クトゥルフCON:磯原大津を覆う影
10月25日はクトゥルフ神話オンリーコン。
こちらも第24回。
ずいぶんお世話になっております。
今回、朱鷺田は『比叡山炎上』を使った幕末ネタ。
以下、KP情報。
1)キーパー名:朱鷺田祐介
2)シナリオタイトル:磯原大津を覆う影3)使用システム・サプリメント:『比叡山炎上』 『クトゥルフ・フラグメント』
4)時代背景: 嘉永五年(1852年)水戸藩領内磯原大津浜
ペリー来航の前年。
5)募集PL人数: 3~4 人(推奨4人)
6)TRPG初心者対応: 可
7)CoC初心者対応: 可
8)探索者作成: その場にて作成。ただし、キャラクターの指定あり。PC1:下村継次(23):地元の天妃山弟橘媛神社の神主。旧名・芹沢光幹(みつもと) 神官/武芸者 後の芹沢鴨
PC2:吉田寅次郎(22):長州藩脱藩中の軍学者(後の吉田松陰):脱藩し、東北海防視察へ向かう途中。
PC3:宮部鼎蔵(32):熊本藩の軍学者(後に、尊皇攘夷派の大物となり、池田屋事件で新選組に追い詰められ、自刃):吉田の親友で、東北海防視察へ向かう途中。
PC4:安芸五蔵(25):南部盛岡藩士、江幡五郎の変名(後の那珂通高(なか・みちたか) 吉田松陰・宮部鼎蔵とは江戸で知り合った。兄・江帾春庵が藩の内紛で殺害されたことを知り、粛清した田鎖左膳の暗殺を計画して、松陰らとともに東北へ旅立つ。軍学者。9)シナリオ内容:
東北の海防視察のため、水戸藩を訪れた吉田松陰・宮部鼎蔵・安芸五蔵は、文政七年(1824年)に異国の船員が上陸したという大津磯原を訪れていた。そこで、地元の国学者。野口正安の紹介で、地元の天妃山弟橘媛神社の神主下村継次と出会った彼らは、野口の父・哲斉から奇妙な調査を依頼される。10)特記事項:巻き込まれ型のシナリオです。ペリー来航前夜の情勢や幕末が分かるとさらに面白いかもしれませんね。
ネタとしては、黒船来航の前年、吉田松陰が行った東北海防視察旅行の過程で、訪れた磯原の天妃山弟橘媛神社の神主が若き日の芹沢鴨だったらしいという歴史上の遭遇を扱ったシナリオ。なぜ、芹沢が?という謎とか、白鯨とか絡めてみました。
キャラクターはボーナスを含めて再現してみたら、ノリノリのプレイヤーさんのロールプレイもあり、セッションが進むほどに、キャラクターが再現されていく。武闘派で海から来る邪神の眷属に突撃する修羅の芹沢、思いついたことは何でも口にして人々を先導する闇の天才・吉田松陰、年下の友人・吉田松陰に引きずられながらも軍学者としての意地を見せる砲術家の宮部鼎蔵、状況が見えないお調子者ながら、槍と鉄砲で活躍する安芸五蔵。
なかなかおもしろい話になりました。
終了後、いつものように近所の中華屋で打ち上げ。
これも忘年会モードで。