ゲーム学校な日々、マッドマックス
7月に入ってしまい、修羅場継続中の朱鷺田です。
どうしてかと言えば、TRPG関係者は分かっていただけるでしょうね。ええ、もうひと頑張りします。
■いただきもの:ゼンデギ
山岸真氏よりいただきました。
大脳マッピングでもうひとりの自分を作る!
「エクリプス・フェイズ」や「シャドウラン」好きなら、ぜひどうぞ。
ゼンデギ (ハヤカワ文庫 SF イ 2-8) グレッグ イーガン
■ゲーム学校な日々
週に2日は、バンタンゲームアカデミーで授業をしています。
火曜日はプログラミング・コースのためのゲーム研究と称した、アナログ・ゲーム体験会です。先週と今週は「バトルテック」。先月、「ディプロマシー」で戦略級シミュレーション・ゲームの原点を体験してもらったので、今度は、戦術級シミュレーション・ゲームを体験してもらう訳です。
1週目はルール体験、2週目でひとり最大100トンの部隊を組んでのチーム戦です。
ゲームライター科2年の西川君が2週目のホワイトボードを撮影し、ネットにアップしてくれたのがこれ。
「バトルテック」はいいゲームです。
アニメ系ロボットものというのも、ミリタリ要素が低めの生徒に教えるのによいものです。
誰か、最新版を日本語化してください。
富士見書房版が平成4年なので、学校の教材がもうボロボロで。
▲そんな話をすると、お前がやれとか、お前が作れとなるんだが(汗)
来週からはTRPG。初回に「クトゥルフ神話TRPG」を遊び、二回目以降に歴史を遊んだり、「深淵」の夢歩きをしたりする流れの予定。
水曜日は、ノベル科とライター科の授業。
ノベル科は、ライトノベルなどの小説作家を目指す科で、朱鷺田は「幻想世界論」と称して、神話や歴史の雑学を教えています。実際の小説作法は、小説家や編集者、シナリオライターの先生方が教えていますので、私の授業はアニメや漫画に出てくるネタを解説したりします。人狼もやれば、次はクトゥルフ神話も解説する予定。
バンタンでは、今年、武器や鎧のレプリカを買ってくれたので、今度は生徒に触らせてみようと思っています。チェーンメールと聖水散布機とかも欲しいなあ。
ノベル科の卒業生の中にはゲーム会社でシナリオを書いているものもおり、今年春卒業生の関わった作品のひとつが新作スマホゲーム「はがねオーケストラ」。今年リリース予定で、紹介記事がこちら。
ゲームライター科の授業については、さきほども登場したゲームライター科2年の西川君がゲームライター科の公式ブログで紹介してくれています。宣伝と修行を兼ねて、生徒が書いたものですので、そこは割り引いてお読みください。
朱鷺田の授業は「日本語」となっておりますが、以前は「ライティング・マラソン」といい、ひたすら、短時間でコラムを書かせる授業です。
ゲームライターやアニメライターを育成する学校は他にないため、この科を卒業できると、そうした方面からの引き合いはそれなりにある(就業率は非常に高い。就職率と言わないのはフリーで働く生徒もかなり多いため)のですが、ライター業が過酷なのは明らかなので、学校にいる間は厳し目に扱います。
「お決まりなのが、1週間にプレイしたゲームの正式なフルタイトルと、プレイ時間をリスト化すること。」
とブログにありますが、これは、真面目なゲームライターの訓練。
正しいタイトルを書く、自分がどれだけゲームを出来、どれだけの時間でゲームの中身を把握できるかは、ゲームライターとして長生きするための必須技能です。
ゲームしている時間が、週20時間以下とか言うと怒ります。いや、未来のゲームライターである若者として、ゲーム時間が少なかったら、ダメでしょう。ちなみに、MMO系だと50時間以上の廃人が欲しいところ。
■マッドマックス 怒りのデスロード
休校日の上、映画の日だったので、「マッドマックス 怒りのデスロード」を見る。いい意味でさすがのバカ暴走アクション映画。大破壊後の地球の絶望っぷり。モヒカンの代わりに白塗りスキンヘッドのウォー・ボーイズどもが最高。サイバーパンクやポスト・アポカリプス系の聖典健在。
あ、この展開、北斗の拳だよなってシーンがあって、色々な意味で涙無しには見られません。
あと、ずっと演奏しているギターとドラムがもう、お前らって感じで、敵や脇役の生き生きした感じもGJ
■異世界居酒屋のぶ
TRPG文華祭で作者の方からお話が聞けたのが実に面白かったので、遅まきながら読み始めたら、家族でハマってしまい、現在3巻目に突入。居酒屋でまったりやりたいなあ。
先日、シャドウランのセッションの打ち上げで、たっぷり飲んだのですが、また、天ぷらが食べたくなった。この忙しいのに。
■アニメ
4月期のアニメが最終回を迎えつつありますが、忙しくて、リアルタイムで最終回まで追いついていないものもあり、今日の「ケイオス・ドラゴン」を皮切りに7月期のアニメが次々来るので、頑張ります。
まずは「のんのんびより」かな。
最後まで見たものの中では「プラスティック・メモリー」「Fate/stay night UBW」「ニセコイ:」「響けユーフォニアム」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?」「放課後のプレアデス」「がよかったですね。特に「プラスティック・メモリー」は今、これが作れるのだというほどストレートな物語で、佳作。「響けユーフォニアム」は作りこまれた物語がいい。「Fate」は原作をプレイしていなかったので、「Zero」から視聴者ですが、なるほど、これはすごい作品だと納得。
まだアニメイズムやノイタミナは最終回まで達していないので、コメントは後ほど。
■Twilog的な日記
・某日。シャドウラン・キャンペーンより帰宅。なんとか終わった。 プレイヤーより、誕生日祝いに3年古酒と魔道書風ノートをいただく。 感謝。
・朝食。今日は味噌汁かけご飯。ゆず胡椒と揚げ玉を乗せて簡単に。