深淵:怪物はささやく、ゲームマーケット、武蔵正宗、幻想の書架
GWはほぼ仕事の朱鷺田です。
寒暖の差が身に来ます。皆様も体調を崩されないように。
■ゲームマーケット
5月5日のゲームマーケット2015春はまた、4Gamerさんの取材で回ることになりました。
各方面とも、よろしくお願い致します。
■幻想の書架
山下昇平さんよりお誘い来たる。
'15/4/27 ~ 5/16 ビブリオテカヴァニラ Bibliotheca Vanilla幻想の書架 ~夜の書架~
本がテーマ!
●深淵:怪物はささやく
日曜日は東京深淵CON~シキサイ~にお邪魔して「深淵第三版」のテストプレイ。
吸血鬼モロイの新データの確認を兼ねたオーソドックスな怪物ものでしたが、今回は、パトリック・ネス&シヴォーン・ダウドの『怪物はささやく』(グラフィックが素敵!)にインスパイアされたシナリオ。吸血鬼来襲の雰囲気演出の参考にさせていただきました。
お話は、星のかけらを持つ少年のところに、吸血鬼がやってくる、という話。星のかけらを狙う吸血鬼との対決ですが、少年、幼なじみの少女、村の代官である能吏が非力ながらも、必死に考え、吸血鬼を倒す。
少年と少女の関係(縁故)が徐々に上がっていくとか、少女と少年が力を合わせて吸血鬼を倒すとか、魔族の呪いを受けている能吏が魔法に頼らず、必死に大人としての立場を守るとか、なかなかよいゲームでした。
「深淵」世界の吸血鬼は牧人の星座に敵視された存在であるため、大地に拒絶され、木材や蔦が苦手(白木の杭は致命的)であることから、少女が蔦で網を編み、これを投網のように投げるというシーンが出現。
これが新ジャンル「投網少女」。
ローマのグラディエーターじゃないんだから。
甘いコーヒー好きの朱鷺田は、会場近くの自販機で温かいMAX COFFEEを買って飲んでいたのですが、これは練乳入りという一部で有名な超甘党ドリンクのため、一部から驚愕の声が。
温かいMAXは千葉県民のソウルフードですよ。
(反論は認める)
■いただきもの
大分の内田さんからお酒と甘いものをいただく。
『電光石火』をたっぷり、他のお酒も。ありがとうございました。
九州縦断コンベンション、ご盛会をお祈りしております。
■武蔵正宗
先週末、新宿初台の刀劍博物館に行き、刀を見てきた。
オペラシティからわずか数分の住宅地の真ん中にある展示施設で、武蔵正宗(宮本武蔵の佩刀と伝わる刀。岩倉家所蔵)とか、安綱とか、見てきた。
武蔵正宗の印象は愚直な強さ。展示の解説は華やかな刃紋というが、武蔵が使いそうなまっすぐな感じがした。作られた時代が鎌倉末期、元寇の後、モンゴル兵の装甲を抜くために作られたというのも面白い。それは戦国末期の武蔵に届くのか。