今週月曜日(10/11)、Twitter経由で以下の発表がありました。
**
TRPG関連出版社6社は、合同で「TRPGライツ事務局」を設立し、ユーザーの皆様に安心して二次創作活動を楽しんでいただけるよう、テーブルトークRPGの「二次創作活動に関するガイドライン」を公開しました。
ガイドライン策定の意図や詳しい内容は、以下URLをご参照ください。
http://arclight.co.jp/trpg-rights/
**
一応、私のスタンスは以下のような形でTwitterに流しております。
:**
TRPGガイドラインに関してはTRPGの主要出版社(および製作グループ)のもので、朱鷺田の製品のいくつかが含まれたり外れたりすることもあります。その理由としては、「翻訳物」および「版権物」は、このガイドラインでは対応できませんので、外れています。
「翻訳物」に関しては版権元の会社の規定に従ってください。翻訳者には許諾の権利はありません。
エクリプス・フェイズに関しては、クリエイティブ・コモンの範囲であれば、自由に創作の発表ができます。基本ルールブックをご参照ください。
シャドウランに関しては版権元Toppoのガイドラインがあります。
https://www.shadowruntabletop.com/legal/
ただし、これは知的所有権の所在、無料のファンページの解禁とその場合のLegal Textとロゴの扱いに関してのもので、日本での同人誌に関しては規定しておりません。
「版権物」(いわゆる原作物TRPG)に関しても、原作版権者の規定に従うため、このガイドラインには沿いません。旧来の二次創作の範囲と考えるべきですが、私は公式にそれを述べる立場にはございません。
私は過去、「真女神転生」などの原作物に関わってきましたが、これらの多くは絶版状態で、権利そのものが切れており、今回のガイドラインに対応できるものではございません。
「ザ・ループTRPG」に関しては、「ザ・ループTRPG」の版権元であるフリーリーグ社は、Free League Workshopという規定を作っており、これに従えば、DriveThroughRPGで作品を販売することで出来ます。特定ウェブ販売サイトとの合同企画ですので、日本国内での二次創作には対応していません。
https://www.drivethrurpg.com/cc/30/free-league-work-shop
それぞれのタイトル、デザイナー、版元ごとに、事情や背景、考え方がありますので、ご理解をいただけますとさいわいです。