート

 双方とも期せずして、デジタルと連動したボードゲームの記事になりました。
 

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November 08, 2014

4Gamer:SPIEL'14記事追加

 先月取材に行きましたドイツ・エッセンで開催されたSPIEL'14の取材記事の第二弾が4Gamerにて順次公開中です。

その1
[Spiel’14]「カタン」「アンドールの伝説」,そして「街コロ」――老舗ボードゲームメーカーKOSMOSが語るヒットの秘訣とは

その2
[SPIEL’14]あのM:tGがボードゲームに! ついにベールを脱いだ「Magic: The Gathering Strategy Board Game」プレイレポート

 まだまだ個別のゲームレポやブース取材記事が順次、乗って行く予定です。お楽しみに。

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