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July 19, 2015

イベント(深淵CON/HPL聖誕祭)、R&R130、オリジン/コルセア、剣@バンタン

 もろもろ締め切りで修羅場が終わらない朱鷺田です。
 その上、昨日はケーブルTV関係の工事で仕事場の片付けまでせねばならず、今日はニチアサも見れないまま、爆睡していました。

■近々のイベント

7月26日 東京深淵CON‐シキサイ‐

 ファンが開催してくれている拙作「深淵」のオンリーコンです。
 最近は、第三版のテストプレイに協力していただいております。
 朱鷺田も、GMとして参加する予定です。

8月20日 H・P・ラヴクラフト聖誕祭

 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト125回目の誕生日に合わせ、名状しがたい宴が開かれます。
今年はマルチジャンル・ホラーRPG『インセイン』のゲームデザイナーである、冒険企画局の河嶋陶一朗氏をゲストにお迎えして「ゲームにおける《恐怖》」について語ろうと思います。

■いただきもの

 色々、いただきました。感謝!

グループSNE/cossaic様より、「コクーン・ワールド ボードゲーム」「オリジン」「コルセア」をいただく。ありがとうございました。 ボードゲーム、遊びたい!

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創土社様より頂きました。感謝! 
早速の荒山徹が斬新!
遥かなる海底神殿 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ) 荒山徹


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バンタンのノベル科卒業生からデビュー作をいただきました。
ガンバレー!
妄想少女は魔法を使えない (一迅社文庫) 櫻木 れが


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知人より、10シリング6ペンス自家焙煎コーヒーをいただく。感謝!

■R&R130

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Role & Roll Vol130の見本誌到着。朱鷺田は「深淵」「シャドウラン」「エクリプス・フェイズ」の記事を書いています。「シャドウラン」はワールドガイドでUCASの2回目。次回は夏なので、ハワイ王国です!

今回注目の記事その1。
坂東真紅郎さんによる幕末クトゥルフ。新選組隊士になって、京都に渦巻く狂気の謎を探る。

今回注目の記事その2。
安田先生による新連載「RPG新転回 ゲーム航海日誌ふたたび」。海外RPGの現状に言及。「シャドウラン:クロスファイア」は結構面白いので、朱鷺田個人的にはオススメ。

8月20日開催のH・P・ラヴクラフト聖誕祭もご紹介いただきました。ありがとうございます。

■剣@バンタン

 朱鷺田はバンタン・ゲーム・アカデミーで、非常勤講師をしておりますが、プログラム科向けの「ゲーム研究」がやっとTRPGに辿り着き、1回目はクトゥルフ神話TRPGを遊びました。

 1時間でキャラを作って、1時間のミニ体験セッション。
 岬に立つ謎の洋館で、コレクターの老富豪の遺産をもらうため、集まった人々が遭遇する奇怪な事件!

 今回も小道具をライター科の西川くんが撮影してくれました。

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 2回目は、TRPGの説明とか、成長ルールの実演とか、夢歩きとかあったのですが、平行して、バンタンのグラフィック科が教材として、西洋の剣(グラディウスやレイピア)や日本刀を買っていたのを借りて、生徒に触らせてみる。TRPGについてはもっと色々持って行きたかったのですが、物理的な限界/時間的な限界から最近のトピックのみ。(グランクレストはさておき、Paranoiaはどうかね?)

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■Twilog的な日記

・「街コロ」
 ドイツ年間ゲーム賞、大賞受賞にはいたらなかったものの、いいところまで行きました。菅沼さん、おめでとうございます・

・アニメは頑張って7月期を見ていますが、その分、大変です。
 とりあえず、「のんのんびより リピート」を無限に流す局があればいいのに。

 「がっこうぐらし」は、原作を読んでいなかったので、オカシイなあと見ていたら、ラストシーンに込められたダークさにやられた。海法さん、ヒドイなあと。これはコワイ。

・色々見たい映画が劇場にかかっている。見たい。

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・佐藤賢一の「ラ・ミッション 軍事顧問ブリュネ」を読み始める。幕末、鳥羽伏見で負け、大阪城からの撤退戦で、大混乱の大阪港を一声で喝破し、黙らせる近藤さんがカッコええ。色々分かっている感じの土方さんもいいねえ。

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July 02, 2015

ゲーム学校な日々、マッドマックス

 7月に入ってしまい、修羅場継続中の朱鷺田です。

 どうしてかと言えば、TRPG関係者は分かっていただけるでしょうね。ええ、もうひと頑張りします。

■いただきもの:ゼンデギ

山岸真氏よりいただきました。
大脳マッピングでもうひとりの自分を作る!
「エクリプス・フェイズ」や「シャドウラン」好きなら、ぜひどうぞ。

ゼンデギ (ハヤカワ文庫 SF イ 2-8) グレッグ イーガン

■ゲーム学校な日々

 週に2日は、バンタンゲームアカデミーで授業をしています。

 火曜日はプログラミング・コースのためのゲーム研究と称した、アナログ・ゲーム体験会です。先週と今週は「バトルテック」。先月、「ディプロマシー」で戦略級シミュレーション・ゲームの原点を体験してもらったので、今度は、戦術級シミュレーション・ゲームを体験してもらう訳です。
 1週目はルール体験、2週目でひとり最大100トンの部隊を組んでのチーム戦です。

 ゲームライター科2年の西川君が2週目のホワイトボードを撮影し、ネットにアップしてくれたのがこれ。

 「バトルテック」はいいゲームです。
 アニメ系ロボットものというのも、ミリタリ要素が低めの生徒に教えるのによいものです。

 誰か、最新版を日本語化してください。
 富士見書房版が平成4年なので、学校の教材がもうボロボロで。
 
 ▲そんな話をすると、お前がやれとか、お前が作れとなるんだが(汗)

 来週からはTRPG。初回に「クトゥルフ神話TRPG」を遊び、二回目以降に歴史を遊んだり、「深淵」の夢歩きをしたりする流れの予定。

 水曜日は、ノベル科とライター科の授業。

 ノベル科は、ライトノベルなどの小説作家を目指す科で、朱鷺田は「幻想世界論」と称して、神話や歴史の雑学を教えています。実際の小説作法は、小説家や編集者、シナリオライターの先生方が教えていますので、私の授業はアニメや漫画に出てくるネタを解説したりします。人狼もやれば、次はクトゥルフ神話も解説する予定。
 バンタンでは、今年、武器や鎧のレプリカを買ってくれたので、今度は生徒に触らせてみようと思っています。チェーンメールと聖水散布機とかも欲しいなあ。

 ノベル科の卒業生の中にはゲーム会社でシナリオを書いているものもおり、今年春卒業生の関わった作品のひとつが新作スマホゲーム「はがねオーケストラ」。今年リリース予定で、紹介記事がこちら。

 ゲームライター科の授業については、さきほども登場したゲームライター科2年の西川君がゲームライター科の公式ブログで紹介してくれています。宣伝と修行を兼ねて、生徒が書いたものですので、そこは割り引いてお読みください。
 朱鷺田の授業は「日本語」となっておりますが、以前は「ライティング・マラソン」といい、ひたすら、短時間でコラムを書かせる授業です。
 ゲームライターやアニメライターを育成する学校は他にないため、この科を卒業できると、そうした方面からの引き合いはそれなりにある(就業率は非常に高い。就職率と言わないのはフリーで働く生徒もかなり多いため)のですが、ライター業が過酷なのは明らかなので、学校にいる間は厳し目に扱います。

 「お決まりなのが、1週間にプレイしたゲームの正式なフルタイトルと、プレイ時間をリスト化すること。」
とブログにありますが、これは、真面目なゲームライターの訓練。
 正しいタイトルを書く、自分がどれだけゲームを出来、どれだけの時間でゲームの中身を把握できるかは、ゲームライターとして長生きするための必須技能です。
 ゲームしている時間が、週20時間以下とか言うと怒ります。いや、未来のゲームライターである若者として、ゲーム時間が少なかったら、ダメでしょう。ちなみに、MMO系だと50時間以上の廃人が欲しいところ。

■マッドマックス 怒りのデスロード

休校日の上、映画の日だったので、「マッドマックス 怒りのデスロード」を見る。いい意味でさすがのバカ暴走アクション映画。大破壊後の地球の絶望っぷり。モヒカンの代わりに白塗りスキンヘッドのウォー・ボーイズどもが最高。サイバーパンクやポスト・アポカリプス系の聖典健在。

あ、この展開、北斗の拳だよなってシーンがあって、色々な意味で涙無しには見られません。
あと、ずっと演奏しているギターとドラムがもう、お前らって感じで、敵や脇役の生き生きした感じもGJ

■異世界居酒屋のぶ

 TRPG文華祭で作者の方からお話が聞けたのが実に面白かったので、遅まきながら読み始めたら、家族でハマってしまい、現在3巻目に突入。居酒屋でまったりやりたいなあ。

 先日、シャドウランのセッションの打ち上げで、たっぷり飲んだのですが、また、天ぷらが食べたくなった。この忙しいのに。

■アニメ

 4月期のアニメが最終回を迎えつつありますが、忙しくて、リアルタイムで最終回まで追いついていないものもあり、今日の「ケイオス・ドラゴン」を皮切りに7月期のアニメが次々来るので、頑張ります。
 まずは「のんのんびより」かな。

 最後まで見たものの中では「プラスティック・メモリー」「Fate/stay night UBW」「ニセコイ:」「響けユーフォニアム」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?」「放課後のプレアデス」「がよかったですね。特に「プラスティック・メモリー」は今、これが作れるのだというほどストレートな物語で、佳作。「響けユーフォニアム」は作りこまれた物語がいい。「Fate」は原作をプレイしていなかったので、「Zero」から視聴者ですが、なるほど、これはすごい作品だと納得。

 まだアニメイズムやノイタミナは最終回まで達していないので、コメントは後ほど。

■Twilog的な日記

・某日。シャドウラン・キャンペーンより帰宅。なんとか終わった。 プレイヤーより、誕生日祝いに3年古酒と魔道書風ノートをいただく。 感謝。

・朝食。今日は味噌汁かけご飯。ゆず胡椒と揚げ玉を乗せて簡単に。

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ゲームマーケット大賞一次審査通過作品発表

 7月1日、ゲームマーケットの公式サイトにて、ゲームマーケット大賞の一次審査作品が発表されました。

 ゲームマーケット大賞一次審査作品

 一次審査は、審査員のひとり、小野卓也さんの"Table Games in the World"のアンケートで選ばれた作品に加え、審査員の推薦作を加えたものです。前者が一般投票のようなものですので、これが参加者の推薦作だと、私個人は受け取っております。

 私、朱鷺田は一審査員で、審査員を代表するものではありませんが、ここ何年か、ゲームマーケットを取材してきて、これだけ大きくなったゲームマーケットおよび日本のボードゲーム界において、この賞が何かの手がかりになればいいと思っております。もちろん、一次審査通過作品に異論がある方もおいでと思います。1回目なので、我々も手探りで、審査員推薦でフォローはしておりますが、まだ足りないところもございます。これを機に議論をしていただければ幸いです。また、本賞の範囲は、ゲームマーケット2014秋、2015大阪、2015春において、新作として発売されたゲームですので、その点もご理解いただければ幸いです。

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