2012年謹賀新年
旧年中は、色々ありましたが、皆様のおかげでなんとか切り抜けることができました。
今年も、TRPGのデザイン、翻訳、記事執筆、クトゥルフ関係や神話関係など多くのジャンルに挑戦していきたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
そして、第六世界へようこそ!
朱鷺田祐介 拝
●近況
2012年は、第六世界を迎え、翻訳ラインの再開した「シャドウラン4th Edition」(翻訳)、新たに翻訳の決まったSF-RPG「エクリプス・フェイズ」(翻訳監修)と、翻訳関係を中心した活動になる予定です。その他にも、リプレイ、雑誌記事、クトゥルフ神話関係など、いくつもの企画が進行中です。
●シャドウラン
昨年12月24日、世界はマヤ暦の第六世界を迎えました。
1989年の初版刊行以来、23年の歴史を持つ「シャドウラン」ですが、最初に出会った頃は、その世界設定の記念日を迎える日が来るとは思ってもいませんでした。
昨年年末は、「シャドウラン・カンファレンス2011」にゲスト出演し、覚醒の日を多くのシャドウラン・ファンと迎えることができました。身に余る光栄です。
何とか昨年夏、契約更新が済み、今年は「シャドウラン」関係の翻訳や記事執筆を積極的に続けて参ります。すでに、年末に刊行された上級ルールブック「オーグメンテーション」に続き、春目標で「20周年記念ルールブック」および、リプレイ「九龍の天使たち」(仮)が製作中です。その後、コア・ルールブックの残り、「アーセナル」「アンワイアード」「ランナーズ・コンパニオン」となります。できれば、3~4ヶ月おきに出せればと思っております。並行する形で、朱鷺田と西上のリプレイが続きます。
どうしても現地の最新作とタイムラグがありますが、カタリスト・ゲーム・ラボからの情報も随時、ブログや記事で紹介していきたいと思っています。
1月後半には、キャラクター・コンテストを開催しますので、そちらもよろしくお願いします。
朱鷺田個人としては、知人とプレイしてきた「Dawn of the Artifacts」のキャンペーンがついに、今年、最終回を迎えそうなので、これが実に楽しみであり、また、複雑な想いでもあります。新たなキャンペーンを始めたいところです。
●エクリプス・フェイズ
「シャドウラン4th Edition」のライン・ディベロッパーだった、ロブ・ボイルの新作SF-RPG「エクリプス・フェイズ」の翻訳が決定し、現在、契約関係が進行中です。翻訳作業も開始され、朱鷺田は翻訳監修という形で関わります。実際の翻訳を行なってくれるのは、「ウォーハンマー・ファンタジーRPG」の翻訳で活躍された待兼音二郎さん、岡和田晃さんらの「エクリプス・フェイズ翻訳チーム」となります。夏の刊行を予定しています。
まず、今月のR&R誌より、「エクリプス・フェイズ」の紹介を兼ねた連載リプレイが開始されます。担当は、私、朱鷺田祐介です。金星の空中都市を舞台にしたもので、3~4回の連載となる予定です。ご期待ください。
また、毎月、秋葉原のR&Rステーションで、体験会を行なっています。
1月は1/28(土)です。
●深淵
今年は、上記2作の作業がかなり大きなウェイトを占めることになりますが、担当する他のタイトルも、できる限り
サポートしていきたいと思います。
私のライフワークでもある「深淵第二版」は、R&Rでの連載「アミイの旅立ち」が、一区切りを迎えます。今後も同様に、テンプレートとストーリーのサポートを続けていく予定ですが、関連の新企画をなんとか立ち上げていきたいと思っております。
昨年の秋以来、多忙のため、休載になっておりましたウェブ連載「歌の龍王」も今月中に再開したいと思っております。
●東京鬼祓師 鴉乃杜学園奇譚
昨年、刊行された「東京鬼祓師 鴉乃杜学園奇譚TRPG」に関しては、引き続き、R&Rでのサポートを行うとともに、追加データ類を集めたサプリメントを企画中です。じっくりとサポートをしていければと考えております。
この他、『ブルーローズ:ネクサス』と『霊障都市捜査ファイル』に関しても、R&R誌を中心に、サポート記事を展開して参ります。
●クトゥルフ神話関係
昨年は、クトゥルフ神話関係で重要なマイル・ストーンとなるべき神話作品や研究書が次々と翻訳され、多数の紹介本も出て、ジャンルとしての盛り上がりがありました。私は、PHP研究所のクラシックコミックでのラヴクラフト作品コミカライズ、「ダゴン」と「ニャルラトホテプ」の2冊で解説を担当させていただきました。今年も、やや先ではありますが、次の企画が立ち上がっておりますので、どこかでお会い出来れば幸いです。
その他、水面下で進行中の企画がありますので、お楽しみに。
●酒の伝説および蜂蜜酒
3年ほど前から取り組んでおりました新紀元社さんの「酒の伝説」がファイナル・アプローチに近づいております。具体的な刊行日はこれからですが、いずれ、具体的な日付をご報告できるのではないかと思っております。
この本とクトゥルフ神話への関係から、蜂蜜酒(ミード)にハマることになり、昨年はずいぶん色々な場所で、ミード、蜂蜜酒と騒いでおりました。今年も継続予定ですので、よろしくお願いいたします。
↑これから蜂蜜酒を試したいという方へのオススメは、やはり、バーソロミューのスイート。代替わりしましたが、やはり、これが朱鷺田の好み。京都ミール・ミイさんからの通販でどうぞ。
日本酒好きなら、峰の雪酒造場の会津ミード「花織」をば。さらりとした味わいが素敵です。
年越しは、土佐菊水のミード「シークレット・オブ・クレオパトラ」を飲みながらの「カタン」でした。
●近々のイベント予定
・年始は、初詣以外は引きこもりの予定。
1/7のミードバー@赤坂アルジャーノンに顔を出す予定。今回は、ホットミードが飲めるかも。
TRPGイベントは、月の後半にいくつか。
1/22 クトゥルフ・オンリーCON
ゲスト・キーパーで参加予定。冒険企画局の河嶋先生が、「クトゥルフ+シノビガミ」で参戦するらしい。「マンション・オブ・マッドネス」卓とか。
1/28 エクリプス・フェイズ体験会@R&Rステーション
1/29 東京深淵CON ~シキサイ~
●ゲーム納め
正直、某所記事とか某書関係とか翻訳チェックで年末年始はあまり休めないのですが、それでも、ゲームはする訳で……
まず、西上邸での年末ゲーム会に顔出し、「上海スナックバー」とか、ミードを持ち込みつつ、「マンション・オブ・マッドネス」を開けて遊ぶ。開封してルール読んで、即座に1話をプレイとかいう状態でしたので、色々不手際があり、GMの負けでしたが、だいたい把握。次は勝つる!
「クク」とか「アグリコラ」とか、プレイしつつも、今回はあまり勝てずに終了。むー。「アグリコラ」は泥炭地入り&カード・ドラフト方式だったので、もう少しやり込まないと勝てないが、まあ、2回目でなんとか状況把握。
夕方までに帰宅して、「琉神マブヤー」の最終回を見た後、紅白を見ながら、恒例「年越しカタン」。最強の配置が得られたものの、最初の展開に手間取り、一手差で娘に負ける。
年明け一番は、今夜あたり、また家族カタンからかな。